恋とスフレと娘とわたし
Category : 映画・DVD・ビデオ(ジャンル別) > ヒューマン・ファミリー・ドラマ
![恋とスフレと娘とわたし デラックス版 [DVD]](http://ecx.images-amazon.com/images/I/514OLs9vdrL._SL160_.jpg)
2007年劇場公開
アメリカ制作
上映時間 102分
監督 マイケル・レーマン
出演 ダイアン・キートン/マンディ・ムーア
お勧め度

ダイアン・キートンって存在感のある女優さんですよね。ダイアンが演じるのが3人の娘の母親。長女と次女が結婚をして残るは三女のみとなったのですが、この三女がかなーり世渡り下手な上、男運も悪い。やきもきしながら口だしするとうるさがられてしまいます。
まぁ適齢期の女の子を抱える母親は、みんなこんなもんなんでしょうね。でもなんとか自分みたいにパートナーのいない生活はして欲しくないと思って、とうとうやったのは、娘の恋人募集という名目でネットの掲示板に募集をかけるのです。そしていよいよ面接開始です。なかなかこれという将来の婿に出会いません。そんな中でこれはめっけもんという男性がいました。母のダフネは上手く行くように願うばかりなり。偶然を装った出会いをするように相手にも根回しして、とんとん拍子で娘のミリーも彼に惹かれていくようになります。それと同時に別の出会いもありミリーは二股かけて付き合うようになります。
ここまでやるか?とも思いましたが、今や娘や息子の結婚相手を探すために、親同士のパーティがあるとか。うちの娘どうですか?とかうちの息子は…みたいな出会い系パーティだそうです。なのでこの映画のダフネが娘に代わって婿を探すというのもありがちなのかもしれません。
ただこの4人の女性たち、親子というより姉妹みたいな仲のよさ。もちろん母に反発という部分もあるのですが、基本的に仲がいい。恋愛の話やなにやら、私は母とそんな話はしませんので、ある意味羨ましい部分でもあります。
女同士のわいわいガヤガヤしたおしゃべりや、映画の中に出てくる美味しそうなケーキや料理の数々それを見ているとなんだか楽しい気分になってきます。そういう意味では悪い映画ではないです。ちょっと無理のある話じゃないの?という部分もありますが、そう否定的でもありません。テンポがいいので気軽に見れますし、とんとんとラストに向けて進んでいきます。くすくすと笑える部分もあるので、お茶でも飲みつつ気楽に観賞するのにはいいと思います。目を楽しませてくれる映画でもあります。
ダフネは子供思いの母というより干渉しすぎですが、娘の幸せだけでなく自分の幸せは自分でゲットするたくましさも持っています。ミリーが主役でなくダフネだったのかと思わせるのもすごいですね。
【Story】
夫と死別してから、3人の娘を育て上げたケーキ職人のダフネ。娘たちの幸せな結婚を願う彼女にとって気がかりは、唯一未婚の三女のミリー。なぜかダメ男にばかり引っかかって手痛い失恋を繰り返してしまう。そこでダフネは、ミリーに内緒でネットのサイトに花婿募集の広告を出し、応募者を自ら面接してミリーの相手にふさわしい男性を選び出そうとするのだったが…。
comments
彼女の記憶って,ゴッドファーザーのシリーズ(名演だったと思う)とか・・・誰だっけ・・ウディ・アレンか・・(ボケ防止,思い出すw)との作品とか,最近ではジャックニコルソンと共演した『恋愛適齢期』程度かしら・・いずれも若い女の子を食っちゃほどの名演技で,若い子が可哀想な位と観てましたが・・
これも凄そうです(;^_^
ええ、この映画のダイアン・キートンもマンディ・ムーアを食ってました。(笑)
ダイアンはもう60才過ぎてます。映画の中でも60才の誕生パーティっていう設定でやっています。それにしても60に見えないです。(^^;)
もし,観てなければ勧めますよ〜,あれとあの時代のものでは(恋愛小説家は旧い)バクダッドカフェは勧めるなぁ...
恋愛適齢期は評判いいですよね。私はみてないんですが、よいとの事なので、今度借りてみます。