ステイ
Category : 映画・DVD・ビデオ(ジャンル別) > サスペンス・ミステリー・スリラー

2005年 公開
アメリカ制作
上映時間 101分
監督 マーク・フォースター
出演 ユアン・マクレガー/ナオミ・ワッツ
お勧め度

結末は誰にも教えるなっていう映画らしい。なので教えないけれど、雰囲気はわりかし好きな映画。『マルホランド・ドライブ』のような雰囲気というのかな、ところどころに挿入されるフラッシュバック。怪しい雰囲気がなかなかよろしいかと。まっ、ネタがばれてもそんなにつまらないわけではないよ。
ただラストを知ることで、途中のいたるところにちりばめられた、おや?って思う場面がつながっていくというのだろうか。しかし非常にわかりにくいので、DVDで見て正解かもしれない。だって劇場だと巻き戻しできないもん。
ユアン・マクレガー演じる精神科医師のズボンがつんつるてんなんだけど、それにさえ意味があるらしいよ。全部見終わったら、公式ホームページに行くのがいいかと。そこらあたりは私もわからなくて、ユアンのズボンなんであんなに短いんだとかって思いながら見ていたもん。
映像はとても綺麗で魅惑的。最初は意味を成していないように見える場面でも、のちのちは意味を成すようになっていたり、万華鏡みたいな不思議な映像だよ。
精神科の医師のサムは、ヘンリーという男性患者の担当になったんだ。そのヘンリーはもうすぐ自分は自殺するって言うんだよ。自殺の予告というのか、そんなこと言われれば気になってしかたないし、医師としてはなんとか自殺を食い止めなければという気持ちにもなっていく。そこでサムはヘンリーが死ぬという日までの間、なんとか彼を探そうとするところからスタート。
途中意味がわかんなくなったり、あれはいったいなんだった?と話が混乱するので、単純な話やすっきり白黒つけた話が好きな人には、退屈で面白くない映画かもしれないな。
まっ、これはエンドロールの画像までちゃんと見ようとだけは言っておく。そこにまですべて意味を成しているからね。
【Story】
精神科医サムはヘンリーという青年を受け持つことになる。ヘンリーは、3日後の21歳の誕生日に自殺すると予告する。やがて誕生日を前にヘンリーは、ついに行方をくらましてしまった。彼を救おうと行方を捜すサムだった。