セレブの種
Category : 映画・DVD・ビデオ(ジャンル別) > コメディ

2004年 劇場公開
アメリカ制作
上映時間 140分
映倫 R-18
監督 スパイク・リー
出演 アンソニー・マッキー/ケリー・ワシントン
お勧め度

ちょっとこの映画勘違いしていた。私は精子を提供するビジネスを始めたというので、まさか自分の精子を使うビジネスとは思わなかったのだ。つまりジャックは上司の不正を内部告発しようとして、会社からクビをきられる。そこでお金に困ったジャック。そこへ元カノが登場。なんと元カノはレズビアンになっていて、自分の子供が欲しいから、元彼であるジャックに子供の種をくれと迫るのだった。
そこまではいいのだけど、そのあとがねぇ。なんと元カノったら、これをビジネスにしちゃうんだ。レズビアンで子供が欲しい人はたくさんいるから、ジャックに種を提供させるの。それもさ精子バンクのような方法ではなく、実際にレズビアンの人とセックスさせちゃうのよ。驚きである。つまり自分の子供が何人も生まれるということなのよ。
一応会社の不正と戦うということや、家族ができるってどういうこととか、同性愛のこと、そんなこともちりばめられているんだけど、別にそれはどうでもいいんじゃないかっていう展開に終わるのがなんとも中途半端。子供の数が19人くらいになってしまうって。なんだかあまりにも突拍子もないことなので、いまいちだった。そんなにワハハと笑えるほどでもないし。
それと長い。140分もこんなこと見せられて飽きたんだよね。どうもスパイク・リー監督というと『25時』の印象があって、あの映画どうも私には駄目だったんだよね。これは偏見だろうか?
【Story】
有能なビジネスマンのジャック。しかし上司の不正を告発したばかりに会社を解雇されることになる。そんな時かつての恋人で現在はレズビアンのファティマから大金と引き替えに子作りの協力を依頼される。渋々お金のために承諾したが、その後次々とレズビアン仲間が子作りのためにやってくるはめになる。
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