ディナーラッシュ

Category : 映画・DVD・ビデオ(ジャンル別) > アクション・犯罪・バイオレンス

ディナーラッシュ原題 DINNER RUSH
2001年 劇場公開
アメリカ制作
上映時間 99分
監督 ボブ・ジラルディ
出演 ダニー・アイエロ/エドアルド・バレリーニ

お勧め度 ★3つ

ニューヨークのあるレストランを舞台に、一晩このレストランで起こるドラマといったらいいだろうか。ラストの付近くらいから、この映画の雰囲気に乗れたのだけど、それまでが長い。いや映画の時間は99分だからそんなに長くはないのだ。なのにこのままこのレストランの一晩の出来事で終わるのだろうかあきらめモードになってくるあたりが嵌れない原因だった。

というのもTSUTAYAで人気の作品みたいな感じで紹介されていたので、こりゃあレストランを舞台にしたワクワクドキドキなサスペンスと期待てんこもりだったのがいかんのかもね。

料理の映画というと、この前みた『マーサの幸せレシピ』があるんだけど、あれよりも厨房の喧騒というか、戦場のような戦いが繰り広げる様は迫力あると思う。ただ主人公のシェフであるウードが嫌なやつなんだ。どれだけの腕をもったシェフだがなんだか知らないが、暴君だ。前述の映画のマーサも嫌なシェフだったけど、なんでシェフはいい人じゃないんだろう。

それにシェフも嫌だけど、客も嫌だ。接客はウェイトレスだろうが、食べに来る客も感じ悪いんだよね。ねちねちいやみを言うやつや、レストランのことを褒めて記事にした女なんか、すごい不細工。まじまじと顔見ちゃったよ。だって意地悪さが顔に出ているんだもん。我侭言ってなんで席が窓際じゃないんだとか無理なことを言ったり。ギャングまで出てきて、この店を売れとか難癖つけてきたり。なんかいい人があまりいないので、イライラしちゃってストレス感じちゃった。

でも最後はおーっ、そうきたかっていう展開も待っていて、そこいらはこのために前半があるのねぇと納得。つまりそこにいたるまでが眠くなるんだよね。

ネタバレ→(レストランの中にバーもあるんだけど、そこで飲んでいたサラリーマン風の男。この人がちょいちょい出てきたんだけど、最後にその人が実は殺し屋で、店を売れとかいちゃもんつけてきていたギャングをあっという間に殺しちゃった。つまりただの客じゃなかったというわけ。)

ちょっとおしゃれな映画というか、ミュージックビデオみたいな雰囲気があるんだけど、私はあまり好みではなかった。ただTSUTAYAでは人気映画と紹介されているだけあるから、きっと私と感性のズレなんだろうなぁ。

【Story】
ニューヨークにあるイタリアンレストラン『ジジーノ』。オーナーのルイスの時代には、昔ながらの家庭の味で街の人に愛されてきたが、息子がシェフをするようになってからは、斬新なアイディアで、トレンディなレストランと変わった。そんなレストランで繰り広げられる一晩の出来事は。
Date : Monday 19th March 2007 07:53
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マイアミバイス

Category : 映画・DVD・ビデオ(ジャンル別) > アクション・犯罪・バイオレンス

マイアミ・バイス原題 MIAMI VICE
2006年 劇場公開
アメリカ制作
上映時間 132分
監督 マイケル・マン
出演 コリン・ファレル/ジェイミー・フォックス

お勧め度 ★3つ

このマイアミバイスって、テレビシリーズものだったらしいのだけど、私は見たことがない。ただ潜入捜査の話と聞くと、わくわくしてしまうのだ。それにコリン・ファレルとジェイミー・フオックスなんて、豪華な俳優たちだし、かなーり期待して見てみた。

期待しすぎて失敗したといったらいいだろうか。マイアミの青い空、吹き抜ける風、なーんてものはあまりない。だってなぜか南米が舞台になっている。それにこれって男臭い話なのかと思っていたら、なぜかいたるところでベッドシーン。別にそんなに何度もしなくてもいいのでは?と首をかしげることしかり。

潜入捜査って潜入した先の敵にばれないようにうまくやるのが、ハラハラドキドキするんだけど、あんまりそういうのがなかったんだよね。それに二人のキャラがいまいちつかめずに、なにがなんだかといった感じで話は進む。それにだいたい相手に信用してもらえないって、明らかに潜入捜査は失敗だよな。

それに潜入なんて危ない仕事をしている割には、簡単に相手の女と恋をする。それも本気モードで。人間らしさをというのだろうが、そんなんじゃ仕事にならんだろうと文句をたれたい。

それにしてもコン・リーさんの細さといったら、折れそうなくらいスリムよ。羨ましい。←えっ、それだけ?

【Story】
マイアミ警察で働くソニー・クロケットとリカルド・タブス。ある日、FBIの極秘情報が麻薬密売グループに漏れてしまう。早速ふたりに情報の漏洩を突き止めるという任務が出される。そこで2人は麻薬のディーラーになりすまし、犯罪組織への接触を開始する。
Date : Friday 2nd March 2007 00:00
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M:i-3 ミッション・インポッシブル3

Category : 映画・DVD・ビデオ(ジャンル別) > アクション・犯罪・バイオレンス

M:i-3 ミッション:インポッシブル3 スペシャル・コレクターズ・エディション原題 MISSION: IMPOSSIBLE III
2006年 劇場公開
アメリカ制作
上映時間 126分
監督 J・J・エイブラムス
出演 トム・クルーズ/フィリップ・シーモア・ホフマン

お勧め度 ★4つ

このシリーズは大好きで、パート1から見ているのだけど、やっぱり一番目が一番面白かったかなぁ。前作から恋人のような女性は花を添える意味でも出てきたけれど、今回はフィアンセが登場しちゃう。仕事と恋人の間で揺れるイーサン・ハント。うむー、やけに人間臭くなってしまった。

1が面白かったのは、潜入する緊迫感なんかがあったんだけど、今回はそういうのがいまいちなんだよね。なんか先読みできてしまうというのか。なんたって恋人がさらわれちゃうわけで、仕事か恋人の命かって、話は予想ついちゃうじゃない?スパイものってやっぱりハラハラ感が命よね。でもね、このシリーズは娯楽作品だから、たいていは楽しめることは間違いない。すごいアクションのてんこ盛りだし、迫力満点だし。

なんたってスピード命よ、あれま気がついたら上海かよ?っていうくらいすばやい移動。テレポーションかい?フィアンセも一般ピーブルとは思えないくらいのアクションだし、次々展開して息つく暇はない。

とくに映画の内容に意味をみいださなければとても楽しい作品かと思う。それになんだかんだといってトムはかっこいいわけだし、私としてはそんなに文句はないかな。たぶん次もみると思うよ。

でも妻役の人、あまりパッとしないと思ったのは私だけだろうか?

【Story】
スパイである、イーサン・ハントだったが、今は引退しして教官として後輩の育成に務めていた。ある日のこと、イーサンのもとにIMFよりミッションが届く。教え子であるリンジーが、ある組織に拘束されてしまった。そこでリンジーの救出に向かうイーサンだった。
Date : Monday 12th February 2007 18:58
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トランスポーター2

Category : 映画・DVD・ビデオ(ジャンル別) > アクション・犯罪・バイオレンス

トランスポーター2 DTSスペシャル・エディション原題 THE TRANSPORTER 2
2005年 劇場公開
フランス・アメリカ制作
上映時間 88分
監督 ルイ・レテリエ
出演 ジェイソン・ステイサム/アレッサンドロ・ガスマン

お勧め度 ★4つ

なんといってもぶったまげたアクション。前作でも好きだったんだけど、フランク演じるジェイソン・ステイタムのかっこよさ。というか彼はサイボーグか思われるほどの無敵。

この手の話は、ありえなーいからいいのである。深くこだわるとつまらない。つっこみどころは満載だからね。

運び屋であるフランクは、お金持ちの家の子供の送り迎えをしていた。もともとは子供の送迎の仕事というより、やばいものを運ぶ人なんだよね。中身は詮索しないし、時間までに確実に届けるかわりに、報酬も結構貰う。もちろん契約の内容は絶対なので、ちょっとでも契約にないことは決して譲らない。運ぶ中身はトランクに詰められた人とかたぶん麻薬とかもあったかもしれない、でも中身は知らない。それでいいと思っているのだ。

そんなフランクが今はお金持ちの家の子供の送迎をしていて、病院に連れていったら子供が事件に巻き込まれ連れ去られてしまう。なんとか子供を取り戻すべくフランクは戦うといった話。

フランクのよさというのは、ルールに従う硬派なイメージで、ものすごく強くてクール。なんだけどたまにおちゃめなんだよ。冷蔵庫に入っているクマのビンとか。そういうアンバランスさがたまらなくかわいい。

車好きな人にもおすすめかと。べッソンの『タクシー』とか好きな人にはむいているかもしれない。なんたって車バリバリのアクションだから。それにしても空をぶっ飛んだり、つっこんだりしているにもかかわらず、傷ひとつなくピカピカの車。そういうところがまたいい。

私はこの手の娯楽アクション大好きなので大満足。

【Story】
危険な仕事から足を洗い、フランクはお金持ちの家のビリングス家の息子ジャックの送迎の仕事をしていた。そんな時殺し屋が現われ、ジャックがさらわれてしまうのだった。
Date : Wednesday 31st January 2007 07:29
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アイス・ハーヴェスト 氷の収穫

Category : 映画・DVD・ビデオ(ジャンル別) > アクション・犯罪・バイオレンス

アイス・ハーヴェスト 氷の収穫原題 The Ice Harvest
2005年 劇場未公開
アメリカ制作
上映時間 88分
監督 ハロルド・ライミス
出演 ジョン・キューザック/ビリー・ボブ・ソーントン

お勧め度 ★2つ

これもクリスマスイブの日の出来事なんだが、暗すぎる。こんなのイブに見る人はほとんどいないのではないか。まぁ幸せなクリスマスの裏には、哀しい人生もあるんだよと言いたいのかどうなのか。

なんていうのか、痛い映画なのよね。人生の苦しみというのか、なんだか見ていて辛いの。その辛さが自分としてはあまり実感できないから、これは別世界の話だしとあきらめモードで、面白くなさに拍車がかかるというのだろうか。

また霙が降るような寒くて暗い田舎街。それだけで暗い。そこに落ちぶれた弁護士のチャーリー。弁護士といってもギャングの手先のような弁護士。いやそれでもさ悪徳なら悪徳らしい弁護士ならまだいいのだけど、なんていうのか落ちぶれた、うらぶれたという表現がぴったりの弁護士。

チャーリーと仲間のヴィックは雇い主のお金をネコババして、街を出る事を計画。ところがヴィックが裏切ってお金を持ってトンズラ。それだけでもチャーリーは情けない男なわけよ。おいおい、ネコババした金をトンズラされるような大まぬけかよ…。それもジョン・キューザックって、妙に情けない顔してない?

人生八方塞みたいな状態で、裏社会というのはどん詰まりなのねぇとしみじみと感じてしまうような話で、どんどこ暗さに拍車がかかる。なので私は面白いとは思わなかったんだよね。一応DVDにはもうひとつのエンディングというのが、ふたつのパターンで収録されているんだけど、これはいただけない。この終わり方なら、映画の方がなんぼかいいと思ったので、見る機会がある方は、見比べてみてね。だってもうひとつのエンディングのような終わり方だと、救いがないというのか、あまりにも運に見放された男のような気がして、やるせなさがてんこもり。胸苦しくなってしまうのよ。まだ映画の終わり方なら、ちょっぴりユーモアらしきかけらが見えるから、その点逃げ道があるというのかな。

【Story】
弁護士のチャーリーは、組織の一員に成り下がり、ボスの金を手に高飛びをしようと目論んでいた。仲間のヴィクとともにクリスマス・イブに計画を実行し、大金を手に入れたチャーリーだが。
Date : Monday 22nd January 2007 22:33
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キスキス バンバン -L.A.的殺人事件

Category : 映画・DVD・ビデオ(ジャンル別) > アクション・犯罪・バイオレンス

キスキス バンバン -L.A.的殺人事件原題 KISS KISS, BANG BANG
2005年 劇場公開
アメリカ制作
上映時間 103分
監督 シェーン・ブラック
出演 ロバート・ダウニー・Jr/ヴァル・キルマー/ミシェル・モナハン

お勧め度 ★4つ

冒頭泥棒が警察に追われて逃げ込んだところは、なんと映画のオーデション会場。しかたなくオーディションを受ける状況になり、演技をするとリアルな演技のためになんと合格してしまう。そしてロバート・ダウニー演じるハリーは、探偵役をするためにロスへいく事に。そこで勉強のために本物の探偵につくことになるんだ。ところがコンビを組んだ途端、いろんな事件に巻き込まれていくといった話し。探偵役はヴァル・キルマーなんだけど、なんとゲイの探偵という役どころ。

結構ドンパチと拳銃が飛び交い、人がばんばん殺されるわけだけど、それらすべてになぜかコメディ超のオチがついているんだよね。いったいこれはサスペンスなのか、それともブラックユーモアのコメディなのか?非常にコミカルでそしてテンポがよく進んで行く。

ただストーリーは一瞬わかりにくい部分もあり、頭を整理して見る必要もある。それにちょっとした裏情報みたいなことも盛り込んであったりして。コリン・ファレルのギャラを下げるにはとか。

この笑いに嵌れると、非常に面白い作品かと。

【Story】
泥棒のハリーは、警察に追われていて、思わず逃げ込んだのは、ハリウッド映画のオーディション会場だった。やむなくオーディションを受けると、パスしてしまう。探偵役のテストのためにロスへ行き、役作りのため、ゲイの探偵ペリーに弟子入りすることに。
Date : Sunday 5th November 2006 11:33
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ヒストリー・オブ・バイオレンス

Category : 映画・DVD・ビデオ(ジャンル別) > アクション・犯罪・バイオレンス

ヒストリー・オブ・バイオレンス原題 A HISTORY OF VIOLENCE
2005年 劇場公開
アメリカ・カナダ制作
上映時間 96分
映倫 R-15 指定
監督 デヴィッド・クローネンバーグ
出演 ヴィゴ・モーテンセン/マリア・ベロ

お勧め度 ★4つ

この映画は何かのDVDの新作紹介とかで予告を見て、それ以来レンタル開始されたら見なくっちゃって思っていたんだ。結構いろんな賞を取った作品みたいだよ。

田舎街で家庭を築き、店も順調で幸せな日々を送っていたトム。ある日店に強盗が入り、とっさにトムは犯人たちと格闘し、相手を撃ち殺し従業員らを助けた。つまり正当防衛で、店の誰もがトムが助けてくれなかったら、皆死んでたというような証言もして、街中の英雄になったのだ。そんなある日顔に傷のある男が来て、トムの事をジョーイと呼ぶんだ。いかにもマフィアっていうような雰囲気の男たち。トムは自分はジョーイではないって言うんだけど、真実はいかに?。

ネタバレ→(トムは結局ジョーイという人間と同一人物なんだ。昔は人も殺したし、でも今はそんな自分とはおさらばして、穏やかで善良な市民であるトムになったと主張する。でも昔のジョーイを知る人間は、それは偽りの姿だろう?ジョーイは冷酷で非道な人間だろうっていうことを突きつけるのよね。

人間の中にある本能的な暴力というのか、それを人々はコントロールして生きているわけだけど、暴力も相対する愛も紙一重な部分がある。それにしてもマフィアが弱い。トムがいかに強くても、あれれという感じでやられてしまうのは何故?妻や家族たちは昔のトムもそして今のトムにも本能として埋め込まれている暴力的な面を受け入れるのか否か?
)

まあ暴力反対とか、そういうことを言っている映画ではないことは確か。結構派手な暴力シーンも多いけれど、この映画はむかつくほどのバイオレンスは感じないというのか。不思議な感じがする。いや別にうれしいとかそういうプラスの感情とかはないんだけどね。なんともいえない余韻のある映画だった。どんなに穏やかな人間であったとしても、バイオレンスは潜んでいるんだ。

それにしてもウィリアム・ハートずいぶん変わって、一見誰だかわかんなかった。

【Story】
田舎町で小さなダイナーを経営するトムは、妻と2人の子どもと穏やかな日々を送っていた。ある日のこと拳銃を持った2人組の強盗に襲われる。しかしトムのとっさの行動で、店の客や従業員の危機を救った。トムは街の英雄となる。それから数日後、ダイナーに現われた男が、トムのことをジョーイと話しかける。
Date : Saturday 4th November 2006 00:33
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ファイヤーウォール

Category : 映画・DVD・ビデオ(ジャンル別) > アクション・犯罪・バイオレンス

ファイヤーウォール 特別版原題 FIREWALL
2006年 公開
アメリカ制作
上映時間 106分
監督 リチャード・ロンクレイン
出演 ハリソン・フォード/ポール・ベタニー

お勧め度 ★3つ半

ハリソン・フォードも老けたねぇ。なのにあんなに若い奥さんと小さい子供がいる設定なのか。これは銀行のシステムエンジニアであるジャックの家族を人質にとって、ジャックに銀行のシステムに侵入して、お金を強奪させるという話。

ジャックもいかに家族に危害が加わらないように、かつなんとかこの非常事態から逃げようとか努力するんだけど、ことごとく失敗に終わるというのか。それに自分で開発したシステムとは言え、簡単に進入できるようなつくりにはなっておらず、人の目をかいくぐってセキュリティシステムに侵入するのだろうが、最近の映画らしくiPodを使ったり、工夫はあるかと思う。しかしそれにしても、簡単に外部の人間が、銀行の内部に入れるのはいかがなものか。

だけど犯人グループも結構間抜けなやつが多く、失敗ばかりするんだよね。こういうのは予定調和な終わり方はいたしかたないのだけど、もっと派手な緊張感があるのかと思ったらそうでもなかった。

私はハイテクアクション映画って言うのは結構好きな方なので、まあまあだとは思うが、システムなどに精通している人はどうなんだろう。物足りないのかもしれないな。

それにしてもハリソン・フォードがじいさんなので、若い犯人相手に、一発で倒されてしまうだろうにと思うのだけど、映画だから外見はジジイでもものすごい体力の持ち主らしい。(笑)
 
【Story】
銀行のセキュリティシステムを開発したジャック。強盗グループがそんなジャックに目を付け、ジャックの家族を人質に取り、銀行から1億ドルを指定の口座へ移し替えるよう脅しをかけてきたのだった。
Date : Friday 13th October 2006 08:54
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フォー・ブラザーズ 狼たちの誓い

Category : 映画・DVD・ビデオ(ジャンル別) > アクション・犯罪・バイオレンス

フォー・ブラザーズ 狼たちの誓い スペシャル・コレクターズ・エディション原題 FOUR BROTHERS
2005年 アメリカ公開
上映時間 108分
監督 ジョン・シングルトン
出演 マーク・ウォールバーグ/タイリース・ギブソン/アンドレ・ベンジャミン/ギャレット・ヘドランド

お勧め度 ★4つ半

ある雑貨屋で中年女性のエブリンが強盗にあい殺される。その女性には4人の息子がいた。それも白人2人に黒人2人。彼女はこの4人の養母だったのだ。なーんてことで始まるこの話。いやーワクワクしたよ。とっても面白そうなんだもん。またこの4人の兄弟は、みんなものすごい不良で、誰も里親になってもらえず、それでこの養母が育てたというんだ。

だけど養母はとてもいい人で、この4人は養母をとても愛していたんだよね。だから母の葬儀の席で4人の兄弟たちは久しぶりに顔をあわせ、母を殺した犯人を許せないと自ら犯人探しを始めるというもの。

4人の兄弟たちのキャラクターがとてもよくわかるし、うまい具合に仲のよい兄弟(もちろん血のつながりはないけれど)というのを表現していると思うし、この不良達をうまく更生させた養母のエブリンは、とても懐の深い肝っ玉母さんというのが、感情移入しやすさの要因だと思う。なんたってあんな母だったら最高だよなって思う。

後半はその犯人探しの意外な展開と、アクションバイオレンスシーンを取り混ぜて、スピィーディにどんどんと進んでいった。でもさせっかくエブリンが更生させた息子らだから、いくら母の仇とはいえ、暴力はいかんよと思うのは私だけではないはず。

でも兄弟や親の愛、いろんなことを思うことのできる作品だけど、これって結構知名度低いよね?私はわりかし面白いと思った作品なので、興味のある人は観てちょうだい。

【Story】
デトロイトの小さな町で、雑貨屋でエブリンは、2人組の強盗に襲われ射殺されてしまう。彼女の葬儀に集まった肌の色の違う4人の兄弟、ボビー、ジャック、エンジェル、ジェリー。筋金入りの不良だった彼らを自らの養子として引き取り、惜しみない愛情で育て上げたのがエブリンだった。
Date : Tuesday 29th August 2006 07:32
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エンパイア・オブ・ザ・ウルフ

Category : 映画・DVD・ビデオ(ジャンル別) > アクション・犯罪・バイオレンス

エンパイア・オブ・ザ・ウルフ原題 L' EMPIRE DES LOUPS
2005年 フランス公開
上映時間 128分
映倫 PG-12指定
監督 クリス・ナオン
出演 ジャン・レノ/アーリー・ジョヴァー

お勧め度 ★1つ半

あまりにもつまらなかった。『クリムゾン・リバー』の原作者である、ジャン=クリストフ・グランジェの小説が原作らしい。嫌な予感がしたよ、『クリムゾン・リバー』がおもしろくなかったから。あれもジャン・レノが出ているんだけど、これももしやと思ったら、やっぱりそうだった。

もちろん原作と映画は違うのはわかっているのだけど、これもさっぱりわかんなかった。『クリムゾン・リバー』も若い刑事とベテラン刑事の二人が出てきて、それらが事件を追うっていう形式で、今作もそうなんだけど、だいたい話がわかりにくくて、私は最後まで見ても犯人は何をしたかったのがよくわかんなかった。私がアホなのかもしれないけれど、もう一度見直したいという気持ちもわかず、わからないまま見終えた。なのでちゃんと理解して見たら傑作なのかもね。でも私は理解してないので、これポイントとっても低い。

人体実験みたいなことをしたり、麻薬がかかわっていたり、出だしはなんか面白そうだったんだ。なぜかある女は自分の夫の顔を覚えてないというところからスタート。だがそのあとがおもしろくないんだよ。

話がトルコにかかわっていて、規模がでかくなったせいなのか、そこから私は理解できなくなっていった。どんでん返しがあったらしいのだけど、そのあたりも楽しめずに、はて???っていう間に事件は解決してしまい終わり。ちゃんちゃんである。

それにトルコとフランスの関係も知らない私としては、トルコのテロ組織とかの知識もないし、そのあたりが全くわかんないから、話の面白さも半減しているのかもしれないとも思われる。

はっきりいってジャン・レノが出ていなければ見なかった作品である。やっぱりフランス映画は苦手。

【Story】
パリのトルコ人街で猟奇殺人の3人目の犠牲者が発見された。被害者はいずれも不法滞在のトルコ移民の若い女性で、顔が切り刻まれていた。
Date : Saturday 26th August 2006 00:47
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