メラニーは行く
Category : 映画・DVD・ビデオ(ジャンル別) > ラブコメディ・ロマコメ

2002年 アメリカ公開
上映時間 109分
監督 アンディ・テナント
出演 リース・ウィザースプーン/ジョシュ・ルーカス
お勧め度

リース・ウィザースプーンって『キューティ・ブロンド』に出ていたけれど、あれが面白かったから、この『メラニーは行く』も爽快なラブコメディかと期待していた。
簡単に言えば、どっちの男を選ぶのか?という話で、見ていくうちにどっちを選ぶのかもわかっちゃうよ。それに二人の男は、どっちもいいやつだし。この映画とキューティ・ブロンドを比べてもしかたないけれど、キューティの方は、弁護士になるために努力する過程があって、それがのちのちの成功に対しても共感を呼べるのだけど、これは最初からいい男もデザイナーという地位もゲットしていてという設定から始まっているので、何もかも手に入れている女が、最後はいい男二人の間での選択で悩むなんて、普通の女の代表の、いや普通の女より劣る女の代表の私としたら、ちょっとむかつくんですけど。(笑)
それでもリース・ウィザースプーンはチャーミングで、ちょっと鼻持ちならない女の役どころをうまく彼女の魅力で緩和しているようなところもあり。メラニーはNYで成功した都会の女だけど、故郷のアラバマの田舎くさい部分を否定したいという自分と、でも心の故郷はここだという思いが葛藤となって現れていて、こういう部分は結構共感できるかなって思う。だって子供ばっかり作って、娯楽の少ない田舎のともだちをうんざりするような目でみているメラニーだけど、そんな彼女を暖かく昔の仲間として迎えてくれている同郷の仲間。そんなほのぼのさも溢れている。
最後にどっちの男を選ぶかというのは、人それぞれ感想があるかと思うけれど、ラストのエンドロールでちょっと納得。ハッピーエンドだし、これはこれでいいのかもね。でもさメラニーって何であんなにもてるの?
【Story】
メラニーはニューヨークで働くデザイナー。恋人のアンドリューは市長の息子。仕事もプライベートも充実していたある日、アンドリューからプロポーズを受けるのだった。だが彼女には1つだけ問題があり、高校時代に結婚してしまった、夫のジェイクがいたのだ。いまだに離婚に応じてくれないジェイクに会いに、故郷のアラバマへ向かった。
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