Mr.ディーズ
Category : 映画・DVD・ビデオ(ジャンル別) > コメディ

2002年 劇場公開
アメリカ制作
上映時間 96分
監督 スティーヴン・ブリル
出演 アダム・サンドラー/ウィノナ・ライダー
お勧め度

ちょっと物足りないものがあった。アダム・サンドラーって嫌いではないんだけど、もっと笑わせてくれーっていう欲望があり、それから行くと物足りない。
ある日突然、遠い親類の大金持ちのおじさんが死んだ。それでなんと400億の遺産を受け継ぐことになるのだ。だが彼の周りには、黒い陰謀の持ち主がわんさかと。ディーズ(アダム・サンドラー)は田舎街でピザ屋をやっているから、簡単に騙せると思った会社の人間は、ディーズにニューヨークに手続きが住むまで来てほしいという。
ディーズは欲がなくて、そんな大金貰ってもというか、お金の使い方を知らないといったらいいのか。一応遺産を貰ったということから、ポーンと人に大金あげちゃったり。でも散財するという感じではないんだよね。そんな遺産を貰うディーズに近づくのは、遺産目当てのものばかりではなく、特ダネを狙うレポーターのベイブ(ウィノナ・ライダー)もいる。レポーターというのを隠してディーズに近づき、ネタを追うのだが、そんなことを知らないディーズはベイブにだんだんと恋心をよせていくといった、ロマンスも交えた展開。どうも遺産目当ての陰謀に巻き込まれつつ、ラブストーリーもありで、あれもこれも欲張りな話しで、さらにギャグがあまり笑えない。
火事でディーズがおばあさんと、その飼い猫を助けるシーンも、猫をぽーんとトランポリンのおいてある下にほおり投げ、ぴよーんとはねる猫。たぶんここで笑の渦がっていう展開なんだろうが、ちっとも笑えないのだな。ここらあたりが痛い。激しくつまらないわけではないのだけど、笑えそうで笑えずに、なんかもやもやとしたまま話は進み、ラストはあっと驚く展開に…というほどでもないサプライズ。高望みしなければ、そこそこ楽しめるかも。
【Story】
ニューハンプシャーの街でピザ屋を営むディーズは、街の人々から愛されるまじめで心優しい青年。ところがある日叔父が亡くなったことからディーズは400億ドルという遺産を一人で相続することになる。さっそくニューヨークへと向かうディーズだったが、彼の回りには彼を騙してウマいこと大金をせしめようとする人間が次々と現われる。
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