食べて、祈って、恋をして
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2010年劇場公開
アメリカ制作
上映時間140分
監督 ライアン・マーフィー
出演 ジュリア・ロバーツ/ハビエル・バルデム
お勧め度

ジュリア・ロバーツの作品が結構好きなので、これを手にとってみたのだけど、長いし眠いしで、これ見ながら何度も爆睡しちゃって、またリピートして見て、でもまた寝ちゃってっていうのを3回くらい繰り返した作品でした。はっきり言って苦痛でした。
これって本当に女性にうけた作品なんでしょうか?私は一応性別は女ですけど、これいただけない作品なんですけど。私が女ではなく男性に近い頭の持ち主なんでしょうか?
隣の芝生は青い。それにつきます。確かに人間はどんなに恵まれた環境でも、これでいいのか?この満たされない思いは何なのか?ってなことで、自分とは何?ということに直面したりするわけですよ。貧乏人であろうと金持ちであろうと。
ですがこの主人公のリズには全くもって感情移入できませんでしたね。ふざけんなよお前という感情はわきましたが。なのでたいくつでたいくつで。
自分探しのために、簡単に夫と離婚。それもありかもしれませんが、そのあとイタリアとインドとバリに行っちゃうわけです。まずそんな金があるなら自分探しなんて偉そうな理屈をこねずに、旅行行ってきまーすだけでいいだろうがと思っちゃいました。でもって彼女はあの旅行で何かみつけたのでしょうか?自分と向き合い、そして何を得たのでしょうか?旅行中もとりたてて大変な思いをするわけでもなく、過酷な道中でもなく、美味い物沢山食べて、いい男みつけて。それNYにいてもできるんじゃあねぇ?って、かなりのやっかみです。←これ自分でも自覚してます
なので全くもって面白くない作品でした。でもこれ多くの人が言ってますけど、旅行映画としてみれば花まるです。イタリアの美しい風景に、美味しそうなパスタの数々、スピリチュアルな雰囲気満載のインドに原色の艶やかなバリ島を自転車で走るシーン。どれも旅行に行きたくなります。そういう意味では観光映画としては大成功しています。
ああいう甘ったれた女の自分探しの映画としてみると、腹立つので精神衛生上よくありません。原作は知りませんけど、ベストセラーなんですって?映画とはまた違うのでしょうか?
私はこういう贅沢な悩みを振りかざす映画は好きではありせん。だってどう考えてもリズはあんなんで自立できたんでしょうか?結局また一緒でしょうあなたはと思います。←きっぱり。
【Story】
ニューヨークでジャーナリストとして成功を収めるリズ。結婚生活も仕事も安泰。しかし心のどこかに満たされない思いが溢れていた。そんなある日離婚を決意し、仕事も男も全てリセットするために、イタリアとインドそしてバリに行くことを決意する。
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