プラダを着た悪魔
Category : 映画・DVD・ビデオ(ジャンル別) > コメディ

2006年 劇場公開
アメリカ制作
上映時間110分
監督 デヴィッド・フランケル
出演 メリル・ストリープ/アン・ハサウェイ
お勧め度

プラダの製品が大好きな私としては、この邦題実にそそられます。ファッションが大好きな方は結構楽しめるかなぁと思いました。みんなおしゃれですし、ブランドものもたくさん出てきます。ストーリーとしては仕事と私生活の線引きの難しさなんかを描いています。
メリル・ストリープ演じるミランダはファッション雑誌業界のカリスマ編集長。彼女位のキャリアと地位を得るには相当の努力と、私生活の犠牲の上に成り立っていると思うのですが、そこへアン・ハサウェイ演じるアンディがやってきます。
ミランダのアシスタント2ですが、とてもファッション雑誌の仕事をしているとは思えないようなダサさ。みんなからも白い目で見られます。そんなアンディだけど、だんだんと仕事ができるようになっていくと大変身するんですね。もともと美人なので、ちょっとかっこいい服を着ればそれなりに様になるとは思いますが、おしゃれになって垢抜けたのはいいのですが、仕事重視の生活はプライベートがおろそかになっていくのは世のつね。それにより恋人ともギクシャクするようになってしまいます。
働くことは厳しいし辛い、でもそれが仕事というのを実によく提示しているのだけど、私としてはミランダの仕事のやり方というか、部下に自分のプライベートの用事までいいつけるというのはどうかと思ってしまったのですね。自分の子供のために、まだ出版前のハリーポッターの本を手に入れろなんていう無理難題の要求は、明らかにやりすぎといっていいのではないでしょうか?アメリカのビジネスの世界はああなんでしょうか?
部下たちはミランダのやり方にみんなビクビクしているのです。でもミランダはミランダで、そんな傲慢な面もあるけれど、本当は部下のことを実によく見ていて、才能を適切に評価する部分も持ち合わせてはいるのです。
悪魔という表現の通り、確かにある意味デビルミランダといったほうがいいような上司ではありますね。ファッション業界の華やかさに隠された、ビジネスの世界の厳しさやえげつなさをよく描いているとは思います。なんでも「ヴォーグ」の元アシスタントが書いた暴露本が原作とのこと。アメリカのファッション雑誌の業界の一端が垣間見れます。
仕事と私生活を天秤にかけて、果たして自分はどこまでを仕事に費やすことができるでしょうか。そんなことをアンディを通して考えさせられました。そしてアンディはどんな選択をするのかは映画を見てください。
それにしても自分の上司がミランダだったら、私ならすぐにねを上げて退職していることでしょう。
【Story】
ジャーナリストをめざすアンディが就いた職業は、一流ファッション誌『RUNWAY』の編集長ミランダのアシスタントだった。ミランダはファッション業界の大ボスで、誰もが恐怖におののく存在だった。アンディは四六時中呼び出され、理不尽な命令に振り回され、次第に恋人ともすれ違いの生活が続いていくことになる。
comments
私のブログへ遊びに来ていただき大変ありがとうございましたm(_ _)m
私もこの映画、鑑賞しました^^
アン・ハサウェイがとってもキュートでした!
メリル・ストリープのミランダ役は本当に
はまり役で、こういう女上司は、『悪魔』に見えちゃいますよね!なんさんは、直ぐに退職されちゃいますかww
私も、すぐに喧嘩してしまうかもww
この映画のもうひとつの魅力は、アンディのファッションセンスでした♪
素敵すぎて、この映画で初めてアンが好きになってしまいましたもの^^
その前のディズニー映画の『プリティ・プリンセス』(ウル覚えですが)
は未見なんですが、今度機会がありましたら、観賞してみたい映画です。
この映画、華やかなファッション業界の大変さを垣間見ることができたし、とってもオシャレな映画でした。
また、お邪魔させていただきます^^