ダンシング・ハバナ
Category : 映画・DVD・ビデオ(ジャンル別) > ラブストーリー・ロマンス

原題 DIRTY DANCING: HAVANA NIGHTS
2004年 アメリカ公開
上映時間 86分
監督 ガイ・ファーランド
出演 ディエゴ・ルナ/ロモーラ・ガライ
お勧め度

結構ダンス好きな私としては、こりゃあ見なくてはという事で、早速借りてきたんだけど、楽しかった。ストーリーとしては単純で平凡な話なんだけど、なんかダンスがサルサというのもあるんだろうね、情熱的な勢いがあって、わくわくした。
舞台はキューバというラテンの国で、アメリカからやってきたお嬢様ケイティと、キューバの貧しい家のハビエルという男の子が出会い、二人でダンス大会の優勝を狙うというもの。
身分違いの恋や、キューバ革命という政治的に不安定な時期とがあいまって、よりいっそう二人を熱くする。ダンスシーンは見ていると、なんか自分も踊りたくなるような、官能的なそんな気持ちの湧き上がる映画だった。
ハビエル役のディエゴ君は、時々いろんな映画にちょこちょこ出ているのを見かけたりしたんだけど、なんか不思議な魅力を持った男の子だよ。まだなんとなくあどけない感じがあるんだけど、ラテンの血が流れているせいか、妙にセクシー。といってネットで調べたら、27才なのー?ちょっと驚きよ、童顔なのかもしれないけれど、絶対に20才くらいなのかと思っていた。
時代背景的に保守的な時代の話なので、二人とも恋しているのだけど、ためらいがあって、なんか素敵なのよ。ダンスペアだから、お互いの体に触れなくてはいけないじゃない、でもさケイティはなんとなく相手に身を任せるのにためらったりするんだよ。なんかそんな初々しさに心が和んだよ。二人の距離のとり方が絶妙というのかな。ラストは革命がおきる事での展開があるんだけど、ちょっと切ないなぁ。
大作ではないし、小粒な話なんだけど、ダンスが好きな人や、ラテン系が好みの人には楽しめる映画だと思う。この作品は、1987年の『ダーティダンシング』のリメイクみたいなんだけど、私はこの映画知らないんだ。今度探してみようかなって思っている。
【STORY】
1958年、18歳のケイティは父親の転勤により、家族でキューバのハバナにやって来る。ある日のこと街中で踊りを踊る町の人たちに心奪われ、その中にホテルでウェイターとして働くハビエルの姿があった。ダンスを通じて仲良くなる二人。ハビエルの夢は、家族と一緒にアメリカへ移住すること。そこで二人はその夢を叶えるために、一緒にダンス大会へ出場し賞金を得ようとすることになる