宇宙戦争
Category : 映画・DVD・ビデオ(ジャンル別) > SF
原題 WAR OF THE WORLDS
2005年 アメリカ公開
上映時間 114分
監督 スティーブン・スピルバーグ
出演 トム・クルーズ/ダコタ・ファニング
お勧め度
SFってホントあたりはずれがあるよ。私はこの映画駄目だ。おもしろくない。ただCGとかはすごいので、大スペクタルって感じの評価は高いと思うのだけど、話がなんせおもしろくないよ。
宇宙人ものって駄目だなぁ。それに宇宙戦争というか、ちっとも戦争ではないよ。逃げ回っているだけだもん。つまり地球の地下から、たこのお化けのような宇宙生物が出てきて、地球をめちゃくちゃにするんだよ。それでトム演じるレイは自分の子供らと、逃げ回るという話。ひたすら逃げる。まあね、子供たちを守るために、レイは父親としてすごい頑張っているし、自分ひとりならば何やってもいいけれど、とにかく子供たちを守るためには戦いよりも、逃げることを選択するのはとてもよくわかるんだけど、そういう家族としての愛がメインでもなさそうで、宇宙からの侵略者との戦いがメインというほどでもない。
なんだか話がとても中途半端で、感情移入ができなかったんだよね。トム・クルーズってあんまり父親って言うイメージがないので、凄く違和感があるのと、パニック映画的な部分もあるといえばあるんだろうけれど、そんなに恐いとも思えないんだ。ひたすらボストンへたどり着くように逃げていく。何ゆえにボストン?子供たちの母親の実家がボストンにあるというのもある。元妻に子供を…という思いもあるだろう。レイは離婚していて子供らが面会の日に会いにきたと思ったら、宇宙侵略という出来事に遭遇っていうわけ。
さらにラストがいただけない。以下ネタバレ→(あれだけ大暴れしていた宇宙生物が、ラストすぐに死んでしまい。あれ?なんで死んだのよってびっくり、私なんてDVD巻き戻してしまったよ。だって理由がよくわかんないんだもん。と思ったら、地球に生きている細菌とか微生物によって、死んでしまったというわけ。つまり未来星人である宇宙人やその物体らは、細菌とかに免疫がなく、そんなもんで死んだらしいよ。それも細菌との戦いというシーンが盛り上がってあるわけでもなく、気がつくと死んじゃってさ、何なんでしょうっていう位あっけなかった。あそこまで逃げに逃げて、最後はそれかよっていう終わり方だった)
という事で、私は楽しめなかったんだよね。でもCGは凄いよ。凝りに凝っているし、そういうのを楽しむにはいいのかもしれない。
【STORY】
ニュージャージーに暮らすレイは、別れた妻との間に息子のロビーと娘レイチェルがいた。そして子どもたちとの面会の日、突然の強風と稲妻により、地面から何ものかが動き出し、町が破壊されていく。レイは子供らを守るために、奔走するのだった。
comments
どちらかというと途中で分かれた息子が生きていた事が出来すぎだろうと...。
原作ではあのような家族を中心としたストーリーではなかったように記憶しております。
原作を読んでいると、また違った感想になるんですねぇ。
ラストはあまりにもあっけなくて、最初は意味がわからなかったんですよ。
息子に関しては、私もいつのまにボストンに行ったんだよって突っ込みたくなりました。(^^;)
世界同時公開というくらい大々的な映画だったので、期待が大きすぎたようです。