NOEL ノエル

Category : 映画・DVD・ビデオ(ジャンル別) > ラブストーリー・ロマンス

ノエル原題 NOEL
2004年 劇場公開
アメリカ制作
上映時間 96分
監督 チャズ・パルミンテリ
出演 スーザン・サランドン/ペネロペ・クルス

お勧め度 ★3つ

この作品去年見ていたんだけど、クリスマス前にアップロードできなかったよ。いくつかの群像劇なので、こういう話が苦手な人は辛いかもしれない。もともと私は、群像劇ってそんなに好きじゃないんだけど、これはそれほどでもないかな。ただすごい盛り上がる映画ではないかな。

我々もそうだけど、クリスマスだからといって、毎年能天気に盛り上がるというわけではないじゃない?(そういう人もいるかもしれないけど)皆何かしらの問題を抱えていたり、逆にクリスマスが辛いという思い出の日であったりする人もいる。そんなちょっと満たされない思いを抱えた人たちの出来事といったらいいかな。

エピソードとしては、恋人のあまりの嫉妬深さに耐えられなくなって、別れを考え始めていたりするマイクとニーナのカップル、一番楽しかったのは病院のクリスマスパーティだったことから、自分自ら怪我をして、わざわざ病院に入院する男ジュールズ。母の介護に追われるバツイチ中年女性のローズ。などなど

彼らが少しずつシンクロして、そして満たされない日常が、ラストには許しと愛という優しさで満たされる。そんなほんわかした話。ただラブ・アクチュアリーみたいなテンポとのよさとスピード感はないかな。それにエピソードそのものもぐーっと感情移入できるかいうと、そうでもないのでなんとなく散漫なまま終わったという印象もある。

ただクリスマスの時期に見るのは雰囲気もあるしいいかなぁとは思うのだけど、甘いラブストーリーではないので、恋人と二人でロマンティックに盛り上がるというよりは、恋人と人生について語り合うにはいいかも。

【Story】
クリスマス・イヴのニューヨークでは、母の介護にあけくれるバツイチのローズや、ニーナとマイクは結婚を控えていたが、マイクのあまりの嫉妬深さにニーナは追い詰められていた。それぞれに問題を抱えた人々が、イヴの夜奇跡が舞い降りる。
Date : Monday 15th January 2007 09:31
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イエスタデイ、ワンスモア

Category : 映画・DVD・ビデオ(ジャンル別) > ラブストーリー・ロマンス

イエスタデイ、ワンスモア原題 YESTERDAY ONCE MORE 龍鳳鬥
2004年 公開
香港制作
上映時間 98分
監督 ジョニー・トー
出演 アンディ・ラウ/サミー・チェン

お勧め度 ★3つ

アンディとサミーのペアは、今までもいろんな映画で共演しているふたりなので、実に安心して見れた作品だ。
『ニーディング・ユー』と『ダイエットラブ』に続く三部作、ラストの映画らしいよ。前述の二本は鑑賞スミ。

二人は元泥棒夫婦という設定なんだよね。ある時は、協力しあっていろんなものを泥棒していた。だけど離婚してしまう。それから2年経って元妻が再婚するという話しが持ち上がると、元夫は再婚相手の所有するネックレスを盗難する。それをきっかけに、元妻ともと夫は再会するという所からスタート。

結局似たもの夫婦だった二人なので、いろんな意味でとてもしっくりぴったりくるんだよね。だけど二人でいると喧嘩ばかりしてしまう。でもお互いに、なくてはならない存在である事は、離婚してもずーっと根底にはある。私はこれって、泥棒夫婦がより戻して、また楽しく泥棒しあう話かと思っていたんだけど、ラストがなんか悲しくてね。

コメディなんだかそうでないんだか、なんか宙ぶらりんというのかな。最初悲しくて、でもラストは楽しいっていうならいいけれど、前半はコメディだと思っていたら、ラストの方で悲しい気持ちにさせるのは、辛いのでやめて欲しい。←あくまでも私の希望

ネタバレ→(夫はもう命の期限が長くないという病で、自分が死んだら元妻に寂しい思いをさせるから離婚もしたし、この世に残していく相手には、巨額の財産というより、自分の愛や生きていく希望なんだよっていうのが言いたいらしいんだ。それでもものすごい財産を元妻に残していくんだけどね。かなりラストはせつない終わり方なんだよ。
)

アンディとサミーが好きな人にはお勧めの作品。

【Story】
トウ夫妻は高級品専門の泥棒夫婦だった。ある日妻は夫から理由も告げられぬまま離婚を言い渡される。それから2年たち彼女は資産家の息子スティーブからプロポーズを受ける。彼の母親が所有するネックレス目当てで結婚を承諾した彼女だったが、プレゼントされる直前にネックレスが盗難にあってしまう。
Date : Thursday 5th October 2006 08:36
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パーフェクト・マン ウソからはじまる運命の恋

Category : 映画・DVD・ビデオ(ジャンル別) > ラブストーリー・ロマンス

パーフェクト・マン原題 The Perfect Man
2005年 アメリカ劇場未公開
上映時間 100分
監督 マーク・ロスマン
出演 ヒラリー・ダフ/ヘザー・ロックリア

お勧め度 ★2つ

むちゃくちゃな話っすね。ヒラリー・ダフは相変わらずかわいいので、アイドル大好き、彼女が出ているなら何でもいいっていうのなら、これはノープロブレム。

だってさこれに出てくる母親、すんごいバカなんだもん。というか自分の母親があんなんだったら絶対に嫌。シングルマザーだから、なんとしてもいい男をゲットして楽したい気持ちはわからないでもない。だから積極的にボーイフレンド探しをしているのも、ここまでなら許せる。だけどろくでもない男をみつけちゃ、結果はいっつも男に振られるわけよ。ふられるのが悪いのではなく、そのあとがいけない。

だってさ男にふられたからって、そのあと心機一転するためにと引越しばっかりするんだ。それもその男がいない遠くに。一人ならいいよ、だけど子供が二人もいるんだよ。そのたびに子供たちはやっと出来た友達とサヨナラしなくてはいけなくて、ものすごくかわいそう。仕事とか仕方ない事情とかの引越しではなく、母親のエゴでしかないよね。男にふられたからって引越しばっかすんなよ。もっと子供の気持ち考えろよっていいたくなる。

そんな母親に今度は引越ししないですむように、パーフェクトな男を紹介しようと考える娘がホリー。という感じで話は進む。それがさ実在のいい男を紹介するならいいけれど、架空の男をでっち上げ、いかにもママのことを影からみつめているっていう大嘘を演出してしまうのよ。アホか??

まあふざけた話なんだけど、ヒラリーって、とってもかわいいっていうことで許せる部分はあり。なのではらわた煮えくり返るほどの話ではない。暇つぶしを求めている方はどーぞっていう感じかな。物事を突き詰めて考えると、ふざけた話なのでイライラするかと思われる。

でも今時の映画だよ。ホリーは引越しガールという名前でブログを書いているの、引越しの様子やママのことなどをブログで更新なんて、今時の映画だよね。

【Story】
高校生のホリーは、引越しガールの名でブログを書いている。彼女にはシングルマザーのママがいるが、二流男に失恋しては引っ越しを繰り返している。そのためホリーは学校で友達も彼も作れない。そこでママにパーフェクトな彼氏をママに紹介すればいと考える。
Date : Saturday 16th September 2006 14:39
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シンデレラ・ストーリー

Category : 映画・DVD・ビデオ(ジャンル別) > ラブストーリー・ロマンス

シンデレラ・ストーリー 特別版原題 A CINDERELLA STORY
2004年 アメリカ劇場未公開
上映時間 95分
監督 マーク・ロスマン
出演 ヒラリー・ダフ/ジェニファー・クーリッジ

お勧め度 ★3つ半

これって賛否両論あるかもしれないけれど、私はこういうベタな話結構好きなんだ。単純な話で、現代版シンデレラ。シンデレラの話を現代に置き換えただけなんだ。

サムは継母とその連れ子の姉二人にいじめられる日々。部屋も屋根裏部屋で、毎日母の経営するファミレスで仕事をさせられる。そんなときにインターネットで知り合ったメル友。毎日の生活の中で、メル友とのやり取りが、一番心がほっとする時間だ。そんな彼にハロウィンパーティで会いたいと言われる。仮面をつけてパーティにでかけ、そこにいたのは、ハイスクールで人気No.1のオースティンだった。楽しいひと時を過ごすが、0時までに帰らないと、継母にみつかってしまう。その際落としたものは、ガラスの靴ではなく…。っていうような話。

なのでラストはシンデレラだもん、わかるよね?

という話だけど、アメリカではかなりの酷評らしいんだ。ラジー賞にノミネートされちゃったらしいし。でもわかっちゃいる話だし、薄っぺらいとか言われたとしても、私は結構好きだったし、楽しめたんだよね。たまにはこういうのに素直に浸ってもいいんじゃないかって思ったりもして。

ヒラリー・ダフってアメリカではアイドルみたいだね。ちょっとぽっちゃりしていて、なんか普通のアメリカの女の子っていう感じで好感が持てる。ものすごく美人というわけでもなく、普通の女の子っていうイメージが人気の秘密なのかな。

女の子はこういうの好きだと思う。男の人はあまり見ないだろうなぁ。ヒラリーのファンならOKかと。(笑)

【Story】
サムは父の死後、その財産を受け継いだ継母と二人の義姉にこき使われている。そんなサムの心のよりどころはメール友達とのやりとりだ。そしてサムは、ハロウィンパーティーで仮面をつけて彼と踊ることになった。しかし、その王子様の正体が同じ学校のアイドルオースティンだと判明する。
Date : Monday 11th September 2006 09:39
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ふたりの5つの分かれ路

Category : 映画・DVD・ビデオ(ジャンル別) > ラブストーリー・ロマンス

ふたりの5つの分かれ路原題 5X2
2004年 フランス公開
上映時間 90分
映倫 R-15
監督 フランソワ・オゾン
出演 ヴァレリア・ブルーニ=テデスキ/ステファン・フレイス

お勧め度 ★2つ半

ストーリーを逆から見せていくっていう方式は最近よくあるけれど、この映画もそう。冒頭は離婚の裁判から始まる。そして二人が出会い結婚して離婚に至るまでを逆方向から見せていく。つまりラストは二人の出会いということ。

誰でもこの方式でいくと、離婚しちゃったけど昔はラブラブな時期もあって、なのにボタンのかけ違いでこんな結果になっちゃったなんてのを想像しちゃうよね。だけどこれはなんていうのか、あの二人じゃいずれ離婚するよなって思うエピソードばかり。

もちろん離婚するには、決定的な何かというより、日々の些細な積み重ねのズレがどんどんと膨らんでというものなのだろうけど、私はあんな旦那嫌だよ。何が嫌って妻がこれから急に出産することになったと電話を入れるんだ。夫はすぐに病院に向かうといい、なのにカフェでコーヒーを飲んで時間をつぶす。出産を終えた妻に何故遅くなったのか聞かれると、道がひどく渋滞していたと言う。あのシーンは不快。彼は父になることに対して恐れているのだろうが、ああいうのはホント私は駄目。

なのでこの映画観ていて辛いのよね。二人のズレを見せつけられて、傍観者としての立場として、苦しく辛い。ラストは二人の出会いのエピソードで、別に恋人のいたジルがマリオンに引かれていくのだが、二人で夕暮れの海で泳ぐシーンは、離婚に至る結末がわかっているだけに、異様に心が痛い。

すっきりとした気持ちになりたい人は、こういう映画は辛いと思われる。私はもう一度見たいとは思わないな。

【Story】
久々に再会し離婚手続きを終えたマリオンとジル。ふたりの間には埋められない溝があった。
Date : Wednesday 30th August 2006 20:48
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SAYURI

Category : 映画・DVD・ビデオ(ジャンル別) > ラブストーリー・ロマンス

SAYURI原題 MEMOIRS OF A GEISHA
2005年 アメリカ公開
上映時間 146分
監督 ロブ・マーシャル
出演 チャン・ツィイー/渡辺謙/ミシェル・ヨー

お勧め度 ★3つ

映像は綺麗だよ。日本の美しい季節や風景、そして着物の美しさというのはよく現れていたと思う。チャン・ツィィーは中国人だけど、綺麗だし芸者の格好も似合っていた。色彩のあでやかさがそれぞれの美しさを引き立てていた。

でもストーリーがいまいちなんだよね。さゆりという一人の芸者の半生というか、子供の頃から一流の芸者になるまでの話なんだけど、女社会なので、いじめとか嫉妬があったりするんだよね。それに会長さんとの出会い、秘められた恋心なんてものが絡み合ってくるんだけど、あんまりさゆりに感情移入できなかったんだ。なんたって私はアメリカンドリームな話かと思っていたから。つまりいろいろあったけど、それらを乗り越え、芸者として超一流になってなんてのを想像していたら、何のことはない、普通のラブストーリー&ハッピーエンドかよだった。もちろん芸者としても大成はするけどね。

ラブストーリーがメインだったら、それなりに盛り上がる恋模様がもっと欲しかった。だってひっぱるだけ引っ張って、ラストにあれれー、だったら最初からくっつけよって言いたかった。それでもその時代はあんなもんなのか?

それと私は芸者という世界はよく知らないので、外人が感じるのと同じようなイメージしかないのだけど、芸者ってあれが正しいのか?芸者は娼婦ではないと強調して言っていたけれど、どうみても最終的にはお金と体という図式があるように感じられるんだけど。水揚げという制度というのか、あれは明らかに金銭とバージンの駆け引きだよね?まぁ、最初から体を売る目的のものと、そうではない芸を売るのが目的だが、借金などの理由にしかたなくという場合の違いなのか?もう一度芸者を勉強しなくてはならないな。

まっ、綺麗に描いてくれているので、そのあたりはよしだし。桃井かおりさんのインパクトある女将も見ものだとは思うけれど、かなり長い映画なので覚悟は必要かと。

【Story】
9歳で花街の置屋に売られた千代。そこには、おカボという少女と、花街一の売れっ子芸者である初桃がいた。ある時千代に会長と呼ばれる立派な紳士が優しく声を掛ける。それ以来芸者になって会長さんにもう一度逢いたいと夢見る千代だった。
Date : Saturday 19th August 2006 00:20
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ドア・イン・ザ・フロア

Category : 映画・DVD・ビデオ(ジャンル別) > ラブストーリー・ロマンス

ドア・イン・ザ・フロア原題 THE DOOR IN THE FLOOR
2004年 アメリカ公開
上映時間 112分
監督 トッド・ウィリアムズ
出演 ジェフ・ブリッジス/キム・ベイシンガー

お勧め度 ★3つ半

静かな大人の映画という雰囲気だった。でも微妙。というのもいろんな人生における悲しみがあって、それをどうやって折り合いつけて生きていくのか?っていうのがテーマなのかなと思うのだけど、なんだか中途半端。

マリアンとテッドの二人は、息子を事故で失い悲しみを持っている。そこから二人はすれ違いがはじまるんだよね。そんなときにテッドの助手として若いエディがバイトにくるんだけど、マリアンとエディは恋に落ちる。というか、言葉は悪いけど、多分マリアンは寂しさを紛らわせるために、エディを利用したような気がする。

お互いになくてはならぬ存在でっていう雰囲気はないんだもん。もちろんエディはマリアンのことが好きというのはわかるんだけどね。テッドはデッドで、妻の不倫は黙認。自分もモデルと浮気しているし。お互いにかみ合うことがなくなった夫婦は、修復が難しいとなると、別の相手を探すのか?うーん、なんかあまり納得いかない展開なんだよね。

まあ人生は再生していかなくてはならないわけで、その過程での出来事といったらいいのかもしれないんだけど。奥深いテーマがあるのはわかるが、ちょっと私には退屈だった。悪い映画ではないことは事実なんだけど。
【Story】
作家のテッドとその妻マリアンは周囲から見ると一見幸せそうだった。しかしマリアンは数年前のある事件以来、心を閉ざしていた。そして夫婦は別宅と自宅を一日おきに交代で寝泊まりするという別居生活を始めるのだった。その年の夏、テッドは作家志望の高校生エディを助手として雇う。
Date : Wednesday 9th August 2006 20:32
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ラブ・レター/誰かが私に恋してる?

Category : 映画・DVD・ビデオ(ジャンル別) > ラブストーリー・ロマンス

ラブ・レター
原題 THE LOVE LETTER
1999年 アメリカ劇場未公開
上映時間 88分
監督 ピーター・チャン
出演 ケイト・キャプショー/トム・セレック

お勧め度 ★3つ

中年の女性のラブロマンス。離婚したヘレンが、昔の同級生と若い男との間でゆらゆらする映画といったらいいのだろうか。なので若さゆえの情熱的にはじける恋の話ではない。

本屋の主人であるヘレンは、あるときソファの間に一通のラブレターがあるのに気が付く。差出人は誰だかわからないのだが、ちょっとした勘違いからアルバイトのジョニーが自分に書いたものと思い込む。

恋は勘違いから始まるもんだけど、この差出人そして誰に向けたラブレターがわからない一通の手紙が、いろんな人が勘違いして、みんな自分に向けたものだと思ったりするんだよね。なんというか幸せだなぁ。(笑)

だけど中年のヘレンだけど、そんなに魅力的には見えないのだよね。の割にはもてる。昔の同級生はわかるよ、それぞれに結婚はしたけれど、昔から実は好きだったとかってあるじゃない、でも20才くらいの大学生と恋人関係になるっていうのは、ちょっと驚きよ。年の離れた恋愛もありといえばありだけど、そんなに夢中になるようなエピソードってそんなにないんだよね。たった一通のあのラブレターだけで燃え上がるものなのか?

ネタバレ→(ラストにこのラブレターは誰が誰に当てたものなのかわかるんだ。これまたびっくりよ。だってヘレンのお母さんの恋する相手が、ヘレンの母に宛てたもの。それも女だった。つまりヘレンの母はレズビアンだったというわけ。それを今更ながらにヘレンに告白。別にレズでもいいけど、そうでなくてもかまわない。なんでこういう設定なのか、必然性があまり感じられなかった)

悪くはないよ。田舎街ののほほんとした雰囲気のなか、穏やかな恋が流れているといった雰囲気でね。甘ーいラブロマンスではないけれど、こんな恋もあるのかなぁと実感はできるかな。

【Story】
本屋を営むバツ1のヘレンは、宛名も差出人も無い一通のラブレターをソファの間から発見する。やがてアルバイトのジョニーが、その手紙を書いたと勘違するようになる。
Date : Thursday 6th July 2006 21:06
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愛についてのキンゼイ・レポート

Category : 映画・DVD・ビデオ(ジャンル別) > ラブストーリー・ロマンス

愛についてのキンゼイ・レポート
原題 KINSEY
2004年 アメリカ公開
上映時間 118分
監督 ビル・コンドン
出演 リーアム・ニーソン/ローラ・リニー

お勧め度 ★4つ

これは今よりももっと性に関することがタブーで、人に秘密にしていた時代の出来事の実話というか、伝記なのかな。

今ではメディアで性の話題など、結構オープンになってはいるけれど、お茶の間の話としてベラベラあっけらかんと話すというのは、そう多くないと思う。やっぱりそれなりに羞恥心とかはあるし、性のことというと秘め事というイメージがあるからだと思うのだけど、1950年くらいの時代では、今よりもっと秘密にしていた時代だよね。だから人様と自分を比べる情報が皆無で、間違った知識に縛られていたりした。

そんな中、生物学者のキンゼイ博士は、多数の人にインタビューしてそれを研究としてまとめ、それにより人知れず悩んでいた性に関することで、かなり救われた人がいるという。今ではそんなにびっくりすることではないが、当時のアメリカはとても保守的だったし、キンゼイ博士のレポートは、そんな中においてかなりセンセーショナルだったと思われる。

キンゼイ博士の研究はそれはそれで立派だと思うのだけど、こういう進歩的な研究は父への反発が根底にあるようだ。父と息子との関係というのか、厳格な父への反発が原動力になっている部分が大きい。そんなことも描かれていた。

ただ映画の中ではいまいち理解できない部分もあり。ストレートのはずのキンゼイ博士は助手とホモセクシャルな関係になってしまったり、彼の妻も別の男との関係を楽しんだり、研究に没頭しすぎて、自分自らも研究の対象にしたり。なんか博士やりたい放題じゃねぇーのか?とかつっこみを入れたくなったけどね。

でもキンゼイ博士の一生というだけでなく、愛は研究で推し量ることはできないと言いつつ、愛はとても大切なものっていうのをうたってもいるし、面白いといえば面白い映画ではあった。

【Story】
キンゼイ博士は、クララと結婚した際、性についての危機を専門家のアドバイスで乗り切った。そこで自分と同じように、性の悩みを持つ学生のために「結婚講座」というものを開講する。そして科学者の立場から性の実態を調査することが必要だと調査に乗り出すのだった。
Date : Friday 30th June 2006 19:42
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夫以外の選択肢

Category : 映画・DVD・ビデオ(ジャンル別) > ラブストーリー・ロマンス

夫以外の選択肢 スペシャル・エディション
原題 We Don't Live Here Anymore 
2004年 アメリカ・カナダ劇場未公開
上映時間 99分
監督 ジョン・カーラン
出演 ナオミ・ワッツ/マーク・ラファロ

お勧め度 ★2つ半

一言で言えば不倫の映画。それもなんか中途半端で、なんじゃいそりゃあって思っちゃった。ナオミ・ワッツが出ているからと思って借りたんだけど、あんたこういう結果になるのはわかるだろう、自業自得と思ってしまったので、感情移入は全くできず。

だいたいさ不倫ものって駄目なんだよ、美化しようとしても結局ずるいと思うからね。オープンマリッジを実践している夫婦なら文句ないけどね。たいていは片方不倫、片方は怒り狂うってパターンでしょう?

でもさ夫婦二組のカップルが家族同士の付き合いで、その一方が不倫中って、残されたほうは、一人は嫉妬に狂い、もう一方は実は妻の不倫は知っていて、そのほうが自分が浮気するのに都合がいいからと思っている。

で結局こんな関係は崩壊するわけよ。結局不倫は、パートナーに対する不満があるから、恋というおいしい部分だけを求めているだけのことだよね。たいていそうよ。そんなに嫌なら離婚しろよって思うのは私だけ?

ということで、三面記事並の面白さはあるけれど、大作には程遠い。ついでにここまで不倫をするならどろどろの方が面白いのに、あっけなく終わっちゃったので、不満が満載。

【Story】
専業主婦のエディスと夫のハンクは大学教授。その同僚ジャックと妻のテリーとは夫婦ぐるみのつきあいだ。ところがエディスとジャックは密かに不倫を続けていた。それを知ったテリーは、嫉妬に狂う。
Date : Wednesday 28th June 2006 08:29
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    好き嫌い書き放題で、ネタバレありです。未見の方はお気をつけ下さい。
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