ドクター・ドリトル
Category : 映画・DVD・ビデオ(ジャンル別) > コメディ
原題 DR. DOLITTLE
1998年 アメリカ公開
上映時間 84分
監督 ベティ・トーマス
出演 エディ・マーフィ/オシー・デイビス
お勧め度
動物がかわいいのよね。それこそぞろぞろといろんな動物が登場しちゃうわけ。医師のドリトルは子供の頃動物の言葉がわかるという能力があったのだけど、大人になるにつれてそういった能力はなくなっていった。にもかかわらずひょんなことで、その能力が復活してしまうのだ。そのため動物が先生を頼って列をなしてやってくるんだよね。動物の悩み事相談のように頼られてしまうというのか。
表情や泣き声でしか我々は動物の気持ちを推測するしかないじゃない?でも会話として聞こえるってすごいよね。さらに動物の本心は人間さまが思っているのと全然違う気持ちだったりするんだよね。
動物の気持ちがわかってしまうのはよしとしても、動物もドリトル先生の言葉がわかって双方ともにコミュニケーションが取れるのよ。でもドリトル先生は人間さまのための医者であって、獣医ではないところがみそ。それなのに自殺願望のトラにわけを聴いて、その原因がどうも頭になにかあると判断したドリトル先生、トラの頭の手術をしたり、そんなことできんのか?というつっこみをすると、この話は成り立たなくなってしまうのだった。でもさ獣医と医師は別物だよね?医師と歯科医師が別物のように。
原作のドリトル先生ってどんな話なんだろうか?ちっとも記憶にないから、私は子供の頃に読んだことがないのだと思う。ネットでちらっと検索をかけると、原作のドリトル先生の話は、黒人の人種問題にひっかかったりしているみたいだ。でもこの映画はエディ・マーフィーは黒人で、特に差別的なことは表現されていないので、原作とは話の内容も違うのだろう。
子供向けといえばそうだけど、動物が結構無礼な態度というか、言葉遣いも悪く、おらおら調なしゃべり方なので、純粋に子供向けというには、どうなのかなとも思うが、堅苦しさは感じない話ではあった。
【Story】
医師のドリトルは、幼い頃動物と会話をする能力を持っていた。しかし大人になるにつれてその能力は失っていったのだが、ある日のこと、車で接触した野良犬の怒鳴り声を聞いてしまい、それがきっかけで幼い頃持っていた能力を取り戻すことになる。やがてドリトルの下には、悩みを持つ動物たちが訪れ始める。
comments
ドリトル先生の原作は、白人らしいです。それで話の中に人種差別的なことがあって、それは結構アメリカで問題になったらしいです。
でも映画のドリトル先生は黒人で、そういう差別的なことは全くない話でした。
ドリトルって"Do little" なんて、知りませんでした。映画っていろんなことが勉強になるなぁと感心してしまいました。(^^)