PATIENT14 戦慄の人体実験
Category : 映画・DVD・ビデオ(ジャンル別) > サスペンス・ミステリー・スリラー

2004年 劇場未公開
アメリカ制作
上映時間 98分
監督 アンドリュー・ベイケラー
出演 コスタス・マンディロア/ルーシー・ジェナー
お勧め度

すごいタイトルなんだけど、たいした話ではなかった。確かに人体実験ではある。耳が聞こえなくなった被験者に、ある薬を投与すると、聴力が戻るかわりに、人間の心の声までが聞こえてしまうという事だ。ただほとんどの被験者が副作用のために、自殺してしまうというとんでもない薬で、ただ一人主人公のリサだけは死ななかった。
だけどアメリカの国防省に、その能力を利用されて、情報収集の仕事をさせられるというもの。人の心の声が聞こえるって、いい事ならいいけれど、もちろん悪い声だって聞こえてくるわけで、そんな能力があったらやっぱり副作用で死ななくても、コントロールができなければ精神がおかしくなってしまうだろうなぁとは思う。
リサは心の声を聞こえないようにする事もできて、なんと金属のイヤリングをすれば聞こえなくなるというものなんだ。そして任務のときはイヤリングを外すというわけ。だけどそんなとんでもない薬の開発の事は、外に漏れたら大変な事になるわけで、最後は命も狙われるというクライムアクションなんだが、特別ハラハラもしない。冒頭ではこの話は実話みたいな感じで紹介していたけれど、どうみても嘘だろう。でもこの登場人物は現在も幸せに暮らしているみたいな説明もラストには流れており、本当のところどうなのかはわからん。
【Story】
暴漢に襲われてから聴力を失うという後遺症に悩まされていたリサは、ある日、聴力回復のためのトライアルに参加することを決める。それにより聴力を回復したのだが副作用が現れた。