パズラー

Category : 映画・DVD・ビデオ(ジャンル別) > オカルト・ホラー

パズラー
原題 VERFLUCHTE BEUTE
2004年 ドイツ公開
上映時間 95分
監督 ミヒャエル・カレン
出演 マリー・ツィルケ/アントニオ・ヴァネック


お勧め度 ★2つ

このDVDのパッケージ『SAW』にそっくりなんだよ。だからあの映画みたいなやつかとすごい期待して見てみたんだ。でも『SAW』とは似ても似つかない話だった。

この映画一言で言えば、最初から警察に届けていればこんな目にあわないのにっていう教訓の映画かよって思った。というか普通は警察届けるだろうって思ったので、不可抗力というより自業自得な部分が大きい話だった。

つまり人が死んでいるのを発見したのに、そいつが泥棒だとニュースで言っているのを聞いたら、その泥棒が盗んだ金品を自分たちが奪おうというあさましい考えのために起きた事件なんだよ。おまえらそれを犯罪だというのだとテレビに向かって言いたくなる話だった。

なんだかついこの前もドイツの映画を見たばかりで、これもドイツの作品。悪くはないけれど、無難なサスペンスという仕上がりだった。

【STORY】
5人の仲間達とバカンスに出かけ、山中にある古びたロッジに到着する。ロッジに着くと嵐になり、急いで入ると、5人をそこで待っていたのは、キッチンで死んでいる3人の男達だった。テレビでは、その日美術館を襲った強盗がアルプスに逃走した事件を報じていた。

ここから先は完全ネタバレ注意、よろしければどうぞ
もしも遊びに行ったロッジに三人の死体があったら。そいつらが泥棒で、盗んだ貴金属を持っていたら。それを横取りする?ありえないと思うんだけど。そのためにその死体を埋めて隠しちゃおうとするんだよ。

死体遺棄の罪だぜ。そんなことするから、その貴金属を狙っている犯人に狙われるんだよと、主人公たちに同情の余地がないんだよね。いくら山の中で警察に連絡しようと思っても携帯がつながらないとか、嵐で車がスリップして動かなくなったとかという物理的なことがあってもよ、死体を埋めるか?それも4人もいて、全員罪悪感がないのか?と思ってしまった。

犯人というかそういうのもわかった上で、狙われるという話なので、謎解きの映画では全くない。いかに逃げ出すかというのに、ハラハラドキドキといった狙いの映画。お約束の展開で、お約束の結果だけど、ラストはおまえ、まだ懲りないのか?というような終わり方で、つくづくバカじゃないのと思ってしまった。

なので二時間サスペンステレビを見たい方はどうぞ。
Date : Thursday 20th October 2005 16:54
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