フライ,ダディ,フライ
Category : 映画・DVD・ビデオ(ジャンル別) > 日本映画

原題 フライ,ダディ,フライ
2005年 日本公開
上映時間 92分
監督 成島出
出演 岡田准一/堤真一
お勧め度

ストーリーとしてはありえないだろうという話なんだな。だって単なるおやじである鈴木さんが、高校生のスンチンの特訓により、娘を殴った石原という男を倒しに行くというもの。いくら娘のためとはいえ、会社も休み高校生に喧嘩のやり方を教えてもらうって、実際にはありえないよね。
それでも堤さん演じる鈴木さん、笑えるんだよね。どこにでもいる中年親父を演じているんだけど、つんつるてんのジャージを着て、ランニングからつま先立ちでの階段昇降とか、そりゃあ40代の体には堪えるだろうというハードな特訓を受けるんだよ。そんなオヤジをよく演じていたと思う。
相手を倒すというより、相手と向かい合い、恐怖に立ち向かうという勇気みたいなのがテーマなのかなぁと思ったんだけど、なかなか人間って守りに入るから難しかったりするよね。
それと石原ってやつは最低だよ。だってボクシングチャンピオンというか、いくら高校生とは言え、ボクシングやる人がそのパンチを試合以外で使ったら、犯罪なんでしょう?そのパンチは凶器に匹敵するわけで、それなのに父親が偉い人だからといって、隠蔽してやり放題ってどうよと思っちゃうわけよ。だって女の子をいきなり、何発もぐーのパンチで殴るんだよ。警察逮捕しろよって思ったよ。
ラストは→鈴木さんが石原を倒しておしまい。娘と父との交流も復活して、めでたしめでたしよ。お決まりだけどさわやかに終了。
堤さんも岡田君も大好きなので、ファンには必見。
【Story】
鈴木一は平凡なサラリーマン。ある日のこと愛娘が高校生の石原に殴られ入院してしまう。娘はこの事件ですっかり心を閉ざしてしまった。復讐を誓う鈴木は、ひょんなことからスンシンと彼の友人らと出会う。スンシンらは鈴木の復讐に手を貸すため、翌日から猛特訓が始まるのだった。
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