7月24日通りのクリスマス

Category : 映画・DVD・ビデオ(ジャンル別) > 日本映画

7月24日通りのクリスマス原題 7月24日通りのクリスマス
2006年 劇場公開
日本制作
上映時間108分
監督 村上正典
出演 大沢たかお/中谷美紀

お勧め度 ★2つ半

クリスマスのシーズンでもない上、夏にクリスマスかよと思うでしょうが、とりあえずテレビの予告で気になっていたので、DVDレンタルしてみました。中谷さん演じるサユリはいけてない女の子という設定ですが、確かにださい服装でメガネをかけていて、一見いまひとつの女の子になっています。ですがもともと中谷さんは美人にて、アヒルの子が白鳥に変わるのは難なくできるというものです。

サユリは自分の住む長崎を、なぜかポルトガルのリスボンに置き換えて妄想するのが好きな女の子です。何の変哲もない通りを7月24日通りと呼んでみたり。実際のリスボンにそのような通りがあるのでしょうか?と思って調べてみたら、確かにあるらしいです。ポルトガルってしゃれてますね。

映画の内容より、ポルトガルに行きたいと思わせるような映画でした。旅行映画ではないんですけどね。だって中谷さんも大沢さんも大人の男女なわけなんだけど、設定があまりにも子供じみていて、二人にあまり感情移入できませんでした。ラブコメなんだろうなというのはわかりますが、もう少しなんとかならなかったのかなぁと。

だって今時王子様ランキングとかいって、自分の周りの男性をランクづけしている人っているのでしょうか?その中には、自分の弟まで含まれていますし。いくにイケメンの弟であっても、王子様はないだろうと思うのは、私がおばちゃんだからでしょうか?

ストーリーとしては、ずーっと好きだった先輩に、偶然再会して再び恋心がメラメラみたいな話です。冴えない自分を変えて、先輩にふさわしい女になるのだと変身するといいましょうか。

私は主人公の二人より、サユリのお父さんとお父さんの恋人の方が、とっても好感もてて、いいなぁなんて思っちゃいました。ちなみにお父さんを小日向文世さん、その恋人をYOUさんが演じていました。


【Story】
長崎の市役所に勤めるサユリは、妄想の世界では、自分の住む街をリスボンの街に置き換えて楽しんでいた。ある日のこと、大学のOB会にやって来た憧れの先輩である聡史と再会する。クリスマスを前にすっかり舞い上がるサユリだった。
Date : Sunday 1st July 2007 08:23
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