おまけつき新婚生活

Category : 映画・DVD・ビデオ(ジャンル別) > コメディ

おまけつき新婚生活
原題 DUPLEX
2003年 アメリカ公開
上映時間 89分
監督 ダニー・デヴィート
出演 ドリュー・バリモア/ベン・スティラー

お勧め度 ★3つ半

邦題だけ見ると、かわいい感じのラブコメディを想像すると思うんだ。でもこれは実にブラックなコメディだよ。出てくるばあさんの憎々しさといったらない。

それにしてもアメリカの家って不思議だよね。だって二世帯住宅を購入してから、あまった部屋を誰かに貸すというならわかるけれど、買った家にもれなくおばあさんが住んでいて、先住権によって追い出すことはできないって、日本でもそういうのってあるの?

アレックスとナンシー夫婦は、二世帯住宅を購入し、上の部屋にはおばあさんが住んでいるけれど、100才近いばあさんなので、すぐに死ぬだろうしなんていう安易な理由を掲げたのが失敗の元だったという話。

そのばあさんが、とんでもないババアだったという事。非常にムカつくことをされるわけなんだけど、老婆だし強くは言えないし、なんて思っているとどんどんエスカレートしていき、しまいには殺してやりたいと思うくらいの憎々しいばあさんだったというわけなのよ。なんとかばあさんを追い出そうとか、ころっと死なないものかとか思うのに、そういう憎まれる老人は長生きときている。

ブラックな笑いの好きな人は面白いと思う。こういうのアメリカ人は好きだろうね。誰もが腹抱えて笑うというわけにはいかないんだ。だけどベン・スティラーははまり役だよね、こういうコメディにぴったりだと思うし、ドリューもいい味出しているけれど、なんといってもこの映画は、憎らしいババアにつきる。この女優さん80才くらいらしいよ。しわくちゃの顔で、にっこり笑顔であるのに、ぶん殴りたいくらい嫌なやつ。にっこり笑って人を切るみたいな。感じの悪さは天下一品。完全にベンやドリューを食っているという。

なのでこのばあさんを見る価値はあるかな。誰もが楽しい笑いというわけにはいかないし、なんたって憎々しいわけだから、見ていてストレス感じてしまう人もいるかもしれないね。だからブラックユーモアが嫌いな人にはお勧めは出来ない。

【STORY】
ニューヨークに住む新婚カップルのアレックスとナンシーは、マイホームを購入することになる。そこは暖炉が3つもありおしゃれなメゾネットタイプの家だ。ただし二世帯住宅で、2階には老婆のコネリー夫人が間借りしていた。アレックスとナンシーは、コネリー夫人は年だし、近いうちにあの世に行くだろうと思い、この物件を購入する。だがコネリー夫人はとんだ曲者だと思い知ることになる。
Date : Tuesday 31st January 2006 21:53
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ボクらのママに近づくな!

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ボクらのママに近づくな!
原題 Are We There Yet?
2005年 アメリカ劇場未公開
上映時間 95分
監督 ブライアン・レヴァント
出演 アイス・キューブ/ニア・ロング

お勧め度 ★2つ半

私という人間は、オカルトが好きであると同時に、子供は好きではない。というかなーり女として欠陥のある人間なんだけど。そりゃあ生まれたての赤ちゃんとかはかわいいなぁとか思うよ。だけど大きくなった生意気なガキんちょは大嫌い。そんな子供が出てくる映画なので、正月からムカつきながら見ていた。

ニックは自分の職場の前に勤めるスザンヌに一目ぼれするんだけど、スザンヌはバツイチで、二人の子持ち。それでもなんとかスザンヌと仲良くなりたいと願うニックは、子供が嫌いにもかかわらず、スザンヌの子供と仲良くなろうと努力する。

がクソガキだから、生意気でさ、よくニックは我慢していると思うくらい、腹立つことばかりするんだよ。たまたまスザンヌがバンクーバーで仕事があり、子供たちはパパの所に行く予定だったのが、元夫から都合が悪くなったと言われ、スザンヌはニックに子供たちを自分のいるバンクーバーまでつれてきて欲しいと頼むのよ。そこからニックと子供らの珍道中が始まるってわけ。

子供たちはママの恋人が気に入らなくて、どんな人でもぶっこわしたくなるの。というのもやっぱり子供なんだね、パパとよりを戻して欲しいという思いがあるからなんだよね。

ニックがまた恐面の顔でさ、なのに二人の子供に振り回されて、見ていると気の毒になる。まあそれでもこの映画、最後はほろりとさせる方向に持っていこうとするところがみえみえな展開。

子供もにくらしいけれど、私はスザンヌもひどい女だと思うよ。お友達という事で、ニックに毎日送り迎えさせて、挙句はせっかくニックが子供をつれてきてくれるというのに、子供たちがことごとく邪魔をしたりするため、スムーズに目的地に到着しないのに、それをニックのせいにしたりしてさ。お前に文句言う権利あるのかよって、ちょっとムカついたよ。

という事で、腹立てつつときに笑いつつ、最後は心通いあい、ハッピーエンドかよって話だった。まあアットホームといえばアットホームな、子供の映画ってところか。


【STORY】
大の子供嫌いのニックは、向かいの会社に勤めるスザンヌという女性に一目惚れする。しかし彼女はバツイチである上、二人の子持ち。さらにパパとよりを戻してもらいたい子供らは、ママの恋を邪魔しようとする。
Date : Sunday 22nd January 2006 14:41
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ハービー/機械じかけのキューピッド

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ハービー/機械じかけのキューピッド
原題 Herbie: Fully Loaded
2005年 アメリカ公開
上映時間 101分
監督 アンジェラ・ロビンソン
出演 リンジー・ローハン/マット・ディロン

お勧め度 ★3つ半

ディズニー映画なので、安心して見れるコメディ。『ラブバック』シリーズの第5弾らしい。私はこのラブバックシリーズは見たことがない。TSUTAYAの棚には、ちゃんと以前の方も置いてあったよ。でも前のを見てなくても、これはこれで楽しかった。

話そのものは単純なストーリーだし、車が人間みたいに感情があったり、ウインクしたりして、非現実的なことなんだけど、なんか本当にこんなワーゲンがあるような気になってくるから不思議。怒るとオイルを顔に引っかけられたりもしちゃったりして。

親子の愛情とか友情とか、そういういかにも正当派としてのストーリーがあって、それを擬人化した車を通して描いているといったらいいだろうか。なのでお子様同伴で見れる、健全な映画だよ。

ゼッケン53番をつけて、フォルクスワーゲンビートルっていう車(私は車にくわしくないが、この車はかわいいよね)が、かつてカーレースではものすごく活躍していた。なのに今は廃車同然で、スクラップにされかかっていたところに、学校の卒業のお祝いに、超破格の値段で手に入れたのが、リンジー・ローハン演じるマギー。マギーがエンジンかけると、なぜか車は勝手に走り出すという、生き物のような車に変身。マギーはびっくり仰天なんだけど、この車の愛称はハービー。マギーとハービーはともに協力しあい、というよりハービーがどんどん突っ走り、レースを勝ち進むみたいな、サクセスストーリー。まあ先の展開はみえみえなので、ひねりはないけれど、単純にゲラゲラ笑って、おもしろいじゃんって。私は結構楽しめたよ。ハービーがかわいいからかもしれないな。ポンコツなのに、愛嬌あって。でもフェンスを劇走したり。他の車に恋したりなんて、夢見るおとぎ話。

それに音楽がかなり懐かしいものが取り入れられているので、私なんて超懐かしく思ったよ。まっ、気楽にたまにはこういうファンタジックなものも楽しいよなって思った作品だった。

リンジーが結構かわいいし、フォーチュンクッキー以来、私はリンジー結構好きなんだよ。

【STORY】
レーサーの一家で育ったマギーは、数年前に事故を起こしてしまい、父からレースをかたく禁じられていた。大学の卒業祝いに父から車をプレゼントしてもらうことになり、何故か運命に引き寄せられるように、おんぼろのフォルクスワーゲンを選ぶ。そのダッシュボードには、「あなたとハービーがひとつになれば奇跡が起こる…」と書かれた紙があった。そしてマギーがエンジンをかけた途端、ハービーは勝手に走り始める。
Date : Saturday 21st January 2006 14:27
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ドッジボール

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ドッジボール<特別編>
原題 Dodgeball:A True Underdog Story
2004年 アメリカ公開
上映時間 92分
監督 ローソン・マーシャル・サーバー
出演 ベン・スティラー/ヴィンス・ボーン

お勧め度 ★3つ半

最近ベン・スティラーの出ているコメディをよく見ることが多い。これもそうなんだけど、今回ベンは、流行おくれのヘアスタイルをした、ムキムキマッチョな悪役として登場。この映画はアメリカではかなりヒットした作品だとか。タイトルからするとスポ根ものと思いがちだけど、根性だして練習して、勝利を手にするというお涙頂戴、ど根性物語では決してない。あくまでもナンセンスギャグ連発のおバカコメディだから。

びっくりしたのは、私が小学生の頃やっていたドッジボールとルールが違うっていうやつ。この映画の方が正式なのかもしれないけれど、あの時代のドッジボールは何だったのだろうか?

私の時代は内野と外野がいて、ボールはひとつ。ぶつけられると外野に出て行かなくてはならないというもの。だけどこの映画のルールは、ボールがいくつもあって、ボールをうまくキャッチできると、外野にいた仲間が復活するというもの。ボールが何個も飛び交うので、あれをうまくかわすってすごい難しいし、ボールを持っていても、投げる瞬間に誰か別の人にぶつけられる恐れもあり。私なんて出場したらすぐにゲームが終わりそうだよ。

くだらない事大好きで、映画もバラエティに富んでいろいろ見る人はいいかと思う。筋書きも単純だし、先は読めるし、何かこの映画から得ようとか思わなければ、ゲラゲラと笑えるよ。だけど映画は超大作を数本見る程度とか、映画たるもの問題提起がなくてはという哲学的なことを考えるような人にはあまりお勧めしない。おもしろいけれど、こういうコメディって見る人を選ぶから、上品な話でもなく、下ネタも出てくる下品なギャグだし。こういうのってうけないと最悪だし、寒くなっちゃうよね。私はくだらないバカ話大好きだから、正月から笑いながら見ていたけどね。

あっ、エンドロールもちゃんと見ようね、超皮肉な終わり方だから、こういうところアメリカンコメディだよ。

【STORY】
ピーターの経営するジムは、零細スポーツジム。真向かいにあるホワイトの経営するグロボ・ジムに客を奪われ経営難。ホワイトはそんな貧乏ジムを買収しようとする。30日以内に滞納分の5万ドルを支払わないと、ジムはつぶれてしまう。そこでジムの客らとともに、ドッジボールの優勝賞金5万ドルを狙って、全国大会へ出場するために特訓を開始する。

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Date : Saturday 7th January 2006 21:16
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隣のリッチマン

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隣のリッチマン
原題 envy
2004年 アメリカ劇場未公開
上映時間 99分
監督 バリー・レヴィンソン
出演 ジャック・ブラック/ベン・スティラー

お勧め度 ★2つ半

これは人によって楽しめるかどうかちがってくる映画だと思う。私は結構こういう超B級映画好きなので、それなりに笑えたんだよね。話の内容はバカバカしいから、屁理屈言いながら見たら恐ろしくつまらないと思う。

まあ面白くておもしろくて腹抱えて笑うというほどではない。普通のコメディレベルかな。ただし突っ込みどころは満載だよ。

タイトルのように、ある日隣に住む友達が、突然リッチマンになるという話だ。別に宝くじに当たってというものでもなく、ひらめきから発明品を生み出し、それがバカ売れしてリッチになったのだ。金持ちになって馬を飼ったり、庭にメリーゴーランドを作ったりというお決まりのパターン。かたやお隣のティムは相変わらずの貧乏暮らし。相手に対して嫉妬の炎が渦巻いている。

おばかな話なんだけど、結構奥深いものも見え隠れする映画なんだよ。お金に嫉妬をするという事、それによって友情がどのように変化するのかとかね。だけどだからといって、真面目な話でもないし、とことんギャグにしているわけでもないので、ちょっと中途半端なコメディかな。

ニックは金持ちになっても、お隣さんのティムへの友情は忘れない。プレゼントをしたり、いつも気にかけているんだ。かたやティムはそんなニックの友情を感じつつも、でも羨ましい、あいつは金持ちになってっていうジェラシーに縛られているんだよね。こういう気持ちって自分たちも普段でももちえているよね。それから開放されるにはどうしたらいいかっていう事が、面白おかしく描かれていくんだけど、そこまたバカバカしいんだ。なので真面目な話でもない。

まあそこそこ楽しめるかなといった感じだけど、人によったら全然笑えないかも。そこのところは微妙かな。

【STORY】
同じ工場で働いている上、家もご近所のニックとティムは親友同士。あるときニックがペットのフンを消してしまうスプレーを発明する。それにより一躍大金持ちになる。発明前に、ニックに投資の相談をされたが、そんなもの発明できっこないと誘いを断ったティムは、嫉妬と後悔にさいなまれることになる。
Date : Friday 30th December 2005 19:55
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奥さまは魔女

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奥さまは魔女
原題 Bewitched
2005年 アメリカ公開
上映時間 103分
監督 ノーラ・エフロン
出演 ニコール・キッドマン/ウィル・フェレル

お勧め度 ★2つ半

昔のテレビドラマの『奥さまは魔女』のリメイクと思っている人って多いと思うけれど、これが違うんだな。昔の『奥さまは魔女』をリメイクすることになり、サマンサ役にイザベル(ニコール・キッドマン)が抜擢されるという話。実はイザベルは本物の魔女だったっていうのもついてくるんだけど。

ニコールがかわいいんだよね。ぴったりの役どころだと思う。だけどダーリン役をやることになった落ち目俳優のジャック(ウィル・フェレル)が、いまいちなんだよね。なんかくどいおやじって感じで、ニコールがあまりにもかわいいのに比べて、この差がすごいという相手役。

映画の中でも、嫌われ者の役者で、人気が全くないさえない落ち目役者という役どころ。そういう意味だとぴったりあっているともいえるけれど。

イザベルは魔法はもう使わない、幸せな恋をして人間のように暮らすという目的で人間界に来るんだけど、いくら純粋培養されたといっても、ジャックを好きになるところがよくわからない。まあ人の好き好きなので、大きなお世話だけどね。

はじめて「きみが必要だ」なんて言われたから、ぽーっと舞い上がったのかもしれない。でもジャックはイザベルにサマンサの役をやってもらいたいからそんなこと言ったのであって、別にイザベルのことが好きだったわけではないんだ。どっちかというと、ジャックという男は自己中心なので、自分が目立つように、イザベルは添え物みたいな扱いをするし。

ジャックとは反対に、イザベルのパパがかっこいいの。あんなパパがほしいぞっていう位ダンディなんだよ。

と俳優たちがかわいいだの、へんちくりんだの言っているけれど、話の内容はというと、なんだか中途半端。奥さまは魔女のようにサマンサとダーリンの恋というベタな話でもなく、恋愛の部分は最後の方だけだし、では奥さまは魔女というテレビドラマを作る俳優と女優のコメディ話として見ると、これまた話があまりに浅い。

なんていうのかな、起承転結の転がないというというのかな。いよいよこれからどーんと話が展開していくのかと期待したら、そのまま終わってしまった、そんな印象があるんだよね。

でもテーマ曲とか、鼻をぴくぴくさせるときの効果音なんかは、元祖奥さまは魔女の時に使っていたのと同じだし、雰囲気はとても楽しいのに、なんかもったいないなぁっていうのが正直なところ。

ものすごくつまらなくはないけれど、笑って楽しくてというほどでもない、無難な仕上がりなのかなぁ。ただニコールにはこの魔女の役として、違う脚本で続きに出てもらえないかなぁと思うくらい、なんかすごくキュートだった。この映画、軽く楽しむにはいいかもしれない。

【STORY】
魔女のイザベルは、普通の生活と恋がしたいと願い、人間界へ舞い降りる。一方元トップスターのジャックのもとにTVドラマ「奥さまは魔女」のリメイク企画が舞い込んでくる。このドラマのサマンサ役がなかなか決まらないでいたある日のこと、サマンサのイメージにぴったりのイザベルに出会い、是非ドラマに出てほしいと頼むことになる。イザベルは魔女であることを隠して撮影に入るのだった。
Date : Wednesday 28th December 2005 19:51
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クランク家のちょっと素敵なクリスマス

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クランク家のちょっと素敵なクリスマス
原題 CHRISTMAS WITH THE KRANKS
2004年 アメリカ劇場未公開
上映時間 99分
監督 ジョー・ロス
出演 ティム・アレン/ジェイミー・リー・カーティス

お勧め度 ★3つ

これもクリスマスシーズンということで、借りてみたんだけど、やっぱりアメリカという国にとって、クリスマスってとても大切なものなんだなぁって思った。日本で言えばお正月をやらない家庭みたいなものなのかもね。それでもご近所で一体になってこういうイベントをするって、夏のお祭りみたいなものなのかもしれない。

クランク家は毎年家族三人でパーティをやってきた。家を電飾で飾りつけて、屋根にはフロスティという2m位の高さのある雪ダルマの人形を飾る。当日はパーティをして、出入り自由。クリスマスプレゼントの交換やクリスマスカードを出したり。

それが今年は、娘が海外派遣のために一緒に過ごすことができない。それならば毎年クリスマスに多くのお金がかかるので、そのお金を旅行に使おうってことになった。クリスマスにかかるお金より、カリブ海でのクルージングの方が安く上がるのだ。

日本だとこういう家庭というか、クリスマスに旅行する方が贅沢って感じがするんだけど、アメリカでは逆みたい。こういう所って文化の違いなんだなぁって思った。アメリカ人にとってのクリスマスは、家族とそしてご近所と楽しく過ごすパーティなんだよね。決して旅行になんか行ってはいけない。

そういう文化の違いを理解した上で見てもらえるといいかと。くすくす笑いながら、気楽に見れる一本かな。

【STORY】
クランク夫婦はクリスマスを娘と過ごせないため、クリスマス出発のカリブ海クルーズを計画する。そのためクリスマスパーティーやチャリティーにも参加しないと断る二人は、近所の人達に反感をかうことになる。

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Date : Tuesday 20th December 2005 18:50
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ダンス・オブ・ドリーム

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ダンス・オブ・ドリーム
原題 DANCE OF A DREAM
2001年 香港劇場未公開
上映時間 95分
監督 アンドリュー・ラウ
出演 アンディ・ラウ/サンドラ・ン/アニタ・ムイ


お勧め度 ★3つ半

インファナル・アフェアのイメージが強烈な私なので、あのアンディ・ラウがにっこり笑顔でダンスかよ!って、DVDのパッケージもえらく満面の笑みだし、なんか楽しくなってきて借りてみた。

そんなに期待しないで見たのがよかったのか、単純に楽しめた。香港版のシャル・ウイ・ダンスなのかと思ったら、話は全然別物。世の中銭やって思って生きていくのに、なぜか最後は世の中愛かな?って思っちゃう終わり方だし、心が温かくなるラストだったよ。硬く考えないで見てほしいな。

ちょっとびっくりしたのが、この映画に出ていたティナ役のアニタ・ムイって女優さん、2003年に子宮ガンで亡くなっていたんだって。この映画は2001年のものだからこのあとなんだね。綺麗でスタイルのいい人で、この映画でも輝いていたのに、なんかとっても残念だ。

夢を手に入れるにはお金。それをモットーに、ダンススクールをやっているラウ。ラウは香港の一等地にダンススクールを構え、ダンスの世界大会に出るのが夢。なんとかお金を手に入れたいと思い続けていたところに、ホテルを経営するティナがラウのダンスを見てダンス教室にやってくるんだ。ティナから資金援助を得ようと、彼女のご機嫌取りをしようとする。

それと同時にラウのダンスを見て、是非一緒に踊りたいと夢見てやってきた、カム。カムはホテルのウェイトレスをやっている。貧乏だけどいつも楽しそうに笑っている明るい女性だ。ダンス教室にはいろんな職業の仲間がたくさんいて、みんないいやつばかりで、ハートフルな友情を感じられるんだ。

最初はティナのことをお金持ちのパトロンで、彼女のご機嫌をとればいいと思っていたラウ。またお金があれば何でもできると思っているティナ。このふたりだけど、カウたちと過ごすうちに、次第に変わっていくんだ。仕事ばかりでギスギスしていたティナに笑顔がもどり、ラウはお金お金と言っていたけれど、本当の夢はそういう事ではなかったって気がつく。

なんか話としてはありきたりなのかもしれないけれど、ちょっとじーんときちやったりして、私は結構楽しめたよ。またアンディ・ラウが山口百恵さん『さよならの向こう側』を歌うシーンにはびっくり。

それにダンスシーンがめっちゃうまいんだ。そうとう練習したのではと思ってしまった。アンディの別の面を見たようで、おすすめ。

【STORY】
勤め先のホテルでラウの社交ダンスを見たカウは、なけなしの貯金を手に、ラウのダンス・スク−ルに向かう。そこには憧れのラウ先生の他にも様々な人がダンスを習いにきていた。
Date : Saturday 17th December 2005 11:38
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世界で一番パパが好き!

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世界で一番パパが好き!
原題 JERSEY GIRL
2004年 アメリカ公開
上映時間 101分
監督 ケヴィン・スミス
出演 ベン・アフレック/リヴ・タイラー

お勧め度 ★3つ

そんなに期待してみたわけじゃないけれど、意外にいいかもっていう印象。ありきたりな話なんだけど、悪くはないよ。安心して見れるというのだろうか。

オリー(ベン・アフレック)は妻を出産と同時に亡くしてしまって、一人で女の子を育てなくてはならなくなったんだ。実家には父がいるので、そこに転がりこむんだけど、父親に赤ん坊の面倒をみさせて、自分は仕事に没頭する。そんなオリーに父親は、わしは面倒みない、お前が面倒みろって言うんだ。

確かに男やもめで、妻がいなくてひとりで乳飲み子を育てるってたいへんだよね。仕事もあるしその葛藤で悩むけど、オリーはお父さんに押し付けすぎっていうのは映画で感じられたよ。お前の子供だろうって思ったもん。(笑)

そして月日が過ぎて、子供は7才になるんだ。宣伝マンとしての仕事をあきらめて、というかウィル・スミスのことをけちょんけちょんにけなして、クビになるんだけどね。それで地元でごみすてとかの仕事をしたりしているんだけど、心の中ではまたいつか、ニューヨークにもどって、宣伝の仕事をしたいという野望はあるんだよね。オリーは昔の華やかな頃が忘れられないんだ。

でもこの気持ちはわかるよ。一番自分が輝いていた時代に戻りたいし、また戻れると信じているんだよね。そういう気持ちって私にもあるもん。別にご立派な仕事をしてきたとかいう事ではないけれど、なんか昔の栄光にすがってしまうみたいな自分というものね。

だけど本当に自分にとって何か大切かというのがわかったときに、彼が選択したものは…。

【STORY】
マンハッタンで音楽業界の宣伝マンとして働くオリーは、結婚し幸福の真っ只中にいた。ところが妻は、出産と同時にこの世を 去ってしまう。仕事でも大きなミスをおかし、とうとうクビになってしまう。そこで故郷のニュージャージーへ戻り、父の家で暮らすことになる。

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Date : Thursday 15th December 2005 19:09
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13 LOVE 30 サーティンラブサーティ 

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13 LOVE 30
原題 13 GOING ON 30
2004年 アメリカ劇場未公開
上映時間 98分
監督 ゲイリー・ウィニック
出演 ジェニファー・ガーナー/マーク・ラファロ

お勧め度 ★3つ半

これは全然期待しないで借りたんだけど、結構私こういう単純な話好きなんだよね。意外に楽しかったコメディもの。
13才の時に今の自分が嫌で、早く大人の女になりたいと願っているなんてこと、誰でも思うよね。なんか大人の女って、子供の時はすごく憧れの対象に思えるんだよね。

だって今の自分はペチャパイで、大きい胸になりたくて、胸にティッシュつめたり、憧れのボーイフレンドは自分に振り向いてくれないのに、幼馴染のさえない男の子マットは自分のこと好きで。同級生の女の子に意地悪されたり。そんな毎日だと早くお金持ちで、きままな30才になりたいって思ったりすると思う。事実私も13才くらいの時は、20才位の人は大人の女っていうイメージで、早くなりたいって思ったもん。

誕生日パーティの日、そんなことを願ったら、目覚めてみると高級マンションで暮らす、30才の雑誌編集者になっていた。だけど気持ちはまだ13才のまま。でもあこがれの大人の女を楽しもうとするジェナなんだけど、30才の自分は理想とは違っていたんだよね。

何でも相談にのってくれた幼馴染の男の子とはすでに友人ではなくなっているし、会社ではライバルに嫌われていたり、お金はあって地位もあるのに、本当の友達らしい人がいなかったりして。そんな30才の自分をしだいに嫌いになるんだよね。13才の時もその当時の自分は嫌いだったわけだけど、いろんな出来事を通して、ジェナは何が大切だったのかという事を知っていくんだ。13才の時は目先のかっこよさにあこがれていたりしたけれど、本当は違うんだってことや。本当の友達っていうのは誰のことなのかとか。そういう事を学ぶんだよね。

最後は→ネタバレ注意
本当に自分にとって大切なものはなにか、そして一番自分のことをわかってくれて、そして愛してくれているのは誰かっていう事に気がついて、そこでまた願うんだ、13才の頃に戻りたいって、またやり直したいって。そして13才の自分に戻って、本当の幸せをつかむために人生やり直すという話。
最後は出来すぎっていう感じがしないでもないけれど、結構単純に楽しかったと思える話なので、気楽に見てほしいな。ファンタジー的な要素のあるので、夢見る女性にはお勧め。

【STORY】
ジェナは早く大人になりたいと夢見る13歳。誕生日の日に親友のマットと仲たがいしたジェナはクローゼットに閉じこもり、「30歳の大人になりたい」と願うのだった。翌朝目覚めたジェナは、自分が大人の女性の姿になっていることに気づく。
Date : Wednesday 14th December 2005 13:56
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