ミート・ザ・ペアレンツ

Category : 映画・DVD・ビデオ(ジャンル別) > コメディ

ミート・ザ・ペアレンツ
原題 Meet the Parents
2000年 アメリカ公開
上映時間 108分
監督 ジェイ・ローチ
出演 ロバート・デ・ニーロ/ベン・スティラー

お勧め度 ★4つ

『ミート・・ザ・ペアレンツ2』がTSUTAYAに合ったので、これはパート1から見てみようと思った。面白いよ。ベン・スティラーってこういうコメディがぴったりだし。さらにデニーロがおかしい。いかにもデニーロって顔で出ているんだけど、ものすごい頑固オヤジの役どころがおかしいよ。

おばかコメディではないんだよ、下品な下ネタ満載という事もなく、普通のコメディなんだけど、身近にありそうな話題だから話に入り込みやすいのかもしれない。

彼女の家にはじめて行く男がベン演じるグレッグなんだ。なんとか気に入られるようにとするのに全部裏目に出てしまうというパターン。なんか途中で気の毒に思うくらい、次々と裏目に出るんだよね。それにしてもグレッグは、いくら悪気はないとは言っても、それはちょっとないだろうっていう事もやらかすので、時々おや?って思う場面もあり。気に入られようと小さな嘘をついて、それで自分の首を絞めてしまい、嘘に嘘を重ねる結果になってしまう。それでオヤジさんからもさらに彼女からも、信頼を失ってしまったり。

彼女のお父さんがデニーロなんだけど、元CIA勤務なので、娘の彼氏の素性をあらゆる手を使って調べるんだよね。昔から娘の彼氏は誰であっても気に入らない、うまくいきそうでもぶち壊したりしちゃうという、典型的な親ばかな父親なんだけど、顔がぶすーっとした、いかにもCIAで機密に動いていたような雰囲気なので、役どころはぴったりよ。世間的には花屋をやっていると偽って、影ではCIAなんだ。そんな父親だから、グレッグを嘘発見器にかけたりするんだよ。隠しカメラまで置いたりして。

私はこの手のコメディは見慣れているし、最近アメリカンジョークというのもそれなりに理解しつつあるので、結構楽しく見れたけれど、笑いのツボがあわない人が見るとつまらん映画かもしれないけれど、ここまで極端なオヤジはいない。世間で言う娘を持つ父親の気持ちや、彼女のパパに気に入られようとする彼氏の心情なんかはよく描けていると思う。私は楽しかった1本。パート2も期待満載。

【STORY】
シカゴで看護師をしているグレッグは、恋人のパムの妹が結婚することになり、実家に帰るパムとともにニューヨークへ向かった。それは結婚を切り出す絶好のチャンスになるはずだった。
Date : Sunday 30th April 2006 19:18
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恋の方程式 あなたのハートにクリック2

Category : 映画・DVD・ビデオ(ジャンル別) > ラブコメディ・ロマコメ

恋の方程式 あなたのハートにクリック2
原題 The Third Whell
2001年 アメリカ劇場未公開
上映時間 91分
監督 ジョーダン・ブラディー
出演 デニス・リチャーズ/ルーク・ウィルソン

お勧め度 ★2つ

ベン・アフレックとマット・ディモンのコンビが作った映画という事だけど、二人はちょい役で出演している程度。あくまでも主役は別人。とはいっても主役の二人よりも、ホームレス役の方が存在感あったよな。

この話そのものはありえない話というのかなぁ。スタンリーという男はシャイなのか、ダイアンに一目ぼれするんだけど誘い出すまでに一年とかかかるんだよ。それも紙にこういう手順で誘いだし、そしてデートではこんなふうに進むと書き出して、暗記するくらいそれを熟読しても、それでもなお誘えない。この時点でじれったすぎる。

それでどうにかこうにかデートに誘うのに成功したと思ったら、その途中車の目の前に飛び出してきたホームレスをはねてしまう。せっかくのデートなのに、ホームレスを車に乗せて病院に連れて行ったり、とんだハプニング続出ってわけよ。

それに車に乗せたホームレスがなぜか恋の手助けをしたりして。どーしてなの?そりゃあスタンリーはじれったい男で、お尻叩いてあげたほうがいいタイプだけどさ、なんだかどのシーンにもあまり感情移入できなかったんだよね。それにシャイで好きな子をなかなか誘えないというのにも、適度に恥ずかしがりやなら好感持てるけど、スタンリーは度を越しているというか、イライラしてくるんだよね見ていて。その上誘えないくせに妄想はでかいし。

それにさデートかい?とかって訊ねられると、スタンリーはただの同僚だよって答えるんだよね。そういう所が嫌。女がそう答えるならまだしも、男がそういう返答するのが私は駄目。いくらまだ告白とかしていない前段階であっても、勘違いして恋人とか答える必要はないけれど、もう少し気の利いた台詞はないのかと思っちゃってさ。

だってさこういう場合のデートって、決して友達としてどこかに遊びに行くというシチュエーションと違うわけさ。それは女もよくわかっている。もしかしたらこの先別の展開があるかもっていう微妙な時間なわけじゃん、そのときに真剣に「いやいや同僚ですよ」なんて思いっきり否定されたら、なんかそーかそうだよ、単なる同僚だよなって思って、恋が始まるどころか一気にしぼむと思われる。

そんなところが、イライラしちゃって楽しめなかったんだよね。これじゃあ女の子にはもてないだろうと思う典型的なタイプ。悪いやつではないんだろうけど、駄目だよ。なのでベンとマットのファンが期待して見たりすると、やられた!失敗したって思うと思う。二人はあくまでもわき役で、主役はこのイライラ男だから。ラブコメディとしても落第点。楽しくなかったよ。

【STORY】
会社の同僚に密かに想いを寄せていたスタンリーは、なんとかダイアンとのデートを取り付けることに成功するが、デートの最中にちょっとしたアクシデントが起こる。
Date : Saturday 29th April 2006 10:09
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メリーに首ったけ

Category : 映画・DVD・ビデオ(ジャンル別) > コメディ

メリーに首ったけ
原題 There's Something About Mary
1998年 アメリカ公開
上映時間 119分
監督 ボビー・ファレリー/ピーター・ファレリー
出演 キャメロン・ディアス/ベン・スティラー

お勧め度 ★3つ

下ネタ炸裂のアメリカンコメディ。日本では無理だろうね、こういうジョークは。邦題はかわいらしいラブコメディを想像すると思うけれど、随所に下ネタがふりかけられているので、初デートのカップルなんかはやめた方がいいかも。

それと障害者を徹底的に笑いものにしたギャグもあるので、不愉快と思う人もいるだろう。このあたりはどう受け取るかによるんだけどね。真面目にみれば、障害のある人をバカにするなんてって思っちゃうだろうし、ブラックジョークの極みと思えば、それほど目くじら立てるものでもない。なのでこのあたりは人それぞれといったらいいかな。アメリカ人なら笑えると思う。たぶん日本人はくそ真面目な人種だから、眉をひそめる人も多いだろうね。

テッドは高校時代のクラスメートであるメリーが忘れられなくて、大人になっても是非会いに行きたいと思い、探偵に彼女の居場所を探しだしてもらったのに、その探偵がくせもので、調査段階で彼女に惚れた。そのため彼女は見つからなかったといい、自分はちゃっかり彼女に嘘をついて接近するという出だしなんだ。しょっぱなからテッドとメリーの出会いは、下ネタ炸裂よ。(笑)

探偵がマット・ディロンなんだけど、昔は結構渋くてかっこよかったのにねぇ。今ではどーしちゃったんでしょう。スケベ顔のおっさんになってしまった。←マット・ディロンのファンの方ごめんなさい。
でテッドの役がベン・スティラーだもん、バカバカしいコメディにはこの人しかいないでしょうってなもんよ。

そんなこんなで、この映画見ていくと、確かにみんなメリーに首ったけだなぁと納得してしまう。このギャグについていける人は絶賛だろうけど、ついていけない人には、不愉快な映画かもね。なので評価が難しい。私としてはまあまあかな。

【STORY】
高校時代、メリーとプロムへ行くはずだったのに、ハプニングのため入院するはめになり、チャンスを棒にふったテッドだった。それから13年後、今もメリーのことが忘れられず、そこで探偵のヒーリーに彼女の調査を依頼する。だがヒーリーはメリーに一目惚れしてしまい、テッドに彼女をあきらめるように嘘の報告をする。
Date : Tuesday 25th April 2006 09:40
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ルームメイト2

Category : 映画・DVD・ビデオ(ジャンル別) > サスペンス・ミステリー・スリラー

ルームメイト 2
原題 Single White Female 2: The Psycho
2005年 アメリカ劇場未公開
上映時間 91分
監督 キース・サンプルズ
出演 クリステン・ミラー/アリソン・ラング

お勧め度 ★2つ半

前作の『ルームメイト』が結構じわじわした恐さだったんだよね。当時はストーカーという言葉があったのかなかったのか?って時代で、ルームメイトがだんだんと狂ったストーカーに変貌していく様が、いやぁ背筋が寒くなったんだよ。

それの続編というか、とうとうパート2かと思って、早速レンタルしてみたんだ。ところが前作の続編ではなく、前作と同じような話を、俳優を変えて、そして設定が変わってという感じの映画だった。

最初からルームメイトが恐いというのがわかっているので、あまり恐怖心はわかなかった。前作のほうがよっぽど心理的には恐かった。なのでサスペンス的にはいまいちかな。

ルームメイトが最初は普通の人だと思っていたのに、だんだんと自分の髪型や服装も真似て、自分ソックリ真似していくなんてところは、前作の方が丁寧にそしてじわじわと表現していたので、うわー気持ち悪いって思ったものだけど、今回の方はあらっ?髪染めたのね、あらっ?勝手に服借りたのねって感じで、展開が早くて恐怖心をあおるまでいかないんだよね。

人に異常に執着を持ってしまって、自分はこんなに友達だと思っているのに、何であなたは同じだけ思ってくれないの?てな思いはストーカー特有の身勝手な愛ではあるけれど、そのあたりもさらりと流しているので、あっという間にラストになってしまったよ。

という事で前作の方がよい。この手の話に免疫のない人には、ほどよい恐さでいいのかもしれないが、そうでないならいま一歩というところだろうか。

【STORY】
広告代理店に勤めるホリーは、同僚でありルームメイトのジャンが、自分の恋人と浮気をするところをみてしまう、そのため家を出て行き、新聞広告でみつけた新しいルームメイトであるテスと暮らすことになる。
Date : Monday 24th April 2006 20:06
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チャンス!

Category : 映画・DVD・ビデオ(ジャンル別) > コメディ

チャンス!
原題 THE ASSOCIATE
1996年 アメリカ公開
上映時間 113分
監督 ドナルド・ベトリー
出演 ウーピー・ゴールドバーグ/ダイアン・ウィースト

お勧め度 ★4つ

ウーピーの映画って、いっつも楽しめるので今回も借りてみたんだけど、秘書役のダイアンが実にいい味出していて、主役はこっちかいって思ってしまったくらい、結構インパクトのあるものだった。自由の国アメリカ、就職の求人を出すときでさえ、男女の希望など聞いたら差別ととられる国であるはずだが、ふたを開ければ男女差別なんて当たり前という国らしい。

そんな点をとても皮肉って、でもコメディとして味付けして見せているのは、なかなかおもしろかった。ローレルは男社会の第一線で働いてきた。ウォール街で腕を振るう金融アナリスト。だけど同僚の男性であるフランクに、仕事の商談を自分の手柄とされ、そのため昇進をのがしたりするはめになる。これってどこの世界にもあるものだね。男女という事でなく、同僚の足を引っ張ってなんてことはゴロゴロしているもんさ。

そんな中怒ったローレルは、独立して自分で会社を立ち上げるけれど、かつての顧客はみんな男と仕事がしたい、女の君とは仕事は出来ないという態度で、冷たくあしらわれることになる。実力はあっても女という性別のため、またたぶん黒人という人種であるという事も影響しているのだろう。ウォール街で働くという事は、男社会と差別と戦わなくてはならないようだ。

そこで考えたのが、カティという架空の人物を作りだすこと。自分はカティという男と二人で仕事を立ち上げている。ただカティはとても忙しく自分が代理できたという風に演じるわけさ。

ローレルという人は、チャンスをつかみとる能力に長けている人だと思う。ちょっとしたことからヒントを得て、そしてそれをアイディアでうまく調理するというのだろうか。物事はそんなにうまくいかないと思うけれど、それでもそういう動向に敏感な人とそうでない人との差は歴然である。さらに秘書がまた有能なんだよね。

でもこれはコメディなので、実際に架空の人物を作りだし、そんなバカな??というようなことまでやってのけるのは映画だからというのもあるけれど、現実離れする場面も多々あっても、なんか元気いっぱいになれる映画はこの一本というところだろうか。

ウーピーはこういうコメディを演じたら天下一品だから、はずれは少ないと思う

【STORY】
大手金融会社に勤める金融アナリストのローレルは、同僚とのトラブルから会社を辞めて独立をすることになる。しかしウォール街は男社会。完全に仕事を失ったローレルは、架空の男性パートナーであるカティという存在をでっち上げることに。
Date : Sunday 23rd April 2006 10:44
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チアガール VS テキサスコップ

Category : 映画・DVD・ビデオ(ジャンル別) > コメディ

チアガール VS テキサスコップ
原題 Man of the House
2005年 アメリカ劇場未公開
上映時間 100分
監督 スティーブン・レイク
出演 トミー・リー・ジョーンズ/クリスティーナ・ミリアン

お勧め度 ★3つ半

実にベタなコメディだけど、それなりに楽しいよ。堅物刑事がチアガールの女の子たちに振り回される様子が笑えるというのだろうか。

ある事件の目撃者が大学のチアガールの面々なんだ。そこで目撃者が犯人に狙われないように、堅物刑事が同居することになるわけさ。遊びたい盛りの女の子たちに振り回され、四苦八苦のシャープ刑事。ドタバタコメディとしてはなかなか面白かった。

だってシャープはいかにも、頭かちんこちんの頑固オヤジって雰囲気だし、かたやチアガールのみんなは、下着なんだか服なんだかわかんないような、へそ出しスタイルでうろちょろ。凄いジェネレーションギャップだよね。そんな親子ほど年の違う彼らが、心を通い合わせて、最後は協力しあい、犯人逮捕するまでを軽快に描いている。ほろっとくる様な友情も芽生えたりもするんだよね。あの堅物刑事がデートするときにパックしてあげたりして、結構楽しいよ。

いかにもB級なんだけど、以外や以外楽しいコメディだったので、週末のんびりとDVD鑑賞するにはいい作品だと思われる。

【STORY】
殺人事件の目撃者であるチアガールたちを守るために、堅物刑事のシャープは共同生活をする羽目に陥る。
Date : Tuesday 18th April 2006 23:24
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マラソン

Category : 映画・DVD・ビデオ(ジャンル別) > 韓国映画

マラソン
原題 MARATHON
2005年 韓国公開
上映時間 117分
監督 チョン・ユンチョル
出演 チョ・スンウ/キム・ミスク

お勧め度 ★4つ半

実に綺麗な映画だった。韓国の映画ってほとんど見ないし、韓流スターとかも興味ないので、『スキャンダル』位しか見たことなかったんだけど、この映画は結構面白かった。

本作は実話をベースにしているらしいのだけど、自閉症であるチョウォンとそれを取り巻く周囲の話である。チョウォンはシマウマとチョコパイとジャージャー麺が好き。走ることも大好き。

母親は息子の自立と長所を伸ばすことが生きがいのような人だ。障害を持った子供を持つ親として、息子よりも一日だけ長く生きたいと願う。母は息子のためと思ってやってきたことが、実は押し付けではなかったのか?息子のためという名目で、実は単なる自己満足でしかなかったのではないか?というような葛藤も取り混ぜているので、深く考えさせられるテーマでもある。

母は一方通行であると思っている息子への愛、だけど息子は母の教えを体で感じているんだよね。自閉症という障害のために理解できない部分というものも数多くあるけれど、母が子供の頃に教えてくれた、雨が降るという事や母が入院して悲しいという気持ちがどういうものか、それらがわかる瞬間、私は涙がどーっ。

障害者の子供がいるという事で、弟は愛情のすべてを兄にとられていると思っているし、夫も自分のことはないがしろにされていると思っている。そんな家族の葛藤もあり、それぞれの思いがぶつかり合って、そしてお互い本心をさらけ出すことで、家族が一つになっていく様をよく描いていると思う。号泣の嵐というほどではないけれど、心が温かくなる話である。

映像も綺麗でね、涙腺を刺激するようなカットが多数あり。見て損はしない一本だと思う。

【STORY】
ユン・チョウォンは、自閉症の20歳の青年である。息子より一日だけ長く生きることが願いである母キョンスクは、チョウォンにマラソンの才能を伸ばしてあげようと、元有名ランナーのチョンウクにコーチを依頼する。
Date : Sunday 16th April 2006 14:04
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アイス・プリンセス

Category : 映画・DVD・ビデオ(ジャンル別) > スポーツもの

アイス・プリンセス
原題 Ice Princess
2005年 アメリカ公開
上映時間 98分
監督 ティム・ファイウェル
出演 ジョーン・キューザック/キム・キャトラル

お勧め度 ★4つ

ディズニー作品なので、これまた安心して見れる1本。冬季オリンピックも終わり、スケートに白熱した日本だけど、この映画はスケートにかけるスポ根ものではない。親と夢のハザマでの葛藤を描いたものなのだ。親は誰しも子供に自分の夢を託す。そしてその夢が子供の夢と違った場合、親は親なりのそして子供は子供なりの接点を見出そうとする、そんな話なんだな。

ケイシーは頭がよくて、ハーバード合格も間違いなしの秀才。母親はそんなケイシーを誇らしく思う。ところがケイシーはスケートに夢中になっていく。母はそりぁおもしろくない。ハーバードに入ってくれた方が親としてはありがたい、それなのに…っていう展開だ。

もともと物理の論文を提出するために、スケートの回転などを分析してという理由で、実際にスケート場に行き、そして自分で滑ってみて、それがきっかけでスケートに嵌っていくんだよね。人って些細なきっかけで何かに嵌るもんだよね。

親子のあり方や、スケートにかける情熱をディズニーらしいさわやかさで描いているので、なかなか楽しい話だよ。だけど自分を嵌めたコーチとともにスケートを再度目指すっていうのがよくわかんないんだけどね。

失敗のない一本なので、皆さんとどうぞ。

【STORY】
ケイシーはハーバードの奨学金を得るために選んだ研究テーマは、フィギュア・スケートの回転の分析だ。実際にリンクに立ち滑ることで、自分の理論を実証しようと思い立つ。ケイシーは初心者クラスへ入ることになる。
Date : Friday 14th April 2006 07:48
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スウィート・ノベンバー

Category : 映画・DVD・ビデオ(ジャンル別) > ラブストーリー・ロマンス

スウィート・ノベンバー 特別版
原題 SWEET NOVEMBER
2001年 アメリカ公開
上映時間 100分
監督 パット・オコナー
出演 キアヌ・リーヴス/シャーリーズ・セロン

お勧め度 ★3つ

雰囲気のある映画だったけれど、私はラストが異様に納得いかないので、胸が痛い。かといってご都合主義的に、ありがちにハッピーエンドに終わったら納得いったのか?と問われると、それまた答えに困るというのだろか。

ネルソンは仕事に生きる男。恋愛だって、仕事優先だから恋人にも逃げられてしまう。そんなネルソンの前にサラという女性が現れる。サラは11月のひと月だけ、仕事も忘れて自分と一緒に暮らすというとっぴな提案をネルソンにする。

つーかそんなこと言われて、仕事人間じゃなくても、ハイそーですかわかりました、そうしましょうという男はいないと思うんだけど。それも今までどこの誰とも知らない女に言われてもって思わない?

ネルソンは仕事しか顧みない自分というものをみつめなおすことにはなるんだけど、だからといってこの設定は、いくらなんでもと思うのは私だけだろうか?

それでもシャーリーズは美しいし、キアヌもいい男なので、ラブストーリーとしての甘さは十分に堪能できると言えばできる。ワキを固めるゲイの隣人とか、そういう部分はとてもいいと思うのだけど、ラストがねぇ。

だってとっても寂しい気持ちになってしまう終わり方は好きじゃないんだもん。ネタバレ→(サラは不治の病で、もう命の期限が少ない、だから11月のひと月だけの恋人にネルソンを選んだ。いつものように恋愛の美味しいところだけつまんで、別れるつもりだったのに、本気で愛してしまった。でも美しい思い出のままの自分でありたいと願うサラは、ネルソンのプロポーズを受けることはせずに去る。またネルソンも最後はサラの思いを受け入れ、そして二人はもう二度と会うことはない。)という話なのだが、見終わって、ネルソン、君はそれでいいのか?と思ってしまった。私なら11月だけの女になりたくなんかない。

甘々のハッピーエンドで、幸せ気分になるラブストーリーを求めている人には不向き。二人のファンだったら、それなりに楽しめるかもしれない。

【STORY】
広告代理店に勤めるネルソンは、ある日サラという女性と出会い、“私の11月にならない?”と突然持ちかけられる。
Date : Wednesday 12th April 2006 21:46
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トレジャーハンター・一攫千金を狙え!

Category : 映画・DVD・ビデオ(ジャンル別) > アドベンチャー

トレジャー・ハンター 一攫千金を狙え!
原題 THE NUGGET
2002年 アメリカ劇場未公開
上映時間 96分
監督 ビル・ベネット
出演 エリック・バナ/ スティーヴン・カリー/デイヴ・オニール


お勧め度 ★2つ半

オーストラリアで一攫千金を夢見る、男3人の話なんだけど、3人とも怠けものというのか、仕事はしたくないし、でも贅沢はしたいみたいな感じで、さらに少し頭が悪いときてる。そんな3人がでかい金塊を発見して、とうとう大富豪になれるのか?みたいな展開になるわけさ。だけどそこでうまくいったら映画は終わってしまうわけで、手に入りそうで入らないハプニングがおこるのだ。

そんなわけで最初はちょっとイライラしたよ。それで3人の妻もやっぱり似たもの同士で、まだお金が入ってきているわけでもないのに、家を抵当に入れて贅沢三昧にあけくれるというアホ。

なんていうのか、ゆるいコメディっていう感じの雰囲気なんだ。だからなのかのほほーんと話が進んでいく。ラストはそれなりにって感じなんだけど、うーんなんか今までのアドベンチャーものって、みんな頭を使いお宝ゲットみたいな雰囲気があるじゃない?だけどこの映画はアホだよなー、まぬけだよって思うようなやつらが、失敗繰り返すといった展開なので、爽快感があまりない。

B級作品の中では、まあ普通のコメディなんだろうなとは思う。週末何も見るものがなかったら見て頂戴。そこそこの話で、そこそこの笑いで終われると思う。

まあ私も一攫千金を夢見て宝くじを買うのも、この人らと一緒ってことかなぁと思いつつ見てたよ。

【STORY】
古くからの親友である3人組は、味気ない労働者暮らしを送っていた。ある日森で巨大な金塊を発見して、彼らの人生はバラ色に変わるはずだったのだが。
Date : Tuesday 11th April 2006 07:14
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