ラブ・レター/誰かが私に恋してる?
Category : 映画・DVD・ビデオ(ジャンル別) > ラブストーリー・ロマンス

原題 THE LOVE LETTER
1999年 アメリカ劇場未公開
上映時間 88分
監督 ピーター・チャン
出演 ケイト・キャプショー/トム・セレック
お勧め度

中年の女性のラブロマンス。離婚したヘレンが、昔の同級生と若い男との間でゆらゆらする映画といったらいいのだろうか。なので若さゆえの情熱的にはじける恋の話ではない。
本屋の主人であるヘレンは、あるときソファの間に一通のラブレターがあるのに気が付く。差出人は誰だかわからないのだが、ちょっとした勘違いからアルバイトのジョニーが自分に書いたものと思い込む。
恋は勘違いから始まるもんだけど、この差出人そして誰に向けたラブレターがわからない一通の手紙が、いろんな人が勘違いして、みんな自分に向けたものだと思ったりするんだよね。なんというか幸せだなぁ。(笑)
だけど中年のヘレンだけど、そんなに魅力的には見えないのだよね。の割にはもてる。昔の同級生はわかるよ、それぞれに結婚はしたけれど、昔から実は好きだったとかってあるじゃない、でも20才くらいの大学生と恋人関係になるっていうのは、ちょっと驚きよ。年の離れた恋愛もありといえばありだけど、そんなに夢中になるようなエピソードってそんなにないんだよね。たった一通のあのラブレターだけで燃え上がるものなのか?
ネタバレ→(ラストにこのラブレターは誰が誰に当てたものなのかわかるんだ。これまたびっくりよ。だってヘレンのお母さんの恋する相手が、ヘレンの母に宛てたもの。それも女だった。つまりヘレンの母はレズビアンだったというわけ。それを今更ながらにヘレンに告白。別にレズでもいいけど、そうでなくてもかまわない。なんでこういう設定なのか、必然性があまり感じられなかった)
悪くはないよ。田舎街ののほほんとした雰囲気のなか、穏やかな恋が流れているといった雰囲気でね。甘ーいラブロマンスではないけれど、こんな恋もあるのかなぁと実感はできるかな。
【Story】
本屋を営むバツ1のヘレンは、宛名も差出人も無い一通のラブレターをソファの間から発見する。やがてアルバイトのジョニーが、その手紙を書いたと勘違するようになる。
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