フォー・ブラザーズ 狼たちの誓い
Category : 映画・DVD・ビデオ(ジャンル別) > アクション・犯罪・バイオレンス

2005年 アメリカ公開
上映時間 108分
監督 ジョン・シングルトン
出演 マーク・ウォールバーグ/タイリース・ギブソン/アンドレ・ベンジャミン/ギャレット・ヘドランド
お勧め度

ある雑貨屋で中年女性のエブリンが強盗にあい殺される。その女性には4人の息子がいた。それも白人2人に黒人2人。彼女はこの4人の養母だったのだ。なーんてことで始まるこの話。いやーワクワクしたよ。とっても面白そうなんだもん。またこの4人の兄弟は、みんなものすごい不良で、誰も里親になってもらえず、それでこの養母が育てたというんだ。
だけど養母はとてもいい人で、この4人は養母をとても愛していたんだよね。だから母の葬儀の席で4人の兄弟たちは久しぶりに顔をあわせ、母を殺した犯人を許せないと自ら犯人探しを始めるというもの。
4人の兄弟たちのキャラクターがとてもよくわかるし、うまい具合に仲のよい兄弟(もちろん血のつながりはないけれど)というのを表現していると思うし、この不良達をうまく更生させた養母のエブリンは、とても懐の深い肝っ玉母さんというのが、感情移入しやすさの要因だと思う。なんたってあんな母だったら最高だよなって思う。
後半はその犯人探しの意外な展開と、アクションバイオレンスシーンを取り混ぜて、スピィーディにどんどんと進んでいった。でもさせっかくエブリンが更生させた息子らだから、いくら母の仇とはいえ、暴力はいかんよと思うのは私だけではないはず。
でも兄弟や親の愛、いろんなことを思うことのできる作品だけど、これって結構知名度低いよね?私はわりかし面白いと思った作品なので、興味のある人は観てちょうだい。
【Story】
デトロイトの小さな町で、雑貨屋でエブリンは、2人組の強盗に襲われ射殺されてしまう。彼女の葬儀に集まった肌の色の違う4人の兄弟、ボビー、ジャック、エンジェル、ジェリー。筋金入りの不良だった彼らを自らの養子として引き取り、惜しみない愛情で育て上げたのがエブリンだった。
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