グッバイ・ジョー

Category : 映画・DVD・ビデオ(ジャンル別) > イーサン・ホークが出演

グッバイ・ジョー
原題 Joe the King
1999年 アメリカ劇場未公開
上映時間 98分
監督 フランク・ウェイリー
出演 ヴァル・キルマー/イーサン・ホーク

お勧め度 ★3つ

すごい久しぶりにイーサンが出てる映画をみつけたので見てみた。といってもイーサンはほんのちょい役だから、イーサンの映画ではない。それにイーサンの役も意味のないものだった。

この映画は救いがないような終わり方なんだよね。ただもしかたらこの少年、立ち直ってほしいなぁと思わせる部分もある。それにしてもせつない映画だった。

家庭環境がいまいちの中、ジョーは窃盗を繰り返し、最後はバイト先の金庫を盗むまでの犯罪を犯してしまうんだよ。ただ彼はそのお金を自分のためというより、父の借金を返したり、母のために使ったりするんだよね。そのあたりが悲しいんだ。

それにさまだ14才なのに家が貧しいからレストランでバイトするんだけど、おなかがへっているから、客の残した残飯とかまで食べるんだよ。もう悲しくてさ、結構辛い映画だった。

また学校の先生がぶん殴りたいくらい嫌なやつなんだ。授業でジョーにわざと父親の仕事は何か言わせるの、そしてそれが学校の用務員でトイレ掃除とかしているというのを小ばかにするんだ。ありえないよね。さらに父親が先生に借金をするんだけど、その金を早くかえせって、子供のジョーに言ったり、教員としてあるまじき行為と私は怒り心頭。

まあ父親もろくでもないやつんだけど、彼は彼なりにそれでも子供のジョーを愛してはいたんだよね。だけどそれがうまく伝わらないんだけどね。

窃盗はいかんよ、盗んだ金で母にプレゼントをしてもいかんと思うよ。警察に捕まってもしかたないと思う。でもジョーはきっと立ち直れるよと思いたいよ。自分の金儲けでなく、人のために何かしたいという気持ちがあるならば、いい方向に進んでほしいなぁ。

でもこの映画、悪の道に進むジョーを、イーサン演じる教師が正しい道に進めてくるのかと思いきや、全くそんなことなかったというのには、なんかずっこける。

ラストは→(更生するのかと思いきや、少年院に送られていくので終わり、ホンマかいな?とびっくり。そんな、グッバイジョー、タイトルのとおりの終わり方かよ)なんかどうにかならないものなのか、どういう所まで言いたいのかわかりにくい映画であった。

楽しい笑える映画ではなく、重くて辛い映画だった。気持ちがマイナーなときは止めたほうがいいかと思う。

【STORY】
ジョーの家は借金をかかえ、父親は自堕落な生活を送っていた。そんな中ジョーはレストランでアルバイトをして、家計を助けていた。しかし両親の愛情に飢えているジョーは、次第に窃盗などを繰り返すようになっていく。
Date : Saturday 31st December 2005 11:25
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隣のリッチマン

Category : 映画・DVD・ビデオ(ジャンル別) > コメディ

隣のリッチマン
原題 envy
2004年 アメリカ劇場未公開
上映時間 99分
監督 バリー・レヴィンソン
出演 ジャック・ブラック/ベン・スティラー

お勧め度 ★2つ半

これは人によって楽しめるかどうかちがってくる映画だと思う。私は結構こういう超B級映画好きなので、それなりに笑えたんだよね。話の内容はバカバカしいから、屁理屈言いながら見たら恐ろしくつまらないと思う。

まあ面白くておもしろくて腹抱えて笑うというほどではない。普通のコメディレベルかな。ただし突っ込みどころは満載だよ。

タイトルのように、ある日隣に住む友達が、突然リッチマンになるという話だ。別に宝くじに当たってというものでもなく、ひらめきから発明品を生み出し、それがバカ売れしてリッチになったのだ。金持ちになって馬を飼ったり、庭にメリーゴーランドを作ったりというお決まりのパターン。かたやお隣のティムは相変わらずの貧乏暮らし。相手に対して嫉妬の炎が渦巻いている。

おばかな話なんだけど、結構奥深いものも見え隠れする映画なんだよ。お金に嫉妬をするという事、それによって友情がどのように変化するのかとかね。だけどだからといって、真面目な話でもないし、とことんギャグにしているわけでもないので、ちょっと中途半端なコメディかな。

ニックは金持ちになっても、お隣さんのティムへの友情は忘れない。プレゼントをしたり、いつも気にかけているんだ。かたやティムはそんなニックの友情を感じつつも、でも羨ましい、あいつは金持ちになってっていうジェラシーに縛られているんだよね。こういう気持ちって自分たちも普段でももちえているよね。それから開放されるにはどうしたらいいかっていう事が、面白おかしく描かれていくんだけど、そこまたバカバカしいんだ。なので真面目な話でもない。

まあそこそこ楽しめるかなといった感じだけど、人によったら全然笑えないかも。そこのところは微妙かな。

【STORY】
同じ工場で働いている上、家もご近所のニックとティムは親友同士。あるときニックがペットのフンを消してしまうスプレーを発明する。それにより一躍大金持ちになる。発明前に、ニックに投資の相談をされたが、そんなもの発明できっこないと誘いを断ったティムは、嫉妬と後悔にさいなまれることになる。
Date : Friday 30th December 2005 19:55
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TAXI NY

Category : 映画・DVD・ビデオ(ジャンル別) > アクション・犯罪・バイオレンス

TAXI NY 特別編
原題 THE NOTEBOOK
2004年 アメリカ・フランス公開
上映時間 98分
監督 ティム・ストーリー
出演 クイーン・ラティファ/ジミー・ファロン

お勧め度 ★4つ

おもしろかった。単純に楽しめた。
これはリュック・ベッソンのフランス版TAXiを、ハリウッドがリメイクしたものとか。オリジナルの方を私は全く見ていないので比べられないのだけど、かなり楽しかったよ。これならオリジナルバージョンも見てみようかなぁとか思った。→実はこの映画が面白かったので、DVDを返しにいったあとに、本家のTAXiの1〜3までまとめて借りてきてしまった。

運転のへたくそなウォッシュバーン刑事が、たまたま出会った、ドライバーテクが超一流のタクシードライバーのベル。そんな二人がタクシーぶっ飛ばして、銀行強盗を追いかけるという話。

それにしてもあんなに運転の下手くそな警官がいるんかいな?と思うくらい下手くそ。教習所で右見て左見て、バックミラーの位置よーしって習ったけれど、あれを実践しているの、それもこれから犯人追跡という一分でも早く発進しなくてはいけない状況の時に。おいおい、犯人にげるやろとどつきたくなる。

それだけ念入りに確認して発進するわりに、発進できずエンストとか、いやー笑わせてくれましたよ。テンポも悪くないし、二人の掛け合いも息ぴったり。オリジナルはタクシー運転手は男性みたいだけど、ハリウッドバージョンは女の運転手なんだよね。でも女性で正解だと思った位、結構似合っていたよ。

それにしても警官が免許取り上げられて、タクシーで犯人追跡するって、ありえない展開だけど、ウォッシュバーン刑事があまりにも駄目でまぬけな刑事だから、ベルが頼もしく思えるよ。マザコンって所もぴったり。

カーチェイスはCGとか合成だろうとは思うけれど、なんか気持ちいい走りで、わくわくしたよ。ラストのオチもお見事だしね。最初はおばかな映画なんじゃないかって、全く期待していなかったんだ。それがよかったのかもしれない。あーおもしろかったって着地できた映画だった。最後のエンドロールも見ようね。NG集が見れるよ。

【STORY】
女性ドライバーのベルは、念願だったタクシーのライセンスを取得した。車を改造してスピード溢れる走りをしながら、ニューヨークの街並みを走っていた。そんな中ベルのタクシーに、銀行強盗を追いかける刑事ウォッシュバーンが乗り込んでくる。彼は運転が下手くそで、免許を取り上げられたばかりだった。
Date : Thursday 29th December 2005 15:35
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奥さまは魔女

Category : 映画・DVD・ビデオ(ジャンル別) > コメディ

奥さまは魔女
原題 Bewitched
2005年 アメリカ公開
上映時間 103分
監督 ノーラ・エフロン
出演 ニコール・キッドマン/ウィル・フェレル

お勧め度 ★2つ半

昔のテレビドラマの『奥さまは魔女』のリメイクと思っている人って多いと思うけれど、これが違うんだな。昔の『奥さまは魔女』をリメイクすることになり、サマンサ役にイザベル(ニコール・キッドマン)が抜擢されるという話。実はイザベルは本物の魔女だったっていうのもついてくるんだけど。

ニコールがかわいいんだよね。ぴったりの役どころだと思う。だけどダーリン役をやることになった落ち目俳優のジャック(ウィル・フェレル)が、いまいちなんだよね。なんかくどいおやじって感じで、ニコールがあまりにもかわいいのに比べて、この差がすごいという相手役。

映画の中でも、嫌われ者の役者で、人気が全くないさえない落ち目役者という役どころ。そういう意味だとぴったりあっているともいえるけれど。

イザベルは魔法はもう使わない、幸せな恋をして人間のように暮らすという目的で人間界に来るんだけど、いくら純粋培養されたといっても、ジャックを好きになるところがよくわからない。まあ人の好き好きなので、大きなお世話だけどね。

はじめて「きみが必要だ」なんて言われたから、ぽーっと舞い上がったのかもしれない。でもジャックはイザベルにサマンサの役をやってもらいたいからそんなこと言ったのであって、別にイザベルのことが好きだったわけではないんだ。どっちかというと、ジャックという男は自己中心なので、自分が目立つように、イザベルは添え物みたいな扱いをするし。

ジャックとは反対に、イザベルのパパがかっこいいの。あんなパパがほしいぞっていう位ダンディなんだよ。

と俳優たちがかわいいだの、へんちくりんだの言っているけれど、話の内容はというと、なんだか中途半端。奥さまは魔女のようにサマンサとダーリンの恋というベタな話でもなく、恋愛の部分は最後の方だけだし、では奥さまは魔女というテレビドラマを作る俳優と女優のコメディ話として見ると、これまた話があまりに浅い。

なんていうのかな、起承転結の転がないというというのかな。いよいよこれからどーんと話が展開していくのかと期待したら、そのまま終わってしまった、そんな印象があるんだよね。

でもテーマ曲とか、鼻をぴくぴくさせるときの効果音なんかは、元祖奥さまは魔女の時に使っていたのと同じだし、雰囲気はとても楽しいのに、なんかもったいないなぁっていうのが正直なところ。

ものすごくつまらなくはないけれど、笑って楽しくてというほどでもない、無難な仕上がりなのかなぁ。ただニコールにはこの魔女の役として、違う脚本で続きに出てもらえないかなぁと思うくらい、なんかすごくキュートだった。この映画、軽く楽しむにはいいかもしれない。

【STORY】
魔女のイザベルは、普通の生活と恋がしたいと願い、人間界へ舞い降りる。一方元トップスターのジャックのもとにTVドラマ「奥さまは魔女」のリメイク企画が舞い込んでくる。このドラマのサマンサ役がなかなか決まらないでいたある日のこと、サマンサのイメージにぴったりのイザベルに出会い、是非ドラマに出てほしいと頼むことになる。イザベルは魔女であることを隠して撮影に入るのだった。
Date : Wednesday 28th December 2005 19:51
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28DAYS

Category : 映画・DVD・ビデオ(ジャンル別) > ラブコメディ・ロマコメ

28DAYS コレクターズ・エディション
原題 28DAYS
2000年 アメリカ劇場未公開
上映時間 104分
監督 ベティ・トーマス
出演 サンドラ・ブロック/ヴィゴ・モーテンセン

お勧め度 ★4つ

これは私の中ではスマッシュヒット。もともとサンドラが好きだという事もあるんだけど、芯のあるテーマをうまく味付けしてコメディ部分を取り混ぜるという映画は好きな部類。

アルコール中毒とか、薬物依存などの依存症のリハビリ施設での話しなんだ。どうして依存症になってしまうのかとか、依存症を克服していくにはとか、テーマとしては重い部分ってあるんだよ。姉の結婚式でいくらアル中であるからといって、ひどいことをしてしまう。家族からも疎まれて施設にやってくるんだけど、最初は施設の厳しい規則に反発するんだよね。だけどだんだんと仲間とのかかわりの中で、自分を取り戻していくというのかな。そういうのを軽く描いているんだ。笑える要素で、そんなに重くならずにね。

なので中途半端というのは否めないんだけど、更生施設にいるひとり一人のキャラもよく描けていて、面白いんだよね。でもこういう施設にいる人は、7割りが戻ってきてしまうという現実もあるらしい。せっかく断ち切っても、現実の生活では誘惑がゴロゴロ転がっているから、自制心をもち続けというのが難しいみたいだ。そういう事を考えると、実際はこの映画のように楽しくリハビリっていうわけにはいかないのは十分過ぎるくらいにわかるんだけどね。だから真剣に考えて見ると、なんだよ実際は依存症を脱するにはたいへんなんだぞって思って、笑えなくなってしまうかも。

このあたりはこの映画をどういうスタンスで見ていくかによって、楽しさが分かれるかもしれないな。

映画の中で、みんながテレビで見る昼メロのドラマがあるんだけど、DVDの特典でこのドラマが収録されているので見てね。

【STORY】
ジャーナリストのグエンは、恋人とともに出席した姉の結婚式をめちゃくちゃにしてしまう。アルコール中毒という診断をうけ、一ヶ月間依存症の更生施設へ行くことになる。
Date : Tuesday 27th December 2005 20:34
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恋する泥棒

Category : 映画・DVD・ビデオ(ジャンル別) > ラブコメディ・ロマコメ

サンドラ・ブロックの恋する泥棒
原題 Stolen Hearts
1995年 アメリカ公開
上映時間 97分
監督 ビル・ベネット
出演 サンドラ・ブロック/デニス・リアリー

お勧め度 ★2つ

サンドラ・ブロック大好きだから、おもしろいコメディかなって思って借りてみたんだ。泥棒の話なんだけど、えらく都合よく終わった気がする。というかアメリカって、司法取引がある国だけど、無罪になっちゃうの?と驚き。

泥棒ものって結構、捕まりそうででもつかまらないように、ハラハラしながら盗むみたいなのが多いけれど、そういうのを期待していると全く違う。泥棒し終わって車で走っているところがオープニングなんだ。取引は数日先なので、それまでのんびりしようという事。盗品持ちながらのんびりって、その感覚がよくわからない。だって早く売らないと、警察に捕まってしまったりという心配だってあるから、なるべく早く処理したいと思うのは、素人考えなのかな?

これは泥棒の話なのか、ラブコメディの話かが中途半端なんだ。つまり盗んだ盗品とともに、どこかの別荘に不法侵入して、そこで数日のんびりしようぜっていうカップだから、その数日の間に喧嘩したり、ロズ(サンドラ・ブロック)が隣の住人に恋心をいだいて、フランクはやきもきしたり。

なもんだから泥棒の話も恋の話もすべて宙ぶらりんで、最後にあっという間につじつま合わせて終わりにしてしまったという印象。これなら泥棒カップルの逃走劇みたいな方がいいのにと思ってしまった。

サンドラが出ているから見たけれど、映画というよりドラマという仕上がりかな。

【STORY】
ロズとフランクは絵を盗み出し、取引先のニューイングランドにやってくる。ロズはそろそろフランクにちゃんとした仕事につき、結婚したいと思っているのに、フランクはいつまでもふざけている。取引まで日がある二人は、住人が留守の別荘で過ごすことにする。
Date : Monday 26th December 2005 07:04
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恋は邪魔者

Category : 映画・DVD・ビデオ(ジャンル別) > ラブコメディ・ロマコメ

恋は邪魔者〈特別編〉
原題 DOWN WITH LOVE
2003年 アメリカ・ドイツ公開
上映時間 101分
監督 ペイトン・リード
出演 レニー・ゼルウィガー/ユアン・マクレガー

お勧め度 ★2つ

ちょっと借りる前に嫌な予感がしたんだ。それでずーっと借りないでいたんだけど、でもせっかくだからと思って今回チャレンジしてみたんだけど、嫌な予感は当たった。

コメディで笑えそうな雰囲気があるんだけど、レニーの大げさな演技がどうもひいちゃって私としては駄目。衣装とかは60年代のかわいらしさが出ていて、そういう意味では楽しめるんだけど、どうも話しにのれないんだよね。それにユアン・マクレガーが、アイランドの時はかっこいいと思って見ていたんだけど、この映画ではなんかあまりあっていないような気がしちゃって。

この映画は思うに、私のように駄目だと思う人と、とても楽しかったと思う人と両極端のような気がする。笑いってちょっと過剰になる部分ってあるじゃない?それが過剰すぎて、しらけちゃったんだよね。かといって怒り心頭というわけではないんだよ。笑いって難しいよねぇ。というか、私のようにいまいちと思う人の方が少ないのかもね。だって結構みんなこの映画お勧めしているし、私くらいじゃない、あまり楽しくなかったっていう感想の人って。

前半は恋をしない女の代表みたいなバーバラを本気にさせて、恋するじゃないかって暴露して恥をかかせてやるっていう、実にせこい仕返しで、女たらしのキャッチャー・ブロックが奮闘する様が描かれているんだ。そのあたりは笑える味付けなんだけど、もとはと言えば、お前が女を口説くのを優先させて、バーバラとの仕事の約束を何度もドタキャンするのがいけないんだろうっていう、自業自得の部分での逆恨みだと思うんだよね。だからちっとも感情移入できないんだよなぁ。

ただこの話の年代は1962年のニューヨークなんだ。その当時女に恋は必要ないという自立を訴える本としてこれが売り出されるという設定なんだ。だからこういう時代での話しと理解してから見ないと、いまひとつ意味がわからなかったりするかも。

後半はかなりの大どんでん返しが待っているのだけど、それで終わればまだしも、だらだらとそれを引っ張っていくので、私としてはじれったくてイライラしちゃったんだよね。面白いといえば面白いのかなとは思うんだけど、あとは好みの問題かもしれないな。という事で私の感想は当てにならずと思ってね。

【STORY】
女流作家バーバラ・ノヴァクは『恋は邪魔者』という本を出版する。男性誌のノウで取り上げてもらいたいと、雑誌記者のキャッチャー・ブロックに依頼するが、彼は女性を口説くのに忙しく、バーバラとの約束を何度もドタキャンする。怒ったバーバラは奮闘して本を売り、一躍ベストセラーとなる。女性たちの支持を得たバーバラは、テレビでキャッチャー・ブロックを批判する。キャッチャー・ブロックはバーバラを自分に惚れさせることにより、本の内容は嘘という事を暴露してやろうと、バーバラにわなを仕掛けることになる。
Date : Sunday 25th December 2005 09:28
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恋するための3つのルール

Category : 映画・DVD・ビデオ(ジャンル別) > ラブコメディ・ロマコメ

恋するための3つのルール
原題 MICKEY BLUE EYES
1999年 アメリカ公開
上映時間 102分
監督 ケリー・マキン
出演 ヒュー・グラント/ジーン・トリプルホーン

お勧め度 ★4つ

結構笑えた映画だった。結婚をしたいと思っている恋人の父親が、もしもマフィアだったらってことからはじまる。相手は大好きだけど、そんなこと聞いたら結構ぶっとびもんだよね。でも彼女への愛情が深いので、そのあたりはなんとかなると決心するんだ。マイケルは、いくら彼女のオヤジさんがマフィアであっても、自分は悪いことはしないよっていうスタンスはちゃんと持っている。でもどうしても相手はその筋の人だから、マフィアの仁義とかそういうものがあったり、悪いことの仕事に巻き込まれてしまう部分もあるんだ。そこをおもしろおかしく、どうにもならないジレンマをうまい形で描いている。

人のいいマイケルの役をヒュー・グラントが演じているけれど、ぴったりだよ。ただし邦題の意味はよくわかんないけど、三つのルールって何だ?って思うよ。全く関係ないというか、話の中に三つのルールなんて出てこないと思ったんだけど。あまりにもかけ離れた邦題だと思う。原題の“MICKEY BLUE EYES”の方がよっぽど理にかなっているかな。

【STORY】
オークションハウスに勤めるマイケルは、恋人ジーナにプロポーズする。しかし彼女はプロポーズを断る。その理由は彼女の父はマフィアだったのだ。二人の前に組織のかかわる災難が次々と降り注いでゆく。

ここから先は完全ネタバレ注意、よろしければどうぞ
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Date : Saturday 24th December 2005 09:50
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10日間で男を上手にフル方法

Category : 映画・DVD・ビデオ(ジャンル別) > ラブコメディ・ロマコメ

10日間で男を上手にフル方法
原題 How to Lose a Guy in 10 Days
2003年 アメリカ・ドイツ公開
上映時間 116分
監督 ドナルド・ペトリ
出演 ケイト・ハドソン/マシュー・マコノヒー

お勧め度 ★4つ

10日間で男に振られるように仕向ける女と、10日間で女を惚れさせるようにする男が出会い、それぞれに作戦を練るという話。

なんでそんなことをするかというと、アンディは雑誌の記者で、10日間で男をフル方法というHow toものの記事を書くために、そんなことをはじめたのだ。といっても片思いの相手にふられるとかではない、相手を自分に惚れさせておいて、その上で嫌われるようなことをして、最終的にふられるところまで持っていかないといけないわけ。つまりふられる方法がわかれば、そうしないように注意できるという逆の意味のHow toものなんだ。

見ていると、確かにあちゃーっていう部分が多いので、ありゃあ嫌われるよなっていう部分が盛りだくさん。現実でも気がつかないうちに嫌われたりするような事をやっちゃっている場合ってあるよね。そういうのを大げさにやってしまったというのだろうか。

アンディがとてもかわいいのと、なんとかものにしないといけないというのがあるから、ベンもかなり我慢していた部分はあるかな。だってさバスケの試合で、一番いいシーンの時に、ジュース買ってきてなんて頼まれたら、おいおいふざけんなって思うよね。さらに買ってきたコーラがダイエットコークではないから、買いなおしてなんて言っちゃう。またせっかく手作りの料理を作ってくれたのに、肉料理嫌いとか言っちゃったり。

そんなエピソードがたくさんあって、どうしてこんな嫌われるようにしているのに、相手は自分のこと嫌いにならないのだろうとか、かわいいときもあるのに、時々ぶっとぶようなことをする女だけど、自分のことを好きになりそうな感触があるから、もう少し我慢しちゃおうとか、お互いに微妙に探り合っているんだよね。でもベンはそうとう我慢強く、ちょっと気の毒にも思った。

度が過ぎるとこういうのって嫌味なやつっていう事になりがちだけど、ケイト・ハドソン(彼女がゴールディ・ホーンの娘って知って、驚きだよ)がキュートだし、笑えるので楽しい作りになっている。テンポがよく進んでいくし、お互い騙そうとしているのに、最後はちょっと惹かれあい、そしてじーんとくる場面もありで盛りだくさん。安心して笑えるラブコメディかな。

【STORY】
雑誌ライターであるアンディは、“10日間で男にフラれる方法”というコラムを書くことになる。一方広告マンのベンは、10日以内に恋人をつくれば、大きな仕事を任せるという約束を取り付けることに成功する。そんなアンディとベンは、パーティ会場で偶然出会うことになる。
Date : Friday 23rd December 2005 19:50
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幸せになる彼氏の選び方 負け犬な私の恋愛日記

Category : 映画・DVD・ビデオ(ジャンル別) > ラブコメディ・ロマコメ

幸せになる彼氏の選び方 負け犬な私の恋愛日記
原題 I'm with Lucy
2002年 アメリカ劇場未公開
上映時間 87分
監督 ジョン・シャーマン
出演 モニカ・ポッター/ガエル・ガルシア・ベルナル

お勧め度 ★2つ半

簡単に言うと男に振られた女が、そのあと五人の男とデートして、最後に選択した男は誰かっていう映画。負け犬云々という邦題がいているけれど、別に負け犬でもなかろうにと思う。だって五人もの男とデートできるんだもん。これはもてないとは言えないし。ルーシーは美人だしスタイルもいいし、決して男にもてない女ではない。だからこの邦題はよけいだと思われる。

5人のうち誰を選ぶかっていうのは、見ていればおのずとわかってしまう。まんまだよ。だって一番ルーシーとあっていると思うもの。だけどルーシーに感情移入できる人ってそんなにたくさんいないと思うんだけど。だって次々に男とデートできる、所詮は勝ち組だよね。そんな女が誰を選ぶかなんてさぁ。選べるだけすごいじゃん。普通は選ぶほどいないっつーねん。

でも一番最初に振られた原因は、ちょっとかわいそうかも。というのも突然エレベーターの中で、セックスがよくないから別れようとか言われてしまうんだよ。デリカシーのない男というか、ろくでもないやつだと思うので、ルーシーはそんなやつと別れて正解だと思うよ。

全体的にかわいい感じのラブコメディなので、暇つぶしにはいいと思う。話も単純で難しく考える必要はないし、大笑いという事はないけれど、軽いのりで見れるからね。

【STORY】
OLのルーシーは最愛の恋人にふられてしまう。そんなルーシーを励まそうと、友人たちは彼女に5人の男性とのブラインド・デートをするように言う。ルーシーはそれぞれの男性とデートをするのだが、なかなか決められないでいた。そんなルーシーが、最後に選んだ相手とは……
Date : Thursday 22nd December 2005 16:22
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