ソウ3
Category : 映画・DVD・ビデオ(ジャンル別) > オカルト・ホラー

2006年 劇場公開
アメリカ制作
上映時間 108分
映倫 R-15
監督 ダーレン・リン・バウズマン
出演 トビン・ベル/ショウニー・スミス
お勧め度

まず最初に言いたいのは、この映画を観るならSAW1とSAW2は観ていることが前提かと。もし話を忘れてしまったなら、もう一度復習してから観ることをお勧めする。というのもこれって前作2本見てないとさっぱり話しがつながらないと思われる。前作で謎だった部分が解明されたりもするので、これ単品でみても面白さは半減。
でもって前作を見ていたとしても、今作は前作に比べると落ちるねぇ。B級ホラーほどではないし、ある意味知的ホラーっていうのはあるんだけど、なんていうか前作よりただグロくなったというだけの気がしないでもない。さらに痛さ倍増だった。SAWが世の中に出たときは、うーんやられたという部分が大きく、グロさというより、観ているものを騙すトリックのすばらしさが大きかったんだよね。それがパート3まできたら、単純にスプラッターじみてしまって残念だよ。残酷描写が最大級。
一作目は犯人が誰かわからない楽しさがあったけど、これはもうすでに犯人はわかっているので、いかに見せていくかは難しいのかもしれないねぇ。きっとパート4もできるよねぇ。たぶん私は見ちゃうと思うけど。
今作はジグゾウとアマンダとの関係なども見せてくれるのだけど、二つの話が平行して描かれるので散漫になってしまっているのかなと思う。とりあえずラストは想定範囲内だけど、ひっくり返す部分もあるし、そこそこ楽しめるかとは思う。しかし痛いの駄目な人は絶対に観れないと思う。拷問映画だからさ。
【Story】
女性外科医リンは何者かに誘拐され、リンが目覚めると、目の前にはジグソウがいた。アマンダがリンに言い渡したゲームは、ある男のゲームが終わるまで、ジグソウを延命させること。その頃食肉工場の地下室で一人の男が目を覚ます。彼はひき逃げでわが息子を失った父親ジェフだった。
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