ラスベガスをぶっつぶせ

Category : 映画・DVD・ビデオ(ジャンル別) > 青春・伝記

ラスベガスをぶっつぶせ [DVD]原題 21
2008年劇場公開
アメリカ制作
上映時間 122分
監督 ロバート・ルケティック
出演 ジム・スタージェス/ケイト・ボスワース

お勧め度 ★2つ

海外ドラマの『NUMBERS-ナンバーズ-天才数学者の事件ファイル』のような、でもそれの変形バージョンみたいな話だなぁと思いました。←意味不明。

私は一応理数系の出身だけど、あんなに頭がよくないのと、数学はそんなに得意でもなかったので、絶対に数学的にギャンブルを解くというのは無理だなぁと思いながらみていました。

現実問題として、ブラックジャックというのは、数学的な頭があれば勝ち続けられるのでしょうか?なんでも実際にあった話だということなので、可能なんでしょうね。ただカジノ側もそれを許していたら大損なので、いろんな対策を講じるのでしょうけど。映画だとあれって犯罪じゃないの?というくらい、なんか怖かったです。マフィアもどきみたいなのが出てきますし。

ストーリーとしては、学費のお金を稼ぐだめに、ラスベガスのカジノに行き、大学生らがブラックジャックのカウンティングをしてお金を稼ぐというものです。だけど最初は学費が稼げたらおしまいと思っていたのに、ぼろ儲けしたら人間見失うという話。以上。それで終わりかいな?

それでも一応ギャンブルの怖さと、それに伴って、最初は皆で協力しあってたのが、お金という魔力によって、チーム内の人間関係が次第に崩れていく様子が描かれていたりなんかもして、そこそこ話に幅があります。

決して面白くないということはありませんが、別段楽しいということもないという、たいそう中途半端な映画でした。DVDで十分ですが、暇つぶしに見るにはいいかなぁと思いました。もしかしたらもっと数学に長けているとか、ベガスのギャンブルに詳しい人が見ると、もっと楽しめるのかもしれないです。日本はラスベガスのような場所がないので、なんとなくピンとこないという部分もあります。

【Story】
マサチューセッツ工科大学の学生ベンは、医学部に進学するために、巨額な学費に頭を悩ませていた。奨学金も狭き門であった。そんなある日のこと、ベンの頭脳に目を付けた教授のミッキーが自分の研究チームに勧誘する。その研究はカード・カウンティングという手法を用いてブラックジャックで必勝するためのテクニックとチームプレイを習得するというものだった。
Date : Wednesday 11th February 2009 23:22
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ヴァージン・スーサイズ

Category : 映画・DVD・ビデオ(ジャンル別) > 青春・伝記

ヴァージン・スーサイズ原題 THE VIRGIN SUICIDES
1999年 劇場公開
アメリカ制作
上映時間 98分
監督 ソフィア・コッポラ
出演 キルステン・ダンスト/ハンナ・ホール

お勧め度 ★3つ

この映画TSUTAYAではいつもレンタル中で、何本もあるのにいつも借りることができなかった一本だ。だからよっぽど面白いんだろうと思って借りてみた。だが私にとっては微妙。もちろんこの映画の主人公たちとの年齢が、私にとって随分昔の話なので、あのころの気持ちを忘れてしまったのかもって言うのもあるかもしれない。

あの年代つまり10代思春期のころの少女の心を描くとこの映画になるんだろうなというのは理解できるし、この年代というのは死の重みをそれほど考えていないし、死への美化もあるだろう。実に短絡的にものごとを考える時代でもある。思春期の不安定な心情と刹那的な感傷を見事に切り取った作品ではあると思うのだけど、とうに年の過ぎた私には、この少女たちには共感はできない。ただ私にもこういう時期はあったのだろうとは思う。もう忘れてしまっているが。

ソフィア・コッポラという人はこういう心情を実にうまく映像化できる監督だと思う。だからある意味これはある年代そしてある人たちの間ではものすごく魅力的で好きでたまらない作品になるであろうことわかる。たぶん私が思春期のころに見たのなら、強烈な一本になったかもしれない。

物語は1970年代に近所に住んでいたリスボン家の姉妹のことを回想録として、その当時一緒に遊んだりした少年が書き記したものといった形式だ。リスボン家の末娘が自殺をし、そのあとに残された4人の姉妹たちとの出来事。

ネタバレ→(なんといっても驚いたのは、ラストには残った4人の姉妹すべてが自殺してしまうのだ。それも末の妹が死んで1年も経たないうちに。あの年代というのはそんなに簡単に死を選択できるものだったのだというのが怖くなる。)

この映画は何で彼女らは?とかどういった心情でとかって考えて見ても仕方ない作品のような気がする。感覚的に見るしかないかと。だって感じることは可能だけど、これを理解することは私にはできないからね。音楽はとてもよかった。この映画をよりいっそう引き立てている。

【Story】
リズボン家の5人姉妹の末娘セシリアが手首を切る。一命を取りとめるが、彼女は数日後自宅で開かれたパーティーの最中、窓から身を投げて命を落とす。
Date : Wednesday 11th April 2007 00:52
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エディソン・チャンの留学青春日記

Category : 映画・DVD・ビデオ(ジャンル別) > 青春・伝記

留学青春日記
原題 時差7小時
2004年 中国劇場未公開
上映時間 97分
監督 キーファー・リュウ
出演 エディソン・チャン/キャリー・ウッドワース

お勧め度 ★2つ

エディソン・チャンが男前だから、こりゃあどんな映画かと思って借りてみたんだ。でも邦題がむちゃくちゃ引いちゃうけど。

だが邦題の通りの話。さらにつまんない。エディソン・チャンはかっこいいよ。だけどそれだけ。相手役の女の子は不細工だし、不細工でも魅力的な人はたくさんいるけれど、悪いけど彼女はそのへんの女の子よりおばさんじみている。

まあアジア圏の人間が、イギリスに留学したらあんな感じなのかなって言うのはわかるんだけど、金髪女にいじめられたり、英語の発音をからかわれたり。その中でちょっと淡い恋もありなんていう定番の話が進むけどね。なんせ話がおもしろくないんだよね。

まっ、エディソン・チャンを見るためにこの映画を鑑賞するのはありかと思う。なので彼の男前度にポイントがついているといってもいい。

【Story】
ロンドンにある全寮制の高校に通うDJ。ある日中国からのジェンという留学生がやってくる。最初は気に止めなかったが、次第に彼女に惹かれていくようになる。
Date : Wednesday 5th July 2006 07:53
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旅するジーンズと16歳の夏

Category : 映画・DVD・ビデオ(ジャンル別) > 青春・伝記

旅するジーンズと16歳の夏 トラベリング・パンツ 特別版
原題 The Sisterhood of the Traveling Pants
2005年 アメリカ公開
上映時間 118分
監督 ケン・クワピス
出演 アンバー・タンブリン/アレクシス・ブレーデル

お勧め度 ★5つ

いやー、私的にすごい楽しかった映画。こういう単純なんだけど、ほろっとくる青春映画って大好きなんだよね。まさに私のツボ。これってアメリカのベストセラー小説の映画化らしいよ。何でも作者は4部作まで作っているらしい。是非映画の方もシリーズ化してほしい。

体型の違う4人の女の子なのに、なぜかぴったり合うジーンズをみつけて、それをひと夏みんなでかわりばんこに履くというもの。それで4人のそれぞれのひと夏の出来事が進む。まあジーンズは別に添え物で、ひと夏の出来事をジーンズがつないでいく、そんな程度の代物。それよか16歳の女の子たちの悩みや、日々の思いを描いた部分に、なぜか自分の青春時代の思いと重なり、涙がどーっときてしまったのよね。

アメリカだろうが、日本だろうが、青春時代には色々な壁にぶつかり、もがきそして泣きながら成長していくもんだけど、それらの思いをホントよく表現しているんだよね。さらに4人の友情がそれらを支えているの。みんないろんな事があるんだけど、時に喧嘩したり、慰めあったりしながら、みんなでそれらの出来事を乗り越えていく。

話としては単純な青春映画だし、私も最初見るまでは、16歳の女の子の話なんて、今の自分の世代とかけ離れているから、つまらんよなぁなんて偏見を抱えていたんだけど、ところがどうして見てみると、まさに私のツボよ。

恋の話あり、親の再婚の事、自殺した母親との葛藤、生きるという事はどういうことか、それぞれのエピソードが心にしみます。自分とシンクロする部分が多いリアリティのある出来事なんだよね。本当にいい映画だなって思った。映像も綺麗。ギリシャでの出来事なんて、いやはや絶対にギリシャに行きたいと思わせるほどの美しさ。

これは騙されたと思って見て頂戴。男性はわからないけれど、女の子は是非。

【STORY】
16歳のリーナ、ティビー、カルメン、ブリジットの4人は、ずーっと親友同士。そんな4人がこの夏初めて別々の場所で過ごすことになった。出発の前日に体型の違う4人の誰が履いてもピッタリフィットする1本の不思議なジーンズと出会う。幸運のジーンズに違いないと、彼女たちはそれを順番に着回そうと約束を交わすのだった。
Date : Wednesday 29th March 2006 07:09
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モーターサイクル・ダイアリーズ

Category : 映画・DVD・ビデオ(ジャンル別) > 青春・伝記

モーターサイクル・ダイアリーズ 通常版
原題 The Motorcycle Diaries
2004年 アメリカ・ドイツ・イギリス・アルゼンチン・ペルー
時間 127分
監督 ウォルター・サレス
出演 ガエル・ガルシア・ベルナル/ロドリゴ・デ・ラ・セルナ

お勧め度 ★3つ半

チェ・ゲバラのことを全く知らないので、これはこの人を知っている場合と知らない場合とでは感想が違ってくるのではないかと思う。

ゲバラを知らない私は、最初は旅物語程度の感想しか持てず、そんなに楽しいとも思わなかった。知っていれば、革命家としての彼とか、どうしてのちの彼を作るに至ったのかとか、もっと早い段階で、心の深いところまで感じることが出来たのかも知れない。

前半が実に淡々と流れていくので、危うく挫折しそうになる。だけど中盤から彼の心の中の変化が、思想の芽を作るに至るのだろうというのが現れてきて、かなり面白くなっていった。弱きものを助け、人の心をつかむ行動力。自分の弱い面もよく理解しており、その上で正直な生き方をしていくさまは、見ていて気持ちのいいものだ。

ゲバラという人を知らなくても、若者の旅の話として見たとしても悪くはないが、前段階として、どんなことをした人で、どんな思想を持っているといった程度でもいいので、少し情報を持ってから見たほうが、断然面白いと思う。アルゼンチンの裕福な家庭で育ったものが、南米の旅を通して感じた矛盾や新しい発見、そういうものがそれからの彼の人生に大きな役割を果たすものになっている。

人間旅という日常から離れた世界に飛び込むと、なにかしらの人生観が変わったりするものだけど、私も若い頃に、バックパッカーのような真似事でもしていたら、今の私はなかったのだろうか?旅行は好きだったけれど、特別過酷なたびもないし、いつも綺麗なホテルに泊まっていたしなぁ。と過去を振り返る。

【STORY】
1952年のアルゼンチンで、喘息持ちのエルネストは友人アルベルトと、南米大陸横断の旅に出た。アルベルトのおんぼろバイクで、わずかなお金しか持たず、彼らの前には幾重にも困難が待ち受けている。
Date : Tuesday 21st March 2006 07:17
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グッド・ウィル・ハンティング/旅立ち

Category : 映画・DVD・ビデオ(ジャンル別) > 青春・伝記

グッド・ウィル・ハンティング パーフェクトコレクション
原題 Good Will Hunting
1997年 アメリカ公開
上映時間 127分
監督 ガス・ヴァン・サント
出演 ロビン・ウィリアムス, マット・デイモン

お勧め度 ★4つ半

最近マット・ディモンやベン・アフレックの映画をよく見るなぁ。マット・ディモンってたいして好きではないんだよ。たぶんリプリーのキモイ役のせいで、どうもうけつけない。それになんかウイリアム・デフォーみたいな顔に見えちゃって。ゴリラ顔っていうのかなぁ。←すごい失礼発言、ファンの方すみません。

のわりには、『ボーン・アイデンティテイー』とか、この映画とか見ちゃうんだよ。嫌い嫌いも好きのうちつてやつ?

それでこの映画、かなーりいいと思う。なんかさ親友っていいなぁって思うし、人生でいろんな事あると思うけれど、勇気をもらえるようなそんな映画だったよ。ウィル(マット・ディモン)は、いい友達と、いいセラピーに出会えて、そして自分のトラウマを克服して、人間的にも成長していく過程が、とてもよく表現できていると思う。
私はとくに泣いたりはしなかったけれど、ジーンと心が温かくなるというのだろうか、自分の道は自分で決めなくちゃあねって、私に言われているような、リアルな映画だった。この映画は、各所でツボに嵌るせりふが満載なのが、心をひきつけるんだろうなって思うよ。

【STORY】
ウィルは幼い頃から天才であったが、養父に虐待されたり、孤児院で育つというような過去があった。ある日数学者のランボー教授が出した数学を、いとも簡単に解いてしまうウィルの存在に気がついた。そこでランボー教授は、ウィルが起こした暴力事件の保釈の条件に、自分のところに通い、数学を解くこと、そしてセラピーをうけることを条件に出した。
そこで精神分析医のショーンに出会い、ウィルは次第にショーンに心を開いていく。

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Date : Saturday 10th September 2005 21:45
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モナリザ・スマイル

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モナリザ・スマイル
原題 mona lisa smile
2003年 アメリカ公開
上映時間 120分
監督 マイク・ニューウェル
出演 ジュリア・ロバーツ/キルスティン・ダンスト

お勧め度 ★3つ

1953年の時代の設定の話。なので現代とはかなり違うだろうというのが根底にあり。つまり女は花嫁修業のように、女子大に通う。それで仕事をすることもなく結婚して、夫につくすそれが当たり前の時代という設定。そんな中、キャサリンという講師が赴任してくる。彼女は保守的な大学や現代において、自由に生き方を選択しようよっていう主義の持ち主。

用は女の幸せは結婚だけじゃないよっていうことを言いたいようだ。かといって結婚を否定しているわけでもない。ただみんな一律、大学を卒業したら結婚するというレールに沿って生きる必要はないのではないか?という問いかけみたいな映画かな。まあ1950年代の設定ですから、実に保守的な時代だったと思う。

【STORY】
キャサリンが赴任した大学は、お嬢様大学であり、実に保守的。生徒の考えも女の幸せは、エリートの男と結婚すること。

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Date : Sunday 3rd July 2005 03:33
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セント・エルモス・ファイアー

Category : 映画・DVD・ビデオ(ジャンル別) > 青春・伝記

セント・エルモス・ファイアー
原題 St. Elmo's Fire
1985年 アメリカ公開
上映時間 108分
監督 ジョエル・シューマーカー
出演 エミリオ・エステベス/ ロブ・ロウ

お勧め度 ★4つ

青春映画の代表的な作品。80年代の話なので、ちょっと懐かしい雰囲気がでているけれどね。ストーリーは大学を卒業したばかりの7人の若者が、社会人になりいろんなことに悩み傷つき、恋や仕事を通して描く、誰もが通る道。そんな感じの映画。いつの時代も青春は、じれったくもどかしいものなんだよね。

【STORY】
大学を卒業して社会人となった、仲良し7人組みの愛と友情が展開する。

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Date : Monday 27th June 2005 19:40
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