クローサー
Category : 映画・DVD・ビデオ(ジャンル別) > ラブストーリー・ロマンス

原題 CLOSER
2004年 アメリカ公開
上映時間 98分
監督 マイク・ニコルズ
出演 ジュリア・ロバーツ/ジュード・ロウ/ナタリー・ポートマン
お勧め度

「カラダを重ねるたび、唇が嘘を重ねる」というのが公開時のコピー。確かにこの映画はそーだわな。これって舞台でも有名な話らしいんだけど、4人の話でどんどんと話が進んでいく。
この映画って評判よかったんだっけ?私的には駄目。なんなんでしょうねぇ、ひたすらやったのやらないのでお互い勘ぐりあって、それで挙句そのことが原因でケンカしはじめて、いやはやあんぐりしてしまった。一応この映画はR15指定だよ。たぶんそういった言葉の表現があまりにも直接的だからだと思う。
それもなんかいっつもセックスの話しているみたいで、おまえらそのことしか頭にないのか?と言いたくなる話だった。だってまいどまいど「あいつとやったのか?」とか、「あいつとはよかったのか?」とか「感じたか?」とかそんなことばっかなんだもん。嫉妬心からなのかもしれないけれど、うんざりすると思うんだけど、そんなこと言われると。
愛って形あるものではないし、いくら愛していると言っても、それの存在証明を得るには、相手を信じることしかないわけなんだよ。それで自分の話していることは真実だと言い、相手にも真実を語るように求める。それが相手と寝たかどうかという事実確認のために語られるのだよ。
その時点で愛はない様に思うのだけど。相手のすべてを知りたいと思っても、それは不可能であり、どんなにお互い言葉を重ねても、決して交わることはないように思うのだけど。
それに私がすごく嫌なシーンは、離婚届けにサインするから、自分の診療所で最後にセックスしてくれって言う所。私こういうのって駄目なんだよ。ぶん殴りたい。(笑)ついでそれに応じるって……。絶句よ。
という事で、この映画は好き嫌いが分かれそうと思う。決して純愛チックな映画ではないので、そのあたりを期待して見るとたいへんな目にあうと思われる。まっ、大人の映画という事で。
【STORY】
小説家志望のジャーナリストであるダンは、ロンドンでニューヨークから来たストリッパーのアリスと出会う。2人は間もなく同棲を始める。1年半後、ダンの小説が発表され、そのための写真撮影でカメラマンとしていた、アンナに心引かれることになる。アンナもダンに惹かれていたが、アリスとの同棲を知って身を引くことに。半年後、アンナは水族館で医師のラリーに出会うのだった。
ここから先は完全ネタバレ注意、よろしければどうぞ
この四人の中で、一番いいのはアリスだよな。ラリーは変態かよと思うくらい、セックスに固執しているし、ダンは優柔不断でイライラさせられるし、アンナは結局ダンに引かれたとしても、ラリーとよりをもどし、誰がかがそばにいないと駄目なやつだし。結局アリスが一番強くてしなやかな女性だと思った。
レオンのナタリー・ポートマンがこんな女優になるとは。と驚いたよ。ナタリーは助演女優賞をこれでとったそうだけど、この役は嵌り役だね、そう思うよ。
医師のラリーは実に計算高い男で、逆にダンは計算の全くできない、ここまでいくとアホ?と思うような男。二人とも人間の中にはこういう部分があるのだろうなとは思うのだけど、それにしてもいささか、極端すぎる二人。4人の関係が入り乱れてぐちゃぐちゃなんだよね。なんか誰に対しても感情移入して見れないので、散漫な気持ちで進んでいくんだ。その中でも唯一アリスにだけは、君の気持ちわかるよという部分があって救いなんだけど。
私としては辛口評価だけど、大人のいいドラマだ思う人もいるんでしょうねぇ。
レオンのナタリー・ポートマンがこんな女優になるとは。と驚いたよ。ナタリーは助演女優賞をこれでとったそうだけど、この役は嵌り役だね、そう思うよ。
医師のラリーは実に計算高い男で、逆にダンは計算の全くできない、ここまでいくとアホ?と思うような男。二人とも人間の中にはこういう部分があるのだろうなとは思うのだけど、それにしてもいささか、極端すぎる二人。4人の関係が入り乱れてぐちゃぐちゃなんだよね。なんか誰に対しても感情移入して見れないので、散漫な気持ちで進んでいくんだ。その中でも唯一アリスにだけは、君の気持ちわかるよという部分があって救いなんだけど。
私としては辛口評価だけど、大人のいいドラマだ思う人もいるんでしょうねぇ。
comments
なんさんの感想、最高に笑えました!
そういう映画なんですね。
ナタリーポートマン、この映画で賞とった気が。。彼女、結構好きなので、見るの楽しみです。
うけてくれてありがとうございます。(笑)
kanaさんも是非見てみてくださいな。ナタリーはいい役だと思います。ただしそのほかがねぇ。。。
こういうのがいいと言う人もいるのかもしれないけれど、決して純愛に涙するとかいう映画ではないですねぇ。過激なセックスシーンとかが出てくるとか、そういう事ではないのですが、せりふがいい加減にしろよ、お前って感じです。(^^;)