オーメン/最後の闘争

Category : 映画・DVD・ビデオ(ジャンル別) > オカルト・ホラー

オーメン/最後の闘争原題 THE FINAL CONFLICT
1981年 アメリカ公開
上映時間 109分
監督 グラハム・ベイカー
出演 サム・ニール/ロッサノ・ブラッツィ


お勧め度 ★1つ半

いよいよ、オーメン最後の話である。(のちに4も作られるが)ダミアンが登場するのは、これが最後かな。ダミアンが32才になっての話。ダミアンは悪魔として、自分の思うがままに生きているというのか。自分の地位を確立するためなら、悪魔の力を利用して相手を殺してしまったりというのも朝飯前。

オーメンの怖さって言うのは、純真だと思われている子供に潜む悪魔の心っていうのが怖かったのであって、32才の大人が悪魔といっても、ああ、そうなのって言う感じであまり怖さも不気味さも感じない。

それでも2まで見たら、最後はどうなるかって言う意味ではこれも見ておいたほうがいいかなとは思う。オーメンは1が最高であとは尻つぼみかな。

ただ日本では作れない映画ではあるよね。キリスト教がベースのアメリカだから成り立っているというのか。偉大なる神様なんだろうが、なぜか弱いのだ。だがでは無敵な強さを誇る悪魔なのかというとそうでもなく、あまりにも中途半端なできだったと思う。

まっ、パート1と2を見たなら、一応完結編なので見てくだされ。ただしこれだけ単品で見るのはお勧めしない。

【Story】
駐英大使の座を狙っているダミアンは、前任者を猟銃自殺に追いやり、まんまと後釜となった。ダミアンの目的は、イギリスで誕生しようとしているキリストの生まれ変わりの抹殺にあった。
Date : Sunday 23rd July 2006 00:31
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オーメン4

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オーメン4(字幕版)原題 OMEN IV: THE AWAKENING
1991年 アメリカ公開
上映時間 93分
監督 ジョージ・モンテシ
出演 フェイ・グラント/エイジア・ヴィエーラ

お勧め度 ★2つ

オーメンのパート3で終わったかに見えたこのシリーズだけど、まだまだ終わっていなかった。(パート3はのちほど感想書きます)

でもダミアンは死んでいるわけで、今回の主人公は女の子。この子がいまいちなんだよね。ダミアンはホント悪魔の子っていう雰囲気があったのに、この女の子はただ単に憎々しい子って感じだけなんだよね。悪魔の子供じゃなくても、こういう子供はそのへんにゴロゴロしているだろうという感じ。

だからわざわざ4まで作らなくてもよかったのにと思ってしまった。どうせならダミアンの生まれ変わりじゃーって思えるくらいのインパクトのあるものにしてほしかったよなぁ。

ネタバレ→(このディーリアっていう子供は、ダミアンの子供であるという設定なんだ。パート3でダミアンは死んでしまうんだけど、その子供が生きていたということ。でもさダミアンは結婚はしていないわけで、とすならばパート3でダミアンと関係を持った、ジャーナリストが産んだってこと?でもあの人、ダミアンが悪魔の子であると知って、自らの手で殺したんだよな、それなのにそんなやつの子を産んだのか?それともダミアンは別に女がいたのか?)

十字架って、さかさまにすると悪魔のしるしなんだね。知らなかったよ。
今回はディーリアのベビーシッターとしてやってきたジョーという女性が登場するけれど、このベビーシッターはサイキックなんだよね。それで水晶のペンダントとかつけているんだけど、ディーリアは異様にそれを嫌っていた。やはり水晶のパワーは強いのだね。その水晶が黒く変色しちゃうんだ。つまり悪魔パワーによって水晶も変化してしまう。

ダミアンもパート1では教会を異様に怖がったりするし、今回のディーリアは洗礼の時に激しく泣いて、その直後洗礼をしようとしていた神父が心臓発作かなにかで死んじゃうんだ。

ネタバレ→(実はディーリアの中に胎児がいて、その胎児ももちろんダミアンの子供。双子だったのか?それで、母のカレンが失神している間に、ディーリアから胎児を取り出して、母の胎内に植えつける。そして目覚めた母は妊娠していると知らされ、その後生まれた男の子はアレキサンダーと名づけられるのだけど、その子も悪魔の子。ダミアン女の子だけでなく、やはり自分の分身である男の子まで作っていたとは。それですべて知ったカレンは、悪魔の子を殺そうとするんだけど、悪魔パワーにはかなわず、悪魔の力で自殺させられてしまうのよね。そこらで終わるからじゃあまたオーメン5があるのかと思わせるわけだけど、その先は作られていないのでどーなったのだ?)

こまでくると13日の金曜日のジェイソンのごとく、なかなか悪魔の子は滅亡しないという展開で、いったいどこまで続くなんだけど、とりあえずこの先の話は作られていないので、どうなったんだよ!って思うことしかり。どうせならオーメンファイナルで終わらせていればよかったのにねぇ。

【Story】
子宝に恵まれないカレンとジーンは、聖フランシスコ孤児院から女の赤ちゃんを養子にもらった。その夜孤児院の院長は発作を起こして死んだ。成長したディーリアの周囲では次々に奇妙な事件が発生するようになる。
Date : Saturday 15th July 2006 08:40
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オーメン2/ダミアン

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オーメン2/ダミアン原題 DAMIEN: OMEN II
1978年 アメリカ公開
上映時間 108分
監督 ドン・テイラー
出演 ウィリアム・ホールデン/ジョナサン・スコット・テイラー

お勧め度 ★3つ

今作はダミアンが13才になったという設定ではじまる。前作の最後から成長したダミアン。父親が亡くなってしまったので、父の弟である叔父に引き取られ大きくなった。

叔父夫婦はダミアンが悪魔の子であるということは全く知らず、叔父の本当の子供であるいとことダミアンも仲良くやっている。ただひとり叔父の母である祖母だけがダミアンを恐れているのだ。

私は前作でダミアンは、自分が悪魔の子であると自覚していると思ったのだけど、実は自分が悪魔の子であるとは知らずに過ごす。そしてあるときその驚愕の事実を知り、苦悩するという話だが、本来悪魔は苦悩するなんてことあるのだろうか?そんな気持ちなどないものが悪魔であると私は思うのだけど、ダミアンはやや人間よりの悪魔ということなのだろうか。

結局悪魔というものは、その悪魔を守るものや手助けするものがいるということだ。だからこそ悪がはびこることができる。このオーメンって音楽が結構いいんだよね。サスペリアの時も思ったけれど、映画って音楽がかなり重要だと思う。オーメンはキリストと悪魔の戦いなわけで、その宗教的な雰囲気の音楽が、重厚さを深めているというのだろうか。

ダミアンの子役は、前作がインパクトありすぎだったので、パート2はわりかし普通の子だよなぁと思った。それでも悪魔である自分に目覚めたあとのダミアンは、眼力が怖かったかも。

まっ、この作品は前作をつなぎ、そしてパート3へ持っていくための単なるクッション的な作品であると思われる。

【Story】
13歳になったダミアンは、叔父夫婦に引きとられていた。ダミアンはいとことともに、陸軍学校に通う毎日だが、ダミアンの周囲では彼の秘密を知る人間が次々と奇怪な死を遂げる。
Date : Friday 14th July 2006 14:18
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サスペリア2

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サスペリア2 完全版原題 PROFONDO ROSSO
1975年 イタリア公開
上映時間 106分
監督 ダリオ・アルジェント
出演 デビッド・ヘミングス/ダリア・ニコロディ

お勧め度 ★4つ半

昔この映画が異様に怖かった思いがあって、ただ話のすじは忘れてしまっていたんだ。ラストのオチが私には怖くてねぇ。それでもう一度どんな話か思い出してみようと、借りてきた。

この作品はパート2ということだけど、作られたのは『サスペリア』より前の作品で、ホラーというよりサスペンスなんだ。ダリオとゴブリンのコンビは『サスペリア』でも一緒で、音楽がこの映画の怖さを引き立てている。

あらためて見直してみると、当時に感じた恐怖はないんだけど、なんていうのかじわじわする怖さというのはやっぱりある。昔の映画なのでCG加工とかはないわけで、それでも心理的にあとひく怖さがある。全体に薄気味悪さが漂っているんだよね。からくり人形とかってすごく怖くない?ああいうのがケタケタ笑いながら出てきたり、童謡が流れてくると、よりいっそう不気味な感じが増幅されるというのだろうか。『サスペリア』もそうだけど、またダリオの映像美の美しさもあいまって、単なるグロいホラーというのとまた違うのよ。

ラストの真相の場面で、背筋がぞぞーってくる怖さがありあり。よくできたサスペンスだと思う。ただ動機が弱いんだよね、なんで殺しちゃうのかがいまいちなんだけど、まあそのあたりを補って余りある映画ではある。

ネタバレ→(超能力者のヘルガが殺されるのを外から目撃してしまった、ピアニストのマーク。あわててその現場に飛び込んでいくと、ヘルガの部屋にはいくつもの絵が飾ってあった。犯人は逃げたあとだったが、あとでその部屋をもう一度見てみると、来たときにかかっていた絵がないと気がつく。そのあとラストまで、犯人は誰だっていうことを追跡していくんだけど、最後にその絵の謎が解明される。つまり最初に見ていた絵の一枚は、絵ではなく鏡に映っていた犯人の顔だったということ。私はここで背筋がぞぞーっときて、しばらくの間夜に鏡を見ることができなくなったんだ。今でも夜の暗い中で鏡は見れないけれどね。)

だけどこういう怖い映画って、なんで夜も夜中に、あんな不気味な屋敷に一人で行ったり、人を夜に訪ねたりするんだろうって思ったよ。昼間に行動しろよってつっこんでしまったけどね。だってわざわざ怖いところに飛び込んでいくようなもんなんだもん。

【Story】
ローマで超心理学の講演が開催された。超能力者であるヘルガはスピーチの最中、邪悪なものの気配を感じる。そして講演終了後に自宅で何者かに惨殺されてしまう。その時ヘルガと同じマンションに住むピアニストのマークは、マンションの前にある広場から、ヘルガが殺されるシーンを目撃してしまう。あわてて現場に駆けつけるが、犯人は逃走したあとだった。
Date : Sunday 9th July 2006 00:45
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CUBE ZERO

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CUBE ZERO
原題 CUBE ZERO
2004年 カナダ公開
上映時間 97分
監督 アーニー・バーバラッシュ
出演 ザカリー・ベネット/ステファニー・ムーア

お勧め度 ★3つ

前作の『CUBE』を見たときは、結構おもしろいじゃんと思ったんだよね、それの序章ということで、チャレンジしてみた。実は『CUBE 2』は見ていない。だって巷では2は面白くない、1でやめておけばよかったのにっていう意見が多くて、止めちゃったんだよね。でもこの『CUBE ZERO』を見て、2も挑戦してみようかとも思ったりもしたんだ。

それはさておき、この作品でいったいどういう人間がCUBEの中に入れられてしまうのかとか、どんな感じでCUBEは監視され操作されているのかっていうのはわかるんだけど、なんでこんなCUBEというものを作る必要があったのかがよくわかんないんだよね。CUBE誕生の経緯というのだろうか。そこらあたりが不満なんだけど。

CUBEという立方形の部屋に閉じ込められ、それにはあらゆる仕掛けがしてあって、一歩間違えると殺されちゃうというスリリングなゲームのような入れ物。つまり命をかけたゲームみたいなものだけど、それを監視する人間というのが今回は登場する。外でこのCUBEを操っている人間ね。

それも淡々と仕事としてこなしているんだよね。言われるがままに監視して、人が死んでゆくのを見ている。怖いよねぇ。何も感じなくなっていくのだろうか。いくら仕事とはいえ。

だけど主人公であるウィンはやっぱり疑問に思うんだよね、それで自らCUBEの中に入り、被験者であるレインズを助けようとする。CUBEの原理を知ってはいても、だからといってこの殺人キューブから脱出できるかはわからないわけだよね。

ラストはCUBE 1につながっているので、1を見ている人にはなるほどねぇとは思う終了の仕方なんだけど、レインズは最後どうなっていったのかよくわかんないし、一応これって、序章なんだけど完結編扱いなんだよね。2を見ればなぞが解明されるのかな?やっぱ駄作でも2を見てみようか。

ということで、CUBEを見ている人は、みてみると大まかな謎は解明される部分はあるので、見る価値はあるかも。だけどこれ単体で見ると、つまんないと思うよ。やっぱり1の面白さを経験してからの方がいいかもと思う。

【Story】
立方体の建物をモニタ越しに見ているウィンとドッドは、CUBEの管理と被験者の観察を行なうのが主な仕事であった。ウィンは、被験者の一人である若い女性レインズに特別な思いをいだいていた。
Date : Sunday 18th June 2006 19:17
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蝋人形の館

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蝋人形の館 特別版
原題 House of Wax
2005年 アメリカ公開
上映時間 113分
監督 ジャウマ・コレット=セラ
出演 エリシャ・カスバート/チャド・マイケル・マーレイ

お勧め度 ★4つ

久々にホラーを見たんだけど、最近はどうもホラーを見る気分でなかったので、途中でやめようかなぁと思ったんだ。だけど最後まで見てみると、結構いけてる話だった。期待していなかったぶん、評価が上がったというのもあるけれど。

痛いシーンもあり、ドロドロシーンもあり、これぞホラーって感じで楽しめたよ。だいたい蝋人形っていうだけで不気味だよね。東京タワーにある(現在もあるの?)蝋人形館だって不気味なのに、あんな街全体が蝋人形なんて、恐ろしい。

若者らがキャンプした街が、地図にもない蝋人形の街。だいたい地図にない街なんて存在するもんかねぇ。警察もまさかこんなことになっているとはといった感じで驚いていたけれど。そんなことありえないと思うんだけどね。

ネタバレ→実はこの蝋人形、人間の上から蝋を固めて作ったという代物なのよ。つまり全員蝋人形に加工されてしまった街なんだな。さらに途中で動物の死体処理するおやじが出てくるんだけど、あいつがこの蝋人形の街に案内したんだよなぁと思っていたら、この惨劇の原因は双子の兄弟だった、めでたしめでたしで終わるはずが、あの死体処理のおやじも兄弟だったというオチ。つまりあのおやじがいるということは、続編が作られるということか?ラストはすごいよー、蝋だけでできている館が火事になり、ドロドロなんだもん。あのシーンはかなりの見ものだと思われる。

パリス・ヒルトンは始終エロモードを発揮していたと思ったら、最後の方はすごい死に方だったよ。痛いシーンが苦手とか、ホラーのぐちゃぐちゃシーンが駄目なの人はみれないかと思う。ホラーが好きな人は、それなりに楽しめる一本かなぁ。

【Story】
6人の若者たちは、大学フットボールの試合を観戦するためドライブでスタジアムへと向かっていた。途中にあるキャンプ場で一泊したが、何者かが車を壊し、そのため近くの街に車の部品を買いに行く。ところがほとんど人がいないかに思われる静かな街に、立派な蝋人形館があった。
Date : Wednesday 7th June 2006 06:38
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SAW ZERO

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SAW.ZERO
原題 Saints-Martyrs-des-Damnés
2005年 カナダ公開
上映時間 115分
監督 ロビン・オウベール
出演 フランソワ・シュニエ/イザベル・ブレ

お勧め度 ★1つ半

あまりにも意味がわからなかった映画だ。いやねデビット・リンチの映画のような難解っていうわけじゃないんだよ。なんか全体的につまらなくて暗いし、細部に渡って疑問が生じたんだけど、それをもう一度見直して解明したいという気持ちがわかないんだ、だからいったい何が言いたかったのか、さっぱりわからなかった。

あとから思うにいったいあれはなんだったのか?なんていうものもあり。タイトルにだまされて借りたのが失敗だった。だってさ『SAW ZERO』なんてつけるんだもん。確かにTSUTAYAの棚には『SAW』とは全く関係ありませんと書かれていたよ、そのわりに『SAW』『SAW 2』のDVDの横に並べておいてあったけど。違うものとわかってはいても、ちょっとだけ期待したのが間違いだった。『パズラー』で失敗した教訓が生きていない私である。

最初は幽霊が見える霊感の強い男の話で、その手の幽霊ネタかと思っていたんだよね。その村では失踪者が相次ぎみたいな話だったから。幽霊がさらっていったのか?とか思っていたらどうも違う。

意味がよくわからないで見ていたので、解釈も間違っているかもしれないのだけど、ここから先ネタバレ→(何で失踪者が出るかというと、頭のいかれた医者が自分のクローンと母のクローンを作り出した。でもってなぜかせっかく作り出したクローンを殺す。それによりその殺されたものが霊のように現れる。このあたりがさっぱりわかんないんだ。この解釈でいいのか????ついで化け物みたいなものまで登場するんだけど、あれはいったい何者?失踪者をつぎはぎして作った化け物なのかな?なんのために?意味わかんねぇーよ。そして主人公も実はクローンだった。それゆえ彼は自分とそっくりクローンを殺したのだけど、あと一人いるクローン人間、それはなんと恋した女の子供として生まれた子供だった。さすがに子供は殺せないと思った彼は、お前が代わりに生きろ、俺が死ぬ。これでこの世から何人もいる自分のクローンはいなくなった、めでたしめでたし????)やっぱり意味がわかんないよ。

というかこの映画は、いろんな話がたくさんあって、どれも中途半端で、つながっているようでつながってなくて、意味を理解することができなかった。誰か私にこの映画のストーリーを最後まで教えてちょうだい。と言いたい。

映像も暗いというか、シアンがかった色彩で、空の色なんて青緑だよ。
それにフランス語だからさ、どうも私には合わないよ。←それだけかい。

【STORY】
タブロイド紙記者のフラヴィエンは、失踪者が続出しているという田舎町にカメラマンとともに取材に行く。そして到着した日に一緒に同行していたカメラマンが行方不明になってしまう。しかし住民は誰一人として口を開かない。
Date : Saturday 6th May 2006 20:31
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SAW2

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ソウ2 DTSエディション
原題 SAW II
2005年 アメリカ・フランス
上映時間 100分
監督 ダーレン・リン・バウズマン
出演 ドニー・ウォールバーグ/ショウニー・スミス

お勧め度 ★5つ

前作があまりにも衝撃的で、たいてい続編って失敗に終わったりするんだよね。だけどこの作品、いやはや前作にひけをとらない仕上がりよ。とはいっても『SAW』の衝撃はとてつもないものだったので、あれを超えるとは思わないけれど、それでもかなりの完成度だと思う。

今回もラストまで読めなかった。ただ前作よりもグロイシーンが多いかな。ただこれは単品で見るより、絶対に『SAW』を見てからこれを見ることをお勧めする。そうしないとジグソウという人間はどういう人なのかというがわからないと、面白さが半減するから。それにすべて前作とつながっているので、ひとつひとつのシーンも前作と関連があるので、見てないと意味がわからなくなると思う。

私としては、よくぞここまで頑張ったと思うので、5つ星よ。私もゲームに負けたくちだよ。ストーリーに関しては、あまり書くと面白さ半減になるので、書かないけれど、是非とも見てちょうだい。としか言えない。奥の深い話だねぇ。ただもうこれで終わりにしといた方がいいと思う。ここで終われば、この映画はすごいで終われると思うんだ。三部まで作ると、失敗する可能性が高くなるからねぇ。

【STORY】
目が覚めると館に閉じ込められていた8人の男女。ジグソウが再び新しいゲームを始めていた。2時間以内にゲームに勝ち抜き、解毒剤入り注射器を手に入れないと、毒ガスにより死んでしまう。
Date : Sunday 26th March 2006 19:55
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原題 DEAD END
2003年 アメリカ・フランス
上映時間 85分
監督 ジャン=バティスト・アンドレア/ファブリス・カネパ
出演 レイ・ワイズ/アレクサンドラ・ホールデン

お勧め度 ★3つ半

丁度このDVDがあった頃、『パズラー』っていうDVDがあって、あれが失敗したから、なんかそれと似たようなやつなのかと思って借りるのをずっと躊躇していたのがこれ。なのでやっと借りてみたといったらいいのだろうか。

何でもリンチに影響をうけたらしいよ、この監督さん。とは言ってもリンチには及ばないけれどね。まあ雰囲気はあるといえばあるのかも。でも話としては単純なので、意味がわからないという事はないよ。だけどリンチの作品のツインピークスのお父さんが出てきたり、登場する妻の名前はローラだったり、ちょっと…。(笑)

で話というのは、車は走っても走っても、たどりつくことのないループ状態。さらに車が止まるときは、人が死ぬとき、そんな恐怖から家族は壊れていく。恐そうでしょう?でもオチはすぐにわかってしまう。そんなにグロテスクなシーンというのはないので、ホラー系の話が苦手な人にも大丈夫かなぁとは思う。この映画の最大のポイントは、家族の壊れっぷりと、家族の誰もが今まで知らなかった、暴露話の恐さ。つまり墓場まで持っていかねばならないヒミツの露呈。一見幸せな家族なんだよね、でも恐怖により壊れていく様は、人間ってもろいものだよなぁと思う。

こういう映画を見慣れている人はつまらないかもね。始まってからすぐにラストがわかるような単純な話だしね。その反面こういうの見慣れない人には、そこそこ恐くて、そこそこ楽しめる話なのかも。という事で、これもあなたの知らない世界、アメリカバージョンみたいな話だよ。

【STORY】
クリスマス・イヴの夜に、ハリントン一家は、毎年恒例のクリスマス・パーティに出席するため、祖母の家へと向かっていた。いつも高速道路を使うのに、今回に限って裏道を走らせていた。ところがどんなに走っても目的地にたどりつかず、やがて赤ん坊を抱えた白いドレスの女と遭遇する。
Date : Monday 20th March 2006 08:22
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バイオハザードII アポカリプス

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バイオハザード II アポカリプス デラックス・コレクターズ・エディション
原題 RESIDENT EVIL: APOCALYPSE
2004年 アメリカ公開
上映時間 93分
監督 アレクサンダー・ウィット
出演 ミラ・ジョヴォヴィッチ/シエンナ・ギロリー

お勧め度 ★4つ

バイオハザードの第2弾。今作は前作のラストから36時間後という設定でスタートするというわけなんだ。アリスが異様に強くなっていた。なのでやられるはずがないと思ってしまったので、あんまりゾンビに襲われる恐怖みたいなのは感じなかった。

前回の映画でTウィルスに侵された街が完全封鎖され、そこから脱出しないといけないわけだ。ゲームらしいストーリーで、なかなか脱出できない。それをいかにゾンビなどの抵抗勢力と戦い逃げ出すかという話。

アリス以外のキャラもなかなかいい味だしていて、ジル・バレンタイン(シエンナ・ギロリー)のスタイルのよさとかっこよさは、ミラ・ジョヴォヴィッチといい勝負。実際のゲームにもジルというキャラクターがいるらしい。前作といい、やはりこれは女がかっこよく見える話だね。

アクションが前作より豊富にあるため、ゾンビホラーというよりアクション物に近いようなそんな映画になっている。それでこの作品も次回作がありますっていう終わり方。これでなかったらおかしいと思うくらい、これにて続くという話。なのでこれは次回作への伏線という位置づけなのかなって思う。三部作なのか、それ以上続くのかわからないけれど、あくまでも次回へ続く。

バイオハザード1が結構おもしろかったので、私はこの作品も楽しめたよ。

【STORY】
アンブレラ社の地下研究所“ハイブ”での死闘から36時間後、アリスは目を覚まし逃げ出した。そこでT−ウィルスがラクーンシティ中に蔓延していることを知る。アンブレ社は核兵器による街全体の消滅も実行しようとしており、アリスとわずかな生存者たちはなんとか脱出を試みようとする。
Date : Tuesday 28th February 2006 14:38
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