ダブリン上等!

Category : 映画・DVD・ビデオ(ジャンル別) > アクション・犯罪・バイオレンス

ダブリン上等!
原題 CHRISTMAS WITH THE KRANKS
2002年 アイルランド/イギリス公開
上映時間 102分
監督 ジョン・クローリー
出演 コリン・ファレル/キリアン・マーフィ 

お勧め度 ★2つ

もともと群像劇ってあんまり好きではないんだな。だけど結構この映画はアイルランドでも評判というので、見てみたんだけど、小さい話の集まりが、どこかで接点があって、最後にはぜーんぶつながっているという話なんだ。この小さい話がいまいちなんだよね。笑えるところもあるんだけど、なんだかまとまりが悪いというのだろうか。

オープニングは結構度肝を抜いて、こりゃあいい始まりじゃないのって期待したんだけどね。そのあとのエピソードがいまいちなんだよ。例えばサリーという子が男にひどい目にあって、そのあとから男性不振というのはわかるけれど、だからといって身奇麗にするのを放棄して、鼻の下にうっすらひげが生えているのにおかまいなしっていうのも、私からしたらちっともおかしくないんだけど。みんなああいうのがおかしいのだろうか?

それですべての話がつながってひとつの輪になっているのはいいんだけど、最後に結局この映画は何が言いたい話だったんだろうか???という感じで終わるんだよ。だからどうしたって突っ込みいれたくなるというか。

それにみんなそれぞれにパッとしないさえない登場人物なんだよね、なもんだからどれにも感情移入できなかった。負け組の若者たちの話という事なんだけど、情けなくても憎めないとかいうキャラでもないため、こういう話が好きな人にはいいかもしれないが、私はあんまり好みではなかったなぁ。

【STORY】
レイフは女性店員をなぐり、レジの金を強奪する。スーパーの店員のジョンは、デイドラと別れ、デイドラはハゲの妻子もちと不倫。デイドラの妹のサリーは、男に振られ髭を生やして引きこもり。バスの運転手のミックは子供の投げた石で、バスを転倒させクビになる。などなど誰もが人生うまくいかない状況に陥っていた。
Date : Wednesday 21st December 2005 19:50
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クランク家のちょっと素敵なクリスマス

Category : 映画・DVD・ビデオ(ジャンル別) > コメディ

クランク家のちょっと素敵なクリスマス
原題 CHRISTMAS WITH THE KRANKS
2004年 アメリカ劇場未公開
上映時間 99分
監督 ジョー・ロス
出演 ティム・アレン/ジェイミー・リー・カーティス

お勧め度 ★3つ

これもクリスマスシーズンということで、借りてみたんだけど、やっぱりアメリカという国にとって、クリスマスってとても大切なものなんだなぁって思った。日本で言えばお正月をやらない家庭みたいなものなのかもね。それでもご近所で一体になってこういうイベントをするって、夏のお祭りみたいなものなのかもしれない。

クランク家は毎年家族三人でパーティをやってきた。家を電飾で飾りつけて、屋根にはフロスティという2m位の高さのある雪ダルマの人形を飾る。当日はパーティをして、出入り自由。クリスマスプレゼントの交換やクリスマスカードを出したり。

それが今年は、娘が海外派遣のために一緒に過ごすことができない。それならば毎年クリスマスに多くのお金がかかるので、そのお金を旅行に使おうってことになった。クリスマスにかかるお金より、カリブ海でのクルージングの方が安く上がるのだ。

日本だとこういう家庭というか、クリスマスに旅行する方が贅沢って感じがするんだけど、アメリカでは逆みたい。こういう所って文化の違いなんだなぁって思った。アメリカ人にとってのクリスマスは、家族とそしてご近所と楽しく過ごすパーティなんだよね。決して旅行になんか行ってはいけない。

そういう文化の違いを理解した上で見てもらえるといいかと。くすくす笑いながら、気楽に見れる一本かな。

【STORY】
クランク夫婦はクリスマスを娘と過ごせないため、クリスマス出発のカリブ海クルーズを計画する。そのためクリスマスパーティーやチャリティーにも参加しないと断る二人は、近所の人達に反感をかうことになる。

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Date : Tuesday 20th December 2005 18:50
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アイランド

Category : 映画・DVD・ビデオ(ジャンル別) > SF

アイランド
原題 THE ISLAND
2005年 アメリカ公開
上映時間 136分
監督 マイケル・ベイ
出演 ユアン・マクレガー/スカーレット・ヨハンソン

お勧め度 ★3つ半

SFものってあたりはずれがあるから、ちょっと見るのを躊躇していたのだけど、基本はSFアクションなので、派手に逃げるシーンや、カーチェイスみたいなドンパチものが出てくるので、暗いイメージではないけれど、根本はクローンなどの重い話題がベースになっている。

2019年の話っていうのが、現実味がないんだよね。だってあと15年程度であんな近未来になるはずないし。この映画では人間のクローンが作られる時代の話。クローン人間を製造して、本物の人間の駄目な部分を入れ替えるの。つまり肝臓がやられている人間は、自分のクローン人間を作り、その肝臓を貰うという事。こういう事っておこりうるよなぁとは思うけれど、人間って生きるという事に関しては、ものすごく執着を持っているものなんだなぁって感じた。そう思うとなんか悲しい気分にもなる映画だった。

ただ軽くアクション物を見る感覚でいると、それなりに派手なシーンが多いので、単純に楽しめるかと思う。ただ134分と長いから、だれる場合もあるけれど。でも映像は綺麗だったよ。近未来がよく描けているし、白と青が印象的な画像だった。音楽がなんか寒々しい感じがして、近未来というイメージにぴったりだったかと思う。

【STORY】
大気汚染もなく、管理された社会で暮らすリンカーン。彼らの目的は“アイランド”という楽園に行く事。その抽選会は毎日のように行なわれていた。だがある日リンカーンは、自分たちは保険契約を結んだクライアントへ、臓器を提供するために生かされているクローンであることに気がついてしまう。

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Date : Monday 19th December 2005 18:45
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恋のクリスマス大作戦

Category : 映画・DVD・ビデオ(ジャンル別) > ラブコメディ・ロマコメ

恋のクリスマス大作戦
原題 SURVIVING CHRISTMAS
2004年 アメリカ劇場未公開
上映時間 91分
監督 マイク・ミッチェル
出演 ベン・アフレック/ジェームズ・ガンドルフィーニ

お勧め度 ★1つ半

なんかクリスマスのシーズンにぴったりのタイトルの映画じゃんと思って、借りてきたんだよね。ベン・アフレックがいい味だしていそうだし、明るいラブコメディだと思ってた。

確かにコメディなんだけど、主人公が私には理解できない頭の持ち主だったようで、彼はおかしいのか?と思ってしまい、私は感情移入できなかった。ただよくわからないわりには、最後はこれはハッピーエンドなんだという終わり方だし、ますますわからなくなった。

まああまり深く考えてはいけないという事か。でもさークリスマスに一人で過ごしたくないからって、金払って家族ごっこをするって、普通の感覚ではないと思うんだけど。

この映画は2004年のゴールデン・ラズベリー賞にノミネートされちゃってるくらいだよ。あっ、ラズベリー賞ってアカデミー賞の反対の賞で、最低の作品とかに贈られるやつ。←さすがアメリカ、こういう賞を作るのがうまい。

もっとハートフルな話かと思っていたから、すごいがっかりした。これってタイトルはクリスマスだけど、こんな話クリスマスに向かないと思うのはわたしだけだろうか?

【STORY】
青年実業家のドルーは、彼女に振られ一人でクリスマスを過ごすのを避けようと、一人で子供時代に住んでいた家を訪れる。そこで家族として一緒にクリスマスを迎えようと大金を払い、家族レンタルの契約を結ぶ。

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Date : Sunday 18th December 2005 21:16
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ダンス・オブ・ドリーム

Category : 映画・DVD・ビデオ(ジャンル別) > コメディ

ダンス・オブ・ドリーム
原題 DANCE OF A DREAM
2001年 香港劇場未公開
上映時間 95分
監督 アンドリュー・ラウ
出演 アンディ・ラウ/サンドラ・ン/アニタ・ムイ


お勧め度 ★3つ半

インファナル・アフェアのイメージが強烈な私なので、あのアンディ・ラウがにっこり笑顔でダンスかよ!って、DVDのパッケージもえらく満面の笑みだし、なんか楽しくなってきて借りてみた。

そんなに期待しないで見たのがよかったのか、単純に楽しめた。香港版のシャル・ウイ・ダンスなのかと思ったら、話は全然別物。世の中銭やって思って生きていくのに、なぜか最後は世の中愛かな?って思っちゃう終わり方だし、心が温かくなるラストだったよ。硬く考えないで見てほしいな。

ちょっとびっくりしたのが、この映画に出ていたティナ役のアニタ・ムイって女優さん、2003年に子宮ガンで亡くなっていたんだって。この映画は2001年のものだからこのあとなんだね。綺麗でスタイルのいい人で、この映画でも輝いていたのに、なんかとっても残念だ。

夢を手に入れるにはお金。それをモットーに、ダンススクールをやっているラウ。ラウは香港の一等地にダンススクールを構え、ダンスの世界大会に出るのが夢。なんとかお金を手に入れたいと思い続けていたところに、ホテルを経営するティナがラウのダンスを見てダンス教室にやってくるんだ。ティナから資金援助を得ようと、彼女のご機嫌取りをしようとする。

それと同時にラウのダンスを見て、是非一緒に踊りたいと夢見てやってきた、カム。カムはホテルのウェイトレスをやっている。貧乏だけどいつも楽しそうに笑っている明るい女性だ。ダンス教室にはいろんな職業の仲間がたくさんいて、みんないいやつばかりで、ハートフルな友情を感じられるんだ。

最初はティナのことをお金持ちのパトロンで、彼女のご機嫌をとればいいと思っていたラウ。またお金があれば何でもできると思っているティナ。このふたりだけど、カウたちと過ごすうちに、次第に変わっていくんだ。仕事ばかりでギスギスしていたティナに笑顔がもどり、ラウはお金お金と言っていたけれど、本当の夢はそういう事ではなかったって気がつく。

なんか話としてはありきたりなのかもしれないけれど、ちょっとじーんときちやったりして、私は結構楽しめたよ。またアンディ・ラウが山口百恵さん『さよならの向こう側』を歌うシーンにはびっくり。

それにダンスシーンがめっちゃうまいんだ。そうとう練習したのではと思ってしまった。アンディの別の面を見たようで、おすすめ。

【STORY】
勤め先のホテルでラウの社交ダンスを見たカウは、なけなしの貯金を手に、ラウのダンス・スク−ルに向かう。そこには憧れのラウ先生の他にも様々な人がダンスを習いにきていた。
Date : Saturday 17th December 2005 11:38
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イン・ザ・プール

Category : 映画・DVD・ビデオ(ジャンル別) > 日本映画

イン・ザ・プール
原題 イン・ザ・プール
2005年 日本公開
上映時間 101分
監督 三木聡
出演 松尾スズキ/オダギリジョー

お勧め度 ★1つ

私にはあわない映画だった様子。コメディと構えすぎたのかもしれない。つまり面白いはずっていう過大な期待があって、腹抱えて笑うのを想像していたから、そうではなかったとわかったとき、がっかりの度合いが激しすぎた。

全く笑えなかったのも痛い。笑いのツボがどうも違うようだ。この映画面白いという評判もあるので、やっぱり私の笑いのツボが合わないだけなんだろう。

簡単に言えば三人の患者がいて、その人たちを診る伊良部先生という精神科の医者との話。といっても最初から伊良部先生はふざけた医者だし、患者たちも、真剣に病気を悩むというよりかは、ふざけた感じに味付けしている。そこが面白いのかもしれないが、私はちっとも面白くなかったんだよね。三人のエピソードは、見る人が見たら面白いんだろうなって思うのだけどね。

継続性勃起症の田口哲也(オダギリジョー)とか、強迫神経症の岩村涼美(市川美和子)や、プール依存症の大森和雄(田辺誠一)という三人で、田口さんはは会社の接待旅行の温泉で、お湯に入りたくないので、非常ベルならして阻止しちゃうとか。いつも腰をかくしているとか。涼美はガスの火を消したかとか、そういう事が気になって、結局何度も家に戻って、あげく仕事をすっぽかすはめになったり。大森さんはジムのプールが休みの日は、トイレの洗面所に水をためて、それに手をつけてプールの変わりに我慢したり、ひとつひとつのエピソードはユニークなんだよね。

まあ伊良部先生は、真剣にこの人たちを治療するというよりは、適当にちゃかしたり遊んだりいじったりして、最後はまあそんな変な癖も、うまく共存していこうよ的な感じなんだ。だって病院の看護婦さんなんて、いつも斜め上を眺めている、変な人だし、あんな病院ないよな。

うーん、私にはわかんないや。興味のある人は見てね。

【STORY】
伊良部総合病院の精神科医である伊良部一郎。彼のもとにプール依存症のエリート管理職である大森和雄。継続性勃起症の営業マンである田口哲也。強迫神経症のルポライターの岩村涼美ら、ストレスが原因による病気に悩まされる患者たちが診察室にやってくる。
Date : Friday 16th December 2005 19:56
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世界で一番パパが好き!

Category : 映画・DVD・ビデオ(ジャンル別) > コメディ

世界で一番パパが好き!
原題 JERSEY GIRL
2004年 アメリカ公開
上映時間 101分
監督 ケヴィン・スミス
出演 ベン・アフレック/リヴ・タイラー

お勧め度 ★3つ

そんなに期待してみたわけじゃないけれど、意外にいいかもっていう印象。ありきたりな話なんだけど、悪くはないよ。安心して見れるというのだろうか。

オリー(ベン・アフレック)は妻を出産と同時に亡くしてしまって、一人で女の子を育てなくてはならなくなったんだ。実家には父がいるので、そこに転がりこむんだけど、父親に赤ん坊の面倒をみさせて、自分は仕事に没頭する。そんなオリーに父親は、わしは面倒みない、お前が面倒みろって言うんだ。

確かに男やもめで、妻がいなくてひとりで乳飲み子を育てるってたいへんだよね。仕事もあるしその葛藤で悩むけど、オリーはお父さんに押し付けすぎっていうのは映画で感じられたよ。お前の子供だろうって思ったもん。(笑)

そして月日が過ぎて、子供は7才になるんだ。宣伝マンとしての仕事をあきらめて、というかウィル・スミスのことをけちょんけちょんにけなして、クビになるんだけどね。それで地元でごみすてとかの仕事をしたりしているんだけど、心の中ではまたいつか、ニューヨークにもどって、宣伝の仕事をしたいという野望はあるんだよね。オリーは昔の華やかな頃が忘れられないんだ。

でもこの気持ちはわかるよ。一番自分が輝いていた時代に戻りたいし、また戻れると信じているんだよね。そういう気持ちって私にもあるもん。別にご立派な仕事をしてきたとかいう事ではないけれど、なんか昔の栄光にすがってしまうみたいな自分というものね。

だけど本当に自分にとって何か大切かというのがわかったときに、彼が選択したものは…。

【STORY】
マンハッタンで音楽業界の宣伝マンとして働くオリーは、結婚し幸福の真っ只中にいた。ところが妻は、出産と同時にこの世を 去ってしまう。仕事でも大きなミスをおかし、とうとうクビになってしまう。そこで故郷のニュージャージーへ戻り、父の家で暮らすことになる。

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Date : Thursday 15th December 2005 19:09
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13 LOVE 30 サーティンラブサーティ 

Category : 映画・DVD・ビデオ(ジャンル別) > コメディ

13 LOVE 30
原題 13 GOING ON 30
2004年 アメリカ劇場未公開
上映時間 98分
監督 ゲイリー・ウィニック
出演 ジェニファー・ガーナー/マーク・ラファロ

お勧め度 ★3つ半

これは全然期待しないで借りたんだけど、結構私こういう単純な話好きなんだよね。意外に楽しかったコメディもの。
13才の時に今の自分が嫌で、早く大人の女になりたいと願っているなんてこと、誰でも思うよね。なんか大人の女って、子供の時はすごく憧れの対象に思えるんだよね。

だって今の自分はペチャパイで、大きい胸になりたくて、胸にティッシュつめたり、憧れのボーイフレンドは自分に振り向いてくれないのに、幼馴染のさえない男の子マットは自分のこと好きで。同級生の女の子に意地悪されたり。そんな毎日だと早くお金持ちで、きままな30才になりたいって思ったりすると思う。事実私も13才くらいの時は、20才位の人は大人の女っていうイメージで、早くなりたいって思ったもん。

誕生日パーティの日、そんなことを願ったら、目覚めてみると高級マンションで暮らす、30才の雑誌編集者になっていた。だけど気持ちはまだ13才のまま。でもあこがれの大人の女を楽しもうとするジェナなんだけど、30才の自分は理想とは違っていたんだよね。

何でも相談にのってくれた幼馴染の男の子とはすでに友人ではなくなっているし、会社ではライバルに嫌われていたり、お金はあって地位もあるのに、本当の友達らしい人がいなかったりして。そんな30才の自分をしだいに嫌いになるんだよね。13才の時もその当時の自分は嫌いだったわけだけど、いろんな出来事を通して、ジェナは何が大切だったのかという事を知っていくんだ。13才の時は目先のかっこよさにあこがれていたりしたけれど、本当は違うんだってことや。本当の友達っていうのは誰のことなのかとか。そういう事を学ぶんだよね。

最後は→ネタバレ注意
本当に自分にとって大切なものはなにか、そして一番自分のことをわかってくれて、そして愛してくれているのは誰かっていう事に気がついて、そこでまた願うんだ、13才の頃に戻りたいって、またやり直したいって。そして13才の自分に戻って、本当の幸せをつかむために人生やり直すという話。
最後は出来すぎっていう感じがしないでもないけれど、結構単純に楽しかったと思える話なので、気楽に見てほしいな。ファンタジー的な要素のあるので、夢見る女性にはお勧め。

【STORY】
ジェナは早く大人になりたいと夢見る13歳。誕生日の日に親友のマットと仲たがいしたジェナはクローゼットに閉じこもり、「30歳の大人になりたい」と願うのだった。翌朝目覚めたジェナは、自分が大人の女性の姿になっていることに気づく。
Date : Wednesday 14th December 2005 13:56
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セレンディピティ~恋人たちのニューヨーク~

Category : 映画・DVD・ビデオ(ジャンル別) > ラブストーリー・ロマンス

セレンディピティ~恋人たちのニューヨーク~
原題 Serendipity
2001年 アメリカ公開
上映時間 91分
監督 ピーター・チェルソム
出演 ジョン・キューザック/ケイト・ベッキンセール

お勧め度 ★3つ

クリスマスシーズンにて、TSUTAYAでクリスマスの映画特集をしていて、その中の一本がこれだった。クリスマスシーズンにぴったりのラブストーリーって感じかな。

NYがふんだんに出てきて、なんでも実在のカフェやホテルとかが出てくるらしい。といっても今現在その店があるかはわかんないけれどね。

お互いに彼氏とか彼女がいるのだけど、偶然にデパートで同じ手袋を買おうとして知り合うふたり。そして運命の出会いをしたまま、離れ離れになってしまう。彼の方はこの出会いを無駄にしたくないと思って、連絡先を聞いてくるんだけど、彼女の方は運命の再会に願いを託す。それで結局離れ離れのまま月日が経ってしまうんだ。

別々のエレベーターに乗って、好きな階のボタンを押す。もし同じ階のボタンを押したなら、また出会えるとか、古本に連絡先を書いてその本を売る、もしも運命の相手ならその古本を手にして連絡をとれるとか。

これってロマンチックな感じだけど、私ならそんなまどろっこしいのはパス。好きならそんな小細工しないで、電話番号交換すればすむこと。だって結局二人はそういう事で再会はできず、連絡も取れないまま、お互いに別の異性との結婚が進んでしまうんだ。それで最後の最後にお互いが探しあってなんて、その婚約者たちはいい迷惑だよね。結婚ドタキャンになっちゃうじゃん。

ハッピーエンドな話だけど、こういうのって実際にはあんまりありえないよね。映画だからロマンティックって思うだけであって。でもね最初は運命に任せようなんて思っていたけれど、最後は自分たちの手でなんとか再会したいと努力をするわけ。つまり運命や偶然も必然に変えるというわけなんだ。

まああまり深く考えるより、こんなことがあったらいいよなぁっていう簡単な気持ちで見るほうが楽しめると思う。クリスマスにはいいかもしれないよ。

【STORY】
クリスマス前のニューヨークで、それぞれの恋人へのプレゼントを買おうとデパートへ行く。そこでジョナサンとサラは出会う。それは偶然に同じ手袋へ手を伸ばしたからだ。2人は手袋を譲り合っているうちに惹かれ合うものを感じ、カフェ「セレンディピティ3」でお茶をする。2人は運命を感じはじめているが、サラはこれが本当の運命なのか試そうとする。しかし偶然は訪れないまま数年経つ。ジョナサンは婚約し、サラはミュージシャンの恋人からプロポーズされていた。だが2人はお互いのことを忘れられないでいた…。
Date : Tuesday 13th December 2005 07:05
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ハサミ男

Category : 映画・DVD・ビデオ(ジャンル別) > 日本映画

ハサミ男
原題 ハサミ男
2005年 日本公開
上映時間 119分
監督 池田敏春
出演 豊川悦司/麻生久美子

お勧め度 ★3つ

この映画、原作ではかなり評価の高い話みたいだね。なもんだからこの原作を映画で見せるのは不可能って言われていたらしいよ。というか小説向きの話だから、それを映像化するのが難しいといったらいいのだろうか。

豊川悦司がなんか怪しい雰囲気だったから、ちょっと借りてみちゃったのよ。最初はなんだかこの主人公はなんなんだ?っていう疑問が芽生え、でも途中から真相がわかって、なるほどねぇと納得。このネタは本を読むか映画を見てもらうとして、たねあかししちゃうと面白さ半減だし。

ハサミ男と言われる殺人鬼をまねた犯人が出てくる。そして本当のハサミ男が自分の模倣をしている犯人を捜すというのが前半のストーリーなんだけど、模倣犯探しの裏側にこの映画の本当に言いたかったことが隠れていて、それもすぐにわかることではあるけれど、結構奥深いものがあるなぁとは思う。

ただ大どんでん返しという展開や、ハラハラドキドキのおもしろかったーっというサスペンスものを期待すると、ちょっと路線が違うというか、ややアングラな雰囲気の作品なので、期待を裏切られると思う。

私としては淡々と面白かったというような感想かな。万人受けは絶対にしないので、いろんな人にお勧めはできないけれど、面白いと感じる人もいるかなぁとは思う。私は原作を読んでないので、比べることはできないのだけど、本の方が面白いのかは不明。でも読んでみたいなぁと思ってはいる。

【STORY】
女子高生の喉にハサミが突き立てられるという連続殺人事件が起きる。マスコミはこの犯人を「ハサミ男」と呼んだ。そしてハサミ男は次のターゲットに狙いを定める矢先、その標的だった少女はハサミ男の手口を真似た模倣犯に殺されてしまう。謎の模倣犯の正体を突き止めようと調べ始めるハサミ男だった。
Date : Monday 12th December 2005 01:39
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