
原題 OMEN IV: THE AWAKENING
1991年 アメリカ公開
上映時間 93分
監督 ジョージ・モンテシ
出演 フェイ・グラント/エイジア・ヴィエーラ
お勧め度
オーメンのパート3で終わったかに見えたこのシリーズだけど、まだまだ終わっていなかった。(パート3はのちほど感想書きます)
でもダミアンは死んでいるわけで、今回の主人公は女の子。この子がいまいちなんだよね。ダミアンはホント悪魔の子っていう雰囲気があったのに、この女の子はただ単に憎々しい子って感じだけなんだよね。悪魔の子供じゃなくても、こういう子供はそのへんにゴロゴロしているだろうという感じ。
だからわざわざ4まで作らなくてもよかったのにと思ってしまった。どうせならダミアンの生まれ変わりじゃーって思えるくらいのインパクトのあるものにしてほしかったよなぁ。
ネタバレ→(
このディーリアっていう子供は、ダミアンの子供であるという設定なんだ。パート3でダミアンは死んでしまうんだけど、その子供が生きていたということ。でもさダミアンは結婚はしていないわけで、とすならばパート3でダミアンと関係を持った、ジャーナリストが産んだってこと?でもあの人、ダミアンが悪魔の子であると知って、自らの手で殺したんだよな、それなのにそんなやつの子を産んだのか?それともダミアンは別に女がいたのか?)
十字架って、さかさまにすると悪魔のしるしなんだね。知らなかったよ。
今回はディーリアのベビーシッターとしてやってきたジョーという女性が登場するけれど、このベビーシッターはサイキックなんだよね。それで水晶のペンダントとかつけているんだけど、ディーリアは異様にそれを嫌っていた。やはり水晶のパワーは強いのだね。その水晶が黒く変色しちゃうんだ。つまり悪魔パワーによって水晶も変化してしまう。
ダミアンもパート1では教会を異様に怖がったりするし、今回のディーリアは洗礼の時に激しく泣いて、その直後洗礼をしようとしていた神父が心臓発作かなにかで死んじゃうんだ。
ネタバレ→(
実はディーリアの中に胎児がいて、その胎児ももちろんダミアンの子供。双子だったのか?それで、母のカレンが失神している間に、ディーリアから胎児を取り出して、母の胎内に植えつける。そして目覚めた母は妊娠していると知らされ、その後生まれた男の子はアレキサンダーと名づけられるのだけど、その子も悪魔の子。ダミアン女の子だけでなく、やはり自分の分身である男の子まで作っていたとは。それですべて知ったカレンは、悪魔の子を殺そうとするんだけど、悪魔パワーにはかなわず、悪魔の力で自殺させられてしまうのよね。そこらで終わるからじゃあまたオーメン5があるのかと思わせるわけだけど、その先は作られていないのでどーなったのだ?)
こまでくると13日の金曜日のジェイソンのごとく、なかなか悪魔の子は滅亡しないという展開で、いったいどこまで続くなんだけど、とりあえずこの先の話は作られていないので、どうなったんだよ!って思うことしかり。どうせならオーメンファイナルで終わらせていればよかったのにねぇ。
【Story】
子宝に恵まれないカレンとジーンは、聖フランシスコ孤児院から女の赤ちゃんを養子にもらった。その夜孤児院の院長は発作を起こして死んだ。成長したディーリアの周囲では次々に奇妙な事件が発生するようになる。
Date : Saturday 15th July 2006
08:40
author :
なん ::
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