ボクらのママに近づくな!
Category : 映画・DVD・ビデオ(ジャンル別) > コメディ

原題 Are We There Yet?
2005年 アメリカ劇場未公開
上映時間 95分
監督 ブライアン・レヴァント
出演 アイス・キューブ/ニア・ロング
お勧め度

私という人間は、オカルトが好きであると同時に、子供は好きではない。というかなーり女として欠陥のある人間なんだけど。そりゃあ生まれたての赤ちゃんとかはかわいいなぁとか思うよ。だけど大きくなった生意気なガキんちょは大嫌い。そんな子供が出てくる映画なので、正月からムカつきながら見ていた。
ニックは自分の職場の前に勤めるスザンヌに一目ぼれするんだけど、スザンヌはバツイチで、二人の子持ち。それでもなんとかスザンヌと仲良くなりたいと願うニックは、子供が嫌いにもかかわらず、スザンヌの子供と仲良くなろうと努力する。
がクソガキだから、生意気でさ、よくニックは我慢していると思うくらい、腹立つことばかりするんだよ。たまたまスザンヌがバンクーバーで仕事があり、子供たちはパパの所に行く予定だったのが、元夫から都合が悪くなったと言われ、スザンヌはニックに子供たちを自分のいるバンクーバーまでつれてきて欲しいと頼むのよ。そこからニックと子供らの珍道中が始まるってわけ。
子供たちはママの恋人が気に入らなくて、どんな人でもぶっこわしたくなるの。というのもやっぱり子供なんだね、パパとよりを戻して欲しいという思いがあるからなんだよね。
ニックがまた恐面の顔でさ、なのに二人の子供に振り回されて、見ていると気の毒になる。まあそれでもこの映画、最後はほろりとさせる方向に持っていこうとするところがみえみえな展開。
子供もにくらしいけれど、私はスザンヌもひどい女だと思うよ。お友達という事で、ニックに毎日送り迎えさせて、挙句はせっかくニックが子供をつれてきてくれるというのに、子供たちがことごとく邪魔をしたりするため、スムーズに目的地に到着しないのに、それをニックのせいにしたりしてさ。お前に文句言う権利あるのかよって、ちょっとムカついたよ。
という事で、腹立てつつときに笑いつつ、最後は心通いあい、ハッピーエンドかよって話だった。まあアットホームといえばアットホームな、子供の映画ってところか。
【STORY】
大の子供嫌いのニックは、向かいの会社に勤めるスザンヌという女性に一目惚れする。しかし彼女はバツイチである上、二人の子持ち。さらにパパとよりを戻してもらいたい子供らは、ママの恋を邪魔しようとする。
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