偶然の恋人
Category : 映画・DVD・ビデオ(ジャンル別) > ラブストーリー・ロマンス

原題 Bounce
2000年 アメリカ公開
上映時間 106分
監督 ドン・ルース
出演 ベン・アフレック/グウィネス・パルトロウ
お勧め度

飛行機事故で夫を突然失ったら。こういう突然の死というのは、なかなか受け入れられないよね。アビィはずーっと引きずることになるんだよ。
ちょっとした運命のいたずらで、こういう不幸な結果になり、さらにその飛行機のチケットをアビィの夫に譲ってしまったバディ。こちらもものすごい罪悪感にさいなまれるの。もしかしたら自分が乗って死んでいたかもしれない。なのに自分は助かって、チケットをあげてしまったが故に、アビィの夫は死んでしまう。
無難な話かなぁ。大体展開は読める話なので、とくにイラつく事もなく、無事見終わったというか。ほどほどにハッピーエンドだし、気楽に見れる話だと思う。あらすじとか読むと、重い話なのかと思いがちだけど、それなりのラブストーリー。その前にへんてこな映画を見たりしたので、やけにこの映画が普通の話で、好感持ったりなんかしてね。
ベンとグウィネスは実生活でも、元恋人同士っていうのも、なんとなく見る目が変わるかも。
【STORY】
ロスの空港で足止めをくらったために、そこで知り合ったグレッグに飛行機のチケットをあげたバディ。しかし飛行機は墜落してしまう。バディは罪悪感に悩み続け、アルコール依存になってしまうほど悩む。そしてついに彼の未亡人のアビィを訪ねるのだった。
ここから先は完全ネタバレ注意、よろしければどうぞ
アビィたちは夫の飛行機事故によって、愛する人を失う悲しみと罪悪感があるんだよ。夫は家族のために早く帰りたがっていた。もし自分らが夫の帰りを早くとせかさなければ、夫は次の日の飛行機で帰ってきたかもしれない。子供までそう思うんだ、自分とクリスマスツリーを売る約束がなければ、パパはって。
一方バディは、自分が空港で知り合った女性と、一泊しようなんて気を起こした上、さらにグレッグは早く帰りたがっているから、自分のチケットを譲ってしまった。そんなことしなければという罪悪感。
みんながそういう気持ちを持っているので、それぞれ立ち直れないでいる。バディはアルコール依存になってしまい、入院するはめになる。アビィはいっけん、それなりに立ち直り仕事もはじめているように思えるんだけど、心の中では全然受け入れられていない。
というのもバディに知り合った当初は、夫とは離婚したと言っているんだ。夫の死を受け入れられないからね。離婚したというのに、話すのは夫の話ばかりなんだ。でもだんだんとバディの優しさに触れて、心を開いていくことができるんだけど、バディは自分がチケットをあげたことを話せないで、ずるずると時間だけが過ぎていくんだ。確かにそれを言ったら、アビィとの恋は終わってしまう。そう思って言い出せないという気持ちはよくわかる。だが早く自分の口から言うべきだなと。どう考えてもアビィとこのまま付き合っていくとしたら、遅かれ早かればれることであるとおもうのだが。
そんな葛藤がそれなりに書けているんじゃないかなと思う。人間としての悩みとか感情とかね。原題の"Bounce"は元気よくはねるという意味だよね。まさに二人とも前を向いて、元気に生きていかないといけないねって感じがするね。それからいくと邦題ってまとはずれ。だけど現実問題としたら、こだわってしまうだろうし、そんなに映画みたいにうまくいくはずがないとは思うけど。
結論は想像したとおりだろうし、展開も読めるけれど安心して最後まで見れる映画です。無難な映画といったらいいかな。
一方バディは、自分が空港で知り合った女性と、一泊しようなんて気を起こした上、さらにグレッグは早く帰りたがっているから、自分のチケットを譲ってしまった。そんなことしなければという罪悪感。
みんながそういう気持ちを持っているので、それぞれ立ち直れないでいる。バディはアルコール依存になってしまい、入院するはめになる。アビィはいっけん、それなりに立ち直り仕事もはじめているように思えるんだけど、心の中では全然受け入れられていない。
というのもバディに知り合った当初は、夫とは離婚したと言っているんだ。夫の死を受け入れられないからね。離婚したというのに、話すのは夫の話ばかりなんだ。でもだんだんとバディの優しさに触れて、心を開いていくことができるんだけど、バディは自分がチケットをあげたことを話せないで、ずるずると時間だけが過ぎていくんだ。確かにそれを言ったら、アビィとの恋は終わってしまう。そう思って言い出せないという気持ちはよくわかる。だが早く自分の口から言うべきだなと。どう考えてもアビィとこのまま付き合っていくとしたら、遅かれ早かればれることであるとおもうのだが。
そんな葛藤がそれなりに書けているんじゃないかなと思う。人間としての悩みとか感情とかね。原題の"Bounce"は元気よくはねるという意味だよね。まさに二人とも前を向いて、元気に生きていかないといけないねって感じがするね。それからいくと邦題ってまとはずれ。だけど現実問題としたら、こだわってしまうだろうし、そんなに映画みたいにうまくいくはずがないとは思うけど。
結論は想像したとおりだろうし、展開も読めるけれど安心して最後まで見れる映画です。無難な映画といったらいいかな。
comments