トランスポーター2

Category : 映画・DVD・ビデオ(ジャンル別) > アクション・犯罪・バイオレンス

トランスポーター2 DTSスペシャル・エディション原題 THE TRANSPORTER 2
2005年 劇場公開
フランス・アメリカ制作
上映時間 88分
監督 ルイ・レテリエ
出演 ジェイソン・ステイサム/アレッサンドロ・ガスマン

お勧め度 ★4つ

なんといってもぶったまげたアクション。前作でも好きだったんだけど、フランク演じるジェイソン・ステイタムのかっこよさ。というか彼はサイボーグか思われるほどの無敵。

この手の話は、ありえなーいからいいのである。深くこだわるとつまらない。つっこみどころは満載だからね。

運び屋であるフランクは、お金持ちの家の子供の送り迎えをしていた。もともとは子供の送迎の仕事というより、やばいものを運ぶ人なんだよね。中身は詮索しないし、時間までに確実に届けるかわりに、報酬も結構貰う。もちろん契約の内容は絶対なので、ちょっとでも契約にないことは決して譲らない。運ぶ中身はトランクに詰められた人とかたぶん麻薬とかもあったかもしれない、でも中身は知らない。それでいいと思っているのだ。

そんなフランクが今はお金持ちの家の子供の送迎をしていて、病院に連れていったら子供が事件に巻き込まれ連れ去られてしまう。なんとか子供を取り戻すべくフランクは戦うといった話。

フランクのよさというのは、ルールに従う硬派なイメージで、ものすごく強くてクール。なんだけどたまにおちゃめなんだよ。冷蔵庫に入っているクマのビンとか。そういうアンバランスさがたまらなくかわいい。

車好きな人にもおすすめかと。べッソンの『タクシー』とか好きな人にはむいているかもしれない。なんたって車バリバリのアクションだから。それにしても空をぶっ飛んだり、つっこんだりしているにもかかわらず、傷ひとつなくピカピカの車。そういうところがまたいい。

私はこの手の娯楽アクション大好きなので大満足。

【Story】
危険な仕事から足を洗い、フランクはお金持ちの家のビリングス家の息子ジャックの送迎の仕事をしていた。そんな時殺し屋が現われ、ジャックがさらわれてしまうのだった。
Date : Wednesday 31st January 2007 07:29
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デイジー

Category : 映画・DVD・ビデオ(ジャンル別) > 韓国映画

デイジー原題 DAISY
2006年 劇場公開
韓国制作
上映時間 125分
監督 アンドリュー・ラウ
出演 チョン・ジヒョン/チョン・ウソン

お勧め度 ★3つ半

『インファナルアフェア』がかなり大好きで、その監督さんが作った映画ということで、ものすごく期待した。それに男前のチョン・ウソンまで出ているとなると、見なきゃいかんでしょうということで。それに予告編では号泣映画っぽい雰囲気もかもし出していたし。

で感想はというと、悪くはないが、ちょっと期待が大き過ぎたためにちょっと不完全燃焼気味。ただ同じシーンを、3人それぞれのの視点でくるくるとドラマが展開していくのは、なかなか見ごたえがあった。

画家志望の女と刑事と殺し屋の3人の恋模様といったらいいのかな。この3人だったら、話の想像はつくよ。殺し屋のパクウィは画家志望の女であるヘヨンをじっと見ている。なんて書くとストーカーみたいだけど、なんたって自分は殺し屋だから、人を愛するなんてことは禁忌。ヘヨンに好きになってもらう資格などない。ましてや自分が愛する資格もないと、陰ながら刑事のジョンウとヘヨンの恋を見守るのだが、ある日暗殺の依頼がくる。その相手はジョンウだった。果たして自分の愛する女が好きな男を殺すことが出来るのか否か?いいなぁ、二人の男から愛されて。(なんじゃそりゃ)

この映画3人それぞれが主役っぽくなっているけれど、やっぱりこれは殺し屋パクウィがメインなのかなぁと思う。彼のせつない思いというか、しのぶ愛というのか。そして殺し屋としての世界。『インファナルアフェア』が香港ノワールの世界だから、これもやっぱり恋愛を絡めてはいるけれど、韓国ノワールの男の世界の映画なんだろうね。

オランダが舞台で、韓国映画には見えないのと、映像は美しい。何でタイトルがデイジーなのかは映画を観ればわかる。オランダといえば花の国。この映画でも花がとても効果的に使われている。

この映画デイジーアナザバージョンがあって、一部の限られた劇場でのみ公開されたらしいよ。つまり同じ話を殺し屋のパクウィの視点で作られた話だそうだ。機会があったら見てみたい。だってパクウィの視点といったら、チョン・ウソンだらけじゃん。

【Story】
画家の卵であるヘヨンは、デイジーの花をそっと送り届けてくれる、名前も知らない人に思いを寄せていた。ある日のこと、広場で似顔絵を描くヘヨンの前に、客として現れた男ジョンウ。ヘヨンはデイジーの送り主は彼だと思い込む。
Date : Tuesday 30th January 2007 10:44
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オーメン666

Category : 映画・DVD・ビデオ(ジャンル別) > オカルト・ホラー

オーメン666原題 THE OMEN
2006年 劇場公開
アメリカ制作
上映時間 108分
監督 ジョン・ムーア
出演 リーヴ・シュレイバー/シーマス・デイヴィー=フィッツパトリック

お勧め度 ★3つ

前作にわりと忠実に作ってある。だけど現代に設定が変わっているので、ダミアンがテレビゲームとかして遊んでいる。前作の暗く重い雰囲気がなくなり、実にカラッとした明るいオーメン。ダミアンも怖いというより、無愛想な子という印象。仏頂面だから悪魔っぽくない。多少殺され方のバリエーションがあるにはあるけれどね。首がポーンと飛ぶあのシーンも健在だけど、首がちょん切られる方法がちょっと違かったりする。

前作を全く見たことがない人なら、それなりに楽しめるかもしれない。私はやっぱり前作の方のファンかな。それにオーメンといったら、ジェリー・ゴールドスミスのあの名曲「Ave Satani(アヴェ・サタニ)」がテーマ中のテーマ。だけどその曲が流れない。エンドクレジットでちょっと流れる程度なんだよね。どうせ忠実に作るなら、あの音楽ははずせないでしょうと思うのだけど。

1000年に一度しか訪れない6が3つ並ぶ日、06年06月06日に世界同時公開が実現したのは、ある意味話題にはなったよねぇ。

【Story】
6月6日午前6時、イタリアの病院でアメリカ外交官ロバート・ソーンの妻キャサリンが産んだ子どもは、直後に死亡してしまった。同じ時刻にこの病院でもう一人の男の子が生まれ、その子をロバートはわが子として引き取ることにした。男の子はダミアンと名づけられる。しかし数年後、ダミアンの周囲では不可解な死が次々と起こるようになる。
Date : Monday 29th January 2007 09:49
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サンタクロース・リターンズ ! クリスマス危機一髪

Category : 映画・DVD・ビデオ(ジャンル別) > ファンタジー

サンタクロース・リターンズ ! クリスマス危機一髪原題 THE SANTA CLAUSE 2: THE MRS. CLAUSE
2002年 劇場公開
アメリカ制作
上映時間 105分
監督 マイケル・レンベック
出演 ティム・アレン/エリザベス・ミッチェル

お勧め度 ★2つ

しつこくまたまたサンタもの。というかこの前の『サンタクローズ』の続編がこれ。前作ではサラリーマンだったスコットが、サンタの契約をして、サンタクロースになるんだけど。なんとサンタの契約書によると、サンタクロースは結婚していないといけないらしい。バツイチのスコットはさぁたいへん。クリスマスまでに嫁さん探しをしなくちゃいけなくなるんだ。という話。

嫁さん探しに忙しく、サンタの国では妖精たちにクリスマスプレゼントの仕分けなんかの作業をさせるサンタ。サンタの仕事は当日に世界の子供にプレゼントを配る配送業なわけさ。だから仕分けは妖精らの仕事。つまりサンタクロースは宅急便みたいなもんか。

そんな中作業をするにあたり、現場監督であるサンタがいないと困ると、クローンサンタを作ったからたいへん。クローンサンタは悪意に満ちた悪徳サンタに変身。とまぁ、なんだか話はどんどんと横道に反れていく。

が、そこは予定調和なディズニーだよ。ちゃんと嫁さん候補も登場させたりとぬかりはない。バラバラした話をつなぎあわせ、なんとなくハッピーエンドなのか?という終わり方は間違いない。

子供はこれでいいと思われる。ファンタジーだし。ファミリー向け。でも前作を見てないと、人間関係とか、どうしてサンタになったとか、そのあたりのつながりがいまいちわかりにくいかもしれない。かといって、前作から続けて、ぜひぜひ見てくださいねぇ〜。(♡)っていうほどのものでもないので、実に微妙。

別に期待してみたわけではないので、こんなもんかっていう映画だったかな。

【Story】
8年前にサンタの契約により、サンタクロースになったスコット。実はスコットはサンタの条件を満たしていなかった。その条件とはサンタクロースは結婚していなければならないというものだ。バツイチのスコットは、クリスマスイブまでに結婚しないと、サンタクロースをクビになってしまうことに。
Date : Sunday 28th January 2007 20:05
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サンタクローズ

Category : 映画・DVD・ビデオ(ジャンル別) > ファンタジー

サンタクローズ原題 THE SANTA CLAUSE
1994年 劇場公開
アメリカ制作
上映時間 97分
監督 ジョン・パスキン
出演 ティム・アレン/ジャッジ・ラインホルド

お勧め度 ★3つ

連日クリスマスの話の映画ばっかりで恐縮です。

この映画のタイトルはサンタクロースではない。クローズである。CLAUSEは契約という意味があり、なんとこの映画はサンタの契約をした男の話なんだ。

サラリーマンのスコットがある日突然サンタクロースになるという。屋根から落ちてきたサンタの代わりに、サンタの契約をして、サンタクロースとして働くことになってしまう。スコットは妻と離婚していて、前妻のところにチャーリーという子供もいる。

サンタの契約をする羽目になったスコットはだんだんとサンタの体になっていくんだ。お腹が出て、白髭が生えて、いかにもサンタクロース。チャーリーは自分の父親がサンタになったことに大喜びなんだけど、パパがサンタになったなんて、ふつう世間からみたら子供の妄想としか受け取られない。ママはそんなチャーリーを心配して、元夫に会わせるのを止めようと、親権変更まで訴えられるはめになる。

というようななんともファンタジーな話なんだ。スコットがサンタになるのは見ものだよ。どんどんとでっぷり太って、ひげなんて剃っても剃っても、すぐにもじゃもじやとひげが生えてくるんだ。

素朴な疑問の、煙突のない家には、どうやってサンタクロースは入ってプレゼントを置いていくんだろうという、子供なら誰でも考えるような疑問も、この映画では描いている。そしてサンタのいる北極の世界がどうなっているかなど、お子さま向けのムービーであるには違いないのだけど、悪い話しではない。

クリスマスという一年で一番楽しい時期の夢見るサンタの世界と、現実のアメリカで、親が離婚して、子供は新しいパパが出来ていう家庭。そんな中、元パパとの面会権のこと、親権の争いのことなど、現実的な社会の問題を取り混ぜたファンタジーといったらいいのだろうか。といっても堅苦しい物語ではないので、ほほえましく見れる一本。

何度も書くがファンタジーが大嫌いな人は面白くないと思う。大笑いというわけではないけれど、ほのぼのとクリスマス前に、家族と見るにはいい映画かな。なんたって、ディズニー映画だしね。

【Story】
玩具会社のサラリーマンのスコットは、離婚後一人暮らしをしていた。一人息子のチャーリーが、クリスマスイブにスコットの家にやってくることになった。真夜中に物音がして、サンタ姿の男が屋根から落っこちてきた。男が持っている紙を見ると、万一の場合は引き継いでくれと書いてあった。なんとサンタの契約書だった。
Date : Saturday 27th January 2007 12:48
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アイス・ハーヴェスト 氷の収穫

Category : 映画・DVD・ビデオ(ジャンル別) > アクション・犯罪・バイオレンス

アイス・ハーヴェスト 氷の収穫原題 The Ice Harvest
2005年 劇場未公開
アメリカ制作
上映時間 88分
監督 ハロルド・ライミス
出演 ジョン・キューザック/ビリー・ボブ・ソーントン

お勧め度 ★2つ

これもクリスマスイブの日の出来事なんだが、暗すぎる。こんなのイブに見る人はほとんどいないのではないか。まぁ幸せなクリスマスの裏には、哀しい人生もあるんだよと言いたいのかどうなのか。

なんていうのか、痛い映画なのよね。人生の苦しみというのか、なんだか見ていて辛いの。その辛さが自分としてはあまり実感できないから、これは別世界の話だしとあきらめモードで、面白くなさに拍車がかかるというのだろうか。

また霙が降るような寒くて暗い田舎街。それだけで暗い。そこに落ちぶれた弁護士のチャーリー。弁護士といってもギャングの手先のような弁護士。いやそれでもさ悪徳なら悪徳らしい弁護士ならまだいいのだけど、なんていうのか落ちぶれた、うらぶれたという表現がぴったりの弁護士。

チャーリーと仲間のヴィックは雇い主のお金をネコババして、街を出る事を計画。ところがヴィックが裏切ってお金を持ってトンズラ。それだけでもチャーリーは情けない男なわけよ。おいおい、ネコババした金をトンズラされるような大まぬけかよ…。それもジョン・キューザックって、妙に情けない顔してない?

人生八方塞みたいな状態で、裏社会というのはどん詰まりなのねぇとしみじみと感じてしまうような話で、どんどこ暗さに拍車がかかる。なので私は面白いとは思わなかったんだよね。一応DVDにはもうひとつのエンディングというのが、ふたつのパターンで収録されているんだけど、これはいただけない。この終わり方なら、映画の方がなんぼかいいと思ったので、見る機会がある方は、見比べてみてね。だってもうひとつのエンディングのような終わり方だと、救いがないというのか、あまりにも運に見放された男のような気がして、やるせなさがてんこもり。胸苦しくなってしまうのよ。まだ映画の終わり方なら、ちょっぴりユーモアらしきかけらが見えるから、その点逃げ道があるというのかな。

【Story】
弁護士のチャーリーは、組織の一員に成り下がり、ボスの金を手に高飛びをしようと目論んでいた。仲間のヴィクとともにクリスマス・イブに計画を実行し、大金を手に入れたチャーリーだが。
Date : Monday 22nd January 2007 22:33
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ナニー・マクフィーの魔法のステッキ

Category : 映画・DVD・ビデオ(ジャンル別) > ファンタジー

ナニー・マクフィーの魔法のステッキ原題 NANNY MCPHEE
2005年 劇場公開
アメリカ・イギリス・フランス制作
上映時間 98分
監督 カーク・ジョーンズ
出演 エマ・トンプソン/コリン・ファース

お勧め度 ★4つ

ホラーは好きだけど、ファンタジーは好きではない。なんてやつだとお思いでしょうが、どうも苦手なんだよね。だからハリーポッターとかは見た事もないし。そんな私だけど、これはかなりおもしろいと思った一本だ。

素敵なファンタジーだよ。子供のころに戻れるような、そんな作品。ブラウン家は7人の子供がいるんだけど、みんなとてもいたずら坊主ども。セドリックは乳母を雇っても、みんな子供たちの凄まじい悪戯にに辞めていってしまう。

そんなときに、マクフィー婆やという乳母がやってくる。彼女が子供たちに教えることはとてもシンプルだ。人間としては当たり前のことを言う。人の話を聞くとか、ちゃんと朝は起きることとか。最初はマクフィーのことを、醜いばばあみたいに思っていた子供たちも、だんだんと人として学んで行くといった教訓もちりばめられている。なんたって憎たらしいガキんちょが、マクフィーばあやが杖をひと振りすると、あれれ言うこときいてしまうというか、それで子供らも成長していくんだよね。そして成長とともに、ばあやの醜い顔がひとつずつ綺麗になっていく。最初はでかいイボがあったのに、それがとれていったりね。

ファンタジー苦手なくせに、ほろりとさせられたり、ラストシーンの真夏の雪のウェディングシーンはすばらしいと感嘆の声をあげたり。でもこの手に映画は、苦手な人はとことん苦手だったりもするから、もろてをあげてお勧めはしないけど、なかなかよく出来た話だとは思う。だってこの映画観てから、少しの間ファンタジーのコーナーをうろうろしたのは言うまでもない。

【Story】
ブラウン家にはいたずらっ子な7人の子どもたちがいる。1年前に母親を亡くして以来、彼らは家にやって来た乳母へのいたずらが楽しみだ。おかげで雇った乳母は次々と辞めてしまう。そんなある日、新しい乳母のマクフィーが現われる。魔法のステッキを持ったマクフィーが来て以来、ブラウン家では不思議なことが次々と起こるのだった。
Date : Sunday 21st January 2007 20:57
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NOEL ノエル

Category : 映画・DVD・ビデオ(ジャンル別) > ラブストーリー・ロマンス

ノエル原題 NOEL
2004年 劇場公開
アメリカ制作
上映時間 96分
監督 チャズ・パルミンテリ
出演 スーザン・サランドン/ペネロペ・クルス

お勧め度 ★3つ

この作品去年見ていたんだけど、クリスマス前にアップロードできなかったよ。いくつかの群像劇なので、こういう話が苦手な人は辛いかもしれない。もともと私は、群像劇ってそんなに好きじゃないんだけど、これはそれほどでもないかな。ただすごい盛り上がる映画ではないかな。

我々もそうだけど、クリスマスだからといって、毎年能天気に盛り上がるというわけではないじゃない?(そういう人もいるかもしれないけど)皆何かしらの問題を抱えていたり、逆にクリスマスが辛いという思い出の日であったりする人もいる。そんなちょっと満たされない思いを抱えた人たちの出来事といったらいいかな。

エピソードとしては、恋人のあまりの嫉妬深さに耐えられなくなって、別れを考え始めていたりするマイクとニーナのカップル、一番楽しかったのは病院のクリスマスパーティだったことから、自分自ら怪我をして、わざわざ病院に入院する男ジュールズ。母の介護に追われるバツイチ中年女性のローズ。などなど

彼らが少しずつシンクロして、そして満たされない日常が、ラストには許しと愛という優しさで満たされる。そんなほんわかした話。ただラブ・アクチュアリーみたいなテンポとのよさとスピード感はないかな。それにエピソードそのものもぐーっと感情移入できるかいうと、そうでもないのでなんとなく散漫なまま終わったという印象もある。

ただクリスマスの時期に見るのは雰囲気もあるしいいかなぁとは思うのだけど、甘いラブストーリーではないので、恋人と二人でロマンティックに盛り上がるというよりは、恋人と人生について語り合うにはいいかも。

【Story】
クリスマス・イヴのニューヨークでは、母の介護にあけくれるバツイチのローズや、ニーナとマイクは結婚を控えていたが、マイクのあまりの嫉妬深さにニーナは追い詰められていた。それぞれに問題を抱えた人々が、イヴの夜奇跡が舞い降りる。
Date : Monday 15th January 2007 09:31
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25年目のキス

Category : 映画・DVD・ビデオ(ジャンル別) > ラブコメディ・ロマコメ

25年目のキス原題 NEVER BEEN KISSED
1999年 劇場公開
アメリカ制作
上映時間 107分
監督 ラジャ・ゴスネル
出演 ドリュー・バリモア/デヴィッド・アークエット

お勧め度 ★3つ半

ドリューってどうしてこんなにかわいいんだろう。このときのドリューはぽっちゃりで、ダサい女の子の役どころ。だけどとてもチャーミングなんだよね。

話は25才のジョジーが、高校生になって高校に入りこみ、今時の高校生の実態をリポートして、雑誌に載せるという。仕事のためとはいえ、まず日本では不可能な潜入と思われる。だって教師も知らない生徒がある日突然いたらなんてことはありえないよね。高校のときは嫌われものというか、周りと浮いてしまっている存在だったジョジーだが、もう一度高校生に戻ったときは人気者になりたいという気持ちがある。そして実際人気者になっていくんだよね。

アメリカってプロムっていう卒業パーティがあるじゃない?アメリカのティーンエイジャーにとって、プロムというのは絶対的な世界なんだろうねぇ。プロムでクィーンになるというのは、アイドルデビューするに匹敵するくらいのものみたいだよ。ジョジーも高校時代のプロムでは冴えなかったから、今度は登り詰めていくという再生の物語でもあり。

なんたって、こっぱずかしくなるラストなんだけど、それでもこの手の映画はこれでいいのだ。DVD見ながら一人で頬を赤らめてしまいたくなる感じなのよ、なのに不思議とジーンときちゃったりなんかして。ジョジーのいじらしさが好感を呼ぶのではないかと思う。べたべたなラブコメディ、私結構この映画好きだ。胸キュンとしたいときには、お勧めかもね。

【Story】
25才のジョジーは、雑誌のコピー・エディター。高校時代はいじめにあい冴えない学生生活を送った。25歳になるのに本気でキスされたこともない。そんな彼女が10代の実態のリポートを命じられる。しかたなしに17歳の高校生に成りすまし、潜入するのだが。
Date : Sunday 14th January 2007 12:40
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