ステイ

Category : 映画・DVD・ビデオ(ジャンル別) > サスペンス・ミステリー・スリラー

ステイ原題 STAY
2005年 公開
アメリカ制作
上映時間 101分
監督 マーク・フォースター
出演 ユアン・マクレガー/ナオミ・ワッツ

お勧め度 ★4つ

結末は誰にも教えるなっていう映画らしい。なので教えないけれど、雰囲気はわりかし好きな映画。『マルホランド・ドライブ』のような雰囲気というのかな、ところどころに挿入されるフラッシュバック。怪しい雰囲気がなかなかよろしいかと。まっ、ネタがばれてもそんなにつまらないわけではないよ。

ただラストを知ることで、途中のいたるところにちりばめられた、おや?って思う場面がつながっていくというのだろうか。しかし非常にわかりにくいので、DVDで見て正解かもしれない。だって劇場だと巻き戻しできないもん。

ユアン・マクレガー演じる精神科医師のズボンがつんつるてんなんだけど、それにさえ意味があるらしいよ。全部見終わったら、公式ホームページに行くのがいいかと。そこらあたりは私もわからなくて、ユアンのズボンなんであんなに短いんだとかって思いながら見ていたもん。

映像はとても綺麗で魅惑的。最初は意味を成していないように見える場面でも、のちのちは意味を成すようになっていたり、万華鏡みたいな不思議な映像だよ。

精神科の医師のサムは、ヘンリーという男性患者の担当になったんだ。そのヘンリーはもうすぐ自分は自殺するって言うんだよ。自殺の予告というのか、そんなこと言われれば気になってしかたないし、医師としてはなんとか自殺を食い止めなければという気持ちにもなっていく。そこでサムはヘンリーが死ぬという日までの間、なんとか彼を探そうとするところからスタート。

途中意味がわかんなくなったり、あれはいったいなんだった?と話が混乱するので、単純な話やすっきり白黒つけた話が好きな人には、退屈で面白くない映画かもしれないな。

まっ、これはエンドロールの画像までちゃんと見ようとだけは言っておく。そこにまですべて意味を成しているからね。

【Story】
精神科医サムはヘンリーという青年を受け持つことになる。ヘンリーは、3日後の21歳の誕生日に自殺すると予告する。やがて誕生日を前にヘンリーは、ついに行方をくらましてしまった。彼を救おうと行方を捜すサムだった。
Date : Tuesday 17th October 2006 07:05
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ギフト

Category : 映画・DVD・ビデオ(ジャンル別) > サスペンス・ミステリー・スリラー

ギフト(HD-DVD)原題 THE GIFT
2000年 公開
アメリカ制作
上映時間 111分
監督 サム・ライミ
出演 ケイト・ブランシェット/キアヌ・リーヴス

お勧め度 ★3つ

これは地上波のテレビでやっていたのを録画して見てみたんだけど、これは以前にも見た事があったのを思い出した。細かいところは忘れてしまっていたのだけど、見たことあったなーって。でも以前はキアヌ・リーブスが出ていたとは思わなかったよ。

びっくり仰天なのは、ケイト・ブランシェットがひっくり返るシーン。パンツ丸見えだよ。いえいえ決してそういう映画ではないのだけど、あまりに丸見えでひっくりかえるので、目が釘付けになってしまった。

超能力というのか、占いをしながら生活をしているのがアニー(ケイト・ブランシェット)なんだけど、アニーが占いで使うカードがESPカードっていうもので、あれって占いに使うものじゃないよね?なんであんなものにしたんだろうか。タロットとかオラクルとかにすればいいのにね。ESPカードって、透視の訓練に使ったりするもので、通常あの図柄でどうやって占うんだろう。←素朴な疑問

現代で言う、テレビのちからとかでやっている透視捜査というか、アニーが透視によって見えた場所から行方不明になっていたジェシカの死体がみつかる。それでその土地の所有者であるドニーが殺人の容疑者として捕まるんだ。

それで裁判の時に、アニーの霊能力が問題になったり、でもアニーの能力は見ようとして見えるものでもないので、真犯人はドキドキだと思う。だって今現在はわからないのであっても、何かのきっかけで真犯人の顔が浮かんだらとか。でも裁判では状況証拠からも動機からもドニーが犯人として有罪判決をうけるんだけどね。

アニーみたいな能力は、アニーも言っていたけれど、突然目の前に殺された人の姿が現れたり、そんなことが本当に楽しい事だと思うのか?と検事とかに訴える様子は、確かに辛いよなぁと同情はしてしまう。

無難なサスペンスだけど、ラストはせつなく涙もさそうシーンもあり、可もなく不可もなく。テレビで放映される作品って、無難なサスペンスが多いんだよね。

まっ、キアヌ・リーブスは悪役だし、ケイティ・ホームズもジェシカ役で出ていて、配役は結構豪華かな。でもこの当時のケイティはあんまりパッとしなかったよね。

【Story】
透視能力のを持っているアニーは、街の人に対して占いをして生計を立てていた。ある日ジェシカという女性が失踪する。そこでジェシカの父親が、霊感を持つアニーに協力を依頼して来るのだった。
Date : Sunday 15th October 2006 18:40
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トラウマ

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コリン・ファース トラウマ原題 TRAUMA
2004年 劇場未公開
イギリス制作
上映時間 93分
監督 マーク・エヴァンス
出演 コリン・ファース/ミーナ・スヴァーリ

お勧め度 ★2つ

すいません、私この映画の意味がさっぱりわかんなかったんだけど。コリン・ファースが暗い。無愛想。見ているこっちも落ち込む。自分が運転していた車が事故に遭い、自分も重傷を追うけれど、妻がそのせいで死んでしまう。それが心の傷となり、時々見える妻の幻影。どこまでが彼の妄想で、どこからが彼の現実なのか?彼もわかんないだろうが、見ているこっちもさっぱりわかんなかった。それにフラッシュバックの映像が邪魔をして、ますますわけわからくしているように思う。

また彼が飼っているのが蟻なんだよ。それも超本格的な蟻の巣があって、異様に気味が悪いよ。それが時々出てきて、体にまとわりついたりするの。虫が大嫌いな私だから、見ていると鳥肌たって気分が悪くなったよ。

そんな訳のわかない日常に、さらにもう一つ、妻の知り合いである歌手が殺されて、その犯人ではないかと疑われてしまうのだ。ストーカーまでしていたらしいのだけど、その歌手のストーカーをしていたのか、妻につきまとっていたのか、なんだかやっぱりわかんないんだよ。←結局もう一度見直したいと思わないので、謎のまま終えてしまった。

ネタバレ→(どうも思うに、彼は独身で、妻といってる女のストーカーだったと思われる。つまり彼が勝手に自分の妻だって思い込んでいるというのか。歌手の殺人は全然別人が犯人で、シャーロットという近所の女を殺した事は事実。だけど彼はシャーロットという人間は自分の妄想だと思っているので、自分が殺したという意識がないというのだろうか。ついで妻と呼んでる女は死んではいない、彼から逃れるために死んだという事にしている。まあぶっちゃけ、精神病んだものの妄想の果ての出来事で、死んだ人間は浮かばれないよね。心神喪失で無罪という判決でも出そうなパターンよ。)

とにかく暗いし、見ているとこっちまで狂いそうなので、ポイントは低い。

【Story】
ベンは交通事故を起こし昏睡状態から目覚めるると、同乗していた妻は亡くなったといわれる。しかし周囲では不可解な出来事が起こり、霊能者には「妻はまだ生きている」と告げられる。
Date : Monday 9th October 2006 13:59
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PATIENT14 戦慄の人体実験

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PATIENT14 戦慄の人体実験原題 THE EAVESDROPPER
2004年 劇場未公開
アメリカ制作
上映時間 98分
監督 アンドリュー・ベイケラー
出演 コスタス・マンディロア/ルーシー・ジェナー

お勧め度 ★2つ

すごいタイトルなんだけど、たいした話ではなかった。確かに人体実験ではある。耳が聞こえなくなった被験者に、ある薬を投与すると、聴力が戻るかわりに、人間の心の声までが聞こえてしまうという事だ。ただほとんどの被験者が副作用のために、自殺してしまうというとんでもない薬で、ただ一人主人公のリサだけは死ななかった。

だけどアメリカの国防省に、その能力を利用されて、情報収集の仕事をさせられるというもの。人の心の声が聞こえるって、いい事ならいいけれど、もちろん悪い声だって聞こえてくるわけで、そんな能力があったらやっぱり副作用で死ななくても、コントロールができなければ精神がおかしくなってしまうだろうなぁとは思う。

リサは心の声を聞こえないようにする事もできて、なんと金属のイヤリングをすれば聞こえなくなるというものなんだ。そして任務のときはイヤリングを外すというわけ。だけどそんなとんでもない薬の開発の事は、外に漏れたら大変な事になるわけで、最後は命も狙われるというクライムアクションなんだが、特別ハラハラもしない。冒頭ではこの話は実話みたいな感じで紹介していたけれど、どうみても嘘だろう。でもこの登場人物は現在も幸せに暮らしているみたいな説明もラストには流れており、本当のところどうなのかはわからん。

【Story】
暴漢に襲われてから聴力を失うという後遺症に悩まされていたリサは、ある日、聴力回復のためのトライアルに参加することを決める。それにより聴力を回復したのだが副作用が現れた。
Date : Saturday 30th September 2006 20:38
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ジグソー

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JIGSAW ジグソー原題 Occhi di cristallo
2004年 劇場未公開
イタリア・スペイン・イギリス制作
上映時間 108分
監督 エロス・パグリエリ
出演 ルイジ・ロ・カーショ/デシスラヴァ・テネケディエヴァ

お勧め度 ★3つ半

イタリア人って、みんな毛深いのかね?まあ顔は濃いけれど、刑事役の一人のおっさんなんて、腕にそう肩の付近ね、あそこにも巻き毛がわさわさとあって、ものすごく毛深いの。胸毛どころではない。なーんてところに目がいってしまった一本。

このDVDの発売元の映画って、『SAW』のパクリっていう印象が強いんだけど、最近はもうだまされたりしないように注意している。だって『SAW』を知っている人は、ジクソーって言ったら『SAW』と関連しているって思っちゃうよね。それを狙って、パッケージとかも『SAW』風味にしてみたり、邦題をジグソーにしてみたりってしているのが見え見え。でももう騙されない。だけど今までだまされてきた数々の映画よりは、まともだよ。それなりのサスペンスだと思う。というか今までがひどすぎたのだと思われる。

ただイタリア映画なので、派手さは全くない。主人公である刑事の顔は異様に暗い。というかイタリア人らしくくどい濃い顔なんだけど、瞳に明るさがないので、「具合でも悪いのですか?大丈夫ですか?」って言いたくなるような雰囲気よ。私はヨーロッパって行った事がないんだけど、映画で見るとやっぱり空の色とか暗いんだよね。

ストーリーは猟奇殺人の話で、何人もの人を殺し、その遺体は足が切り取られていたり、手が切り取られていたりして、その先には人形の手足をくくりつけてあったというような、狂った犯人だと推測できる殺人が多発するんだ。これって韓国映画の『カル』みたいだよなって思ったりもした。そういった殺人事件と、刑事の同僚のトラウマの話、さらにストーカーに付けねらわれている女の話が平行して描かれていく。

グロさといえば韓国映画がダントツと思っているのだけど、イタリア映画はそうでもない。結構マイルドなグロさと言えばいいのだろうか。犯人も最初でわかるというものでもないし、そこそこ最後まで楽しめるかと思うのだけど、犯人の動機が私はいまいちよくわからなくて、多分ああなんだろうと推測はできるんだけど、もう少し深く掘り下げてほしかったなぁとは思う。

期待しないで見た分かなり楽しめたので、B級サスペンス好きなあなたならそれなりに満足できるかも。ちなみに原題の『Occhi di cristallo』はクリスタルの眼球と言う意味だそう。

【Story】
ある日惨殺死体が発見される。やがて第2の殺人事件が発生する。被害者の両腕は切断され、代わりに人形の腕が縫いつけられていた。
Date : Monday 25th September 2006 10:13
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パズラー2 リターン・オブ・マッドネス

Category : 映画・DVD・ビデオ(ジャンル別) > サスペンス・ミステリー・スリラー

パズラー2原題 HYPNOS
2004年 劇場未公開
スペイン制作
上映時間 90分
監督 デヴィッド・カレラス
出演 リスティーナ・ブロンド/デミアン・ビチル

お勧め度 ★3つ半

前作『パズラー』とは何の関係もない作品。だいたい前作はドイツ映画だったけど、これはスペイン映画だし。

前作が『SAW』のパッケージみたいで、かなりの人が騙され、つまらんという感想が数多くあったけれど、私も騙されたくちだが。それでまたパズラーかよって思って借りるのやめようかと思っていた。だけどこれは予想に反して、前作よりかは面白かった。うーん、面白いかと思ってみた映画はつまらなくて、思い込みでつまんないと思っていた映画が、思った以上に楽しいとはね。というか、何でパズラー2なんて邦題つけたのだろうか?パズラーを知っている人は、絶対にこの映画、最初は避けると思うよ。それにDVDのパッケージには大ヒットのパズラーに続くとかなんとか書いてあるの、パズラーがヒットしたってあーた???騙されて見たやつが多いというだけだろうが。

で肝心の映画だけど、見ていて時々それはないだろうって思う場面が多数。というのも、とある精神病院に派遣されてきた若き女医ベアトリス。なぜか病院の中に彼女の住む部屋がある。医者用の寮ということだろうか?それはいいのだけど、彼女がシャワーを浴びていると誰かに覗かれる、彼女はバスローブのまま廊下に出て、追いかける。

その寮はなぜか、廊下に出ると診察室があるフロアーみたいで、プライベートの寮と診察室が同じところにあるって、スペインの病院ってそうなの?変だよね、さらにそのような場所ならバスローブでうろうろするなよと言いたいんだけど。それに意味もなく、主人公のベアトリスは裸になっているシーンが多い。ラテンの国は大胆なのかわからないが、全裸である。とはいってもエロイ映画ではない。

内容的にはそれなりにうまい作りになっている。前半のストーリーが後半でひっくり返って、最後は最初につながるという方式は、最近ではよくあるパターンだけどね。

ネタバレ→(とある精神病に医者としてやってきたベアトリス。その病院の患者である少女が自殺した。自殺する前にサンチェズ先生が自殺を暗示するような催眠術もどきをかけていたのを目撃してしまい、少女の自殺は本当はサンチョズ先生による誘導ではないかと疑い始めた。入院中の患者もあれは自殺ではないとささやいたりするし。そのうち入院患者の一人が、俺は警官でこの病院は自殺者が多すぎる。俺は潜入捜査しているのだとベアトリスにささやく。といったところが前半部分。

後半部分は、ベアトリスは実は母の恋人が、自分の目の前で母を殺したシーンを目撃してしまい、ショック状態に陥っている少女であるということだ。ちょっとわかりにくいつくりになっていて、前半と後半のつなぎ目が混乱モードになる
)

と考えると、無難なサスペンスなんだけど、やっぱりたどり着くのは、パズラーより面白かったという一言である。この映画はこれがすべてを物語っている。

【Story】
精神病院に勤務することになった女医のベアトリスは、少女の自殺をきっかけに、彼女の主治医サンチェズ博士の治療法に疑惑を抱き始める。
Date : Tuesday 19th September 2006 08:56
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誘う女

Category : 映画・DVD・ビデオ(ジャンル別) > サスペンス・ミステリー・スリラー

誘う女原題 TO DIE FOR
1995年 アメリカ公開
上映時間 106分
監督 ガス・ヴァン・サント
出演 ニコール・キッドマン/マット・ディロン

お勧め度 ★3つ半

最近マット・ディロンの出ている映画をよく見るなぁ。あっ、これはニコールの美しさが際立っている。ホント綺麗よ。お人形みたいな美しさだけど。

この映画、若いツバメをたぶらかして、自分の夫を殺させたという、実際にアメリカでこんな事件があったらしい。それでよくワイドショーで近所の人や関係者にインタビューしたりするじゃない?ああいった形式で話が進むの。被害者の姉が、弟はあの女に殺されたんだとか。嫁はこんな人間だったとかカメラの前で話すのよ、そういうのをつなぎ合わせ、最終的には自分が事件の様子を語るという方式になっていく。

ようはこのスーザンは、注目されたい病というのだろうか。ほら目立ちたいから犯罪犯すなんていう人がいるじゃない?このスーザンは、テレビに出て注目を浴びる自分というものに価値を見出していて、そのためには何でもするというのだろうか。

だって自分がテレビに出ることより、夫の店を手伝って欲しいという旦那の希望、それだけで夫を疎ましく思い、殺そうと思ってしまうって。旦那が子供を欲しがった、そんなことでも殺人のきっかけになるって。だってはたから見ているとそんなにひどい旦那ではないんだよ。仕事もちゃんとしているし、妻の仕事も理解はしている。だけどそろそろ子供が欲しいねとか、自分のイタリア料理の店も盛り上げてくれるとうれしいといった程度の希望は誰でもあるよね。それを強要しているわけでもなく、考えておいてくれないか?なんていうささやかなもの。

あまりに殺しの動機が短絡的というのか。それも自分の手を使って殺すのではなく、自分のことを好いている若い男の子を翻弄して、殺させるんだよ。

最初はインタビューみたいなのが続いて、なんだか面白くねぇーなって思っていたんだけど、だんだんとにコール演じるスーザンの悪女ぶりというか、頭の悪いでも悪女といった雰囲気にのまれてゆく自分がいた。

ラストはこわーっ、自業自得なんだけど。
ニコールってこういう役すごいあってると思った。人形みたいな美人さがよく映えている。さらにニコールの美しさにメロメロになる少年を、ホアキン・フェニックスが実にうまく演じていた。あの情けない表情を見ていると、彼女にさえ恋しなければ、終身刑にならなかったのにねぇ。

【Story】
お天気キャスターのスーザンは、スターになる事を夢みていた。目的達成のために夫が邪魔になることに気づいた彼女は、高校生の少年をセックスの虜にしてそそのかし、夫を殺害することを思いつく。
Date : Friday 8th September 2006 00:01
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ワイルドシングス

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ワイルドシングス エロティック・バージョン原題 WILD THINGS
1998年 アメリカ公開
上映時間 108分
監督 ジョン・マクノートン
出演 ケヴィン・ベーコン/マット・ディロン

お勧め度 ★4つ半

この映画初めて観たときは、やられたーって思ったよ。大どんでん返しなんてもんじゃないから。どこまでひっくりかえれば気がすむのっていうくらい。そのあとに作られた、2と3はいまいちだけど、このパート1はかなり面白かった。まだ映画を見るということに関して、初心者モードだったから、簡単に騙された。

この前地上波でこの『ワイルドシングス』がやっていたんだ。なのでまた見ちゃったよ。でもテレビだとカットされている部分が多くて、やっぱりDVDで見たほうがよいと思われる。

女子高生ってやっぱりいつの時代も、そしてどこの国も、男の若い先生に興味があるもんなんだよね。ケリーは憧れの先生のサムにモーションかけるけれど、相手にされないことを逆恨みして、サムにレイプされたと訴えるというところからスタート。裁判劇から始まって、そりゃあもういろんな展開がてんこもり。

エロティックサスペンスというカテゴリーかと。ちょっと卑猥なシーンがたくさんあるかな。あっ、地上波のテレビではカットカットカーットだけど。(笑)

マット・ディロンとかケビン・ベーコンとか、私結構あの人らって好きなんだよね。マット・ディロンなんかは昔は正統派の二枚目って感じだったけど、最近じゃいい味出しているしさ。ケビンは昔からきわものだし。

というわけで、素直に深く考えずに見てね。騙されると面白いから。

【Story】
女子高生のケリーは、憧れの生活指導教員サムの車を洗車する仕事をかってでる。後日その際サムにレイプされたと警察に訴えでた。小さな田舎町で事件はスキャンダルとなった。
Date : Wednesday 6th September 2006 22:34
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パニック・フライト

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パニック・フライト スペシャル・エディション原題 RED EYE
2005年 アメリカ劇場未公開
上映時間 85分
映倫 PG 13指定
監督 ウェス・クレイヴン
出演 レイチェル・マクアダムス/キリアン・マーフィ

お勧め度 ★4つ半

『フライト・プラン』も飛行機内のパニック映画だったけれど、あちらよりこちらの方がよっぽど面白かった。でも劇場未公開。有名女優か否かっていう差なのだろうか。それにしてもこれは劇場公開してもよかったほどの出来、うーんもったいないよ。

『スクリーム』の監督が作ったということだけど、これはホラー映画ではない、サスペンス映画ね。リサは父のいるマイアミに向かう飛行場で、リップナーという男性と知り合うんだ。優しそうでおしゃべりも楽しい人間で飛行機を待ってる間とても楽しく時間を過ごすことが出来る。そして飛行機が離陸すると、なんと隣の席の人物はリップナー。楽しい飛行機の旅が始まる…。ってな展開で始まるのだ。

ネタバレ→(ところががってんで、そのリップナーは暗殺者であったのだ。その暗殺を遂行するには、お前が必要なんだと変貌するんだよ。それも飛行機の中で。怖いっす、周りはリサとリップナーは仲よさそうなカップルとしか映らない、だけど本当は違うのだ。逃げ場はないし、助けてくれる人もいない。自分一人ならいいが、このリップナーはもしもリサが自分の要求を受け入れない場合は、マイアミにいる父親を殺すと脅されてしまうのだ。絶体絶命の危機。)

『フライト・プラン』のジュディー・フォスターが演じた役は、主人公に感情移入できないキャラクターなんだけど、この映画の主人公のリサは、一人頑張る姿に応援を送りたいというか、感情移入しやすいのだ。
危機的状況なのに、一生懸命なんとかこの状況を打破できないとか奮闘するんだけど、それがなかなかうまくいかない、そんなハラハラ感もあり、順調に話は進む。決してあきらめない姿勢が好感持てるというのか。

キリアン・マーフィって、よーく見ると不気味な男だよ。青すぎる瞳の色が怖い。それがまたこの映画を面白くしているというのだろうか。

これはレンタルでしか見れないし、DVDの本数も少ないけれど、見かけたら借りてみて頂戴。とくに『フライト・プラン』でがっかりしたあなた、こちらの方が断然面白いから。

【Story】
ホテルのマネージャーとして働くリサは、マイアミへのフライトを待つ間、優しい男性リップナーと知り合う。無事飛行機は離陸。しかし、隣の席に座ったリップナーの正体は…。
Date : Monday 21st August 2006 08:42
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フライトプラン

Category : 映画・DVD・ビデオ(ジャンル別) > サスペンス・ミステリー・スリラー

フライトプラン原題 FLIGHTPLAN
2005年 アメリカ公開
上映時間 98分
監督 ロベルト・シュヴェンケ
出演 ジョディ・フォスター/ショーン・ビーン

お勧め度 ★3つ

これ巷ではあまり面白くないとかって言われていたよね。でもうちのTSUTAYAでは結構人気の作品みたいで、なかなか借りれなかったんだ。

飛行機の中で忽然と自分の娘がいなくなる。探してくれと従業員や機長に訴えても、そんな娘が搭乗したという記録がないとか言われてしまう。みんな頭がおかしくなった母親という目で見るが、そんなはずはない、絶対に娘は飛行機に乗ったとカイルは主張する。

それでカイルは、自分の言い分を信用しない客室乗務員や乗客、そして機長らはあてにならぬと悟り、たった一人で娘を探し出す、そんな話なんだけどね。なんていうのか飛び立った飛行機は密室なわけだから、娘は絶対にいるはずなんだけどさ、カイルがヒステリックなタイプで、ちょっと横柄なんだよね。だからなのか、突然娘がいなくなったと騒ぎ始めても、あらかわいそうにみんな協力して探しましょうって雰囲気が生まれにくいというのだろうか。

そんなキャラクターだもんだから、乗客名簿に載っていないとか、カイルが精神安定剤を飲んでいる、だから娘と飛行機に乗ったというのは妄想だと言われると、乗客の皆もそうだそうだって思い込むんだよね。

まあ娘を失ったと思ったら母親たるもの冷静にはなれないし、みんなあんな感じに大騒ぎするというのはわかる。だけどそれをサスペンス映画にしても、なんか面白くなかったんだよね。あまり緊迫感がないんだよ。だって見ているこっちは、乗客と同じで、なんだよ妄想女が騒いでるとしか思えず、客観的な視点で、娘はいずこに?犯人の目的は?なんていう楽しみ方は出来ないというかな。だってそのあたりは、最後まで引っ張るから、途中が退屈なんだもん。

それでもジュディ・フォスター演じるカイルは、たくましい女で、頭もいいんだよね。自分が設計した飛行機ということで、内部の作りは熟知しているので、その中をいろいろな策を練って探し回る様子は、すごいなぁと思う。自分はあんなところまで頭は回らないだろうと思うし。

それにしても自分の乗った飛行機で、あんなことが起きたらとってもいやだよなぁと思ってしまった。あまりハラハラドキドキするのは苦手と思う人なんかはいいかもしれないよ。ほどほどのサスペンスだから。ただし過剰な期待は禁物かも。

【Story】
突然の夫が事故死して、カイルと6歳の娘のジュリアは、実家のニューヨークに買えるため、夫の遺体とともに飛行機に乗り込んだ。機内に乗り込むと、うとうとと眠りについたカイルは、目を覚ますと隣に座っているはずのジュリアがいないことに気がついた。
Date : Thursday 17th August 2006 21:14
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