隣のリッチマン
Category : 映画・DVD・ビデオ(ジャンル別) > コメディ

原題 envy
2004年 アメリカ劇場未公開
上映時間 99分
監督 バリー・レヴィンソン
出演 ジャック・ブラック/ベン・スティラー
お勧め度

これは人によって楽しめるかどうかちがってくる映画だと思う。私は結構こういう超B級映画好きなので、それなりに笑えたんだよね。話の内容はバカバカしいから、屁理屈言いながら見たら恐ろしくつまらないと思う。
まあ面白くておもしろくて腹抱えて笑うというほどではない。普通のコメディレベルかな。ただし突っ込みどころは満載だよ。
タイトルのように、ある日隣に住む友達が、突然リッチマンになるという話だ。別に宝くじに当たってというものでもなく、ひらめきから発明品を生み出し、それがバカ売れしてリッチになったのだ。金持ちになって馬を飼ったり、庭にメリーゴーランドを作ったりというお決まりのパターン。かたやお隣のティムは相変わらずの貧乏暮らし。相手に対して嫉妬の炎が渦巻いている。
おばかな話なんだけど、結構奥深いものも見え隠れする映画なんだよ。お金に嫉妬をするという事、それによって友情がどのように変化するのかとかね。だけどだからといって、真面目な話でもないし、とことんギャグにしているわけでもないので、ちょっと中途半端なコメディかな。
ニックは金持ちになっても、お隣さんのティムへの友情は忘れない。プレゼントをしたり、いつも気にかけているんだ。かたやティムはそんなニックの友情を感じつつも、でも羨ましい、あいつは金持ちになってっていうジェラシーに縛られているんだよね。こういう気持ちって自分たちも普段でももちえているよね。それから開放されるにはどうしたらいいかっていう事が、面白おかしく描かれていくんだけど、そこまたバカバカしいんだ。なので真面目な話でもない。
まあそこそこ楽しめるかなといった感じだけど、人によったら全然笑えないかも。そこのところは微妙かな。
【STORY】
同じ工場で働いている上、家もご近所のニックとティムは親友同士。あるときニックがペットのフンを消してしまうスプレーを発明する。それにより一躍大金持ちになる。発明前に、ニックに投資の相談をされたが、そんなもの発明できっこないと誘いを断ったティムは、嫉妬と後悔にさいなまれることになる。
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