イン・ザ・プール
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原題 イン・ザ・プール
2005年 日本公開
上映時間 101分
監督 三木聡
出演 松尾スズキ/オダギリジョー
お勧め度

私にはあわない映画だった様子。コメディと構えすぎたのかもしれない。つまり面白いはずっていう過大な期待があって、腹抱えて笑うのを想像していたから、そうではなかったとわかったとき、がっかりの度合いが激しすぎた。
全く笑えなかったのも痛い。笑いのツボがどうも違うようだ。この映画面白いという評判もあるので、やっぱり私の笑いのツボが合わないだけなんだろう。
簡単に言えば三人の患者がいて、その人たちを診る伊良部先生という精神科の医者との話。といっても最初から伊良部先生はふざけた医者だし、患者たちも、真剣に病気を悩むというよりかは、ふざけた感じに味付けしている。そこが面白いのかもしれないが、私はちっとも面白くなかったんだよね。三人のエピソードは、見る人が見たら面白いんだろうなって思うのだけどね。
継続性勃起症の田口哲也(オダギリジョー)とか、強迫神経症の岩村涼美(市川美和子)や、プール依存症の大森和雄(田辺誠一)という三人で、田口さんはは会社の接待旅行の温泉で、お湯に入りたくないので、非常ベルならして阻止しちゃうとか。いつも腰をかくしているとか。涼美はガスの火を消したかとか、そういう事が気になって、結局何度も家に戻って、あげく仕事をすっぽかすはめになったり。大森さんはジムのプールが休みの日は、トイレの洗面所に水をためて、それに手をつけてプールの変わりに我慢したり、ひとつひとつのエピソードはユニークなんだよね。
まあ伊良部先生は、真剣にこの人たちを治療するというよりは、適当にちゃかしたり遊んだりいじったりして、最後はまあそんな変な癖も、うまく共存していこうよ的な感じなんだ。だって病院の看護婦さんなんて、いつも斜め上を眺めている、変な人だし、あんな病院ないよな。
うーん、私にはわかんないや。興味のある人は見てね。
【STORY】
伊良部総合病院の精神科医である伊良部一郎。彼のもとにプール依存症のエリート管理職である大森和雄。継続性勃起症の営業マンである田口哲也。強迫神経症のルポライターの岩村涼美ら、ストレスが原因による病気に悩まされる患者たちが診察室にやってくる。
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