ウルトラ I LOVE YOU

Category : 映画・DVD・ビデオ(ジャンル別) > コメディ

ウルトラ I LOVE YOU! [DVD]原題 ALL ABOUT STEVE
2009年劇場未公開
アメリカ制作
上映時間 99分
監督 フィル・トレイル
出演 サンドラ・ブロック/ブラッドリー・クーパー

お勧め度 ★2つ

『しあわせの隠れ場所』でアカデミー賞の主演女優賞をとったサンドラ・ブロックであるが、これまた同じ時期に、アカデミー賞とは正反対のラジー賞の最低女優賞をこの作品で取ったサンドラである。しかしさすがサンドラ・ブロックである。このラジー賞に出席したというからたいしたもんだ。

この映画の主人公のメアリーはエキセントリックというと、ちょっといい言葉に聞こえるけど、一歩間違えると頭おかしい?と言われるような危ない女である。
幾ら真っ赤なブーツが好きでも、いつもそれを履き続け、仕事はクロスワードパズル作家という特殊なもの。ある日TVカメラマンのスティーブと出会い恋に落ちるのだけど、そのあとから猪突猛進。ある意味何度ふられようがめげないというか、自分が嫌われているとは思わない思い込みの激しさ。仕事で全国を駆け回る彼にしつこく付きまとうというストーカーぶり。

こりゃあ、ドン引きしない男はいないだろう。

でもサンドラだからこそなんでしょうか。うざい女なんだけど、どことなく憎めないというのか、そのギリギリの線を保持しつつ話は進みます。空気読めない感にイライラしちゃう部分もあるけれどね。そのぶっ飛びぶりに唖然としながらも、何故か最後の方ではちょっといい話ちっくにしちゃって、あの猪突猛進の性格を逆手にとってのハッピーエンド的な幕切れは、あっぱれ!!

やりすぎな映画であるけれど、これはこれでありなのかもね。劇場で見たいとは思わない作品だけど、何もかも忘れてくだらない映画でも見るかと思ったときには、案外いけるかと思います。ここまでやってくれるなら許せるみたいな。

でも私が男だったら、ぜったいにこんな女嫌だよ。(笑)

【Story】
クロスワードパズル作家のメアリーは、TVカメラマンのスティーブと出会い恋に落ちる。恋のスイッチが入った彼女は、相手の気持ちなどお構いなしに猛烈アタック。スティーブをドン引きさせているとも気づかず、彼の仕事現場にストーカーのごとく出没する。
Date : Friday 17th June 2011 08:42
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アメリカン・ドリームズ

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原題 AMERICAN DREAMZ
2006年 劇場未公開
アメリカ制作
上映時間107分
監督 ポール・ワイツ
出演 ヒュー・グラント/デニス・クエイド/マンディ・ムーア

お勧め度 ★2つ

さすがアメリカです。痛烈なブラックジョークです。コメディと思って借りたんですけど、いたるところに皮肉がちりばめられています。ラストなんてこりぁ最高にブラックと驚いたものです。

ヒュー・グラントはアメリカン・ドリームズという番組の司会者役です。これはオーディション番組といったらいいでしょうか。毎回オーディションにいろんな人が登場して勝ち抜いていくという番組で、日本にも過去に似たような番組がありましたね。

その番組の審査員としてアメリカ大統領を呼ぶという話になります。大統領は全く仕事をやる気がない上、スピーチはしたくない、家で寝ていたいというとんでもないやつです。補佐官のあやつり人形状態なんですが、そんな大統領が出演する日に、イラクからやってきた青年が、大統領とともに自爆する計画を持ってオーディションに出ます。大統領は無事なのか否か?

なんていいますか、大統領はブッシュのこと?とか、このオーディション番組ってアメリカン・アイドルのことらしいとか、いろんなこと言われていますが、アメリカってこういうの問題にはならないんでしょうか。きっと問題になっても作っちゃうんでしょうね。というか懐が深いのでしょうか?←んなことあるわけねぇーじゃんですね。

ワハハと笑えるコメディというよりかは、ブラックなので、こういう笑いが好みの人むけと思います。私はどちらかというと、クソ真面目に見ていたので、なんとなくおなかがすっきりしない、そんな感覚にとらわれました。微妙な笑いの綱渡りというのでしょうか。

【Story】
視聴率命の司会者マーティンがホストを努めるオーディション番組"アメリカン・ドリームズ"。マーティンは個性的な挑戦者を集めていた。イラクからやってきたオマール。元彼を利用しても勝ち進むサリー、そんな二人の対決に、アメリカ大統領が特別審査員として出演することになった。
Date : Wednesday 10th October 2007 14:00
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プラダを着た悪魔

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プラダを着た悪魔 (特別編)原題 THE DEVIL WEARS PRADA
2006年 劇場公開
アメリカ制作
上映時間110分
監督 デヴィッド・フランケル
出演 メリル・ストリープ/アン・ハサウェイ

お勧め度 ★3つ半

プラダの製品が大好きな私としては、この邦題実にそそられます。ファッションが大好きな方は結構楽しめるかなぁと思いました。みんなおしゃれですし、ブランドものもたくさん出てきます。ストーリーとしては仕事と私生活の線引きの難しさなんかを描いています。

メリル・ストリープ演じるミランダはファッション雑誌業界のカリスマ編集長。彼女位のキャリアと地位を得るには相当の努力と、私生活の犠牲の上に成り立っていると思うのですが、そこへアン・ハサウェイ演じるアンディがやってきます。

ミランダのアシスタント2ですが、とてもファッション雑誌の仕事をしているとは思えないようなダサさ。みんなからも白い目で見られます。そんなアンディだけど、だんだんと仕事ができるようになっていくと大変身するんですね。もともと美人なので、ちょっとかっこいい服を着ればそれなりに様になるとは思いますが、おしゃれになって垢抜けたのはいいのですが、仕事重視の生活はプライベートがおろそかになっていくのは世のつね。それにより恋人ともギクシャクするようになってしまいます。

働くことは厳しいし辛い、でもそれが仕事というのを実によく提示しているのだけど、私としてはミランダの仕事のやり方というか、部下に自分のプライベートの用事までいいつけるというのはどうかと思ってしまったのですね。自分の子供のために、まだ出版前のハリーポッターの本を手に入れろなんていう無理難題の要求は、明らかにやりすぎといっていいのではないでしょうか?アメリカのビジネスの世界はああなんでしょうか?

部下たちはミランダのやり方にみんなビクビクしているのです。でもミランダはミランダで、そんな傲慢な面もあるけれど、本当は部下のことを実によく見ていて、才能を適切に評価する部分も持ち合わせてはいるのです。

悪魔という表現の通り、確かにある意味デビルミランダといったほうがいいような上司ではありますね。ファッション業界の華やかさに隠された、ビジネスの世界の厳しさやえげつなさをよく描いているとは思います。なんでも「ヴォーグ」の元アシスタントが書いた暴露本が原作とのこと。アメリカのファッション雑誌の業界の一端が垣間見れます。

仕事と私生活を天秤にかけて、果たして自分はどこまでを仕事に費やすことができるでしょうか。そんなことをアンディを通して考えさせられました。そしてアンディはどんな選択をするのかは映画を見てください。

それにしても自分の上司がミランダだったら、私ならすぐにねを上げて退職していることでしょう。

【Story】
ジャーナリストをめざすアンディが就いた職業は、一流ファッション誌『RUNWAY』の編集長ミランダのアシスタントだった。ミランダはファッション業界の大ボスで、誰もが恐怖におののく存在だった。アンディは四六時中呼び出され、理不尽な命令に振り回され、次第に恋人ともすれ違いの生活が続いていくことになる。
Date : Saturday 26th May 2007 14:19
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ジェニファー・ラヴ・ヒューイットのセレブリティ

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ジェニファー・ラヴ・ヒューイットのセレブリティ原題 CONFESSIONS OF A SOCIOPATHIC SOCIAL CLIMBER
2005年 テレビメディア公開
アメリカ制作
上映時間 89分
監督 ダナ・ラスティグ
出演 ジェニファー・ラヴ・ヒューイット/コリン・ファーガソン

お勧め度 ★1つ半

現実にこんな女性がいたらかなり痛いし、友達にはなりたくないと思ってしまいます。カチャはセレブになるためならどんなことでもするというタイプの女性。仕事はそれでもかなりできるとされていて、広告業界で働いています。その仕事ぶりも放漫で、かなり自分勝手に周りを振り回しています。でも仕事の結果としては成功しているらしいので、会社の方も彼女の性格ややり方はどうであれ、会社に利益をもたらすほうを選んでいるといったらいいのでしょうか。

そんなカチャの目標は、セレブリティが集うチャリティパーティにデビューすることです。でもそのパーティの主催者は、ダフ。ダフというのはカチャに対してかなり恨みを持っているのです。かつてカチャはダフの結婚式に招かれたときに、なんと新郎と火遊びしてしまうというとんでもないことをしでかした経緯があり、ダフから嫌われていました。なのでもちろんダフが主催するパーティに呼ばれるはずがありません。

だけどカチャはそんなことでめげているような性格ではなく、あの手この手を使ってそのパーティの招待状を手に入れようと奮闘するのです。ですがその奮闘振りがひんしゅくをかうので、なかなかカチャに対して感情移入ができず、カチャが暴走すればするほどひいていってしまうというから回りです。

コメディなのであれこれ文句をつけても仕方ないとはわかっているのですが、やはり少しはカチャという人間に対して同感できる部分がないと、これは見ていて苦しいです。

そんな中カチャが改心していく様子もあるのですが、どうにも無理やりな感じがして私はあまり楽しくありませんでした。そんなに単純にこのカチャが今までの自分を反省できるとは到底思えないというのでしょうか。

カチャのはちゃめちゃぶりを楽しむ場合は適していると思われますが、私はカチャという人間に対してムカムカしてきたので、後味はよくありませんでした。悪気はなくて憎めないというレベルを超えているような気がするのです。一応ラブロマンスもありなので、女の子向けかもしれませんね。

【Story】
カチャは広告業界で働いている。目標はサンフランシスコのセレブリティが集う社交界でトップになること。ある日ダフ主催のチャリティパーティ"ロイヤルボール"が開催されることになる。しかしカチャは以前ダフに非礼をしたため招待を拒否されてしまう。しかしなんとかロイヤルボールの招待券を手に入れようと、あの手この手を使って手に入れようとするが失敗が続く。
Date : Thursday 24th May 2007 19:54
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Mr.ディーズ

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Mr.ディーズ原題 MR. DEEDS
2002年 劇場公開
アメリカ制作
上映時間 96分
監督 スティーヴン・ブリル
出演 アダム・サンドラー/ウィノナ・ライダー

お勧め度 ★2つ半

ちょっと物足りないものがあった。アダム・サンドラーって嫌いではないんだけど、もっと笑わせてくれーっていう欲望があり、それから行くと物足りない。

ある日突然、遠い親類の大金持ちのおじさんが死んだ。それでなんと400億の遺産を受け継ぐことになるのだ。だが彼の周りには、黒い陰謀の持ち主がわんさかと。ディーズ(アダム・サンドラー)は田舎街でピザ屋をやっているから、簡単に騙せると思った会社の人間は、ディーズにニューヨークに手続きが住むまで来てほしいという。

ディーズは欲がなくて、そんな大金貰ってもというか、お金の使い方を知らないといったらいいのか。一応遺産を貰ったということから、ポーンと人に大金あげちゃったり。でも散財するという感じではないんだよね。そんな遺産を貰うディーズに近づくのは、遺産目当てのものばかりではなく、特ダネを狙うレポーターのベイブ(ウィノナ・ライダー)もいる。レポーターというのを隠してディーズに近づき、ネタを追うのだが、そんなことを知らないディーズはベイブにだんだんと恋心をよせていくといった、ロマンスも交えた展開。どうも遺産目当ての陰謀に巻き込まれつつ、ラブストーリーもありで、あれもこれも欲張りな話しで、さらにギャグがあまり笑えない。

火事でディーズがおばあさんと、その飼い猫を助けるシーンも、猫をぽーんとトランポリンのおいてある下にほおり投げ、ぴよーんとはねる猫。たぶんここで笑の渦がっていう展開なんだろうが、ちっとも笑えないのだな。ここらあたりが痛い。激しくつまらないわけではないのだけど、笑えそうで笑えずに、なんかもやもやとしたまま話は進み、ラストはあっと驚く展開に…というほどでもないサプライズ。高望みしなければ、そこそこ楽しめるかも。

【Story】
ニューハンプシャーの街でピザ屋を営むディーズは、街の人々から愛されるまじめで心優しい青年。ところがある日叔父が亡くなったことからディーズは400億ドルという遺産を一人で相続することになる。さっそくニューヨークへと向かうディーズだったが、彼の回りには彼を騙してウマいこと大金をせしめようとする人間が次々と現われる。
Date : Sunday 6th May 2007 21:27
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ロイヤル・セブンティーン

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ロイヤル・セブンティーン原題 WHAT A GIRL WANTS
2003年 劇場公開
アメリカ制作
上映時間 105分
監督 デニー・ゴードン
出演 アマンダ・バインズ/コリン・ファース

お勧め度 ★4つ

本当のパパに会いに行ってきます。ってあーた、まだ17歳の子供が突然アメリカからイギリスに行くってできないだろう。飛行機代はどーすんだよ、そんな突然思いついたって金はないだろう。

なーんてつっこんで始まったこの映画。だけど意外や意外、思いきり楽しめた。『プリティ・プリンセス』みたいなストーリー。アメリカの普通の17歳の女の子が、本当のパパはイギリスの貴族の一員ということで、パパに会いにロンドンまで行く。ぶっちょう面のコリン・ファースが堅物の父親役で、逆にアマンダ・バインズがいかにもアメリカンヤンキーみたいな雰囲気で、そのギャップがおもしろい。

ダフネは自由にのびのびと育ったアメリカンガール、服装もTシャツにジーンズ。でもそれがものすごく似合っている、逆に貴族のパーティに行くために、お嬢様スーツを着たダフネは恐ろしくババ臭い。自分らしくあるにはっていうテーマもあり、格式ばって冒険のできないヘンリーだったけど、ダフネと接するうちに、本来の自分を出すようになっていくんだ。

そんな自由奔放のダフネに意地悪するヘンリーの婚約者の娘。でもダフネに「シンデレラの意地悪姉さんみたいね」って反撃されてやんの。こういうのって、お約束のように意地悪な子が出てくるんだよね。でもダフネは負けない。

それにしてもダフネ役のアマンダ・バインズ。若いながらものすごくスタイル抜群。あんなにジーンズの似合う子もいないのではと思うくらい似合っていた。それにダフネの恋人のイアン(オリバー・ジェイムズ)はミュージシャンという設定だけど、ホント歌がうまいよ。顔もかわいいし、結構ころっときちゃうかも。←結局これかい

【Story】
17歳のダフネは、母リビーと2人暮らし。彼女はダフネが生まれる前に母と別れてしまった実の父親に会いたいと思っていた。そこで父のいるロンドンへ旅立った。そして政治家として活躍する父ヘンリーと念願の対面を果たすダフネだったが。
Date : Sunday 1st April 2007 00:02
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ふたりの男とひとりの女

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ふたりの男とひとりの女 <特別編>原題 ME, MYSELF & IRENE
2000年 劇場公開
アメリカ制作
上映時間 117分
監督 ボビー・ファレリー/ピーター・ファレリー
出演 ジム・キャリー/レニー・ゼルウィガー

お勧め度 ★3つ

まずまず笑える話だった。なんといってもジム・キャリーの顔が面白い。チャーリーは真面目な警察官なんだけど、若いころからずーっと自分の怒りの感情を押し殺してきた結果、なんと二重人格になってしまったのだ。真面目な警官の時はチャーリーとして、そして全く正反対の人格ハンクの人格が出てきてしまうときがあったのだ。そのときの違いを顔の表情とかで、実にうまく表しているので、観ているこちらはいったい今どっちの人格なの?っていうことで迷うことは全くない。

チャーリーの時は真面目で堅物の警察官なんだけど、ハンクに変身するとスケベでいいかげんな性格に。でもチャーリーと違って大胆で行動的ではある。そんな二重人格のチャーリーが、NYまで護送することになったアイリーンに恋してしまうという話。アイリーンは最初まさか二重人格とは思わないから、変わり身の早いチャーリーにびっくり。そんな二人の恋模様も平行して描かれて、さて無事に護送できるのか否か?

ファレリー兄弟の作品って、どうして障害者をよく出すんだろう。今回も小人症の人を出してきてギャグにしたり。別に出てもいいけど、なんかあえて意図的に出しているみたいな感じがして、どうしてなんだろうっていう疑問はあり。

結構下品なシーンもあり、バカ笑いするほどではないが、そこそこ面白いといったらいいかな。

【Story】
チャーリーはまじめで善良な警察官で3人の良き父親。しかしいつものチャーリーとは正反対の暴力的な人格が出現する。二重人格と診断をうけたチャーリーは薬で症状を抑えていた。
Date : Tuesday 27th March 2007 00:05
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セレブの種

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セレブの種原題 SHE HATE ME
2004年 劇場公開
アメリカ制作
上映時間 140分
映倫 R-18
監督 スパイク・リー
出演 アンソニー・マッキー/ケリー・ワシントン

お勧め度 ★2つ

ちょっとこの映画勘違いしていた。私は精子を提供するビジネスを始めたというので、まさか自分の精子を使うビジネスとは思わなかったのだ。つまりジャックは上司の不正を内部告発しようとして、会社からクビをきられる。そこでお金に困ったジャック。そこへ元カノが登場。なんと元カノはレズビアンになっていて、自分の子供が欲しいから、元彼であるジャックに子供の種をくれと迫るのだった。

そこまではいいのだけど、そのあとがねぇ。なんと元カノったら、これをビジネスにしちゃうんだ。レズビアンで子供が欲しい人はたくさんいるから、ジャックに種を提供させるの。それもさ精子バンクのような方法ではなく、実際にレズビアンの人とセックスさせちゃうのよ。驚きである。つまり自分の子供が何人も生まれるということなのよ。

一応会社の不正と戦うということや、家族ができるってどういうこととか、同性愛のこと、そんなこともちりばめられているんだけど、別にそれはどうでもいいんじゃないかっていう展開に終わるのがなんとも中途半端。子供の数が19人くらいになってしまうって。なんだかあまりにも突拍子もないことなので、いまいちだった。そんなにワハハと笑えるほどでもないし。

それと長い。140分もこんなこと見せられて飽きたんだよね。どうもスパイク・リー監督というと『25時』の印象があって、あの映画どうも私には駄目だったんだよね。これは偏見だろうか?

【Story】
有能なビジネスマンのジャック。しかし上司の不正を告発したばかりに会社を解雇されることになる。そんな時かつての恋人で現在はレズビアンのファティマから大金と引き替えに子作りの協力を依頼される。渋々お金のために承諾したが、その後次々とレズビアン仲間が子作りのためにやってくるはめになる。
Date : Saturday 24th March 2007 07:43
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ウエディング宣言

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ウエディング宣言<特別編>原題 MONSTER-IN-LAW
2005年 劇場公開
アメリカ・ドイツ制作
上映時間 102分
監督 ロバート・ルケティック
出演 ジェニファー・ロペス/ジェーン・フォンダ

お勧め度 ★4つ

これは面白かった。期待しなかった分とても面白く見れた。というかジェーン・フォンダが久しぶりの女優復帰で、ものすごくいい味出していたんだよね。それにしても年いくつなんだろうか。結構年いってると思うのだけど、スタイル抜群だしいくつになっても綺麗。それにコメディにぴったり。

チャーリーはケビンと運命的な出会いをして、うきうきで彼と結婚することになったのだけど、ケビンの母がこれまた曲者。ケビンの家に行くと息子溺愛ママのヴィオラが待ち構えていた。男の人ってマザコンの部分ってある程度あるかもしれないが、母の方も息子がかわいくてしかたなくて、つれてくる彼女がみんな気に入らない。チャーリーももちろん気にいらない。息子が医者なのにチャーリーは派遣で働いているというのも気に入らない。というかどんな職業でも気にいらないんだと思うが。

それで二人の壮絶バトルが始まる。ちくちくと意地悪したりされたり。それになんといっても面白いのは、心の中で思っていることを演技として見せちゃうところ。チャーリーの顔をケーキにぶち込むなんてシーンは、心に思い描いたことで、実際はにっこり笑っているっていう。それが面白くてね。

そんなやり取りに爆笑しつつ、ラストはなぜかホロリとさせるシーンが用意されていて、なかなか楽しめる作品になっている。安心して観れるラブコメディ。

【Story】
派遣として働くチャーリーは、仕事の途中コーヒーショップで出会ったケビンと、偶然の出会いを何度か重ね、運命を感じた二人は結婚することになった。婚約の挨拶にケビンの実家に行くと、そこに待ち構えていたのは姑になるヴィオラだった。
Date : Thursday 22nd March 2007 00:00
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キンキーブーツ

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キンキーブーツ原題 KINKY BOOTS
2005年 劇場公開
アメリカ・イギリス制作
上映時間 107分
監督 ジュリアン・ジャロルド
出演 ジョエル・エドガートン/キウェテル・イジョフォー

お勧め度 ★4つ

TSUTAYAの店員さんが面白かったとか何とか言っているのをそばで聞いて、それじゃあ借りてみるかと思い手にした作品。確かに面白かった。この映画は実話なんだって。イギリスにある靴屋さんの再生の話。

老舗の靴屋さんだったが、実は倒産寸前で、経営者だった父が死んで、息子であるチャーリーがあとを継ぐ。そこで悪戦苦闘していると、ドラッグクィーンのローラに出会い。おカマちゃん用のヒールのブーツを作ることになる。昔かたぎのごつい紳士用靴から、おカマちゃん用のブーツに変更するのは、従業員もびっくり。

従業員との関係や田舎町の人々の様子。そして会社と恋人との間の苦悩などいろんな人間模様がたっぷりつまっている。それにショーのシーンがすごいの。あの踊りと歌には圧倒されるし、なんか画面の前で拍手したい気分だった。

従業員の人たちも田舎町の堅物な雰囲気だけでなく、なんかとても人間味溢れる人たちなんだよね。みんな根はとってもいいの。だからハートウォーミングな気分になりたい人にはお勧め。さらに踊りとか歌もいいので、のりも悪くない。テンポよくぐいぐいと話にのれるかと。

【Story】
田舎町ノーサンプトンにある靴工場の跡取り息子チャーリーは、ロンドンで恋人と過ごしていた。ところがロンドンに到着後、父親の訃報が届く。4代目社長として工場を引き継ぐこととなったが、工場は倒産寸前と判明する。
Date : Tuesday 20th March 2007 00:59
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