しあわせの選択
Category : 映画・DVD・ビデオ(ジャンル別) > ラブストーリー・ロマンス

原題 stardom
2000年 フランス・カナダ公開
上映時間 102分
監督 ドゥニ・アルカン
出演 ジェシカ・パレ/ヴィクトリア・スノウ
お勧め度

この映画を見て思った。私はフランス映画はやっぱり駄目だって。もともとフランス映画はどうも苦手と思っていたのだけど、この映画で確定した。でも客観的にみたらどうなんだろうなぁ、この映画って。私としては爪が甘すぎるし、とても薄っぺらいと感じてしまうのだ。
タイトルのように、幸せの選択の話なのよ。どんな選択をするのかっていうのが柱ね。彼女にとっての幸せとは何なのか?それがあなたの幸せ…。無言…。っていう感じの印象を与えるような終わり方。
それとなんというのか、カット割りが恐ろしく面白くない。ドキュメンタリーみたいな場面をバラバラと並べてつなげて最後に持っていくのが、どうも私には退屈でしかたなかった。そして最後があの選択だし。
【STORY】
カナダに住むティナは、女子ホッケーチームに所属していた。あるカメラマンが撮影した写真が元で、あれよあれよという間に売れっ子になる。
ここから先は完全ネタバレ注意、よろしければどうぞ
ようは華やかなモデルの世界というのも、裏を返せばパパラッチに追われ、興味本位に書きたてられ、華やかな男は群がってくるけれど、どれも本当の愛はない。お金も地位も男も手に入れたけれど、そんなものは砂のようにさらさらと流れてゆく。気がつけば、自分より若くて美しい、自分の代わりなどはいて捨てるほどいる。頂上に登りつめても、落ちるのは一瞬の世界。自分を見失い、そして最後に彼女が手にしたものは。
とここまで書くと何を手にしたかわかるでしょう?
私はそれでもいいと思うけれど、それならそうで、そのあたりの気持ちの揺れとかそれに至る思いとか、そういう心情的な表現があって、それを選択したのならわかるのだけど、唐突にラストにいきなりそれが出てくるの。納得いかないよ。
それかこの映画は、華やかな世界にいても、結局は井の中の蛙で、気がつけばスターでいられるのはほんの一瞬で、最後はそんなつかの間の栄光などあっという間になくなり、残ったものは…という、とても超皮肉なことを言いたいのか?
このあたりは見た人によって違うのかも。自ら選択したものはという未来を向いたポジティブな精神なのか、残ったものはというマイナスの感情で見るのか。あなたはどっちだと思いますか?
とここまで書くと何を手にしたかわかるでしょう?
私はそれでもいいと思うけれど、それならそうで、そのあたりの気持ちの揺れとかそれに至る思いとか、そういう心情的な表現があって、それを選択したのならわかるのだけど、唐突にラストにいきなりそれが出てくるの。納得いかないよ。
それかこの映画は、華やかな世界にいても、結局は井の中の蛙で、気がつけばスターでいられるのはほんの一瞬で、最後はそんなつかの間の栄光などあっという間になくなり、残ったものは…という、とても超皮肉なことを言いたいのか?
このあたりは見た人によって違うのかも。自ら選択したものはという未来を向いたポジティブな精神なのか、残ったものはというマイナスの感情で見るのか。あなたはどっちだと思いますか?
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