ナニー・マクフィーの魔法のステッキ
Category : 映画・DVD・ビデオ(ジャンル別) > ファンタジー

2005年 劇場公開
アメリカ・イギリス・フランス制作
上映時間 98分
監督 カーク・ジョーンズ
出演 エマ・トンプソン/コリン・ファース
お勧め度

ホラーは好きだけど、ファンタジーは好きではない。なんてやつだとお思いでしょうが、どうも苦手なんだよね。だからハリーポッターとかは見た事もないし。そんな私だけど、これはかなりおもしろいと思った一本だ。
素敵なファンタジーだよ。子供のころに戻れるような、そんな作品。ブラウン家は7人の子供がいるんだけど、みんなとてもいたずら坊主ども。セドリックは乳母を雇っても、みんな子供たちの凄まじい悪戯にに辞めていってしまう。
そんなときに、マクフィー婆やという乳母がやってくる。彼女が子供たちに教えることはとてもシンプルだ。人間としては当たり前のことを言う。人の話を聞くとか、ちゃんと朝は起きることとか。最初はマクフィーのことを、醜いばばあみたいに思っていた子供たちも、だんだんと人として学んで行くといった教訓もちりばめられている。なんたって憎たらしいガキんちょが、マクフィーばあやが杖をひと振りすると、あれれ言うこときいてしまうというか、それで子供らも成長していくんだよね。そして成長とともに、ばあやの醜い顔がひとつずつ綺麗になっていく。最初はでかいイボがあったのに、それがとれていったりね。
ファンタジー苦手なくせに、ほろりとさせられたり、ラストシーンの真夏の雪のウェディングシーンはすばらしいと感嘆の声をあげたり。でもこの手に映画は、苦手な人はとことん苦手だったりもするから、もろてをあげてお勧めはしないけど、なかなかよく出来た話だとは思う。だってこの映画観てから、少しの間ファンタジーのコーナーをうろうろしたのは言うまでもない。
【Story】
ブラウン家にはいたずらっ子な7人の子どもたちがいる。1年前に母親を亡くして以来、彼らは家にやって来た乳母へのいたずらが楽しみだ。おかげで雇った乳母は次々と辞めてしまう。そんなある日、新しい乳母のマクフィーが現われる。魔法のステッキを持ったマクフィーが来て以来、ブラウン家では不思議なことが次々と起こるのだった。
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