クリムゾン・リバー

Category : 映画・DVD・ビデオ(ジャンル別) > サスペンス・ミステリー・スリラー

クリムゾン・リバー デラックス版
原題 LES RIVIERES POURPRES (THE CRIMSON RIVERS)
2000年 フランス公開
上映時間 105分
監督 マチュー・カソビッツ
出演 ジャン・レノ/ヴァンサン・カッセル

お勧め度 ★1つ半

私の苦手なフランス映画というのと、ヴァンサン・カッセルが好きでないので、これはどーしたもんかと思っていた。ジャン・レノは大好きだよ。なんたって最高傑作のレオンだもん。好き嫌いが混じっている中、一応借りたし見てみたよ。
見たらなんかこの映画見たことあるかも?とデジャブを感じた。(笑)そして続きを見ていくと、やっぱりこの映画以前見たよと確信に変わった、でもじゃあ犯人って誰だったっけ?と言うと、覚えてないんだよ。なので結局最後まで見たんだけど。

なんか最初の設定は、おもしろくなるかもしれないという期待感があるのに、ラストがてんで駄目っていうのがこの映画。導入部分なんて、なんてすごい猟奇的な殺人が起こるんだっていうような、衝撃を与えておいて、だんだんと謎が解明されていくにしたがって、なんじゃそれに変わり、最後にはお粗末な結果でになってしまった。

やはり私は基本的にフランス映画は合わないというのを確信したね。(笑)

【STORY】
アルプスの山の中、真っ裸で眼をくりぬかれた上、手首を切断された死体が発見される。パリの刑事ニーマンスは、ある大学に何かあるのでは思い始める。一方、マックス刑事は別の事件で、墓荒らしの謎にぶちあたり、それがまた大学に関係があることをつきとめる。

ここから先は完全ネタバレ注意、よろしければどうぞ
二つの事件が同時進行で進んでいき、最後はこの二つの事件はひとつにつながるというありきたりの終わり方で、さらに犯人が誰かということになるのだけど、いくらなんでもそんな陳腐な結果とはと仰天したよ。
出だしよいのに、ラストの結果ですべてパァだと思われる。安易すぎやしないかい?

それにやっぱりフランス映画なんだよ。なんか画面が暗いの。曇り空の鬱々とした天気で陰気なんだよね。だから猟奇犯罪といっても、なんていうのかな、すっきりとした犯罪心理がなくて、はぁ?今時なんですかその動機?っていう感じなんだよね。

大学がすべて悪の場所で、ドイツのナチスが大学で行われているという設定なんだ。そんな大学がヨーロッパにはあるんだねぇと、なんだか日本人の私にはよく理解できなかった。エリート社会っていうのはあるよ、でもそれの度が過ぎて、ナチスみたいになるって、これってヨーロッパならではの文化なのかなぁって思った。

そうそう、やっぱりこの映画でのヴァンサン・カッセルも好きになれなかった。彼は魅力的なんでしょうか?私にはよくわかんないんだよ。
私的にはこの映画、ラストですべてがパァなので、激しく面白くないと思われる。
Date : Thursday 7th July 2005 20:43
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