40歳の童貞男

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40歳の童貞男原題 THE 40 YEAR OLD VIRGIN
2005年 劇場公開
アメリカ制作
上映時間 116分
映倫 R-15
監督 ジャド・アパトー
出演 スティーヴ・カレル/キャサリン・キーナー

お勧め度 ★4つ

なんだか邦題がすごいので、借りるのを躊躇したのだけど、いやはや面白かった。なんか40歳の童貞というと、おたくのきもい男というのを想像しがちなんだけど、アンディはそうでもないんだよね。真面目な人っていう印象。でもなんとなく笑った顔とかがかわいいというか童顔なので、イメージとして気持ち悪いというような事はない。そこが好感もてたのかもしれない。

アンディは趣味というか、テレビゲーム大好きで、フィギュア集めも大好きなんだよね。だから家にはいろんな人形のフィギュアが箱から出さないで飾ってある。今で言うとオークションにかけたら、高値で競り落とされそうなレアなものとかを持っているのよ。

なんとなく女性とそういう関係になる機会を逃してきたアンディは、仲間の間で童貞ということがばれると、みんなから早く経験しろと大きなお世話を言われまくる。そんなときに恋に落ちた相手は、シングルマザーで経験豊富なトリッシュだった。

痛い映画ではないし、かなり笑える。かといって下品でもないので、女性でもOKだと思う。アメリカのこういうコメディって、結構下品になったりしがちなんだけど、これは下ネタもマイルド。それでも全く下ネタは駄目という人は見ないほうがいいのかもしれない。一応R-15指定だしね。

私にとってはかなり笑わせてくれましたという感じと、やっぱりお約束のハッピーエンドで安心して見れるし、お勧め度は高い。

実際にその年で童貞だったら深刻な悩みなのかもしれないけど、映画だからおもしろおかしく演出していて、明るくカラッとしているので、見ていて陰鬱になることは全くない。案外カップルで見るといいかもよ。

【Story】
電気店で働くアンディは、オタクな40歳の独身。ある日のこと、アンディは自分が童貞であることを仕事仲間に知られてしまう。驚いた3人はどうにかしてアンディに初体験をさせようといろいろ世話を焼き始める。
Date : Friday 9th March 2007 00:10
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フォーエバー・フィーバー

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フォーエバー・フィーバー原題 FOREVER FEVER
1998年 劇場公開
シンガポール制作
上映時間 95分
監督 グレン・ゴーイ
出演 エイドリアン・パン/マデリン・タン

お勧め度 ★4つ半

シンガポール映画史上最大のヒットを記録した映画らしい。これが面白いっていうから、ずーっと見たかったんだけど、ようやく見る事ができた。

なんていうか、70年代の雰囲気というか、今見るととってもダサい雰囲気が、なんともいえず笑いを誘うんだよね。『サタデーナイト・フィーバー』を模倣した作りなんだけど、トラボルタもどきが出てきたり、映画『フィーバー』(これも明らかにサタデーナイト・フィーバーという映画をもじっている)に嵌り、ダンス教室に通う主人公。これがまたダサダサなのだ。でも妙に魅力的。決してハンサムでなく、出てくる役者さんら、みーんなぶさいく。←失礼発言ごめんなさい。でもそれが妙に魅力的。

映画の中でも「スティンアライブ」の曲が流れてきて、異様に懐かしかった。あの曲好きだよ。という感じで、私のようなおばちゃんは懐かしさに浸る一方で、あのベタベタな作りに大笑い。くだらなさとおかしさが満載で、あれって狙って作っているのかな?

それにダンスとカンフーまで出てきて、こりゃあいったいどんな映画じゃっていうくらい盛りたくさんよ。

たぶんこれはみんな楽しめるかもしれないが、70年から80年代の時代を知っている人は懐かしさを覚えることもできる。これ見たあと、トラボルタの『サタデーナイト・フィーバー』を借りようかとか思ってしまった。あなたもぜひ、なんちゃってサタデーナイト・フィーバーをどうぞ。

この映画借りてきて見たあとに、テレビ東京で深夜にやっていたよ。

【Story】
ホックの楽しみはバイクに乗ること。ある夜ホックは映画「フィーバー」を観てすっかり取りつかれてしまった。ディスコ・ダンスに夢中になり、ダンスコンテストに出場することを決意する。そこで幼なじみのメイとダンス教室に通い始める。
Date : Saturday 3rd March 2007 00:54
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ウエディング・クラッシャーズ

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ウエディング・クラッシャーズ デラックス版原題 Wedding Crashers
2005年 劇場未公開
アメリカ制作
上映時間 119分
監督 デヴィッド・ドブキン
出演 オーウェン・ウィルソン/ヴィンス・ヴォーン

お勧め度 ★3つ

日本でもウェディング・クラッシャーっていうのは存在するんだろうか?これってフィクション?

結婚式とかに、親族とか友人のふりして参加して、飲み食いしたりすることらしいのよ。確かに一人や二人知らない人が混じっていても、そんなに気にならないかもしれないよね。とはいっても少人数の結婚式だっらバレルだろうけど。日本は披露宴もテーブルと椅子に座ってだけど、アメリカは立食みたいだから、ばれ難いだろうね。

真面目に考えていてはいかんのだけど、この映画男二人がウェディング・クラッシャーを趣味にしているというのだろうか、休みの日になると出かけていくわけ。それで飲み食いはもちろん、そこに来ている女の子をナンパしまくるのよね。それで案の定というか、そこにきていた女に恋をしてしまい、クラッシャーをしていたのがばれて云々という展開。

悪くはないけれど、それほど大笑いもできなかったのは私だけだろうか?最初は結婚式にもぐりこんで、よくばれないよなぁとかっていう面白さがあったりしたんだよね。ばれそうでばれない、ひやひや感というのかな。ところが途中からラブストーリーがメインなってきて、そこらいからつまんなくなっちゃった気がするんだ。

オーウェン・ウィルソンとヴィンス・ヴォーンだから、めっちゃおもろいかと期待しすぎたのがいけなかったのかもしれないけど。そんな中でもウィル・フェレルがいい味出してたよ。あの人って、ホントおバカなコメディに向いているとしみじみ感じてしまう。なんたってウェディング・クラッシャーの先輩という設定だからね。

それにしてもいろんな人種のいるアメリカだから、結婚式もそりゃあいろんなパターンがあって、結構それを見ているのは楽しい。

【Story】
ジョンとジェレミーの趣味は結婚式荒らし。他人の結婚式に紛れ込み、飲み食いし、女性たちを口説きまくる。そんなある日のこと、2人は財務長官の娘の結婚式に忍び込む。そしてクレアとグロリアという長官の娘たちに出会う。
Date : Sunday 4th February 2007 23:03
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ビッグママ・ハウス 2

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ビッグママ・ハウス 2原題 Big Momma's House 2
2006年 劇場未公開
アメリカ制作
上映時間 99分
監督 ジョン・ホワイトセル
出演 マーティン・ローレンス/ニア・ロング

お勧め度 ★2つ半

どんな作品もパート2は絶対に面白くないと思っているんだけど、一応パート1見た私としては、これも借りてみたよ。前作で出てきたマルコムとシェリーは結婚して、シェリーは妊娠中という設定。マルコムは家族もできたし、以前のような危険な捜査官から外れて、内勤勤務に変更してもらって、警察の広報活動を仕事にしていた。だけど事件がおきてなんとか犯人を捕まえたいと思ったマルコムは、ビックママの変装をして、関係者のある家にベビーシッターとして忍び込むのである。というか、マルコムが内勤ってあーた、そりゃあ無理だろう。事件が勃発しなくても、捜査官としてうずうずしてくるに違いない。

でも妻のシェリーには内緒で出かけているものだから、シェリーはマルコムが浮気をしているのではないかと疑いはじめるという。大きなおなかをしているにもかかわらず、マルコムの居場所を突き止めて追いかけて行ったり、マルコムはシェリーに頭が上がらないといった状態。

前作のビッグママのキャラクターで変装するのだけど、あいかわらずのデブのビッグママだから、水着姿のビッグママは見たくなかったというくらい強烈なボディ。もちろん捜査のために潜入するんだけど、事件に関わっている家庭は子供の事をあまり考えないというのだろうか、毎日びっちりのスケジュールでお稽古がはいっていて、自由に遊ぶ時間は全くない。そんな家庭なんだけど、ビッグママがくる事で、そういった家族の絆を取り戻すみたいなものを修正していく話も平行して描かれている。

家庭の話なのか、潜入捜査の話なのか、どれも中途半端なのがいかんよな。だいたい潜入捜査がメインだろうに、それはラストにちょろっと出てきて、あらら、もう事件解決かよっていう展開なので、変装して潜入捜査のハラハラという感じというよりかは、家庭の問題解決のための潜入みたいな路線かと。まあ深く考えないコメディとして見ればいいのだろうが、パート3は作らない方がいいだろうと思われる。

【Story】
FBI捜査官のマルコムはシェリーと結婚し、FBIの広報活動をする内勤勤務をしていた。だが事件の容疑者とされているシステムエンジニアの家庭に、ベビーシッターとして潜入捜査を試みることになる。
Date : Friday 29th September 2006 09:40
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ヘレンとフランクと18人の子供たち

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ヘレンとフランクと18人の子供たち原題 Yours, Mine and Ours
2005年 劇場未公開
アメリカ制作
上映時間 88分
監督 ラージャ・ゴスネル
出演 デニス・クエイド/レネ・ルッソ

お勧め度 ★3つ半

『12人のパパ』」も子だくさんの話だったけれど、それを上回る子だくさん。つまり子だくさんのヘレンとフランクは、お互いに配偶者を亡くし、それで再婚したもんだから、お互いの子供をあわせると18人になってしまったというわけ。さらにヘレンの子供は10人なんだけど、ヘレンが10人産んだのではなく、4人は自分で産んで、あとの6人は養子なの。だから人種も全然違うのよ。アジア人というか明らかに日本人という子供いる。なんたってナオコって名前だったり、黒人の子もいるし、そりゃあもう国際色豊かな子供たちよ。フランクの子供は全員フランクの子供。つまり今は亡きフランクの妻が8人産んだという事。

いくらなんでも18人って…思ったけれど、ものすごい人数の子供らは、最初はやっぱりうまくいかないわけよね。 ヘレン家とフランク家に分裂しちゃって、お互いに意地悪したりして。さらにフランクは軍人で、規律をしっかり守れという堅物。一方ヘレンは自由気侭な性格で、そこらあたりでも育て方の違いでぶつかってしまうんだよね。さらにそういった両親に育てられた子供らも、まっぷたつに分かれちゃう。ヘレンの子供たちは、フランクの堅苦しさが嫌いだし、フランクの子供らはヘレンの子供らのいい加減さが許せなかったり。

そんな子供らがある一つの目標を定めて協力体制にはいる。その目標は、お互いの親を離婚させようというもの。そうすれば今までの生活を取り戻せるというわけよ。それで協力しあって、二人の夫婦喧嘩を勃発させるみようないたずらをしてみたりするの。なんつー目的と思うのだけど、まんまとその戦略に嵌っていくフランクとヘレンというわけ。

実際に18人子供がいたら大変な事になると思うのだけど、難点はあまりに多すぎて、最後まで全員の子供の名前と顔は一致しなかったし、どっちの子供かわからなかった子供も多数。それにしても20人の家族が暮らす家って、日本じゃたぶんよっぽどの大金持ちでもない限りないと思うんだけど、なんと灯台を改造した家に住むんだよね。家賃いくらなんだろうとか変な事考えちゃった。

それでも単に子供らのドタバタというだけでなく、家族愛やホロリとさせるシーンもあり、結構よくできた話ではあると思う。この映画はヘンリー・フォンダとルシル・ボールの『合併結婚』のリメイク映画だそうだ。私は12人のパパよりかこっちの方が面白かったと思う。

【Story】
フランクとヘレンは学生時代の同級生。だがお互いに配偶者と死別していた。そんな2人がめぐり逢い恋に落ちる。フランクには8人そしてヘレンには10人の子供がいた。
Date : Thursday 28th September 2006 07:40
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プリティ・ヘレン

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プリティ・ヘレン原題 RAISING HELEN
2004年 公開
アメリカ制作
上映時間 119分
監督 ゲイリー・マーシャル
出演 ケイト・ハドソン/ジョン・コーベット

お勧め度 ★4つ

ヘレンは3姉妹の一番末っ子で、一番上の姉夫婦が交通事故に遭い、幼い子供たち3人が残されてしまう。そして姉夫婦の遺言は、子供たちをヘレンに育ててほしいというものだった。

2番目の姉ジェニーは専業主婦で、子育てや主婦業はベテランなのに、ジェニーに頼まず、仕事ばりばりしているキャリアウーマンのヘレンに遺言って。ジェニーも不満なのよね、何故自分じゃないのかって。そういう姉妹間の葛藤なども描かれている。というかすごいよねアメリカって。いつ何時自分たちがどうなるかわからないからって、遺言を作成しておくなんて。というか子供のいる夫婦は日本でもそういうものなの?独身の私にはよくわかんないけど。

それで案の定、子供3人抱えて今までのように残業の嵐のような仕事はできない。それでクビになってしまったりというドタバタがはじまるのだった。それでも姉の子供たちと暮らしていくうちに、ヘレン自身も成長していくといったストーリーでもある。

ヘレンは恵まれていると思う。堅物で四角張っている2番目の姉だけど、子育てに関しては相談できるし、新しいアパートのお隣さんも協力してくれる。そして子供たちの学校の牧師さんも、助けてくれるしね。なんだかんだといって、誰も助けてくれないで、女一人で子供を育てている人はたくさんいるわけで、そういう意味では恵まれているよなぁと思った。

それでもシングルマザーの大変さとか、仕事と家庭の両立の難しさといった真面目なテーマを笑いというオブラートに包んでよく描いているとは思う。ただ家庭の問題と、ヘレンと牧師さんとの恋も交えているんだけど、ちょっと中途半端になってしまっているのは残念かな。

タイトルにプリティとついているけれど、プリティシリーズのシンデレラ的なラブストーリーとは全く違うので、そういうのを期待して見ると外れると思う。カメオ出演で、パリス・ヒルトンが出てきたりもして、ちょっと笑ってしまったシーンもあり。

ラストにどうしてヘレンに自分の子供を託したのか?何故ジェニーじゃないのか?という事が明らかになる。ヘレン役のケイト・ハドソンはかわいくてキュートだし、悪くはない一作。

【Story】
ニューヨークのモデルエージェンシーで働く25歳のヘレン。ある日長女のリンジー夫婦が事故に遭い死んでしまう。リンジーの子供3人が残され、弁護士からリンジーの遺言を聞かされる。それは3人の養育をヘレンに託すというものだった。
Date : Wednesday 27th September 2006 10:05
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ハッピー・エンディング

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ハッピー・エンディング原題 HAPPY ENDINGS
2005年劇場未公開
アメリカ制作
上映時間 133分
監督 ドン・ルース
出演 トム・アーノルド/ローラ・ダーン

お勧め度 ★2つ半

メイミーが野際陽子さんに見えてしかたなかった。というのが第一印象。

冒頭の場面で、主人公が車に轢かれるのだけど、そうすると「彼女は死にません、なぜならこの映画はコメディーだから」みたいなテロップが流れる。この映画始終こういったテロップが流れるんだよね。映画の場面として見せるというより、説明で終わらせるのが多すぎる。

確かにタイトルとおり最後はこんなもんでしょうという終わり方で、ある意味ハッピーなんだろうなとは思う。つまり自分が一番最初に望んだ通りにならなくても、まあこういう終わり方なら、それなりに幸せと言っていいだろうっていう着地。人生ってそんなもんじゃない?そういった終わり方なんだけどさ。それもテロップだよ。(笑)

メイミーとチャーリーは親同士の再婚で姉弟になったんだけど、10代の頃に若気の至りというのか子供ができてしまう。いくら本当の姉弟でないとはいえ、そんな事すんなよっていう感じなんだけど。それで中絶をしなくてはならなくなり、それを機会に姉と弟は別れて暮らすことになる。その後弟のチャーリーはゲイになっていた。

というような、よくわからない展開ではじまる。コメディというカテゴリーみたいなんだけど、あんまりバカ笑いするような話でもなくて、この映画はいったい何が言いたいのだろうか?と私にはあまり理解できなかった。というか、ちょっと変わった日常生活の端々があるような作りなんだよね。だからあまり一般的な出来事はおこらない。とはいっても人間って、その人なりの生活のなかで、細々とした出来事の積み重ねで成り立っている。だからこの映画の主人公らの日常も、我々の日常と変わらないといえばそうなのかもしれない。軽い話題というわけでもなく、同性愛の事や中絶の事、養子の問題など、扱うテーマはかなり重い。それを軽く見せようとしているような感じだけど、そういったものってそうそう軽くはならないじゃない?だからおバカコメディにはならず、私はあまり笑えなかったなぁ。

群像劇みたいな部分もあるから、上映時間も長いし、飽きちゃう人は多いかもしれない。タイトルからイメージする、明るいコメディではないのは確か。ブラックまではいかないけれど、重いコメディだった。

ひとつポイントが高いのは、全編通してマギー・ギレンホールが歌うんだけど、ビリー・ジョエルのヒット曲の数々がかなり懐かしい。

【Story】
メイミーとチャーリーは親同士の再婚で姉弟となった。ある日のこと若気の至りで、二人の子供が出来てしまう。ミイミーは中絶するために、チャーリーと離れて暮らすことになる。
Date : Tuesday 26th September 2006 20:58
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ドクター・ドリトル3

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ドクター・ドリトル3原題 Dr. Dolittle 3
2006年 アメリカビデオメディア
上映時間 95分
監督 リッチ・ソーン
出演 カイラ・プラット/クリステン・ウィルソン

お勧め度 ★2つ

これTSUTAYAで、結構な本数並んでいたんだけど、借りている人ってほとんどないんじゃないかっていうくらい、いっつも貸し出しOK状態だった。やっぱり人気がないのかって思ったんだけど、とりあえず1と2を見ている私としては、一応3もチェックしておこうと思って借りてみた。

ドリトル先生の娘が今回は主人公ということだ。なのでエディ・マーフィーは全く出てこない。ドリトル先生と同じ能力のあるマヤは、学校では変人扱いされている。動物と話が出来るという能力をもてあましているのだ。

サマーキャンプで行くことになった牧場は経営難で、売られる寸前。そんな牧場を助けるために、ロディオ大会で優勝して賞金を得ようというもの。そこでマヤの能力がものを言うというか、動物たちと話して、なんとか勝てるように協力をお願いするという話。

そんなコメディの話のなかに、すこーし淡い恋も取り混ぜてという感じだ。とくに薬にも毒にもならず、といったらいいだろうか。ちょい中途半端。別に腹立つほどおもしろくないわけではないが、子供向けなのかな。大人の私には物足りない。

ドリトル先生はエディ・マーフィーでもっているようなもので。その娘が主人公というだけでは、インパクトに欠けるし、なにもドリトル先生としての話じゃなくてもいいのではと思ってしまった。

【Story】
遊びすぎのマヤが、ある日交通事故を起こした。あげくパーティに行くことを禁じられたにもかかわらず、黙ってパーティーに出かけたことがばれてしまう。そこでマヤを牧場にホームステイさせることを決めた。その牧場は経営難から牧場が売られてしまうことになった。
Date : Tuesday 12th September 2006 22:08
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キルスティン・ダンストの大統領に気をつけろ!

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キルスティン・ダンストの大統領に気をつけろ!原題 DICK
1999年 アメリカ劇場未公開
上映時間 117分
監督 アンドリュー・フレミング
出演 キルスティン・ダンスト/ミシェル・ウィリアムズ

お勧め度 ★4つ

お気楽なコメディであるけれど、1970年代アメリカで起きた、ウォーターゲート事件のことを知らないと、ちょっとおもしろさは半減してしまうかも。なのでネットで少し復習してから観ることをお勧めする。そうしないと笑いのツボを満喫することができない。

今ではディープスロートが誰であったかわかってしまっているけれど、この映画が作られたときはまだ謎な時代で、ニクソンを辞任に追いやったとされる、内部告発者であるディープスロートが、女子高生だったというパロディ。まっ、実際の事件をおもしろおかしく茶化して作ってあるので、気楽なコメディではある。

また主演の二人、とくにキルスティン・ダンストって、この当時はかなりかわいかったのね。私が知っているキルスティンは、結構大人になっての彼女なので、ちょっとぶったまげた。だってどうみてもキルスティンって美人じゃないもんね。でも私は好きなんだよ、美人じゃないけどすごく魅力的な人だから。

70年代のかわいいファッションや当時ヒットした曲なんかが流れてきて、懐かしさでもなかなか楽しめた。それにしてもアメリカってこういう事件をもコメディに仕立てるって、日本では出来ない芸当だよなぁと思った。だって実在の大物政治家とかが、のきなみパロディにされてるんだもん。能天気な女子大生にふりまわされ、歴史が動く。そんな様子を実にうまく料理している。おバカなコメディと侮ることなかれ。

【Story】
高校生のベッツィとアーリーンは、社会科見学で訪れたホワイトハウスで、ニクソン大統領に気に入られ、犬の散歩係に任命されることになる。ある日彼女たちは思いがけない秘密を知ることになる。
Date : Tuesday 5th September 2006 07:06
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ディック&ジェーン 復讐は最高!

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ディック&ジェーン原題 FUN WITH DICK AND JANE
2005年 アメリカ公開
上映時間 91分
監督 ディーン・パリソット
出演 ジム・キャリー/ティア・レオーニ

お勧め度 ★3つ

期待しないで見たぶん、わりかし面白かったかなぁ。ジム・キャリーっていうと、私の場合あの『レモニー・スニケットの世にも不幸せな物語』のオラフ博士を思い出してしまうのだけど、今回は普通のおじさんを演じていた。←あたりまえ

会社が倒産してしまって、生活が苦しくなり、さらに再就職もままならず、最後は泥棒という。それをブラックなジョークで味付けした映画といったらいいだろうか。

なんでもジョージ・シーガルとジェーン・フォンダの共演で製作された『おかしな泥棒ディック&ジェーン』をリメイクしたのが、今作みたいなんだよね。TSUTAYAにはこの映画と同時に、昔のオリジナルの方もレンタルになっていたよ。今度オリジナルも見てみようかな。

ストーリーはちょっと身につまされる話ではあると思う。だって会社が倒産、再就職できないなんて笑えないよね。今の日本にはごまんとこういう人いるし、私もなかなか就職が決まらなかったときがあるし、そのとき気持ちを思うと、どんどんと月日が経っていくのに、ちっとも仕事が決まらないあせりなんていうのはよくわかったもん。

まっ、理屈で考えると、だからといって泥棒はいかんだろうなんだけど、コメディ映画なのでそこを目くじら立ててしまうと成り立たない話である。ディックとジェーンの夫婦の掛け合いがおもしろいし、なんか二人とも前向きな性格で、貧乏のどん底なんだけど、お互いをちゃんと愛していて、二人でなんとかしようって協力するのがいいね。まっ、だからといって泥棒は…につながるんだけど。(笑)

この映画、気楽に寝っころがりながら見るにはいいと思われるが、アメリカンジョークが好きでないと辛いかもね。

【Story】
ディックは妻ジェーンと息子ビルとともに幸せな毎日を送っていた。ところが急に会社が倒産してしまい、再就職もままならず思いあまったディックは、強盗を計画するのだが。
Date : Sunday 30th July 2006 19:42
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