ミスティック・リバー

Category : 映画・DVD・ビデオ(ジャンル別) > サスペンス・ミステリー・スリラー

ミスティック・リバー
原題 Mystic River
2003年 アメリカ公開
上映時間 138分
監督 クリント・イーストウッド
出演 ショーン・ペン/ティム・ロビンス

お勧め度 ★2つ半

公開時キャッチコピーは、もうひとつの「スタンド・バイ・ミー」を見るために、あなたは大人になった。

絶対に「スタンド・バイ・ミー」とは違うと断言する。クリント・イーストウッドって、どうしてこういうやりきれない話作るんだろうね。最近公開されたミリオンダラーベイビーも、やるせない話で暗い気持ちになるとか。

このミスティック・リバーも、なんかさ最後がやりきれないのよ、どうしてこうなっちゃうかなっていう終わり方。見ていて非常にむなしくなるの。あー、どーしてよ!!!って。私は全く嫌な気持ちだった。苦しさで終わる映画。

【STORY】
ジミー・ショーン・デイブは少年時代の友達だった。ある日のことデイブは変質者に監禁され、それがトラウマになっていた。それぞれ大人になり、みんな家庭を持っていたのだけど、ジミーの娘が何者かに殺されてしまう。

ここから先は完全ネタバレ注意、よろしければどうぞ
役者はすげーって思った。ひさしぶりに見たショーン・ペンなんて、こんな役者になったんだってちょっとびっくりしたよ。娘を殺された父親の苦悩を実によく表現していたし。ケビン・ベーコンもいい男になったね。

話としては、ジミーの愛するものを奪われた気持ちはわかるよ、犯人を八つ裂きにしたい気持ちもわかる。で百歩譲ってそうせざるを得ない行動をとってしまったことも理解できなくはないが、でもなー、そうしたならちゃんとそれなりの決着つけようよって思うんだよねぇ。←いいこちゃん発言なのかな?あまりにも納得いかないラストだったんだ。ため息でちゃったもん。すべての人間が不憫で。

私はできればもう見たくない。こんなやるせない終わり方の映画は耐えられない。胸をかきむしられるような、そんな思いといったらいいのかな。
なんていうのかなぁ、ああいう結末を選択しなくてはいけない、人間の愚かさに、私は同じ人間として、こういう部分を私も抱えているのかもしれないと思うと、ますます悲しくなるんだ。人間として生きていくのが耐え難い映画だった。あー、夜寝る前にこんな映画見るんじゃなかった。

ゾンビみたいな犯人に、斧で追いかけられる映画(ルール)の方が、なんぼかすっきりするよ。←それも怖いけど。
Date : Sunday 26th June 2005 01:20
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