ジャストマリッジ

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ジャスト・マリッジ 特別編
原題 JUST MARRIED
2002年 アメリカ公開
上映時間 97分
監督 ショーン・レヴィ
出演 アシュトン・カッチャー/ブリタニー・マーフィ

お勧め度 ★3つ

冒頭は成田離婚の話かと思った。まあそれに近い展開である。もう離婚だ離婚といきまいて新婚旅行から帰ってきた二人。そして一体何があったのか?というのがこの映画のストーリー。

あっという間に結婚を決めて、それでお互いのことよくわからないまま結婚式、そしてヨーロッパ旅行。で大喧嘩っていうありがちな展開。旅行っていろんな事があるからね、それを二人で対処していかなくちゃいけないけれど、相手に期待しすぎて、それがかなえられないとイライラしたり。

またこれでもかとハプニングが起こるんだよね。借りた車が異様に小さかったり、ホテルで停電火事騒ぎをを起こしてしまって、追い出されちゃったり。またサラはイタリア旅行なので、美術館めぐりをしたいけれど、トムはドジャースの試合が気になり、テレビ中継を見たいとか言い出し、新婚旅行だが別行動になったり。

あとから思えば、ホテル追い出されて、泊まった安ホテルで、ゴキブリがトムの首に這い上がってきたりなんて事は、ひどい目にあったよって笑い話に出来るのかもしれないが、そのときには、こんなこと最悪。もう帰りたいってなるんだよね。

なんか若さ故に突っ走って結婚したもんだから、ちょっとうまくいかない事があると、もう離婚というのは、これから先の生活続かないだろうと人事ながら心配になったよ。両親の反対というのもあったり、サラの身近にいるピーターという、サラの両親から絶大な信頼をうけている男が、なぜか新婚旅行に乱入したり。すさまじいことが起こる。

ドタバタコメディなので、次々に起こるハプニングに笑いつつ、ラストはありがちな展開で終わるけれど、それなりに笑った映画だった。

【STORY】
ラジオ局に勤めるトムは、お嬢様であるサラと運命的な出会いをする。お互い恋に落ち、周囲の反対をよそに結婚することになる。こうして新婚旅行へと旅立った二人だあるが、飛行機の中で早くもハプニングに見舞われる。フランスのホテルに到着してからも次々にトラブルは続く。
Date : Saturday 28th January 2006 10:24
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あなたにも書ける恋愛小説

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あなたにも書ける恋愛小説
原題 ALEX AND EMMA
2003年 アメリカ公開
上映時間 95分
監督 ロブ・ライナー
出演 ケイト・ハドソン/ルーク・ウ

お勧め度 ★3つ

アレックスは小説家であるが、スランプ中でちっとも小説が書けない。借金もあり取立て屋が脅しにやってくる。30日以内に小説を書き上げて、お金を作らないとたいへんなことになるのであるが、その取立て屋に商売道具のパソコンを壊されてしまう。しかたがないので口述速記を頼むことになる。

エマは速記者で、ある弁護士事務所の仕事という事で来てみると、そこはアレックスの自宅だった。さらに弁護士ではなく、小説家。最初は気乗りしなかったが、しぶしぶ引き受けることになる。

そんな二人が30日間小説を書き上げる間に心をかよいあわせてという、ベタな恋愛物語なんだけど、二人の心の動きと同様に、アレックスの書く小説もストーリーの中に組み込まれて、現実の話と小説の話がクロスするような作りになっている。

アレックスの執筆中の恋愛小説というのが、アダムという大学の講師が、セントチャールズ島の別荘で、金持ちの女ポリーヌの子供たちに英語を教えることになる。一目見てセクシーなポリーヌにアダムは恋をするのだが、メイドのアンナにも心動かされ、二人の間で揺れ動くというストーリーなんだ。これがおもしろくない小説と思うのは私だけだろうか?男のアレックスからみた視点での話しだからなのかなぁとも思うんだ。ロマンチックで甘ーい恋愛小説ではない、二股の話だしね。

エマはケイト・ハドソンが演じているのだけど、小説の中のアンナもケイトが演じているんだ。現実とのリンクがあるわけだけど、ポリーヌかアンナかなんて小説が延々と組み込まれるので、現実のアレックスとエマの心の動きにも、小説の方にも感情移入できないまま、ラストをむかえてしまった。

とはいうものの、たぶん現実と小説のリンクがなければ、恐ろしくテンポの悪い話になりそうだとも思うので、これはこれでよかったのかもとは思う。しかし恋愛小説が出来上がっていくと同時に、二人の恋も出来上がるという同時進行物語だから、もう少し面白い恋愛小説を書いてほしかったなぁ。エマは映画の中で、この小説を絶賛していたけれど。

30日間毎日一緒にいて、時に小説のアドバイスをしながら、だんだんと心打ち解けていくなんて展開は、そこら辺に転がっているありきたりな話ではある。でもケイト・ハドソンはかわいいし、見ていて腹立つことはないので、暇なときにDVD鑑賞するのにはいいと思う。軽いラブコメディと思えば楽しい話ではあるのだろうな。

この映画って、ドストエフスキーが実際に小説を執筆中に起きた、実話がモチーフなんだってさ。驚きだ。ドストエフスキーが恋愛小説になってしまうとは。

【STORY】
作家のアレックスはスランプに陥り、借金もかさみ取立てやにパソコンを壊されてしまう。アレックスは、30日間で小説を書き上げる約束をし、期限内に小説を完成させるため、速記者のエマを雇うことにした。それは口述速記で小説を書くことにするためだった。エマは、アレックスが弁護士と偽っていたことで警戒するが、本の内容に心ひかれ、仕事を引き受けることにした。
Date : Thursday 26th January 2006 20:53
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28DAYS

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28DAYS コレクターズ・エディション
原題 28DAYS
2000年 アメリカ劇場未公開
上映時間 104分
監督 ベティ・トーマス
出演 サンドラ・ブロック/ヴィゴ・モーテンセン

お勧め度 ★4つ

これは私の中ではスマッシュヒット。もともとサンドラが好きだという事もあるんだけど、芯のあるテーマをうまく味付けしてコメディ部分を取り混ぜるという映画は好きな部類。

アルコール中毒とか、薬物依存などの依存症のリハビリ施設での話しなんだ。どうして依存症になってしまうのかとか、依存症を克服していくにはとか、テーマとしては重い部分ってあるんだよ。姉の結婚式でいくらアル中であるからといって、ひどいことをしてしまう。家族からも疎まれて施設にやってくるんだけど、最初は施設の厳しい規則に反発するんだよね。だけどだんだんと仲間とのかかわりの中で、自分を取り戻していくというのかな。そういうのを軽く描いているんだ。笑える要素で、そんなに重くならずにね。

なので中途半端というのは否めないんだけど、更生施設にいるひとり一人のキャラもよく描けていて、面白いんだよね。でもこういう施設にいる人は、7割りが戻ってきてしまうという現実もあるらしい。せっかく断ち切っても、現実の生活では誘惑がゴロゴロ転がっているから、自制心をもち続けというのが難しいみたいだ。そういう事を考えると、実際はこの映画のように楽しくリハビリっていうわけにはいかないのは十分過ぎるくらいにわかるんだけどね。だから真剣に考えて見ると、なんだよ実際は依存症を脱するにはたいへんなんだぞって思って、笑えなくなってしまうかも。

このあたりはこの映画をどういうスタンスで見ていくかによって、楽しさが分かれるかもしれないな。

映画の中で、みんながテレビで見る昼メロのドラマがあるんだけど、DVDの特典でこのドラマが収録されているので見てね。

【STORY】
ジャーナリストのグエンは、恋人とともに出席した姉の結婚式をめちゃくちゃにしてしまう。アルコール中毒という診断をうけ、一ヶ月間依存症の更生施設へ行くことになる。
Date : Tuesday 27th December 2005 20:34
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恋する泥棒

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サンドラ・ブロックの恋する泥棒
原題 Stolen Hearts
1995年 アメリカ公開
上映時間 97分
監督 ビル・ベネット
出演 サンドラ・ブロック/デニス・リアリー

お勧め度 ★2つ

サンドラ・ブロック大好きだから、おもしろいコメディかなって思って借りてみたんだ。泥棒の話なんだけど、えらく都合よく終わった気がする。というかアメリカって、司法取引がある国だけど、無罪になっちゃうの?と驚き。

泥棒ものって結構、捕まりそうででもつかまらないように、ハラハラしながら盗むみたいなのが多いけれど、そういうのを期待していると全く違う。泥棒し終わって車で走っているところがオープニングなんだ。取引は数日先なので、それまでのんびりしようという事。盗品持ちながらのんびりって、その感覚がよくわからない。だって早く売らないと、警察に捕まってしまったりという心配だってあるから、なるべく早く処理したいと思うのは、素人考えなのかな?

これは泥棒の話なのか、ラブコメディの話かが中途半端なんだ。つまり盗んだ盗品とともに、どこかの別荘に不法侵入して、そこで数日のんびりしようぜっていうカップだから、その数日の間に喧嘩したり、ロズ(サンドラ・ブロック)が隣の住人に恋心をいだいて、フランクはやきもきしたり。

なもんだから泥棒の話も恋の話もすべて宙ぶらりんで、最後にあっという間につじつま合わせて終わりにしてしまったという印象。これなら泥棒カップルの逃走劇みたいな方がいいのにと思ってしまった。

サンドラが出ているから見たけれど、映画というよりドラマという仕上がりかな。

【STORY】
ロズとフランクは絵を盗み出し、取引先のニューイングランドにやってくる。ロズはそろそろフランクにちゃんとした仕事につき、結婚したいと思っているのに、フランクはいつまでもふざけている。取引まで日がある二人は、住人が留守の別荘で過ごすことにする。
Date : Monday 26th December 2005 07:04
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恋は邪魔者

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恋は邪魔者〈特別編〉
原題 DOWN WITH LOVE
2003年 アメリカ・ドイツ公開
上映時間 101分
監督 ペイトン・リード
出演 レニー・ゼルウィガー/ユアン・マクレガー

お勧め度 ★2つ

ちょっと借りる前に嫌な予感がしたんだ。それでずーっと借りないでいたんだけど、でもせっかくだからと思って今回チャレンジしてみたんだけど、嫌な予感は当たった。

コメディで笑えそうな雰囲気があるんだけど、レニーの大げさな演技がどうもひいちゃって私としては駄目。衣装とかは60年代のかわいらしさが出ていて、そういう意味では楽しめるんだけど、どうも話しにのれないんだよね。それにユアン・マクレガーが、アイランドの時はかっこいいと思って見ていたんだけど、この映画ではなんかあまりあっていないような気がしちゃって。

この映画は思うに、私のように駄目だと思う人と、とても楽しかったと思う人と両極端のような気がする。笑いってちょっと過剰になる部分ってあるじゃない?それが過剰すぎて、しらけちゃったんだよね。かといって怒り心頭というわけではないんだよ。笑いって難しいよねぇ。というか、私のようにいまいちと思う人の方が少ないのかもね。だって結構みんなこの映画お勧めしているし、私くらいじゃない、あまり楽しくなかったっていう感想の人って。

前半は恋をしない女の代表みたいなバーバラを本気にさせて、恋するじゃないかって暴露して恥をかかせてやるっていう、実にせこい仕返しで、女たらしのキャッチャー・ブロックが奮闘する様が描かれているんだ。そのあたりは笑える味付けなんだけど、もとはと言えば、お前が女を口説くのを優先させて、バーバラとの仕事の約束を何度もドタキャンするのがいけないんだろうっていう、自業自得の部分での逆恨みだと思うんだよね。だからちっとも感情移入できないんだよなぁ。

ただこの話の年代は1962年のニューヨークなんだ。その当時女に恋は必要ないという自立を訴える本としてこれが売り出されるという設定なんだ。だからこういう時代での話しと理解してから見ないと、いまひとつ意味がわからなかったりするかも。

後半はかなりの大どんでん返しが待っているのだけど、それで終わればまだしも、だらだらとそれを引っ張っていくので、私としてはじれったくてイライラしちゃったんだよね。面白いといえば面白いのかなとは思うんだけど、あとは好みの問題かもしれないな。という事で私の感想は当てにならずと思ってね。

【STORY】
女流作家バーバラ・ノヴァクは『恋は邪魔者』という本を出版する。男性誌のノウで取り上げてもらいたいと、雑誌記者のキャッチャー・ブロックに依頼するが、彼は女性を口説くのに忙しく、バーバラとの約束を何度もドタキャンする。怒ったバーバラは奮闘して本を売り、一躍ベストセラーとなる。女性たちの支持を得たバーバラは、テレビでキャッチャー・ブロックを批判する。キャッチャー・ブロックはバーバラを自分に惚れさせることにより、本の内容は嘘という事を暴露してやろうと、バーバラにわなを仕掛けることになる。
Date : Sunday 25th December 2005 09:28
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恋するための3つのルール

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恋するための3つのルール
原題 MICKEY BLUE EYES
1999年 アメリカ公開
上映時間 102分
監督 ケリー・マキン
出演 ヒュー・グラント/ジーン・トリプルホーン

お勧め度 ★4つ

結構笑えた映画だった。結婚をしたいと思っている恋人の父親が、もしもマフィアだったらってことからはじまる。相手は大好きだけど、そんなこと聞いたら結構ぶっとびもんだよね。でも彼女への愛情が深いので、そのあたりはなんとかなると決心するんだ。マイケルは、いくら彼女のオヤジさんがマフィアであっても、自分は悪いことはしないよっていうスタンスはちゃんと持っている。でもどうしても相手はその筋の人だから、マフィアの仁義とかそういうものがあったり、悪いことの仕事に巻き込まれてしまう部分もあるんだ。そこをおもしろおかしく、どうにもならないジレンマをうまい形で描いている。

人のいいマイケルの役をヒュー・グラントが演じているけれど、ぴったりだよ。ただし邦題の意味はよくわかんないけど、三つのルールって何だ?って思うよ。全く関係ないというか、話の中に三つのルールなんて出てこないと思ったんだけど。あまりにもかけ離れた邦題だと思う。原題の“MICKEY BLUE EYES”の方がよっぽど理にかなっているかな。

【STORY】
オークションハウスに勤めるマイケルは、恋人ジーナにプロポーズする。しかし彼女はプロポーズを断る。その理由は彼女の父はマフィアだったのだ。二人の前に組織のかかわる災難が次々と降り注いでゆく。

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Date : Saturday 24th December 2005 09:50
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10日間で男を上手にフル方法

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10日間で男を上手にフル方法
原題 How to Lose a Guy in 10 Days
2003年 アメリカ・ドイツ公開
上映時間 116分
監督 ドナルド・ペトリ
出演 ケイト・ハドソン/マシュー・マコノヒー

お勧め度 ★4つ

10日間で男に振られるように仕向ける女と、10日間で女を惚れさせるようにする男が出会い、それぞれに作戦を練るという話。

なんでそんなことをするかというと、アンディは雑誌の記者で、10日間で男をフル方法というHow toものの記事を書くために、そんなことをはじめたのだ。といっても片思いの相手にふられるとかではない、相手を自分に惚れさせておいて、その上で嫌われるようなことをして、最終的にふられるところまで持っていかないといけないわけ。つまりふられる方法がわかれば、そうしないように注意できるという逆の意味のHow toものなんだ。

見ていると、確かにあちゃーっていう部分が多いので、ありゃあ嫌われるよなっていう部分が盛りだくさん。現実でも気がつかないうちに嫌われたりするような事をやっちゃっている場合ってあるよね。そういうのを大げさにやってしまったというのだろうか。

アンディがとてもかわいいのと、なんとかものにしないといけないというのがあるから、ベンもかなり我慢していた部分はあるかな。だってさバスケの試合で、一番いいシーンの時に、ジュース買ってきてなんて頼まれたら、おいおいふざけんなって思うよね。さらに買ってきたコーラがダイエットコークではないから、買いなおしてなんて言っちゃう。またせっかく手作りの料理を作ってくれたのに、肉料理嫌いとか言っちゃったり。

そんなエピソードがたくさんあって、どうしてこんな嫌われるようにしているのに、相手は自分のこと嫌いにならないのだろうとか、かわいいときもあるのに、時々ぶっとぶようなことをする女だけど、自分のことを好きになりそうな感触があるから、もう少し我慢しちゃおうとか、お互いに微妙に探り合っているんだよね。でもベンはそうとう我慢強く、ちょっと気の毒にも思った。

度が過ぎるとこういうのって嫌味なやつっていう事になりがちだけど、ケイト・ハドソン(彼女がゴールディ・ホーンの娘って知って、驚きだよ)がキュートだし、笑えるので楽しい作りになっている。テンポがよく進んでいくし、お互い騙そうとしているのに、最後はちょっと惹かれあい、そしてじーんとくる場面もありで盛りだくさん。安心して笑えるラブコメディかな。

【STORY】
雑誌ライターであるアンディは、“10日間で男にフラれる方法”というコラムを書くことになる。一方広告マンのベンは、10日以内に恋人をつくれば、大きな仕事を任せるという約束を取り付けることに成功する。そんなアンディとベンは、パーティ会場で偶然出会うことになる。
Date : Friday 23rd December 2005 19:50
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幸せになる彼氏の選び方 負け犬な私の恋愛日記

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幸せになる彼氏の選び方 負け犬な私の恋愛日記
原題 I'm with Lucy
2002年 アメリカ劇場未公開
上映時間 87分
監督 ジョン・シャーマン
出演 モニカ・ポッター/ガエル・ガルシア・ベルナル

お勧め度 ★2つ半

簡単に言うと男に振られた女が、そのあと五人の男とデートして、最後に選択した男は誰かっていう映画。負け犬云々という邦題がいているけれど、別に負け犬でもなかろうにと思う。だって五人もの男とデートできるんだもん。これはもてないとは言えないし。ルーシーは美人だしスタイルもいいし、決して男にもてない女ではない。だからこの邦題はよけいだと思われる。

5人のうち誰を選ぶかっていうのは、見ていればおのずとわかってしまう。まんまだよ。だって一番ルーシーとあっていると思うもの。だけどルーシーに感情移入できる人ってそんなにたくさんいないと思うんだけど。だって次々に男とデートできる、所詮は勝ち組だよね。そんな女が誰を選ぶかなんてさぁ。選べるだけすごいじゃん。普通は選ぶほどいないっつーねん。

でも一番最初に振られた原因は、ちょっとかわいそうかも。というのも突然エレベーターの中で、セックスがよくないから別れようとか言われてしまうんだよ。デリカシーのない男というか、ろくでもないやつだと思うので、ルーシーはそんなやつと別れて正解だと思うよ。

全体的にかわいい感じのラブコメディなので、暇つぶしにはいいと思う。話も単純で難しく考える必要はないし、大笑いという事はないけれど、軽いのりで見れるからね。

【STORY】
OLのルーシーは最愛の恋人にふられてしまう。そんなルーシーを励まそうと、友人たちは彼女に5人の男性とのブラインド・デートをするように言う。ルーシーはそれぞれの男性とデートをするのだが、なかなか決められないでいた。そんなルーシーが、最後に選んだ相手とは……
Date : Thursday 22nd December 2005 16:22
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恋のクリスマス大作戦

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恋のクリスマス大作戦
原題 SURVIVING CHRISTMAS
2004年 アメリカ劇場未公開
上映時間 91分
監督 マイク・ミッチェル
出演 ベン・アフレック/ジェームズ・ガンドルフィーニ

お勧め度 ★1つ半

なんかクリスマスのシーズンにぴったりのタイトルの映画じゃんと思って、借りてきたんだよね。ベン・アフレックがいい味だしていそうだし、明るいラブコメディだと思ってた。

確かにコメディなんだけど、主人公が私には理解できない頭の持ち主だったようで、彼はおかしいのか?と思ってしまい、私は感情移入できなかった。ただよくわからないわりには、最後はこれはハッピーエンドなんだという終わり方だし、ますますわからなくなった。

まああまり深く考えてはいけないという事か。でもさークリスマスに一人で過ごしたくないからって、金払って家族ごっこをするって、普通の感覚ではないと思うんだけど。

この映画は2004年のゴールデン・ラズベリー賞にノミネートされちゃってるくらいだよ。あっ、ラズベリー賞ってアカデミー賞の反対の賞で、最低の作品とかに贈られるやつ。←さすがアメリカ、こういう賞を作るのがうまい。

もっとハートフルな話かと思っていたから、すごいがっかりした。これってタイトルはクリスマスだけど、こんな話クリスマスに向かないと思うのはわたしだけだろうか?

【STORY】
青年実業家のドルーは、彼女に振られ一人でクリスマスを過ごすのを避けようと、一人で子供時代に住んでいた家を訪れる。そこで家族として一緒にクリスマスを迎えようと大金を払い、家族レンタルの契約を結ぶ。

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Date : Sunday 18th December 2005 21:16
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カレの嘘と彼女のヒミツ

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カレの嘘と彼女のヒミツ
原題 LITTLE BLACK BOOK
2004年 アメリカ公開
上映時間 107分
監督 ニック・ハラン
出演 ブリタニー・マーフィ/ホリー・ハンター

お勧め度 ★2つ半

テレビの裏側見たりって感じの映画だった。トーク・ショーって実際にアメリカにある番組なんだよね。なんか私一度見たことがある。例えば彼が浮気の疑いがあるなんてとき、なんとテレビでその浮気は本当なのか、実際に彼をテレビに呼んで、真相をはっきりさせたりするわけよ。もしも浮気していたら、その浮気相手もテレビに呼んで、彼女対浮気相手、その真ん中には問題の彼がいるなんていう図式。

そういう番組がトーク・ショーなんだけど、最近は視聴率も落ちてきて、なんとか番組を盛り返したいと思っている。そこにキャスターにあこがれているステイシー(ブリタニー・マーフィ)が採用になってやってくる。そこで働くバーブ(ホリー・ハンター)はブリタニーと仲良くなって、いろいろ恋の悩みとかを相談する仲になる。

ステイシーは恋人のデレクと同棲している仲なんだけど、バーブにけしかけられて彼のパーム(電子手帳)を覗いたら、彼女の知らない昔の彼女との写真があったりして、彼は元カノとまだつきあっているんじゃないかってすごい疑いはじめるの。それでバーブにけしかけられて、こりゃあ彼の本心を探らないとってことになっていくんだよね。それでテレビ局の番組の協力なんていう名目を使って、元カノたちに会ってインタビューしたりしながら探りを入れたりするの。

まあさ昔の彼女ってどんな人だったんだろうなぁとは思うけれど、だからといってそんなに気になるものなのかな。彼は家族に紹介しない主義とか言ってるくせに、元カノは家族に合わせていたりするから、なんとなくだんだん自分は本当に愛されているのだろうか?なんて気持ちになってきちゃったんだと思うんだけどね。過去に嫉妬してもしかたないと思うのは私だけ?

結局彼にそういう事を確かめられなかったし、彼の方も本心を彼女に打ち明けられない、そんな二人だったっていう事なんだけど。私は彼の方よりも、友人ズラしているバーブの仕打ちには心底腹たった。スティシーがやっていることもひどいと思うよ。番組の取材とか言ってさぐりを入れて、騙したりしているわけだから、そんなことまでしなくてもって思ったりもした。

でもバーブはひどい。テレビ局ってあんなにえげつないわけ?って思った。視聴率のためなら、番組のためなら、人の気持ちを踏みにじり、傷口に塩を塗りたくり、それでも番組のため?非常にテレビ業界に対する風刺の効いたストーリーなのかもしれない。

【STORY】
ステイシーは、恋人のデレクと同棲中。キャスターになるのが夢で、現在は地方局の昼間のトーク番組を担当している。ある日のこと同僚バーブにけしかけられてデレクの電子手帳を覗いてしまう。その手帳には、彼の元恋人についての新たな事実が載っており、自分の知らない彼が存在することに気がつく。その結果ステイシーは、果てしない疑心暗鬼にのまれていく。

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Date : Saturday 10th December 2005 08:28
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