ビッグママ・ハウス 2
Category : 映画・DVD・ビデオ(ジャンル別) > コメディ

2006年 劇場未公開
アメリカ制作
上映時間 99分
監督 ジョン・ホワイトセル
出演 マーティン・ローレンス/ニア・ロング
お勧め度

どんな作品もパート2は絶対に面白くないと思っているんだけど、一応パート1見た私としては、これも借りてみたよ。前作で出てきたマルコムとシェリーは結婚して、シェリーは妊娠中という設定。マルコムは家族もできたし、以前のような危険な捜査官から外れて、内勤勤務に変更してもらって、警察の広報活動を仕事にしていた。だけど事件がおきてなんとか犯人を捕まえたいと思ったマルコムは、ビックママの変装をして、関係者のある家にベビーシッターとして忍び込むのである。というか、マルコムが内勤ってあーた、そりゃあ無理だろう。事件が勃発しなくても、捜査官としてうずうずしてくるに違いない。
でも妻のシェリーには内緒で出かけているものだから、シェリーはマルコムが浮気をしているのではないかと疑いはじめるという。大きなおなかをしているにもかかわらず、マルコムの居場所を突き止めて追いかけて行ったり、マルコムはシェリーに頭が上がらないといった状態。
前作のビッグママのキャラクターで変装するのだけど、あいかわらずのデブのビッグママだから、水着姿のビッグママは見たくなかったというくらい強烈なボディ。もちろん捜査のために潜入するんだけど、事件に関わっている家庭は子供の事をあまり考えないというのだろうか、毎日びっちりのスケジュールでお稽古がはいっていて、自由に遊ぶ時間は全くない。そんな家庭なんだけど、ビッグママがくる事で、そういった家族の絆を取り戻すみたいなものを修正していく話も平行して描かれている。
家庭の話なのか、潜入捜査の話なのか、どれも中途半端なのがいかんよな。だいたい潜入捜査がメインだろうに、それはラストにちょろっと出てきて、あらら、もう事件解決かよっていう展開なので、変装して潜入捜査のハラハラという感じというよりかは、家庭の問題解決のための潜入みたいな路線かと。まあ深く考えないコメディとして見ればいいのだろうが、パート3は作らない方がいいだろうと思われる。
【Story】
FBI捜査官のマルコムはシェリーと結婚し、FBIの広報活動をする内勤勤務をしていた。だが事件の容疑者とされているシステムエンジニアの家庭に、ベビーシッターとして潜入捜査を試みることになる。
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