unknown/アンノウン

Category : 映画・DVD・ビデオ(ジャンル別) > サスペンス・ミステリー・スリラー

unknown/アンノウン原題 UNKNOWN
2006年 劇場公開
アメリカ制作
上映時間85分
監督 サイモン・ブランド
出演 ジェームズ・カヴィーゼル/グレッグ・キニア

お勧め度 ★3つ半

ちょっと『SAW』を意識している映画っぽいですが、全然違います。←なんじゃそりゃ。

廃棄工場で目覚めた5人。なぜか5人は記憶を失っているのです。自分は誰で何でここにいるのかわからないのです。そんな状況でわかったことは、どうやらこの中の誰かは犯人で誰かは人質ということ。でもお互い自分のことがわからないので、自分が犯人なのか被害者なのかもわからないです。

いやー面白そうですよね。なんでもこの工場で犯罪が行われているときに、毒ガスではないけれど記憶を失うようなガスが流れてしまい、みんな自分のことを忘れてしまったということらしいです。でも時々フラッシュバックで記憶の断片が頭によぎるのです。

みんな自分が誰かわかんないですし、相手のことも味方なのかそうでないのかもわからないので猜疑心にかられていきます。でもこの映画先が読めるというのか、話の展開に意外性がないのですよ。だってフラッシュバックのように記憶がだんだんとよみがえってくるということは、誰が犯人でそして被害者なのかわかっていくということに他ならないわけで、途中は一見こいつが犯人じゃないのか?いや違うだろうなんていう風に進行していくのは当たり前なんて思ってしまうので、あまり驚くということはないんですよね。

それでも85分という短い時間だったというのもあって、比較的テンポよくすすんではいきます。サスペンスをあまり見ない人は、結構楽しめるのではないかと思いました。悪くはないですが、あまり大きな期待をするとすべるかもしれません。それでもお約束のどんでん返しも用意されているので、小粒なサスペンスです。

【Story】
廃棄工場の中で目覚めた5人の男たち。彼らは全員記憶を失っていた。やがて、5人のうちの2人が誘拐された人質で、残る3人が誘拐犯であることがわかる。
Date : Tuesday 25th September 2007 21:57
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イン・グッド・カンパニー

Category : 映画・DVD・ビデオ(ジャンル別) > ヒューマン・ファミリー・ドラマ

イン・グッド・カンパニー [DVD]原題 IN GOOD COMPANY
2004年 劇場未公開
アメリカ制作
上映時間109分
監督 ポール・ワイツ
出演 デニス・クエイド/トファー・グレイス

お勧め度 ★4つ

TSUTAYAにしばらくの間、未公開映画だけどこれはとてもいい映画というような趣旨のことが書かれていて、それを読んで結構借りている人がいるのか、なかなかレンタルできなかった作品です。

やっとレンタルできました。悪くない作品です。デニス・クエイドがかなりいい味出しています。雑誌の営業部長を務めるダンだったけれど、あるとき会社が買収されてしまいます。ダンは営業部長という肩書きを失い、新しくきた部長はなんと自分の子供同じような年の若造カーターでした。でもここで腹を立てて会社を辞めるわけにはいきません。なんせダンはお金のかかる学生の娘たちがいるし、さらにこの時期に妻が三人目を妊娠してしまうので、ローンのことを考えここはこの若造とうまくやっていくしかないのです。

これだけでおじ様世代はかなりのダメージです。ダンと対極にいる若造カーターですが、そんなに嫌なやつではありくません。一生懸命ですし、若者にありがちな理想を胸に掲げつきすすんでいく様は、決して悪い印象ではないのです。ダンの上司という立場ですが、広告関係の仕事ははじめてで、ダンにいろいろ相談しながら仕事をしていくのです。肩書きは上司でも、仕事の面ではやはり自分より経験年数がダントツ上のダンを信頼しています。

この二人関係は、ともすれば敵対意識丸出しになりやすいのですが、そこまでいかないような微妙な立ち位置にいて、そこいらが好感もてるのではないでしょうか。多少話しは中途半端な上、盛り上がりには欠けるので、やや地味なつくりになっています。そこいらが未公開の理由なんでしょうか。わかりませんが。

それにしても見ていて後味がいいので、好感持てる一本でした。これより断然おもしろくない映画が公開されたりしているので、映画業界というのはよくわからない世界ですねぇ。いろんなしがらみがあるのでしょうか。

【Story】
スポーツ雑誌の営業部長のダン。しかし雑誌の売上げが伸びず、会社は大手企業に買収されてしまい、ダンも重役ポストを失う事に。そこへ26歳の若者カーターがダンの上司として親会社から派遣されてきた。
Date : Monday 24th September 2007 09:12
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ラブソングができるまで

Category : 映画・DVD・ビデオ(ジャンル別) > ラブコメディ・ロマコメ

ラブソングができるまで 特別版原題 MUSIC AND LYRICS
2007年 劇場公開
アメリカ制作
上映時間117分
監督 マーク・ローレンス
出演 ヒュー・グラント/ドリュー・バリモア

お勧め度 ★4つ半

ラブコメ界では有名な二人ですが、何でも競演は初めてだとか。ヒュー・グラントは今年で47歳みたいですが、いくつになってもラブコメが似合う男っているもんなんですね。あそこまでラブコメ一筋にやってくる俳優さんは珍しいと思ってしまいます。

今回もこの映画は彼の当たり役といってもいいと思います。オープニングの80年代風ののミュージックビデオには心底笑えます。アレックス(ヒュー・グラント)は80年代にめちゃくちゃ人気のあったグループの歌手。今はデパートの屋上とかで歌ったりする売れない歌手。という役どころを実に見事に演じています。なんたって腰をフリフリ踊ってしまうのですから。

この映画に流れてくる音楽は、実は映画のために作られた作品らしく、それがまた実に80年代風味をかもし出していて、確かにこんな感じの曲あったかもしれないと思わせます。当時のベストヒットUSAとかを真剣に見ていた人には、実に懐かしい気分にひたれる音楽かと。私は当時イギリスのバンド"デュラン・デュラン"とか"カルチャークラブ"とか大好きで嵌っていたくちなので、この映画はツボに嵌ってしまいました。

話は売れないポップスターが、最近の歌手コーラが歌う新曲を作るために、家の植木を世話するバイトに来ていたソフィーをくどき、一緒に歌を作って欲しいと懇願します。そんな中二人の関係は…っていう、いつものごとくベタなラブコメディです。ストーリーそのものは単純ですし、目新しいものはないのですが、なんせ音楽が楽しい。←そればっか。オリジナル・サウンドトラック ラブソングができるまでということで、9月23日現在サントラ購入しましたー。ついでにDVDも購入しましたー。(笑)

私と同じくらいの年代で、ブリティッシュポップス大好きだった人にはお勧めです。今時の若い人は、うーんわかりませんが、それでもデートムービーにはいい映画だと言ったらわかっていただけるでしょうか。

主役の二人以外にも、ソフィー(ドリュー・バリモア)の姉役の人が実にいい味出しています。ダイナマイトバディなんですが、ダイエットサロンのオーナーだったりします。アレックスの大ファンで、ステージの一番前で、のりのりで彼女も腰振って踊ってしまいます。

あれこれ理屈をこねずに、単純に楽しむ娯楽作品です。
【Story】
80年代に人気だったバンドPoPの元ボーカル、アレックス。現在ではすっかり忘れられた存在となっていた。そんな彼のもとに、カリスマ歌姫コーラから、新曲を提供してほしいという依頼が舞い込む。作詞が大の苦手のアレックスは、アルバイトのソフィーを強引に説得し、曲作りをスタートさせるが。
Date : Friday 21st September 2007 20:37
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ミディアム 〜霊能捜査官アリソン・デュボア〜シーズン1

Category : 映画・DVD・ビデオ(ジャンル別) > 海外ドラマ

ミディアム 〜霊能捜査官アリソン・デュボア〜シーズン1DVD-BOX  【4枚組】原題 MEDIUM
2006年放送
放映局 アメリカNBC放送
アメリカ制作
製作総指揮 グレン・ゴードン・キャロン
出演 パトリシア・アークエット(アリソン・デュボア)/ミゲル・サンドヴァル(マニュエル・デヴァロス検事)

お勧め度 ★3つ半

これは実在の霊能者であるアリソン・デュボアの物語です。エピソードの一つ一つが本当のことなのかはよくわかりませんが、アリソンという人がたぐいまれな能力を生かして、アメリカの犯罪捜査に貢献しているのは事実のようです。

子供のころから死者とコミュニケーションがとれるアリソンですが、もしも実生活でこの能力があったら、結構たいへんだろうなぁとドラマを見ながら思いました。だってこちらの都合とはお構いなしに死者がでてきて話しかけてきたり、毎晩夢で犯罪のヒントとなるようなものをみて、うなされて起きるのです。旦那さんも大変です。毎晩横に寝ている妻が飛び起きて、それで自分も目が覚めたりして、あの夫婦は睡眠不足なのではと他人事ながら心配になります。ここの家庭は夫なくしては成り立たないような、たいそう夫がいい人です。

ドラマのエピソードは、アリソンが夢に現われたことをヒントに事件を解決していったり、検事局のパートという存在であり、検事から事件の相談をうけ、霊能力で真相を追究していったりします。それに家庭での問題も絡めたりしながら進んでいきます。

アリソンのすごいところは、今現実に起きている事件が見えてくるというのもありますが、未来のことまで予知し、実際に未来に起こるであろう事件の被害者に、こういうことが気をつけろとアドバイスしてしまうところです。言われたほうは唖然ですよね。だってあなたは20歳ころに街で声をかけられた男の車に乗ってはいけないとか言われるのだから。というか知らない男の車には乗るなよといいたいのですが。さらに犯罪者になるであろう男に向かって、あなたはこのままでいったら殺人を犯すとか言っちゃうのも驚きです。今現在善良な市民であってもです。

笑えるのは夫の死んだ父親が、時々アリソンの家に現われて、アリソンにあれこれ口出しするのです。アリソンも迷惑顔で話をするのですが、もちろん夫には見えませんし知りません。舅が家に出てくるなんて嫌ですね。

これまたシーズン1の終わりは、続きを見ないと中途半端という終わり方ですので、シーズン2がDVD化されるのをひたすら待つしかなさそうです。やっぱりWOWOW契約したいです。

【エピソード】
第1話 予知夢
第2話 夢と記憶
第3話 死の婚礼
第4話 新しい友達
第5話 訪れた危機
第6話 未来からのメッセージ
第7話 リワインド・ドリーム
第8話 告白のとき
第9話 秘密の少女
第10話 再会
第11話 40年の時を経て
第12話 蘇った死刑囚
第13話 究極の選択
第14話 無罪と有罪
第15話 悪魔のささやき
第16話 フェニックスの怪人 Part1
Date : Thursday 20th September 2007 13:48
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幸せのちから

Category : 映画・DVD・ビデオ(ジャンル別) > ヒューマン・ファミリー・ドラマ

幸せのちから [DVD]原題 THE PURSUIT OF HAPPYNESS
2006年 劇場公開
アメリカ制作
上映時間117分
監督 ガブリエレ・ムッチーノ
出演 ウィル・スミス/ジェイデン・クリストファー・サイア・スミス

お勧め度 ★3つ半

これって実話らしいです。何でも今もアメリカで成功を収めている人の話だとか。悪くない話です。サクセスストーリーだし、子供を抱え不遇を乗り越え成功を手にする。なんて日本人には大好きな話ですよね。私もこういう話好きです。なんですが、大絶賛でもないところが微妙です。

なんていいますか、日本人の私にとっては、こういうのってど根性ドラマだからこその泣きだったり共感だったりするんですが、この映画の主人公は、確かに成功を手にするまでは、家賃も滞納したりするほどの貧乏なわけです。だけど映画の中のでてくるエピソードが、あまり褒められたものではないんですよね。仕方ないとはいえ、タクシー代踏み倒したり、子供をつれて住居を求める列にならんだり、なんかあれってホームレスが食事を貰うので並んでいるような、そんな雰囲気がするんですよね。一応教会が家のない人のためにボランティアでやっているみたいなんですけど。自分だけならまだしも、小さい子供をつれてです。もちろん家賃払えなくて追い出されたわけですよ。なんたって子供と一緒にどっかの公衆トイレみたいなところで寝なくてはならなかったりするんですよ。

確かに追い込まれた生活ではあり、奇麗事いっている場合ではないのでしょう。それでも考えが浅はかではないかと思う場面が多々出てくるのです。道にいた赤の他人に、いきなりこの荷物を見ていてくれと預けて、結局盗まれてしまったり、自業自得ということがてんこもりです。

ハッピーエンドの話ですし、最後は成功を手にするのでめでたしめでたしなわけです。しかし美談とはほど遠いのは何故でしょうか。まぁ、最後までけなげな主人公のど根性美談だったら、それはそれで現実派甘くないんだよ!なんて映画見ながら毒舌言ったかもしれません。←天邪鬼な私ですので。

総合的には悪くない話です。私には泣けませんでしたが。ちなみにウィル・スミスと子供は本当の親子で競演しています。クリストファーは結構うまいですよ。今後も子役として映画の世界に身をおくのでしょうか。

【Story】
クリス・ガードナーは骨密度測定器のセールスマン。5歳になる息子クリストファーと妻の三人暮らしだったが、折からの不況で仕事は思うようにいかず、家賃の支払いもままならない。ついには妻に愛想を尽かされ去られ、家賃滞納で自宅からも立ち退きを命じられてしまう。クリスは一流証券会社の研修生となり、半年後にたった一人だけ採用となる正社員への道に最後の望みを託す。
Date : Saturday 15th September 2007 16:16
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11:14

Category : 映画・DVD・ビデオ(ジャンル別) > サスペンス・ミステリー・スリラー

11:14 [DVD]原題 11:14
2003年 劇場未公開
アメリカ・カナダ制作
上映時間86分
監督 グレッグ・マルクス
出演 ヒラリー・スワンク/パトリック・スウェイジ

お勧め度 ★4つ半

なかなか面白かったですね。これ未公開作品なんですって。惜しいですね。ストーリーは11:14に起こった事件を起点に、過去に戻りつつ、この時間に向かって進んでいくいくつものドラマといったらいでしょうか。そしてそのドラマが全部関連し合っていて、うまい具合に11:14にたどりつくといったらいいでしょう。

ことの発端は、飲酒をしつつ運転しているジャックは、突然車に衝撃をうけます。恐る恐る車を降りると、顔のつぶれた男が…。ジャックは男を跳ねてしまったと、そりゃあもううろたえます。そこでその死体をトランクにいれて隠そうとすると、そこを通りかかった女性に、鹿をはねたと勘違いされ警察に通報されてしまいます。

鹿を引いてしまったら、警察を呼ばないといけないんでしょうか?いえいえ鹿ではなく人間なんですが、そこで隠そうとすればするほどドツボに嵌り、警察にトランクの中の死体を発見されてしまうという最悪の事態に。素直に人を引いてしまったと最初から申告すれば過失致死ですが、死体を隠した時点で罪状は跳ね上がるわけです。

この交通事故が起点なわけで、これが起きるのが11:14です。そして警察が到着したときに、パトカーに乗っている二人の男女など、一見何の関係もないような人間が実はすべてこの11:14に起きた事件にかかわってきます。

それが実にたくみに描かれていて、最後まで飽きずに見ていることができます。最後まで見て、この11:14の事件が起こる要因の根本原因は誰だ?と考えるのも面白いです。

みんなちょっとずつ悪いんですよ。自分の犯した罪から逃れようとするがために、次々に悪いことが連鎖反応のように起きていくというのでしょうか。世の中の出来事ってそういう部分ってあったりしますよね。あの時こうしていればこうならなかったのにみたいな。ある意味『バタフライ・エフェクト』に共通する部分があるかと思います。といっても別に過去に戻って人生やり直したらという話ではありませんが。

サスペンス作品としてはとてもよくできている話と思いますので、ぜひレンタルしてみてください。お勧めします。

【Story】
11:14、ジャックは深夜国道を飲酒運転していた。突然車に衝撃を受け、おそるおそる車を降り確認すると、そこには顔が潰れた男性の死体があった。急いでトランクへ死体を隠したものの、丁度通りかかった女性によって警察へ通報されてしまう。
Date : Monday 10th September 2007 13:02
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ハンニバル・ライジング

Category : 映画・DVD・ビデオ(ジャンル別) > オカルト・ホラー

ハンニバル・ライジング スタンダード・エディション [DVD]原題 HANNIBAL RISING
2006年 劇場公開
アメリカ・イギリス・フランス制作
上映時間121分
映倫 R-15
監督 ピーター・ウェーバー
出演 ギャスパー・ウリエル/コン・リー

お勧め度 ★3つ

『羊たちの沈黙』『ハンニバル』『レッドドラゴン』と続けてみてきたものにとっては、レクター博士のルーツ物語である、この『ハンニバル・ライジング』は非常に楽しみな作品でした。だけどいたるところで賛否両論、それでも見なくてはと使命感に燃えて(?)鑑賞しました。

この映画ががっかりする理由というのが、今までのハンニバル・レクターという人間のキャラクターが、私を含めた鑑賞者の中に出来上がっているものと、この映画で描かれている彼の生い立ちや、それに伴うトラウマなどにより、あのような狂気のカニバリズムになってしまったというのが納得いかないんですよね。

だって幼少期の戦争での悲惨なトラウマが、彼を復讐に駆り立て、そして殺人鬼を作り上げてしまったなんて、あまりにも当たり前すぎて、何もレクター博士じゃなくてもよかったのではと思わせてしまったのが敗因の原因ではないでしょうか。 だってこの手の映画を多数見ている人にとっては、そんな理由というのは日常茶飯事のようにでてきますので、レクターお前もか?と思ってしまったんですね。

レクターという人間は、普通の感覚では想像もつかないような怪物であったように思うのです。なので彼には超人的な理由があって欲しいという願望があり、その期待を裏切ってほしくないという、超我侭な私の理由が存在します。まぁ世間一般では、レクターの幼少期のトラウマは、怪物を生み出すのに十分という見方もあり、私が異常なのかもしれませんが。

青年期の彼と、大人になってからの怪物の彼の間には、深ーい川が流れているように思います。きっかけがあれであり、復讐により殺人を犯しているうちに、彼のキャラクターが出来たというのが、あまりに飛び越えていて、その溝を説明してくれない限り、たぶんこの映画には納得いかない気がします。世の中には理解不能な殺人鬼が存在します。それらを作りだしたのが幼少期のトラウマという正統派のオチではなく、どうにも理解できない天性の持って生まれた何かを描いて欲しかったというのが、この映画を見ての感想でした。

かなーりレクターについて語ってしまいました。(笑)
羊たちの沈黙などを見てない方は、殺人鬼の出来るまでという普通の映画としては楽しめるかもしれませんね。

【Story】
1944年のリトアニア。戦争で両親を亡くしたハンニバルは、幼い妹ミーシャと2人で山小屋に隠れ住んでいた。ある日ドイツの逃亡兵達が山小屋を乗っ取り、妹ミーシャは彼らに殺されてしまう。その後成長したハンニバルは、パリの叔父のもとへと向かう。しかし叔父はこの世を去り、未亡人の日本人女性レディ・ムラサキが、ハンニバルを迎えた。
Date : Wednesday 5th September 2007 08:05
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バブルへGO!! タイムマシンはドラム式

Category : 映画・DVD・ビデオ(ジャンル別) > 日本映画

バブルへGO!! タイムマシンはドラム式 スタンダード・エディション [DVD]原題 バブルへGO!! タイムマシンはドラム式
2006年 劇場公開
日本制作
上映時間116分
監督 馬場康夫
出演 阿部寛/広末涼子

お勧め度 ★3つ

この映画はホイチョイプロの娯楽映画。娯楽映画だから私は腹もたたず、それに結構懐かしく楽しめました。時代は2007年だけど、タイムマシーンに乗って1990年のバブルの時代に行き、バブルの崩壊を防ぐという話し。見ていると確かにそうそう、皆あんなファッションしていたなんて思いました。太い眉毛に髪型はとさかをたてたようなスタイル。さらにボディコンの服装。  

現代の人間の役である広末涼子が1990年にいくと、今時の服装を指さされ「お前ジーンズがずり下がって、へそ出てるぞ」とか言われてしまうのです。その時代は携帯電話もなく、待ち合わせは駅のどこの前というのをちゃんと約束しないといけないので、「駅に着いたら連絡する」なんていうのは通用しないのです。今では携帯電話なんて当たり前の時代だけど、当時はポケベルだったんですよね。いっけんあの時代のバブルの恩恵を受けると、バブル悪くないじゃないって思ってしまうでしょうね。だって男たちはお金ばらまいてますから。その恩恵を受けない人には、何の意味も持たない時代です。

肝心のタイムマシーンは、見た目は洗濯機です。動かすには一応洗剤を入れてスイッチをいれないといけないみたいです。なので水着を着てその中に入ってます。さらに重量制限があるらしいので、デブの私は入れません。

という感じで、昔を懐かしむには楽しい映画です。その当時を知らなくても、へぇーこんな時代があったんだっていう事で単純に楽しめばいいかと思います。タイムマシンそのものが現代にはまだ発明できていないものなので、理屈こねる必要はないかなと。阿部ちゃんがまたまたいい味出していて、バブルの時代の彼と20年経った頃の彼とはだいぶ違っているのですが、基本的性格は変わらないというのがおかしいです。阿部ちゃん自身バブルの頃は、あんな感じでイケメンで女たちを口説いていたのでしょうでしょうか?ちょっと聞いてみたい気がします。

【Story】
2007年現在の日本。低迷が続く日本経済。そんな日本の危機を救うべく、財務省大臣官房経済政策課に勤める下川路功はある計画を進めていた。それは、1990年にタイムスリップしてバブル崩壊をくい止め、歴史を作り変えるという極秘プロジェクトだった。
Date : Tuesday 4th September 2007 11:54
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