エリザベスタウン
Category : 映画・DVD・ビデオ(ジャンル別) > ラブストーリー・ロマンス

原題 ELIZABETHTOWN
2005年 アメリカ公開
上映時間 125分
監督 キャメロン・クロウ
出演 オーランド・ブルーム/キルスティン・ダンスト
お勧め度

まったりモードの映画で。悪くはないが、結局何がいいたかったのかテーマ性の薄い作品だった。というのもラブストーリーなのか、ロードムービーに自分探しの部分を取り混ぜた話なのか、たぶんどれも当たっているのだろうけど、それだから散漫になってしまっているように気がしないでもない。欲張って結局何だったの?っていうパターン。
悪くはないと思うのだけど、TSUTAYAで見たときは、感動の作品みたいなことが書かれていて、そりゃあ借りなくてはといきまいた。だけどふたを開けてみたら別にそんなに感動もしなかったところに、期待を裏切る要素があったに違いない。
ドリューは仕事で会社に大損を与えてしまってクビ。自殺しようと思っている矢先、妹から電話があり父が亡くなったと。それでひとまず自殺は父のことが終了したら実行に移そうと、長男として父の葬儀をやらなくてはならないし、そのため父の故郷のケンタッキーに行くことになる。そしてその行きの飛行機の中でクレアと出会うのだが、ここまでの間に突っ込みたいシーンは山ほどある。
だがそれをつっこんでいると、この映画は最後まで見れなくなるので、疑問に思うことは横において次行ってみようである。だけどさ客が一人しかいない飛行機だからって、スッチーが客の横でべらべらおしゃべりってどうかと思うんだけど。それに父親が死んだのに、いくら父の故郷の人たちと疎遠だからと言って、妹も母もケンタッキーに行かないってよくわかんないんだけど。だって父葬式には結局行くわけで、だったら最初からいけばいいのにとか。←結局つっこんでいる。
まあそんな父の故郷の人たちとの交流と、飛行機で出会ったクレアとの恋愛が同時進行で進んでいく。で君は自殺すんじゃねぇーのか???というつっこみもやめようね。
ヒロイン役のキルスティン・ダンストって、『モナリザ・スマイル』で初めて見たんだけど、そのときはぶさいくだと思ったし、『スパイダーマン』でもそう思った。でもこの映画の彼女は、ぶさいくなりにかわいくなって、垢抜けた印象になった。やけにチャーミングになったじゃんって。
【Story】
デザイナーのドリューは、自分のデザインしたシューズが、10億ドルもの大損害を招き、会社をクビになってしまう。そんな彼に追い討ちをかけるように、父親が亡くなったという報せが届く。父の葬儀のためにケンタッキー州のエリザベスタウンへと向かう。その飛行機の中で、陽気なフライト・アテンダント、クレアと出会うのだが。
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