ハービー/機械じかけのキューピッド

Category : 映画・DVD・ビデオ(ジャンル別) > コメディ

ハービー/機械じかけのキューピッド
原題 Herbie: Fully Loaded
2005年 アメリカ公開
上映時間 101分
監督 アンジェラ・ロビンソン
出演 リンジー・ローハン/マット・ディロン

お勧め度 ★3つ半

ディズニー映画なので、安心して見れるコメディ。『ラブバック』シリーズの第5弾らしい。私はこのラブバックシリーズは見たことがない。TSUTAYAの棚には、ちゃんと以前の方も置いてあったよ。でも前のを見てなくても、これはこれで楽しかった。

話そのものは単純なストーリーだし、車が人間みたいに感情があったり、ウインクしたりして、非現実的なことなんだけど、なんか本当にこんなワーゲンがあるような気になってくるから不思議。怒るとオイルを顔に引っかけられたりもしちゃったりして。

親子の愛情とか友情とか、そういういかにも正当派としてのストーリーがあって、それを擬人化した車を通して描いているといったらいいだろうか。なのでお子様同伴で見れる、健全な映画だよ。

ゼッケン53番をつけて、フォルクスワーゲンビートルっていう車(私は車にくわしくないが、この車はかわいいよね)が、かつてカーレースではものすごく活躍していた。なのに今は廃車同然で、スクラップにされかかっていたところに、学校の卒業のお祝いに、超破格の値段で手に入れたのが、リンジー・ローハン演じるマギー。マギーがエンジンかけると、なぜか車は勝手に走り出すという、生き物のような車に変身。マギーはびっくり仰天なんだけど、この車の愛称はハービー。マギーとハービーはともに協力しあい、というよりハービーがどんどん突っ走り、レースを勝ち進むみたいな、サクセスストーリー。まあ先の展開はみえみえなので、ひねりはないけれど、単純にゲラゲラ笑って、おもしろいじゃんって。私は結構楽しめたよ。ハービーがかわいいからかもしれないな。ポンコツなのに、愛嬌あって。でもフェンスを劇走したり。他の車に恋したりなんて、夢見るおとぎ話。

それに音楽がかなり懐かしいものが取り入れられているので、私なんて超懐かしく思ったよ。まっ、気楽にたまにはこういうファンタジックなものも楽しいよなって思った作品だった。

リンジーが結構かわいいし、フォーチュンクッキー以来、私はリンジー結構好きなんだよ。

【STORY】
レーサーの一家で育ったマギーは、数年前に事故を起こしてしまい、父からレースをかたく禁じられていた。大学の卒業祝いに父から車をプレゼントしてもらうことになり、何故か運命に引き寄せられるように、おんぼろのフォルクスワーゲンを選ぶ。そのダッシュボードには、「あなたとハービーがひとつになれば奇跡が起こる…」と書かれた紙があった。そしてマギーがエンジンをかけた途端、ハービーは勝手に走り始める。
Date : Saturday 21st January 2006 14:27
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ドッジボール

Category : 映画・DVD・ビデオ(ジャンル別) > コメディ

ドッジボール<特別編>
原題 Dodgeball:A True Underdog Story
2004年 アメリカ公開
上映時間 92分
監督 ローソン・マーシャル・サーバー
出演 ベン・スティラー/ヴィンス・ボーン

お勧め度 ★3つ半

最近ベン・スティラーの出ているコメディをよく見ることが多い。これもそうなんだけど、今回ベンは、流行おくれのヘアスタイルをした、ムキムキマッチョな悪役として登場。この映画はアメリカではかなりヒットした作品だとか。タイトルからするとスポ根ものと思いがちだけど、根性だして練習して、勝利を手にするというお涙頂戴、ど根性物語では決してない。あくまでもナンセンスギャグ連発のおバカコメディだから。

びっくりしたのは、私が小学生の頃やっていたドッジボールとルールが違うっていうやつ。この映画の方が正式なのかもしれないけれど、あの時代のドッジボールは何だったのだろうか?

私の時代は内野と外野がいて、ボールはひとつ。ぶつけられると外野に出て行かなくてはならないというもの。だけどこの映画のルールは、ボールがいくつもあって、ボールをうまくキャッチできると、外野にいた仲間が復活するというもの。ボールが何個も飛び交うので、あれをうまくかわすってすごい難しいし、ボールを持っていても、投げる瞬間に誰か別の人にぶつけられる恐れもあり。私なんて出場したらすぐにゲームが終わりそうだよ。

くだらない事大好きで、映画もバラエティに富んでいろいろ見る人はいいかと思う。筋書きも単純だし、先は読めるし、何かこの映画から得ようとか思わなければ、ゲラゲラと笑えるよ。だけど映画は超大作を数本見る程度とか、映画たるもの問題提起がなくてはという哲学的なことを考えるような人にはあまりお勧めしない。おもしろいけれど、こういうコメディって見る人を選ぶから、上品な話でもなく、下ネタも出てくる下品なギャグだし。こういうのってうけないと最悪だし、寒くなっちゃうよね。私はくだらないバカ話大好きだから、正月から笑いながら見ていたけどね。

あっ、エンドロールもちゃんと見ようね、超皮肉な終わり方だから、こういうところアメリカンコメディだよ。

【STORY】
ピーターの経営するジムは、零細スポーツジム。真向かいにあるホワイトの経営するグロボ・ジムに客を奪われ経営難。ホワイトはそんな貧乏ジムを買収しようとする。30日以内に滞納分の5万ドルを支払わないと、ジムはつぶれてしまう。そこでジムの客らとともに、ドッジボールの優勝賞金5万ドルを狙って、全国大会へ出場するために特訓を開始する。

ここから先は完全ネタバレ注意、よろしければどうぞ
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Date : Saturday 7th January 2006 21:16
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スタスキー&ハッチ

Category : 映画・DVD・ビデオ(ジャンル別) > アクション・犯罪・バイオレンス

スタスキー & ハッチ
原題 STARSKY & HUTCH
2004年 アメリカ劇場未公開
上映時間 100分
監督 トッド・フィリップス
出演 ベン・スティラー/オーウェン・ウィルソン

お勧め度 ★4つ半

スタスキーとハッチというアメリカのテレビドラマがずいぶん前にあったけれど、タイトルは知っているのだけど、実際にリアルタイムで見たことがあるかどうかは記憶にないんだよね。70年代の話なので、見た気がするんだけど、でもすっかり話は忘れている。でもスタスキー&ハッチの名前は知っているから、きっとこの映画も面白いだろうという前提にDVDを借りてみた。

日本で言えば、あぶない刑事みたいなふたりの刑事が事件を解決していく話なんだけど、スタスキー刑事はどっちかというと堅物タイプ、ださい服装だし、頑張っているのが空回りするタイプというのだろうか。かたやハッチ刑事は軽いのりで、ちょっといい男風味で、仕事ぶりは適当な部分が多い。なので最初は二人の息もあわない上、お互いにやりにくいよな、こんなやつと組まなくちゃいけないなんて嫌だなぁとか思っているんだ。だけど一緒に行動していくうちに、だんだんと息もあってくるんだ。ただし二人とも、ことごとくボケをかましてくれる。かっこよく事件を解決していくというよりかは、ふたりの間抜けぶりが面白い。

なんたってスタスキーは、銃撃戦の時に、大事な車が打たれるのが我慢ならないで、「車を打つな、俺を打て」なんて本来なら逆のことを平気で言っちゃったり。かたやハッチは水死体があがったら、死体のポッケに入っていた財布から、お金を抜き取って、現金は入ってなかったとか言っちゃうんだよ。

さらに甘味料の味のするコカインを、砂糖のつもりでコーヒーに入れちゃって、ぶっとんだり、ハチャメチャな笑いを提供してくれる。テンポよく進んでいくので、肩の凝らないストーリー。さらに70年代って感じで作ってあるので、ディスコに行こうとか、そういうのりなんだ。懐かしのディスコって感じで、70年代から80年代を過ごした人は、ノスタルジーを感じれる映画。

最後には→(本物さんのスタスキー&ハッチさんが登場したりなんかして、あっと驚いたりする演出もあり)そういうお遊びのある映画なので、結構リアルタイムのこのドラマを知らなくても楽しめるし、知っている人はまたよりいっそう面白いというのりだと思われる。

【STORY】
ベイ・シティにある警察署に、仕事は熱心だが融通の利かないデヴィッド・スタスキー。かたや要領よくいいかげんに事を運ぶケン・ハッチンソン。そんなでこぼこな2人がむりやりコンビを組まされることになる。二人が最初にあたった事件では、裏には巨大な麻薬取引がからんでいることになる。
Date : Wednesday 4th January 2006 17:23
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エコーズ

Category : 映画・DVD・ビデオ(ジャンル別) > オカルト・ホラー

エコーズ デラックス版
原題 STIR OF ECHOES
1999年 アメリカ公開
上映時間 99分
監督 デヴィッド・コープ
出演 ケヴィン・ベーコン/キャスリン・アーブ

お勧め度 ★2つ半

2006年が幕開けて、最初の一本目が怖いサスペンスホラーって、どういうことって感じだけど、今年もこんな感じで、ホラーもありコメディもありの映画レビューが中心になると思うので、皆さんよろしくね。

1999年にアメリカで公開されたのにもかかわらず、なぜか日本では解禁になっていなかったらしい。それがようやく昨年9月に公開になった映画。ケビン・ベーコンが嫌いでない私は、早速借りてきたんだ。だってDVDのパッケージを読むと、催眠術にかけられたあとから、見えないものが見えたりという書き出しで、なんかわくわくするようなサスペンスかなって思っちゃった。結果はこじんまりとしたミステリーだった。

もともと子供のジェイクには、霊が見えるというか、一人で霊と話したりするような子供だったんだよね。それが父親のトムもたまたま催眠術を受けてから、そういう能力が芽生えてしまったというか、予知夢とか見ちゃったり、見えないはずの人が見えたり。こういう能力って、見えない人が大半だから、わかってもらうのがたいへんだよね。実際妻のマギーには見えないから、夫が変な事言ってるとしか思えないんだよね。

なんでそんなものが見えるかというのは、最後まで引っ張るわけだけど、それでもトムは何かに取り付かれたように、見えてしまう謎を追求するんだ。これは霊のなせるわざなのか、なんとかしなくてはならないと思っているからなのかその辺りはわかんないんだけど。

最後は→お読みになりたい方は反転してください(結局は殺されたサマンサが、トムを使って自分をみつけてと言う事なんだよね。それでトムは狂ったように家の庭に穴を掘る。さらに地下室まで掘る。そしてみつかるんだけど、誰がそんな殺人をおかしたのかというのも、トムは予知夢みたいな形でわかってしまうんだよね。殺されたものにとっては、なんとか私を見つけ出して、ここにいるよとか、犯人を捕まえてっていう思いが強いだろうから、そういう怨念みたいなものは残ってしまうんだろうな。)
大それた話というよりは、夏によくやるあなたの知らない世界に出てくるような話といったらいいだろうか。そんなに怖くはなかったけれど、突然驚かせるようなシーンがあるので、それがびっくりするくらいかな。

【STORY】
トムは、妻マギーと息子ジェイクと3人で幸せな毎日を送っていた。しかしある日、トムは妻の姉に催眠術をかけられ、その日を境に、奇妙な予知夢や霊の存在を認識するようになっていく。この地域では、半年前にサマンサという少女がおり、トムはサマンサが何者かに殺されたことを知る。
Date : Sunday 1st January 2006 20:02
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