ビューティー・ショップ

Category : 映画・DVD・ビデオ(ジャンル別) > コメディ

ビューティー・ショップ
原題 Beauty Shop
2005年 アメリカ劇場未公開
上映時間 105分
監督 ビリー・ウッドラフ
出演 クイーン・ラティファ/ケヴィン・ベーコン

お勧め度 ★2つ半

ケビン・ベーコンが異様で、彼ってこんなコメディにも出るんだと驚いた。また役柄といい、ファッションといい、どうしちゃったのというくらいの姿。ロングヘアーに奇抜な服装、ケビンってこんな人だったの?って言いたい。この映画は『バーバー・ショップ』っていう映画の続編だとか。(のちに『バーバー・ショップ』を借りてみたよ)

黒人の人たちが主体の映画で、逆の意味の白人差別みたいなものも描かれている。だからなのか、PG-13指定らしい。とはいってもそんな難しい話ではなく、黒人達が働く美容院で、客も黒人ばっかりで、そんな中白人の美容師がいて、お客がつかなかったり、黒人の髪質がわかるのか?みたいな嫌味を言われたりなんてエピソードが出てくる程度のもの。

主人公のジーナ役は、『TAXY NY』に出ていたクイーン・ラティファなんだけど、あの頃よりデブになっていた。←映画には関係ないけど。

店から独立して、自分の美容院を持ったジーナが、従業員のスタッフや、店に来てくれる客とのやり取りを通してのコメディという感じなんだけど、それほど爆笑でもなく、かといって恐ろしくつまらないわけでもない。ビューティショップの中でのある出来事といった、ただそれだけのこと。

出演している役者は、それぞれみんな味があるのに、なぜかストーリーがたいして面白くないのが致命的。ただ会話は爆発的かな。黒人の人たちって迫力あるでしょう?機関銃のように話すし。凄く笑えるコメディというわけでもないけれど、暇つぶしにはいいかも。

【STORY】
美容師のジーナは、店長のジョージと対立して店を辞めてしまう。そこで自分の店をなんとか持とうと奮闘し、念願のビューティ・ショップを持つ事に成功するのだが。
Date : Saturday 11th March 2006 08:48
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スケルトンキー

Category : 映画・DVD・ビデオ(ジャンル別) > サスペンス・ミステリー・スリラー

スケルトン・キー
原題 THE SKELETON KEY
2005年 アメリカ公開
上映時間 104分
監督 イアン・ソフトリー
出演 ケイト・ハドソン/ジーナ・ローランズ

お勧め度 ★5つ

ケイト・ハドソンが出ているホラーなんて、どんなもんか興味深々で借りてみた。宗教的な色が濃いのと、アメリカの南部の人種的な差別の話とがかみあわさったサスペンスホラーかな。どちらかという心理的恐怖が強い作品。DVDのパッケージなんて、すごいどろどろしたオカルトって雰囲気満載だけど、ちょっと違うんだな。へんてこな怪物とかスプラッターは出てこないから安心して。

アメリカの屋敷はやっぱり恐い。古い屋敷には開かずの間のようなものが必ずあって、その部屋で何があったのか?という謎の部分。それに呪術があわさって、怪しい雰囲気満載になっている。そして主人公はその謎解明のためにありとあらゆることをするのだけどという進行で進んでいくのはいつものパターン。だけどそれだけではないというのかな。

ラストのオチは予想外、そうきたかぁーと驚いた。そういう意味で、こんな展開になるんじゃないかと想像していたのを通り越して、その先の展開まであるので、結構楽しめると思う。いろんな伏線も張り巡らしてあるし。そういう話ってあんまり書くと、ねたバレしすぎて面白くないから難しいよね。

この映画に出てくる呪術って、信じなければ全く効果がないというもの。ただし信じたらかかってしまうという。人間って信じるっていうものに対しては、すごいパワーが出たりするよね。宗教だって、信じるものは他から何言っても聴く耳もたなかったりするわけで、洗脳されちゃったりするし、そういうのを利用しているんだろうね。

この映画って日本では劇場未公開だったらしいのだけど、これは結構面白い部類だと思うんだけどね。まあオカルト系は当たり外れあるし、アメリカ南部の呪術っていうと、日本にはなじみが薄いという印象があるのかもしれないけど。

DVDにしてはとても掘り出し物の1本だと思う。

【STORY】
ニュー・オリンズの看護師キャロラインは、求人広告に載っていた住み込みの看護の仕事をみつける。大きな屋敷に住むヴァイオレットと脳梗塞で全く身動きができなくなってしまった夫のベンが住んでおり、ベンの介護を行う仕事だった。ある日のことキャロラインはバイオレットから全ての部屋を開けられる合鍵をもらうが、キャロラインは屋敷の屋根裏をみつけ、その奥の部屋は合鍵でも開けることの出来ない部屋があった。
Date : Friday 10th March 2006 20:00
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プライド 栄光への絆

Category : 映画・DVD・ビデオ(ジャンル別) > スポーツもの

プライド 栄光への絆
原題 FRIDAY NIGHT LIGHTS
2004年 アメリカ公開
上映時間 118分
監督 ピーター・バーグ
出演 ビリー・ボブ・ソーントン/ティム・マッグロウ
お勧め度 ★4つ

これは実話だそう。スポーツものってド根性の話になりがちで、これもそうかと思って見ていたら違うんだよ。アメリカの田舎街で、娯楽がほとんどなく、街のみんなの関心が地元の高校のアメフトしかない。だから街中が応援してくれる反面、負けは許さないという雰囲気が渦まいているんだ。さらに街の人々だけではない、自分の親ですら自分の子供が活躍していないと、お前はどうしようもないやつという目で見たり。

こういう状況下で、負けが許されないとしたら、選手のプレッシャーはものすごいものになる。勝てば英雄扱いだが、負ければゴミ以下みたいな世間の目はあまりに過酷だ。だから今現在花形選手であっても、怪我などしようものなら、転落の道は険しいのよ。自分にはアメフトしかないと思い続けてきたのに、それが出来なくなったら何も残らないという絶望感。単なる勝ち負けの話ではなく、スポーツというものの奥深いリアルなものが伝わってくる映画だ。

そんな選手のひりひりした思いと、アメフトのエネルギーに満ちた試合模様とで、かなり盛り上がる。私はアメフトのルールって知らないんだ。だけどそれでも楽しめると思う。もちろんルールを知っていたほうが、よりリアルであろうとは思うけれど。

ただのスポ根ものと思うなかれ、アメリカの地方都市の閉鎖的な思いに翻弄される若者。そしてそれを取り巻く周囲の人々の狂気にも満ちた狂乱ぶり、これが実話というのが胸が痛い。でも結局人生のすべてがアメフトであると思っていても、過ぎればこれは人生の一駒でしかないという事が、よーく現れている。

でも一つ違和感があるのが、これが高校の出来事にしちゃ、登場人物老けすぎ。私は最初大学のチームの話かと思った。アメリカの17才はみんなあんなおやじなのか?(笑)

まっ、それでも見て損はしないと思うよ、感動の嵐という事はないけれど。

【STORY】
1988年テキサス州オデッサ、パーミアン高校のアメリカン・フットボール・チーム“パンサーズ”は、通算5度目の州チャンピオンを目指すため、シーズン開幕を前に猛練習に励んでいた。やがてシーズンがはじまり出だし好調なすべりだしだった。
Date : Thursday 9th March 2006 20:51
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ズーランダー

Category : 映画・DVD・ビデオ(ジャンル別) > コメディ

ズーランダー スペシャル・コレクターズ・エディション
原題 ZOOLANDER
2001年 アメリカ公開
上映時間 89分
監督 ベン・スティラー
出演 ベン・スティラー/オーウェン・ウイルソン

お勧め度 ★4つ

超バカバカしいんだけど、ベン・スティラーってこういう笑いをやらせたら天才って思うほどおかしい。出てくるカメオ出演者も豪華で、なぜにあの人がっていうような人まで登場しちゃう。

男性モデルという設定をベンとオーウェンがまじめにやっているのが異様におかしい。だってあの二人がかっこいいモデルって、どうみてもそれはないだろうって思っちゃう。それを俺はいい男だぜ、顔だけがとりえみたいな雰囲気かもしだして、究極のナルシストの顔になっているのは超皮肉よ。

この映画モデルとかファッションというものをものすごく皮肉っているんだけど、それを笑いというオブラートに包んで見せている。一つ一つの笑いが、とってもアホらしいので、この映画は何を言っているのだろうとか、こ難しく考える人にはむかないと思う。だってそうやって真面目に見ていたら、疲れてきて笑えないもん。なので徹底的にアメリカンジョークを流すように見てちょうだい。それでもおバカコメディが好きではない人はやめといたほうが正解。コメディって笑えないほど辛いものはないから。

この笑いは字幕で追っているとついていけないかも。私は洋画って滅多に吹き替えで見ることはないんだけど、この映画は吹き替えで見たよ。英語が得意な人は、字幕なしで見たほうが笑えるのかもしれないね。

おまけとして、また映画の中で使われている音楽が、とっても懐かしいんだ。80年代に流行ったワムとかクイーンとかマイケルの曲とかが満載。だからこの時代の洋楽をリアルタイムで聴いた人とかは、懐かしくて違った意味でまた楽しめるかな。

【STORY】
デレク・ズーランダーはスーパーモデル。しかし新人のハンセルに追い越されることになる。デレクは引退を決意して、家族が炭鉱で働いている地元に戻った。だが家族は冷たく、再びファッション界に戻る事にする。そんなある日のこと、デザイナーのムガトゥからショーのオファーがかかる。
Date : Wednesday 8th March 2006 20:29
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プリティ・イン・ニューヨーク

Category : 映画・DVD・ビデオ(ジャンル別) > ラブコメディ・ロマコメ

プリティ・イン・ニューヨーク
原題 YOU STUPID MAN
2002年 アメリカ劇場未公開
上映時間 95分
監督 ブライアン・バーンズ
出演 ミラ・ジョヴォヴィッチ/デヴィッド・クラムホルツ

お勧め度 ★2つ

バイオハザードのミラ・ジョヴォヴィッチがかっこよかったので、ミラのラブコメなんてどんな感じだろうと思って借りてみた。

一言で言うと相手役がいまいちなんだよな。ミラより背も低くなんか自分勝手だし、さらにいつまでも昔の女を引きずっているし、なのでなんでナディーンがオーウェンなんかに引かれていくんだろうという気持ちに同意できないんだよね。

オーウェンが恋人に振られてしまって、いつまでも女々しく忘れられないでいるから、新しい恋人でもって思って、友達がナディーンを紹介してくれるんだけど、初めてのデートでオーウェンは最低の会話しかできないし、ものすごい無作法、ありゃあナディーンじゃなくても、すべての女性は嫌悪感いだくと思うんだけど。

そんな男なんだけど、なんかかかわっていくうちに親友になってしまうというか、お互いの本音を見せ合っているので、いつしか友情が芽生えるという。そこで終わったら男と女の友情話で終わりなわけだから、お約束のそこからは恋に変わるという展開なんだけど、せっかくお互いの気持ちが通じ合ったと思ったら、昔の女が登場したら、そっちにころっと気持ちが動いたりするオーウェンには、愛想尽かしたくなった。なのでどっちかというと腹立てながら見ていたと言ったらいいだろうか。

ミラはかわいいし、ミラのファンにはいいかもしれないけれど、ラブコメディとかが好きでなんていう人は、ちょっとムカつきながら見る話かなぁ。

【STORY】
オーウェンのフィアンセのクロエは、スターを夢見てハリウッドへと旅立った。そんなクロエに会いに行くと、クロエは新しい恋人と一緒にいた。失恋から立ち直れないオーウェンを、友人はナディーンという女性を紹介する。
Date : Tuesday 7th March 2006 11:21
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終わりで始まりの4日間

Category : 映画・DVD・ビデオ(ジャンル別) > ラブストーリー・ロマンス

終わりで始まりの4日間
原題 GARDEN STATE
2004年 アメリカ劇場未公開
上映時間 103分
監督 ザック・ブラフ
出演 ナタリー・ポートマン/ザック・ブラフ

お勧め度 ★2つ

悪くはないのだけど、退屈だったんだなぁ。単調で起伏があまりないような話なので、何が言いたいのかよくわかんなかった。
4日間の間にアンドリューが、自分は何者でそして一番自分らしくあるための場所をみつける、そんな話。

感情を表現することが出来ない主人公というのにあまり感情移入できなかったんだよね。それがサムという天真爛漫な女の子と知り合い、自分の心を開いていく。

ラブストーリーでもあるわけだけど、恋愛映画というより自分を取り戻す話がベースに、それに恋愛話が加わるといったらいいだろうか。特別なものすごい衝撃的な出来事があるわけでもなく、日常の細々とした出来事を軸に、過去との決別から、新しい未来への旅立ちみたいな形なんだよね。

この映画は好き嫌いが分かれそう。結構いい評判みたいなんだけどね、私には合わなかったなぁというもの。なので好きな人はすごくおもしろいのかもしれない。テンポがゆるーいし不思議な映画なんだよね。まあ結構ユーモアのある会話が出てきたりするので、くすくす笑えたりもするし、そんなにぼろくそというものではないのは確か。ナタリー・ポートマンはとってもぴったりの役どころだしね。ちなみにこの映画の主人公は、監督でもあり。そう監督自ら主演。って北野武みたいだよね。

【STORY】
精神安定剤を常用している売れない役者アンドリューは、母の死をきっかけに9年ぶりに故郷のニュージャージーへと帰郷する。父とは折り合いが悪く、旧友たちとも距離を感じてしまう。そんなある日ひょんなことからサムという少女に出会う。サムと一緒に過ごすうちに、次第にアンドリューは、忘れかけていた感情を取り戻していく。
Date : Wednesday 1st March 2006 20:25
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