プロヴァンスの贈りもの
Category : 映画・DVD・ビデオ(ジャンル別) > ラブストーリー・ロマンス

2006年劇場公開
アメリカ制作
上映時間 118分
監督 リドリー・スコット
出演 ラッセル・クロウ/アルバート・フィニー
お勧め度

一部のお金持ち以外は、この日本ではありえない世界の話です。というのも誰しもがこんな人生送りたいという夢のような生き方だけど、この貧乏性で勤勉な日本人には無理でしょう。
若い頃に死ぬほど働いて、早期リタイヤして残りの人生のんびりと過ごす。だけど今の日本は、若い頃死ぬほど働いても、早期リタイヤなんてできないです。年取ったら若いとき以上に働いている私はどうするの?
証券会社に勤めるエリートトレーダーのマックスは、叔父さんが亡くなり、彼の近親者ということで、遺産や叔父さんの持っているぶどう園のことも含めプロヴァンスへ向かう。とっとと売り払い、早く仕事に戻らねばという気持ちで行ったのだけど…。
都会で暮らすマックスは田舎はあわないと思いつつも、何故かプロヴァンスの美しい風景とのんびりとした時間の流れ、そして美しいファニーという女性に出会う。そして彼の選択はいかに。
いやぁプロヴァンスは美しい、確かにスローライフに憧れる現代人にとっては、ほっとするような映像の数々。そういう意味では見る価値のある映画だと思います。ただ話の内容的には可もなく不可もないというのでしょうか。話の展開は何のひねりもないストレートそのもの。私はこの手の映画なら『トスカーナの休日』の方が好きかなぁ。
それでも非日常を忘れるにはいい映画かと思います。実際私もこんなところでのんびりしたいなぁと思いますしね。都会のギスギスした生活や仕事オンリーの生き方を思えば、これは理想郷でしょう。マックスは別に仕事に執着しなければ、金持ちだしいつだって隠居できる身ですしねぇ。
【Story】
マックスは子供の頃、毎年夏になると南仏プロヴァンスにいるヘンリーおじさんのもとを訪れていた。やがてマックスはロンドンでは有名なトレーダーとして多忙な日々を送っていた。そんなある時おじさんが亡くなるという訃報が届く。遺産相続者となっていたマックスだったが、全て売却するつもりでプロヴァンスへ向かうことに。
comments
※ここで初めてblog upしていないことに気づきましたが(^_^;
なんだかイマ一歩な作品でしたよね(^_^;
プロヴァンスの景色ももう少し観たかったなぁ。
古城のワインセラーはオシャレで南仏!って感じでしたね。
旅行へ行きたくなりました。
感想もこれぐらいな作品でしたけどね(^_^;
そうなんですよねぇ、プロヴァンスは綺麗で、私もいつかこの土地に行ってみたいなぁとは思わせるのですが、話の内容があまりにあたりまえの展開である上、いいよなー金持ちだからロンドンに帰るもよし、プロヴァンスに残るもよし。(笑)