おまけつき新婚生活

Category : 映画・DVD・ビデオ(ジャンル別) > コメディ

おまけつき新婚生活
原題 DUPLEX
2003年 アメリカ公開
上映時間 89分
監督 ダニー・デヴィート
出演 ドリュー・バリモア/ベン・スティラー

お勧め度 ★3つ半

邦題だけ見ると、かわいい感じのラブコメディを想像すると思うんだ。でもこれは実にブラックなコメディだよ。出てくるばあさんの憎々しさといったらない。

それにしてもアメリカの家って不思議だよね。だって二世帯住宅を購入してから、あまった部屋を誰かに貸すというならわかるけれど、買った家にもれなくおばあさんが住んでいて、先住権によって追い出すことはできないって、日本でもそういうのってあるの?

アレックスとナンシー夫婦は、二世帯住宅を購入し、上の部屋にはおばあさんが住んでいるけれど、100才近いばあさんなので、すぐに死ぬだろうしなんていう安易な理由を掲げたのが失敗の元だったという話。

そのばあさんが、とんでもないババアだったという事。非常にムカつくことをされるわけなんだけど、老婆だし強くは言えないし、なんて思っているとどんどんエスカレートしていき、しまいには殺してやりたいと思うくらいの憎々しいばあさんだったというわけなのよ。なんとかばあさんを追い出そうとか、ころっと死なないものかとか思うのに、そういう憎まれる老人は長生きときている。

ブラックな笑いの好きな人は面白いと思う。こういうのアメリカ人は好きだろうね。誰もが腹抱えて笑うというわけにはいかないんだ。だけどベン・スティラーははまり役だよね、こういうコメディにぴったりだと思うし、ドリューもいい味出しているけれど、なんといってもこの映画は、憎らしいババアにつきる。この女優さん80才くらいらしいよ。しわくちゃの顔で、にっこり笑顔であるのに、ぶん殴りたいくらい嫌なやつ。にっこり笑って人を切るみたいな。感じの悪さは天下一品。完全にベンやドリューを食っているという。

なのでこのばあさんを見る価値はあるかな。誰もが楽しい笑いというわけにはいかないし、なんたって憎々しいわけだから、見ていてストレス感じてしまう人もいるかもしれないね。だからブラックユーモアが嫌いな人にはお勧めは出来ない。

【STORY】
ニューヨークに住む新婚カップルのアレックスとナンシーは、マイホームを購入することになる。そこは暖炉が3つもありおしゃれなメゾネットタイプの家だ。ただし二世帯住宅で、2階には老婆のコネリー夫人が間借りしていた。アレックスとナンシーは、コネリー夫人は年だし、近いうちにあの世に行くだろうと思い、この物件を購入する。だがコネリー夫人はとんだ曲者だと思い知ることになる。
Date : Tuesday 31st January 2006 21:53
author : なん :: comments (0) :: trackbacks (0)

コーラス

Category : 映画・DVD・ビデオ(ジャンル別) > ヒューマン・ファミリー・ドラマ

コーラス メモリアル・エディション
原題 The Chorus (Les Choristes)
2004年 フランス公開
上映時間 97分
監督 クリストフ・バラティエ
出演 ジェラール・ジュニョ/フランソワ・ベルレアン

お勧め度 ★4つ

フランス映画ははずれが多い私としては、全く期待しないで見た作品がこれ。意外にいいのよ。少年の歌声になんかうるうるきちゃったりなんかしてさ。

すごく綺麗なストーリーかな。時代背景というか、全寮制の学校ってあんな感じなんだろうか?意地悪な校長がいて、何かというとすぐに罰だといって、トイレ掃除させたり、びしびしと何度も叩いて、体罰を繰り返す。目には目をという方針でさ、更生などはありえない、やられたらやり返せのごとく体罰を繰り返す。ひでー学校だよ。

そんな中ひとりの先生がやってきて、子供たちに合唱を教えることで、心を一つにしようという試みをする。生徒たちは複雑な事情を抱えた家庭だったりして、反抗的になっていたり、悪いことばかりをするんだけど、あの校長じゃあ心を開いてとは思わないよ。そこへやってきたのがマチュー先生なのよ、剥げで小太りなんだけどさ、音楽に対する情熱は溢れているんだ。自分は音楽家として成功はしなかった、ただの教師だと。でも少年たちの歌声を聞いていると、自分の果たせなかった思いを少年たちがかなえてくれるのではないかと、一生懸命歌を教えるんだよね。

ピエール演じるモニエ少年の歌声は、天使の歌声と言われるくらいのボーイソプラノ。歌も抜群なんだけど、ルックスもかっこいい少年。ちょっと悪ぶってるところがまたかわいいんだ。

あとねペピノ役の子もかわいいの、孤児なんだけど毎週土曜日にお父さんがむかえに来ると思って、門の前で待っている姿は、もうかわいくてねぇ。私は子供嫌いなんだけど、いゃー、単純にかわいいなと思える子供もいるもんだと思った。←『ボクらのママに近づくな』でガキんちょ大嫌いとか言ってたとは思えない発言。

ラストのマチュー先生との別れのシーンは、ぐっとくるものがあるよ。実にさっぱりしているんだけど、みんな先生に対する愛情が溢れているし。余韻の残る終わり方だった。マチュー先生って、なんかとても人間くさいの。不恰好で決してかっこいいタイプじゃないんだけど、少年の母親にちょっぴり恋心いだいたり、校長にはむかったり、そんな部分があって、好感持てるんだよね。

大泣きするような話ではないし、すべての少年がハッピーエンドでもないんだ。だけどなんか歌っていいもんだなって思うし、サントラを是非とも欲しくなるような、そんな歌声のつまった映画だったなぁ。期待しなかった分、かなり私的にヒットした作品。

コーラスこれはサントラ版。天使の歌声が収録されている。私も買おうと思っているんだ。そのくらい綺麗な声だよ。

【STORY】
世界的指揮者のピエールは母の葬儀のため帰郷した際、子ども時代の友人ペピノから一冊の日記を手渡される。それは音楽教師マチューが遺した形見だった。“池の底”という寄宿舎に赴任してきたマチューは、問題行動ばかりおこす少年たちに歌を教えることになる。
Date : Monday 30th January 2006 19:40
author : なん :: comments (0) :: trackbacks (0)

ダンシング・ハバナ

Category : 映画・DVD・ビデオ(ジャンル別) > ラブストーリー・ロマンス

ダンシング・ハバナ
原題 DIRTY DANCING: HAVANA NIGHTS
2004年 アメリカ公開
上映時間 86分
監督 ガイ・ファーランド
出演 ディエゴ・ルナ/ロモーラ・ガライ

お勧め度 ★4つ

結構ダンス好きな私としては、こりゃあ見なくてはという事で、早速借りてきたんだけど、楽しかった。ストーリーとしては単純で平凡な話なんだけど、なんかダンスがサルサというのもあるんだろうね、情熱的な勢いがあって、わくわくした。

舞台はキューバというラテンの国で、アメリカからやってきたお嬢様ケイティと、キューバの貧しい家のハビエルという男の子が出会い、二人でダンス大会の優勝を狙うというもの。

身分違いの恋や、キューバ革命という政治的に不安定な時期とがあいまって、よりいっそう二人を熱くする。ダンスシーンは見ていると、なんか自分も踊りたくなるような、官能的なそんな気持ちの湧き上がる映画だった。

ハビエル役のディエゴ君は、時々いろんな映画にちょこちょこ出ているのを見かけたりしたんだけど、なんか不思議な魅力を持った男の子だよ。まだなんとなくあどけない感じがあるんだけど、ラテンの血が流れているせいか、妙にセクシー。といってネットで調べたら、27才なのー?ちょっと驚きよ、童顔なのかもしれないけれど、絶対に20才くらいなのかと思っていた。

時代背景的に保守的な時代の話なので、二人とも恋しているのだけど、ためらいがあって、なんか素敵なのよ。ダンスペアだから、お互いの体に触れなくてはいけないじゃない、でもさケイティはなんとなく相手に身を任せるのにためらったりするんだよ。なんかそんな初々しさに心が和んだよ。二人の距離のとり方が絶妙というのかな。ラストは革命がおきる事での展開があるんだけど、ちょっと切ないなぁ。

大作ではないし、小粒な話なんだけど、ダンスが好きな人や、ラテン系が好みの人には楽しめる映画だと思う。この作品は、1987年の『ダーティダンシング』のリメイクみたいなんだけど、私はこの映画知らないんだ。今度探してみようかなって思っている。

【STORY】
1958年、18歳のケイティは父親の転勤により、家族でキューバのハバナにやって来る。ある日のこと街中で踊りを踊る町の人たちに心奪われ、その中にホテルでウェイターとして働くハビエルの姿があった。ダンスを通じて仲良くなる二人。ハビエルの夢は、家族と一緒にアメリカへ移住すること。そこで二人はその夢を叶えるために、一緒にダンス大会へ出場し賞金を得ようとすることになる
Date : Sunday 29th January 2006 08:36
author : なん :: comments (4) :: trackbacks (0)

ジャストマリッジ

Category : 映画・DVD・ビデオ(ジャンル別) > ラブコメディ・ロマコメ

ジャスト・マリッジ 特別編
原題 JUST MARRIED
2002年 アメリカ公開
上映時間 97分
監督 ショーン・レヴィ
出演 アシュトン・カッチャー/ブリタニー・マーフィ

お勧め度 ★3つ

冒頭は成田離婚の話かと思った。まあそれに近い展開である。もう離婚だ離婚といきまいて新婚旅行から帰ってきた二人。そして一体何があったのか?というのがこの映画のストーリー。

あっという間に結婚を決めて、それでお互いのことよくわからないまま結婚式、そしてヨーロッパ旅行。で大喧嘩っていうありがちな展開。旅行っていろんな事があるからね、それを二人で対処していかなくちゃいけないけれど、相手に期待しすぎて、それがかなえられないとイライラしたり。

またこれでもかとハプニングが起こるんだよね。借りた車が異様に小さかったり、ホテルで停電火事騒ぎをを起こしてしまって、追い出されちゃったり。またサラはイタリア旅行なので、美術館めぐりをしたいけれど、トムはドジャースの試合が気になり、テレビ中継を見たいとか言い出し、新婚旅行だが別行動になったり。

あとから思えば、ホテル追い出されて、泊まった安ホテルで、ゴキブリがトムの首に這い上がってきたりなんて事は、ひどい目にあったよって笑い話に出来るのかもしれないが、そのときには、こんなこと最悪。もう帰りたいってなるんだよね。

なんか若さ故に突っ走って結婚したもんだから、ちょっとうまくいかない事があると、もう離婚というのは、これから先の生活続かないだろうと人事ながら心配になったよ。両親の反対というのもあったり、サラの身近にいるピーターという、サラの両親から絶大な信頼をうけている男が、なぜか新婚旅行に乱入したり。すさまじいことが起こる。

ドタバタコメディなので、次々に起こるハプニングに笑いつつ、ラストはありがちな展開で終わるけれど、それなりに笑った映画だった。

【STORY】
ラジオ局に勤めるトムは、お嬢様であるサラと運命的な出会いをする。お互い恋に落ち、周囲の反対をよそに結婚することになる。こうして新婚旅行へと旅立った二人だあるが、飛行機の中で早くもハプニングに見舞われる。フランスのホテルに到着してからも次々にトラブルは続く。
Date : Saturday 28th January 2006 10:24
author : なん :: comments (0) :: trackbacks (0)

パルプフィクション

Category : 映画・DVD・ビデオ(ジャンル別) > アクション・犯罪・バイオレンス

パルプ・フィクション
原題 PULP FICTION
1994年 アメリカ公開
上映時間 154分
監督 クエンティン・タランティーノ
出演 ブルース・ウィリス/ジョン・トラボルタ

お勧め度 ★4つ半

うまい。この一言につきる。
複数のストーリーをばらばらに解体して、時間軸を変更し、それをまたばらばらにつなげる。だけど最後にはすべての話がつながるというのは、今では当たり前のような組み立てかもしれないけれど、この当時は新鮮だっただろうなと思う。

えてしてこういうストーリーの組み立て方は、なんだかよくわかないという事になりがちだったりするわけだけど、パルプフィクションは違う。全部見終わると、全部の話しがわかるというのは、お見事だよ。それもわかりにくいという事はないのもポイント高い。誰でもあー、この話はこことつながっているのねというのが、とてもわかりやすいんだ。

話は、冒頭パンプキンとハニーバニーのレストラン強盗の計画の話でスタート。殺し屋のビンセントとジュールスの話。彼らのボスの妻ミアとのからみ。ブッチはマーセルスから頼まれる八百長試合での話し。そしてこれらの話はぜーんぶつながっている。

ユマ・サーマン綺麗だよねぇ。(私の大好きなイーサンの元妻である)薬やりすぎていっちゃった顔といい、彼女の飲む5ドルのバニラシェイクが、やけに気になったり。会話がいちいちツボに入る。だぶんこの映画見ると、みんなバーガーとシェイク頼みたくなるような、そんな感覚に陥る。

この映画はタイトルとおり、三文小説なわけだけど、どうでもいいような無駄話が面白いんだ。無駄な話がつながって、これだけ長い映画になっているにもかかわらず、飽きないというのはすごい。一粒で二度おいしい。

行き当たりばったりであるのだけど、そうでもない。ジャンクなアメリカの断片がちりばめられ、それがなんだか気分よくなるのは、タランティーノの才能の現われか。今度キルビル見てみようかな。
Date : Friday 27th January 2006 21:34
author : なん :: comments (0) :: trackbacks (1)

あなたにも書ける恋愛小説

Category : 映画・DVD・ビデオ(ジャンル別) > ラブコメディ・ロマコメ

あなたにも書ける恋愛小説
原題 ALEX AND EMMA
2003年 アメリカ公開
上映時間 95分
監督 ロブ・ライナー
出演 ケイト・ハドソン/ルーク・ウ

お勧め度 ★3つ

アレックスは小説家であるが、スランプ中でちっとも小説が書けない。借金もあり取立て屋が脅しにやってくる。30日以内に小説を書き上げて、お金を作らないとたいへんなことになるのであるが、その取立て屋に商売道具のパソコンを壊されてしまう。しかたがないので口述速記を頼むことになる。

エマは速記者で、ある弁護士事務所の仕事という事で来てみると、そこはアレックスの自宅だった。さらに弁護士ではなく、小説家。最初は気乗りしなかったが、しぶしぶ引き受けることになる。

そんな二人が30日間小説を書き上げる間に心をかよいあわせてという、ベタな恋愛物語なんだけど、二人の心の動きと同様に、アレックスの書く小説もストーリーの中に組み込まれて、現実の話と小説の話がクロスするような作りになっている。

アレックスの執筆中の恋愛小説というのが、アダムという大学の講師が、セントチャールズ島の別荘で、金持ちの女ポリーヌの子供たちに英語を教えることになる。一目見てセクシーなポリーヌにアダムは恋をするのだが、メイドのアンナにも心動かされ、二人の間で揺れ動くというストーリーなんだ。これがおもしろくない小説と思うのは私だけだろうか?男のアレックスからみた視点での話しだからなのかなぁとも思うんだ。ロマンチックで甘ーい恋愛小説ではない、二股の話だしね。

エマはケイト・ハドソンが演じているのだけど、小説の中のアンナもケイトが演じているんだ。現実とのリンクがあるわけだけど、ポリーヌかアンナかなんて小説が延々と組み込まれるので、現実のアレックスとエマの心の動きにも、小説の方にも感情移入できないまま、ラストをむかえてしまった。

とはいうものの、たぶん現実と小説のリンクがなければ、恐ろしくテンポの悪い話になりそうだとも思うので、これはこれでよかったのかもとは思う。しかし恋愛小説が出来上がっていくと同時に、二人の恋も出来上がるという同時進行物語だから、もう少し面白い恋愛小説を書いてほしかったなぁ。エマは映画の中で、この小説を絶賛していたけれど。

30日間毎日一緒にいて、時に小説のアドバイスをしながら、だんだんと心打ち解けていくなんて展開は、そこら辺に転がっているありきたりな話ではある。でもケイト・ハドソンはかわいいし、見ていて腹立つことはないので、暇なときにDVD鑑賞するのにはいいと思う。軽いラブコメディと思えば楽しい話ではあるのだろうな。

この映画って、ドストエフスキーが実際に小説を執筆中に起きた、実話がモチーフなんだってさ。驚きだ。ドストエフスキーが恋愛小説になってしまうとは。

【STORY】
作家のアレックスはスランプに陥り、借金もかさみ取立てやにパソコンを壊されてしまう。アレックスは、30日間で小説を書き上げる約束をし、期限内に小説を完成させるため、速記者のエマを雇うことにした。それは口述速記で小説を書くことにするためだった。エマは、アレックスが弁護士と偽っていたことで警戒するが、本の内容に心ひかれ、仕事を引き受けることにした。
Date : Thursday 26th January 2006 20:53
author : なん :: comments (0) :: trackbacks (0)

TAXi 3

Category : 映画・DVD・ビデオ(ジャンル別) > アクション・犯罪・バイオレンス

TAXi3 DTSスペシャルエディション
原題 TAXI 3
2003年 フランス公開
上映時間 87分
監督 ジェラール・ピレス
出演 サミー・ナセリ/フレデリック・ディーファンタル

お勧め度 ★2つ半

懲りずにとうとう3も借りた私。前作がいまいちだった私としては、この3は期待しないで見てみたのだけど、2よりかは私は満足できた。でもやっぱり一番面白かったのは、1だよなと思う。ダニエルの改造タクシーは、どこでも突っ走れるので、今回はアルプスの雪山まで走っちゃうのだった。

二人のコンビもここまでくると、なんか妙に愛着出てきたりなんかして、ちょっと不思議よ。ただこの映画、リリーが、なぜいつもセックスのことばかり言ってるのかよくわからない。

そりゃあダニエルはタクシーの仕事以外に、エミリアンと捕り物帖を繰り広げるので、なかなか家に帰らなかったりして欲求不満なんだろうが、変なところでこの映画お色気モードなんだよ。でもからっとしたお色気って感じがしなくて、あまり好みでないのだな。下ネタも笑えないしなぁ。

ついに3までくると、ダニエルとリリーの間に子供が出来たみたいだ。それもエミリアンも。そうきたか。でもそれと今回のストーリーとは全然関係ない。話が散漫で、もうこのシリーズは限界だと思うのだけど。

前作は日本が出てきたけれど、今度は中国だよ。東洋系の美女が出てきたりして、監督はもしかして東洋好きなの?

【STORY】
エミリアンは8ヵ月もの間、謎の銀行強盗団に振り回されていた。そんな時、ダニエルとエミリアンの前に、敵の一味らしき人物がみつかる。ふたりはその後を追い、敵のアジトを突きとめることに成功するのだが。
Date : Wednesday 25th January 2006 21:44
author : なん :: comments (0) :: trackbacks (0)

TAXi 2

Category : 映画・DVD・ビデオ(ジャンル別) > アクション・犯罪・バイオレンス

TAXi 2(期間限定特別価格版)
原題 TAXI 2
2000年 フランス公開
上映時間 88分
監督 ジェラール・ピレス
出演 サミー・ナセリ/フレデリック・ディーファンタル/ マリオン・コティヤール

お勧め度 ★2つ

TAXiの続編。おなじみのダニエルとエミリアンが登場して、二人で車をかっ飛ばし、事件を解決するカーアクションコメディ。終わり。

そこで終わるんかい?今回はなぜか日本が出てくるんだけど、ニンジャーとか言うと走る車とか、コンニショワ〜とか言って、日本語のこんにちはの練習したり、私にはあまり笑いのツボに嵌らなかった。日本を誤解しているとか言うよりか、ちゃかしているんだろうなと思う。それはそれでいいのだけど、どうも私にはフレンチジョークがわからない。

さらにニンジャだったら、しゅりけんだよな。なぜにヌンチャクとか。つっこみどころ満載だよ。みょーな日本人たくさん出てくるし。

日本の防衛庁長官がフランスにやってくるのだけど、三菱のランサーに乗ったニンジャの格好をしたテロリストに、長官が誘拐されてしまうという話。その長官を助け出すために、ダニエルとエミリアンが奮闘するのだけど、前作の方が数倍おもしろかったと思うのだけど、これはバカバカしさについていけなかったのが、私の敗因であるかと思う。

単純に見れば、前作の主人公のダニエルとエミリアンのかけあいがおもしろいという所に着地して、さらにど派手なカーアクションにスカッとするのかもしれないが、3見るのやめようかとか思ってしまったくらい、私はおもしろくなかった。でも本場フランスでは超人気作品らしい。

【STORY】
タクシー運転手ダニエルは、スピード狂だ。日仏サミットのためにやってきた日本の防衛庁長官の運転手に抜擢されたダニエル。だが謎のテロリスト集団に長官を誘拐されてしまう。ダニエルはエミリアンとともに、長官を救出するために奮闘する。
Date : Tuesday 24th January 2006 20:29
author : なん :: comments (0) :: trackbacks (0)

TAXi

Category : 映画・DVD・ビデオ(ジャンル別) > アクション・犯罪・バイオレンス

TAXi
原題 TAXI
1997年 フランス公開
上映時間 85分
監督 ジェラール・ピレス
出演 サミー・ナセリ/フレデリック・ディーファンタル

お勧め度 ★3つ

先にTAXI NYの方を見てしまったので、やっぱり本家本元を見ないとと思い、3本まとめてTAXiシリーズを借りてきた私である。

ずばりNYバージョンの方が面白かった。フランス映画が苦手というのもあるんだけど、こっちは実にまったりモードというのだろうか。なんかカーアクションも派手ではあるんだけど、タクシードライバーが女性だったNYの方が楽しかったな。

話の内容はNYが忠実にリメイクしたのだろう、ストーリーは全くおんなじだった。違うのはタクシーの運転手が男であったという事。でも車好きな人にはとても楽しい気分になるのかもしれないね。だいたい、プジョーっていう車もよくわかんない私が見ているから、車に関しては全く無知。

ピザの配達でバイクを乗り回していたダニエルが、念願かなってタクシーの運転手になる。改造タクシーで、超スピードで客を送迎するという出だし。さらに運転が超へたくそなエミリアン刑事と出会い、二人で事件に巻き込まれていくというドタバタコメディ。なんだけどフランス語だから、なんか上品な雰囲気というのか、アメリカ版のようなはちゃめちゃさののりがちょっと違うというのだろうか。

謎なのは、ダニエルがよく言う、オララーっていうフランス語ってどういう意味?私がわかるのって、メルシーポークーくらいで、あとはさっぱりなんだけど、よく言うのよ「オララー」って。ってそう聞こえるだけなのかもしれないけど。

この映画に流れる曲、これって「パルプフィクション」にも流れているよね。なんかこれ流れると、パルプフィクションっていう感じがする。

ラストのカーレースのスポンサーが本家とNY版では違うのもなんかおかしい。という事で、純粋にこれだけ見てたら、面白いと思ったかもしれないけれど、NY版を先に見てしまった私としては、あちらより劣るという事かな。でも車大好きな人は、カーアクションとして見ると、とても楽しいかもしれない。

【STORY】
改造した愛車プジョー406で、タクシードライバーとして走るダニエル。ある日運転がへたくそな刑事エミリアンに、スピード違反で逮捕される。彼は違反取り消しを交換条件に事件の捜査をもちかけられる。
Date : Monday 23rd January 2006 21:34
author : なん :: comments (0) :: trackbacks (0)

ボクらのママに近づくな!

Category : 映画・DVD・ビデオ(ジャンル別) > コメディ

ボクらのママに近づくな!
原題 Are We There Yet?
2005年 アメリカ劇場未公開
上映時間 95分
監督 ブライアン・レヴァント
出演 アイス・キューブ/ニア・ロング

お勧め度 ★2つ半

私という人間は、オカルトが好きであると同時に、子供は好きではない。というかなーり女として欠陥のある人間なんだけど。そりゃあ生まれたての赤ちゃんとかはかわいいなぁとか思うよ。だけど大きくなった生意気なガキんちょは大嫌い。そんな子供が出てくる映画なので、正月からムカつきながら見ていた。

ニックは自分の職場の前に勤めるスザンヌに一目ぼれするんだけど、スザンヌはバツイチで、二人の子持ち。それでもなんとかスザンヌと仲良くなりたいと願うニックは、子供が嫌いにもかかわらず、スザンヌの子供と仲良くなろうと努力する。

がクソガキだから、生意気でさ、よくニックは我慢していると思うくらい、腹立つことばかりするんだよ。たまたまスザンヌがバンクーバーで仕事があり、子供たちはパパの所に行く予定だったのが、元夫から都合が悪くなったと言われ、スザンヌはニックに子供たちを自分のいるバンクーバーまでつれてきて欲しいと頼むのよ。そこからニックと子供らの珍道中が始まるってわけ。

子供たちはママの恋人が気に入らなくて、どんな人でもぶっこわしたくなるの。というのもやっぱり子供なんだね、パパとよりを戻して欲しいという思いがあるからなんだよね。

ニックがまた恐面の顔でさ、なのに二人の子供に振り回されて、見ていると気の毒になる。まあそれでもこの映画、最後はほろりとさせる方向に持っていこうとするところがみえみえな展開。

子供もにくらしいけれど、私はスザンヌもひどい女だと思うよ。お友達という事で、ニックに毎日送り迎えさせて、挙句はせっかくニックが子供をつれてきてくれるというのに、子供たちがことごとく邪魔をしたりするため、スムーズに目的地に到着しないのに、それをニックのせいにしたりしてさ。お前に文句言う権利あるのかよって、ちょっとムカついたよ。

という事で、腹立てつつときに笑いつつ、最後は心通いあい、ハッピーエンドかよって話だった。まあアットホームといえばアットホームな、子供の映画ってところか。


【STORY】
大の子供嫌いのニックは、向かいの会社に勤めるスザンヌという女性に一目惚れする。しかし彼女はバツイチである上、二人の子持ち。さらにパパとよりを戻してもらいたい子供らは、ママの恋を邪魔しようとする。
Date : Sunday 22nd January 2006 14:41
author : なん :: comments (0) :: trackbacks (1)
INFORMATION
  • 映画・DVD・ビデオなどの感想を書いているブログです。
    好き嫌い書き放題で、ネタバレありです。未見の方はお気をつけ下さい。
  • Profile
  • E-mail←コメントなど書き込めない方はこちらから
  • ブログランキング参加中です。投票いただけると励みになります♪
  • FC2 Blog Ranking
  • にほんブログ村 映画ブログ 映画DVD・ビデオ鑑賞へ
  • 携帯サイトはこちら(携帯からコメント書き込めますが、何故か携帯で改行しながら文章を入力して送信すると、文章が吹っ飛ぶという不具合がありますので、携帯からコメントを書く場合、ずらずらと改行せずに書いて送信してください。最近のスマートフォンやフルブラウザだと問題ないかもしれません。)
  • 携帯サイト
SELECTED ENTRIES
CATEGORIES
RECENT COMMENTS
RECENT TRACKBACKS
ARCHIVES
RECOMMEND
OTHERS