リアリティ・バイツ
Category : 映画・DVD・ビデオ(ジャンル別) > イーサン・ホークが出演

原題 Reality Bites
1994年 アメリカ公開
上映時間 99分
監督 ベン・スティラー
出演 イーサン・ホーク/ ウィノナ・ライダー
お勧め度

これは90年代の青春映画です。この90年代当時1960年代位から1975年位までの生まれの世代を「ジェネレーションX」世代と呼んでいました。今でいえば1976年生まれ以降は「ジェネレーションY」世代ね。でこのX世代はアイデンティテイのない世代といわれています。その代表的な世代の映画がこのリアリティバイツです。日本語では「現実は厳しい」っていう意味。今ではジェネレーションXという言葉も、死語みたくなっていますけれどね。マーケティングの世界ではまだY世代とかの言葉は残っているのでしょうか?
「セント・エルモス・ファイアー」と同じで、大学を卒業したての若者の青い時代の話です。思うように仕事がなかったり、クビになってしまったり。友達なのに喧嘩してみたり。好きなのにうまくいかなかったり。世間は厳しい、甘くないっていうそんな苦しい葛藤の映画です。誰しもがぶちあたる青春のひとこまなので、なんだか照れくさい気分で見ていました。この時代って、明確な将来のビジョンなんか全然持っていなくて、今目の前にある現実という大きな壁をどう乗り越えるかという事ばかりに一生懸命になる時代だと思うんですよね。私も当時はそんなことばかりやっていた気がします。年をとると目の前のことより、先のことばかり考えて、逃避したりして冒険できなくなるんですけど。
イーサンも若いですね。私は今のイーサンが好きなので、この当時のイーサンはなんだかしっかりしてくれよって思いがふつふつ沸いてきてしまうのですが、ウィノナ・ライダーもホント可愛くて綺麗だし、なんか当時に戻ってこの映画を見たら、そうとう嵌るのかもと思いました。今の私では分別ある大人なので、それほど感情移入はしてませんが。イーサンファンは、この映画が好きという人が多いらしいです。
【STORY】
大学を出てテレビ局に勤めたリレイナは、自分たちの友人らを撮影したドキュメンタリービデオの制作を夢見ていた。そこへMTV局長のマイケルが現れる…。
ここから先は完全ネタバレ注意、よろしければどうぞ
イーサンの役はちょっと自堕落な男です。大学卒業後は、仕事をしてもすぐにやめちゃって、音楽活動に夢を追いかけているやつです。アパートを追い出されてリレイナのところに転がりこんだりするようなやつです。でもあの当時だったら、きっとトロイを選んだりしちゃうかも。かっこいいし華があるもん。マイケルのような堅実なタイプより、楽しそうだもんねぇ。
これは特別何かいいことがあるわけでもないです。シンデレラストーリーでも何でもないんだよね。ごく普通のアメリカの日常なんだと思う。しょーもないことして、クビになってしまったり。でも次の仕事は断られまくって、なかなか決まらなかったり。GAPの店長に昇進した友人をちょっと見下したり。だからこの世代の時に、リアルタイムで見たら、きっと心にガンガン響くかもなぁと思う。
私はもういい年だし、今更そんなことに感動することもないけれど、甘酸っぱい思いは十分堪能したよ。私もああいう時代あったなぁって。でも今の私ももしかしたら、この当時と全然変わっていないのかもなんて事も思った。いつまでも夢ばかり見て、現実から逃げたり、バカなことばかりしている。
この映画見ていると、仲間って大切だなって思う。どんな人生でも、時に一緒に笑ったり、泣いたり、愚痴言い合ったり。バカなことしたり。そういう気持ちを分け合える友情は大切にしなきゃって思ったひと時かな。これも見る時期によって変わってくると思うけれど、リレイナはいい人間に囲まれているなと思う。そしてトロイみたいな人を恋人にできるんだ。ハッピーな青春かな。この映画見ながら、一緒にジタバタしようよ。(笑)
これは特別何かいいことがあるわけでもないです。シンデレラストーリーでも何でもないんだよね。ごく普通のアメリカの日常なんだと思う。しょーもないことして、クビになってしまったり。でも次の仕事は断られまくって、なかなか決まらなかったり。GAPの店長に昇進した友人をちょっと見下したり。だからこの世代の時に、リアルタイムで見たら、きっと心にガンガン響くかもなぁと思う。
私はもういい年だし、今更そんなことに感動することもないけれど、甘酸っぱい思いは十分堪能したよ。私もああいう時代あったなぁって。でも今の私ももしかしたら、この当時と全然変わっていないのかもなんて事も思った。いつまでも夢ばかり見て、現実から逃げたり、バカなことばかりしている。
この映画見ていると、仲間って大切だなって思う。どんな人生でも、時に一緒に笑ったり、泣いたり、愚痴言い合ったり。バカなことしたり。そういう気持ちを分け合える友情は大切にしなきゃって思ったひと時かな。これも見る時期によって変わってくると思うけれど、リレイナはいい人間に囲まれているなと思う。そしてトロイみたいな人を恋人にできるんだ。ハッピーな青春かな。この映画見ながら、一緒にジタバタしようよ。(笑)
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