サンドラ・ブロックinアマゾン

Category : 映画・DVD・ビデオ(ジャンル別) > サスペンス・ミステリー・スリラー

アマゾン原題 FIRE ON THE AMAZON
1993年 劇場未公開
アメリカ・ペルー制作
上映時間 80分
監督 ルイス・ロッサ
出演 サンドラ・ブロック/クレイグ・シェイファー

お勧め度 ★1つ半

サンドラ・ブロックが好きなので、TSUTAYAのサンドラ・ブロックのコーナーにある映画は制覇しようと思って借りたんだけど、かなーり微妙すぎた。それにパッケージには、サンドラの衝撃的なヌードのことがでかでかと書かれており、発禁ものがいよいよ公開みたいな取り扱い。

が、裸もそうだけど、別にたいしたことあらしまへんでぇ。←何故なまる?

テーマはかなり重い。環境破壊が進むアマゾンの自然に対して、さらに開発を進めることで、ますます破壊が進む。それを反対する人物がサンドラたちで、そのことを取材に来ていたアメリカ人ジャーナリストと、危険に見舞われるというような話。政治的な絡みもあるんだけど、なんだかあっさりと話は進み、うすーい作りになっている。悪徳警官なんて今や新鮮味もないので、ちっとも驚きもしないしね。

それにジャーナリストの名前すらもう忘れているんだけど、ジャーナリストというよりかは、カメラ持っていたるところでぱちぱち写真を撮って、君はパパラッチか?

ということで、宣伝に使われているようなエロティックを求めてもたいしたことないし、ストーリー的にもチープ。かなーり中途半端で眠気を誘う。サンドラが好きでないならやめた方が無難だが、ファンであっても結構きついかも。まっ、若いときはこんな感じだったという、懐かしのあの人は…という感覚で見るならいいのかもしれないけど。

【Story】
アマゾン流域の森林が相次ぐ開発で失われようとしていた。そんな中森林保護を訴えるリーダーのサントスが何者かに殺される。アメリカから着たジャーナリストは真相を調べるうちに、森林保護の団体のアリッサと知り合い、二人で真実を探るうち、命を狙われるようになる。
Date : Monday 30th April 2007 12:50
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ウェディング・プランナー

Category : 映画・DVD・ビデオ(ジャンル別) > ラブストーリー・ロマンス

ウェディング・プランナー原題 THE WEDDING PLANNER
2001年 劇場公開
アメリカ制作
上映時間 103分
監督 アダム・シャンクマン
出演 ジェニファー・ロペス/マシュー・マコノヒー

お勧め度 ★2つ半

またまたジェニファー・ロペスのラブコメ見てしまった。かなり中途半端なラブストーリーというのか、強引な展開で、終わりよければすべてよしにしちゃっているところが、これでいいのかー?

メアリー(ジェニファー・ロペス)はウエディングプランナー、かなり仕事ができるらしく、恋どころではない。そんな適齢期の娘を持つ親はどこも一緒で、早く嫁に行ってほしい。パパはおせっかいにも幼馴染のマッシモくっつけようとするんだよね。そんなある日スティーブ(マシュー・マコノヒー)が、車にはねられそうになったメアリーを助けるという、運命の出会いをするんだよね。

それが実は、自分の担当する近々結婚の決まったカップルの花婿だったということ。お互い惹かれあってるけど、さすがに花婿に手をつけたら駄目だろうって言う自制心が働くんだけど、でも…みたいなね。

でも私は幼馴染のマッシモの方がいいやつって思ってしまったんだけど。それでも人が恋する相手は理屈ではないというのか、どんなにいいやつでも恋できるかと言われるとYesといえないところが人間である所以だ。だってさマッシモったら、素敵なプロポーズするし、あいつなら幸せになれるだろうなぁと思うくらい愛してくれてるし。

そんなマッシモの気持ちに少しぐらりときて、結婚を受け入れるんだよね。スティーブとはどう頑張ってもうまくいかないってわかっているからね。スティーブもメアリーにひかれながらも、だからといって婚約破棄する勇気はないし。これってどっちの相手にも失礼な形よ。

ネタバレ→(でもかなーり強引なんだよね。スティーブは今更、結婚取りやめるとはなかなか言えないし、でもこんな気持ちで結婚していいのか?相手に悪いのではという思い。だが強引な展開が進み、なんと相手の女にいわせちまうのだ、あなたと結婚できないって。なんておいしい話なんだ。

だってこの女と結婚したくないなぁ、でも結婚式当日だし、今更やめるなんて言えないよなぁなんて葛藤が渦巻いていたら、実に話がうますぎる展開が待っていて、相手から破談の申し入れが。ありえねぇー。というか、「君が僕のこと愛しているなら今ここで結婚する、どうだ」なんて聞き方で、相手にノーと言わせるってどうなの?なんだよじゃあ女がYesって言ったら結婚しちゃうんだ?ってことだよ。

それにメアリーも、マッシモとの結婚を受け入れたのに、最後はやっぱり結婚できないって。それもやっぱり結婚式当日に。で結局メアリーとスティーブは、どっちもドタキャンしてハッピーエンドかよ。むりくりハッピーエンドだけどさ、お前ら自分勝手すぎないか?
)

なーんてエキサイトして書いてるけど、嫌いじゃないところが不思議なのよね。多分お互いの相手が、なんだかいい人なので、そのあたりで二人の身勝手さが緩和されたのかもしれないな。

そういやぁアメリカの結婚式って、公園とかでやったりするんだ。びっくりよ。公共の公園とか借りれるの?日本でもできるのかなぁ。ちょっとそのあたりが知りたい。

【Story】
メアリーは結婚式のプロデュースをするウェディング・プランナー。そんな時、社長令嬢フランの結婚式プロデュースをすることになる。ある日のこと、街で偶然助けられた小児科医のスティーブに恋してしまう。しかしスティーブはなんと、フランの婚約者だった。
Date : Sunday 29th April 2007 20:44
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スウェプト・アウェイ

Category : 映画・DVD・ビデオ(ジャンル別) > ラブストーリー・ロマンス

スウェプト・アウェイ原題 SWEPT AWAY
2002年公開
アメリカ制作
上映時間 89分
監督 ガイ・リッチー
出演 マドンナ/アドリアーノ・ジャンニーニ

お勧め度 ★2つ

これはラジー賞の映画らしい。監督はマドンナの旦那で、そのマドンナが主演。もともとは『流されて』という映画のリメイクらしい。だからなのか、私はけちょんけちょんに言われるほどつまらないとは思わなかった。もっとつまらない映画はたくさんあるからね。ただ映画評論の立場だと、ろくでもない作品なんだろうか。ただ面白かったかと聞かれると、微妙ではある。

マドンナ演じるアンバーは金持ちの傲慢な女。あんな女がそばにいたら、絶対にかかわり合いにはなりたくない。お金にものを言わせて、クルージングの船員にひどい意地悪をするのだ。ところがアンバーのわがままのせいで、ボートが遭難して無人島に流れ着いたふたり。すると立場は大逆転。

確かに船の上ではお客様であるアンバーの言いなりだったけれど、こと無人島となるとアンバーは単なる金持ちというだけでは何もできない。だって金があっても無人島では約に立たないからだ。自分で魚や食べ物をとって生きていかなくてはならない。漁師であるジュゼッペはその点、こういう逆境には強い。

今まで傲慢な対応をされていたジュゼッペはここぞとばかりアンバーをいじめるのだ。気持ちはわからないでもない。アンバーは謙虚さのかけらもない女だし、こんな危機的状況になっても、えらそうな態度をとり続けているからね。とは言うものの、ジュゼッペそれはやりすぎだろお前という部分がある。

蹴ったりぶったり、おいおいそれは暴力以外のなにものでもないだろうに。そこまでやったら、ジュゼッペもアンバーと同類と思ってしまった。だが類は友を呼ぶという映画なのか、男と女は二人しかいないからなのか、お互いひかれあってしまうという、実にお手軽な話の展開だ。

不思議なのは、無人島だというのに、掘っ立て小屋に毛布もあり、ロウソクまであるのだよ。それはどこから持ってきたんだよ。といいたくなるような、ボロそうで何もないように見せているけれど、綺麗な小屋なのだ。もちろんボロ小屋を綺麗にしたんだといういいわけもあろうが、ホントに無人島なのか?と疑いたいくらいだ。

海はすばらしく美しく、あの青い海を見ていると心洗われることは確かだが、あんなに反発していたのに、無理やり二人のラブストーリー的にしようとしているのがいただけない。というか嫌い嫌いも好きのうちっていう映画か?

ラストは二人どうなるかというのは映画を見てもらえればいいのだけど、ちょっと特殊で情熱的な夏休みの出来事でした。ちゃんちゃん。って感じかな。

マドンナはスリムであるけど、別段色っぽいと感じるほどでもない。男の人はああいう人のセミヌードに近い姿にひかれるのかはよくわかんないけど、マドンナのファンなら見てもいいかと思う。

DVDの特典でこの映画のメイキングがあるんだけど、アンバーとジュゼッペのラブシーンを撮っていると、監督でもありマドンナの夫であるガイ・リッチーがやきもちやいているのシーンがあって、おいおい公私混同だろうということしかりだ。この映画マドンナが主役ではなく、他の女優がやったらどんな風になったのだろうか。ちょっとそのあたりは興味がある。

【Story】
ギリシャからイタリアへ向かうクルーズ船。この船上でアメリカから来たお金持ちたちがバカンスを楽しんでいた。しかしアンバーだけはいつも不機嫌だった。船員の一人ジュゼッペ相手に怒りをぶちまける日々。そんなある日、アンバーは洞窟探検に出掛けた友人たちを追うため、ジュゼッペに無理矢理ボートを出させる。だがその途中ボートが故障して遭難してしまい、たどりついたのはの無人島だった。
Date : Saturday 28th April 2007 02:20
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恋人にしてはいけない男の愛し方

Category : 映画・DVD・ビデオ(ジャンル別) > ラブコメディ・ロマコメ

恋人にしてはいけない男の愛し方原題 GET OVER IT
2001年 劇場未公開
アメリカ制作
上映時間 86分
監督 トミー・オヘイヴァー
出演 キルステン・ダンスト/ベン・フォスター

お勧め度 ★2つ

キルステン・ダンストって、若いころはとてもかわいいという印象があって、大人になると美人というカテゴリーではないのだけど、なんか魅力的という不思議な人という印象があった。私は決して嫌いではないもんだから、おお、キルステンの映画かと思って手に取ったのがこれ。

恋人のアリソンにフラれたバーク(ベン・フォスター)は未練たらたらで、ふられても思い続ける日々。ところがアリソンは、さっさと次の男をゲットしていたのだ。しかもふたり揃って、ミュージカルに出演することになって、なんとかアリソンと寄りを戻したいとい思っているバークは、バスケ部なのに自分もそのミュージカルに参加しようと決意する。そんな決意だけで参加できてしまうのが学生の部活なのだ。なんたってバークはバスケの練習にも出て、さらに演技の練習にも出るというハードスケジュール。これも愛ゆえのこと?というか、諦めの悪いイジイジ男というだけか。

とはいうものの、いきなり歌って踊るミュージカルができるはずもなく、悩むバークにいろいろと手助けしてくれるのが、友達の妹のケリー(キルスティン・ダンスト)だった。実はケリーはバークのことが前から好きだったんだな。だけどバークはしぶとくアリソンのことを思い続けているという。はたから見ると、アリソンなんかいつまでも追いかけてないで、ケリーの方がよっぽどいいじゃんじゃんかって思うのだけど、人の気持ちはそううまく切り替えられず、かなーり諦めの悪いバーク。

あまりにも未練たらたらなので、なんかバークにイライラさせられてしまって、最後には勝手にしろとしらけてしまった。こういう映画はお約束の展開なのはわかりきっているのだけど、引っ張りすぎて、最後にはどうでもよくなってしまった。

だから最後にどっちを選んでも、ふーんお幸せにって投げやり気分になってしまうのが、ラブコメディとしては失敗のような気がする。やっぱりイジイジ君には、女としては感情移入できないし、応援してやろうって気持ちに欠けてしまうよなぁ。

これDVDスルーみたいだから、たいして期待はしていなかったから、そんなに腹は立たないけどね。キルステンが歌を歌ったりするので、歌手キルステンを見れる作品である。

【Story】
恋人アリソンに振られたバーク。アリソンには新恋人がすぐにできる。その彼と一緒に学校のミュージカルへ出演するという。これを聞いたバークはミュージカルの参加を決めるが、演技は下手でダンスも踊れない。そんな彼に救いの手を差し伸べたのは、友人の妹であるケリーだった。
Date : Thursday 26th April 2007 18:55
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トゥモロー・ワールド

Category : 映画・DVD・ビデオ(ジャンル別) > SF

トゥモロー・ワールド プレミアム・エディション原題 CHILDREN OF MEN
2006年 劇場公開
アメリカ制作
上映時間 109分
監督 アルフォンソ・キュアロン
出演 クライヴ・オーウェン/ジュリアン・ムーア

お勧め度 ★4つ

この前見た『アンビリーバブル』と比べると、この映画の近未来はありえそうで、とても重いものを感じた。2027年の世界の話。なんとこのころには世界中で子供が生まれなくなってしまっていたのだ。世界で一番若い人間が、18歳というとんでもない世の中になってしまっていたのだ。少子化が進んでいくと最後はこんなことになりそうだし、それにインフルエンザとかで子供が大量に死んで、こういう事態になってしまったらしい。

そんな世の中は荒れ果てていて、各地で戦闘は繰り返されていた。新しい生命が誕生しない今、殺しあえばいずれは人類滅亡だよ。でも人間という生き物は、どんな世界になっても殺し合いはやめられないもんなんだなぁ。子供のいない世界というのは、とても殺伐としていて、子供に託す希望の光が全くないということは、こんな世界になってしまうのだという恐怖をよく表している。

この子供のいない世界に、ただ一人妊娠している黒人の女の子がいて、この子をヒューマンプロジェクトという組織に渡すために、この子とおなかの子を守るがごとく、セオがひたすら戦うのだ。だけど人類にやっと18年ぶりに新しい命が誕生したのだから、世界を挙げて守らないのか?そのヒューマンプロジェクトという組織がどんなものなのかがよくわかんなかったのだよね。そこいらがちょっと感情移入の妨げになっている。

だけど銃撃戦とかはかなりすごいものがある。カメラに血吹雪が飛んでいるにもかかわらず、それをまわし続けているところなんか、本物の戦場でのシーンさながらの演出だし、かなりリアルだ。

ネタバレ→(ラストのそんな中、新しい命の声を聞いた戦士達が一瞬攻撃をやめるシーンがあるのだけど、この場面がこの映画のすべてを語っているのかなぁと思う。子供は偉大だ。命というものはすべてこのシーンで語っている。戦士やテロリストたちの赤ん坊を見る目が違うんだもん。それでもそれは一瞬の出来事で、また銃撃戦を繰り返す人間たち。愚かだ、愚か過ぎるが、それが現実なんだろう。

なんとかテオはキーとその赤ちゃんを守りぬき、ヒューマンプロジェクトに引き渡す船に二人を乗せたと思ったら、セオは死んじゃうんだよね。さっきの銃撃戦で打たれたのだった。悲しくてせつない話だった。
)

この映画はある意味SFというジャンルの戦争映画でもあり、人類への警告でもある。油断してみていたら、涙がどーっと出てきた。まさか泣くとは思っていなかったから自分でもびっくり。これから先への人類の絶望と、そしてわずかな期待を込めてこの映画は終わる。

【Story】
人類に最後の子供が誕生してから18年が経過した2027年。希望のない世界には暴力と無秩序が際限なく拡がっていた。イギリスの官僚セオは、元妻ジュリアンから、ある移民の少女を、ヒューマン・プロジェクトという組織に引き渡すために必要な通行証を手に入れてほしいと言われる。最初は拒否したものの、結局はジュリアンに協力するセオだった。
Date : Wednesday 25th April 2007 11:13
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メイド・イン・マンハッタン

Category : 映画・DVD・ビデオ(ジャンル別) > ラブストーリー・ロマンス

メイド・イン・マンハッタン原題 MAID IN MANHATTAN
2002年 劇場公開
アメリカ制作
上映時間 105分
監督 ウェイン・ワン
出演 ジェニファー・ロペス/レイフ・ファインズ

お勧め度 ★3つ

最近ラブコメをよく観る私。こんなメイドがいたら困るけど、こういったありえないシンデレラストーリーはあんがい許せる。というか、最近わかっちゃいるけど、こういうベタベタな話見ちゃうんだよね。たとえどんなにストーリーが破綻していようとどうしようと。

マリサ(ジェニファー・ロペス)は離婚して、一人で息子を育てている。仕事は一流ホテルのメイド。そんなある日、ホテルのスゥイートルームに宿泊中のキャロラインに、ブランドものの服を店に返すように頼まれる。ちょっとした出来心で、その服を返す前に着てしまったら、そこへ突然上院議員のクリス(レイフ・ファインズ)が現われる。マリサはいきがかり上メイドではなく、このホテルに宿泊している客を装うのだった。

だが嘘をひとつつくと、また嘘の上塗りをしなくてはならないのは世のつねで、クリスはなんでもエレベータで偶然出会った息子のタイと、犬の散歩に行きたいとい言うのだ。こうなったらやぶれかぶれで、そのブランドものの服を着たまま、自分も散歩に付き合うことになってしまったというわけ。

こんなメイドがいたら嫌だよね。自分の知らない間に服を勝手に来たり、この部屋に宿泊しているって風にされても困る。まっ、そこはラブストーリーなので目くじら立てないようにしていると、魅力的なマリサにころっとまいったクリスは、なんとか次のデートに誘おうとするのだけど…。

ありえない出会いなんだけど、クリスが結構優しい人で、彼の誘いならのりたなるような、嘘に嘘を重ねてもと思ってしまうのだな。だけどついた嘘がかなーり大それたものなので、つくろうのに四苦八苦。本当は貧乏人なわけで、綺麗なブランドものの服とか着れない身分なわけ。次にデートに誘われたとしても着ていく服がないよなぁ。

だけどマリサの周りの人たちがみんないい人たちなんだよね。なんとかクリスとのパーティに行かせてあげようと、ドレスを貸してくれたりするんだ。マリサは明るくて前向きな性格だから、きっとみんなに愛されているんだろうね。ジェニファー・ロペスって実生活ではそんなに評価高くないよね?なんか意地悪そうだとかって聞くけれど、役柄としてはとても魅力的で綺麗だし、彼女とデートできたら最高と思わせてくれる雰囲気は満載だ。

マリサの息子のタイもとてもいい子な上、クリスも議員とはいえそんなに野心家ということもなく、マリサを取り巻く人たちの、ほのぼのした温かい優しさが心に残る作品。こういった話が大好きな人は楽しめると思う。私も嫌いじゃないので、しばしシンデレララブストーリーに浸ることができた。

結局なんだかんだといって、私はこういう玉の輿ストーリーが好きというのを再認識した作品かもしれない。

【Story】
シングルマザーのマリサは、ホテルの客室係。ひとり息子タイを育てている。ある日職場に同伴したタイを洗濯室に預け、同僚とスイートルームの清掃をしていると、宿泊客のキャロラインから、ブランドものの服を店に返却するよう頼まれる。同僚にけしかけられたマリサは、その服をこっそり遊び心で試着していると、突然タイと共に何故か上院議員候補のクリスが現われる。
Date : Sunday 22nd April 2007 07:20
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新オーメン

Category : 映画・DVD・ビデオ(ジャンル別) > オカルト・ホラー

新オーメン【字幕版】原題 DEVIL'S CHILD
1997年 劇場未公開
アメリカ制作
上映時間 90分
監督 ボビー・ロス
出演 キム・デラニー/トーマス・ギブソン

お勧め度 ★1つ半

この新オーメンってリメイクのオーメンではなくて、オーメンに便乗した作品。1997年の作品だし。なので別にダミアンは出てこないよ。なんとも便乗した作品であっても、これはいただけない。というかこれだけかい?っていう終わり方なんだよね。

物語はニッキーが14歳の時に、屋根から落ちて瀕死の重傷を負うんだ。だけど奇跡的に助かり、それから大人になったニッキーはカメラマンとして生きていた。そんなある日病気の母親が亡くなり、母は臨終前に何か言いたげだったのだけど、それが何かわからず死んでしまう。そのあとからニッキーの周りでは不審な死が起こったりするんだけど、自分の家の前の家に住むアレックスといい仲になる。まぁ俗に言う運命的なめぐり合わせというのか。自分の命を救ってくれた彼なわけだ。

それにニッキーは子供の時の事故で、子供が産めない体になっていたのにもかかわらず、アレックスと付き合うようになってから、子供が奇跡的に授かるという。

ネタバレ→(結局アレックスが悪魔なんだけど、彼の子を妊娠するのよ。悪魔の目的はそれかよ。アレックスは妊娠できないと思っていたから、一瞬産むかか産まないか悩むんだけど、結局友人の薦めもあって、産むんだよね。オーメンでも身近な人が悪魔の手下だったという展開があるけれど、これも親友だと思っていた人間も悪魔と取引した人間で、ニッキーに悪魔の子供を産ませる手助けをしていたというわけ。

当然アレックスは自分の子だから悪魔の子として育てるつもりなのさ、でも息子を悪魔から守るためにニッキーは教会へいく。そして神父さまに洗礼を施してもらう。一応悪魔が阻止しようと教会が崩れそうになったりするんだけど。でも洗礼受けたらそれでおしまい。えっ、悪魔ってそんなもんで去っていくわけ?なんだよそれ。
)

まあその不審な死の連続は悪魔の仕業とニッキーはだんだんと理解していくんだけど、その原因はママにあったという。ママが昔に、瀕死のニッキーの命を助けてもらうために、悪魔と取引したみたいなんだよねぇ。それもかなり強引な展開なもんだから、ちょっと無理があるんでねぇーの?それも終わり方があっという間でさ、いよいよこれから悪魔との対決かーって思ったらおしまい。ええっー、悪魔弱ーいって思っちゃった。そんなんでいいのかぁ?

いくら便乗作品でももう少しなんとかならなかったものか。でもここまでくると他の便乗作品も全部見てみようかという気になっている私。次はオーメン18エンジェルとかいうのに挑戦しよう。

【Story】
ニッキーは、幼少の頃の事故が原因で子供を産めない体となっていた。ところが、ある日彼女は妊娠していることが発覚する。彼女は、事故の際に母が悪魔と取引していたことを思い出す。
Date : Monday 16th April 2007 21:04
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dot.ドット

Category : 映画・DVD・ビデオ(ジャンル別) > サスペンス・ミステリー・スリラー

dot.原題 THE QUIET
2005年 劇場未公開
アメリカ制作
上映時間 96分
監督 ジェイミー・バビット
出演 エリシャ・カスバート/カミーラ・ベル

お勧め度 ★2つ半

エロティックサスペンスというカテゴリーらしいのだけど、別にエロティックな場面はほとんどない。扱っている題材は結構重いのだけど、結局何がしたいのかよくわかんない話だった。96分だからよかったけど、ちょっと退屈しちゃうかも。

誰もがうらやむような家庭で育ったニーナ(エリシャ・カスバート)の家に、従妹のドット(カミーラ・ベル)が養子としてやってくる。ドットは聴覚障害者であり、最近たった一人の家族である父をなくし天蓋孤独になってしまったばかり。

ドットはいつも暗い顔をしていて、聴覚障害者であるからというのもあるけれど、誰ともかかわらない。いつも一人で食事をしているような子。そんなドットをニーナも最初は疎ましく思って意地悪したりするんだよね。そんなニーナの家庭は一見羨ましいような家庭なのだけど、内情はものすごいのだ。

こういった家庭はアメリカではたくさんあるのかもしれないが、私はごめんだ。そんな秘密を耳が聞こえないからとドットにそっと打ち明ける。つまり喋っても聞こえないだろうっていうことでね。これはニーナだけではなく、ニーナのお父さんもそうだし、同級生のコナーもそうだ。

自分の中に抱えている秘密って、ふとしたときに誰かに聞いてもらいたいって思うもので、そんなときにドットの存在があるって言うのは、都合がいいものなのかもしれない。

ネタバレ→(すごいよこの家庭。母は薬中でラりラリだし、父は我が娘と近親相姦。学校では人気者の男の子も、注意欠陥障害って病気持ちだったり。私がわかんないのは、結局ニーナが父親に乱暴されているのを助けようとしたドットは父を殺してしまう。それを母が殺したというふうになって警察に捕まるのは何故?母が罪をかぶったの?それとも薬中でラリっているからわけわかんなくなっていたのか?謎だ。誰か教えてほしい。)

そんなドットにも秘密がある。つまりみーんな秘密があるのよ。秘密の暴露の映画なのかと思うが、人の秘密を知って楽しいという印象がないのだな。というのも知られざる秘密とか、ええっーっていうような驚きの事実というよりも、そうなんだろうなってすぐにわかる秘密なので、意外性がない。でこの映画ドットの秘密が何であるか、それをいいたいがためのものなのか?

【Story】
はたから見ると幸せな家庭で、学校では人気者であるニーナの家に、耳の不自由なドットが養子としてやってきた。ドットがくることで、様々な秘密が暴かれはじめる。ある日のことドットは、ニーナが父親の殺害計画をひそかに計画していることを知ってしまい、なんとかニーナを引きとめようとするが。
Date : Sunday 15th April 2007 11:00
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ホステル

Category : 映画・DVD・ビデオ(ジャンル別) > オカルト・ホラー

ホステル コレクターズ・エディション 無修正版原題 HOSTEL
2005年 劇場公開
アメリカ制作
上映時間 93分
映倫 R-18
監督 イーライ・ロス
出演 ジェイ・ヘルナンデス/デレク・リチャードソン

お勧め度 ★2つ半

怖い映画だ。いや気味の悪さとかそういった怖さではなく、リアリティがありそうなのが怖い。世界のどこかにはこういった場所が存在しそうという怖さ。もしもそこに足を踏み入れたらと思うとね。なんでも監督はこういった拷問殺人クラブがタイに存在するというのを知って作ったらしいのよ。本当か嘘かわかんない拷問殺人クラブ。

私さこれ見ていると、バックパッカーって憧れる部分ってあるじゃない?現地の人と密になってなんていう。決しておのぼりさん旅行とは違った旅気分が味わえるというのか。でもこれ見ていたら、私おのぼりさんでもいいや。高級ホテルで安全にそして規則正しい旅行でいいやって思った。

前半は男たちにしたらウハウハなんだろうが、後半は怖いよー。チェコスロバキアという国がどんな国か知らないけど、チェコに行きたくないって思ってしまった。クレームこなかったのだろうか?

アメリカ人で大学生のジョッシュとパクストンは、アイルランドからきたオリーとともにヨーロッパの旅をしていた。3人は旅先でいい女を見つけること、旅の恥は掻き捨てみたいなところもあり、あわよくば現地の女とよろしくやろうという気満々。

そんなときにスロバキアにあるホステルに、快楽のホステルというのか、いい女がたくさんいてすぐに寝てくれる夢のようなホステルの場所を聞いて、下心満点で出かけていく。そして実際はその通りで、いい気分を味わっていたのが、天国から地獄に突き落とされるできごとが。

突然オリーがいなくなり、そしてジョッシュも。なんと二人は拷問殺人クラブにつれていかれ、数々の拷問が…。痛いよ、ものすごい拷問なので、これって確かにR-18だと思ったくらい過激。

アメリカ人はいい獲物なんだと。お金を払ったら、好きな拷問していたぶれるのがこのクラブ。その獲物はアメリカ人だと高い。怖いよ、実際にこういう拷問クラブがあるかもしれないって。パクストンは逃げられるのか否か?タランティーノが監修しているからかどうなのかわかんないが、日本人も出てくる。平和ボケした日本人は危険な国に行ってはいかん。そして拷問にも増して怖いのが、子供。金のためだったらしらっと人を殺す。世界にはこういう国があるのかもと思うとぞっとする。とはいっても実際のチェコという国がそうであるというわけではないが、日本から見ると東欧の国ってどんな国かよくわかんなかったりするから、そこがまたありそうで怖いのだ。

それにしても私こういう拷問ホラー駄目だ。ゾンビが一番駄目だけど、拷問も駄目だ。殺すならスパッと殺してくれ。

【Story】
バックパッカーをしながらヨーロッパを旅行しているアメリカ人のパクストンとジョッシュ。アイスランド人オリーも加わり羽目をはずす。オランダのアムステルダムに滞在中、アレックスという若者から、スロバキアのホステルに快楽をすべて提供するところがあると聞かされる。さっそくそこへ向かう3人だった。
Date : Saturday 14th April 2007 07:27
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ハードキャンディ

Category : 映画・DVD・ビデオ(ジャンル別) > サスペンス・ミステリー・スリラー

ハードキャンディ デラックス版原題 HARD CANDY
2005年 劇場公開
アメリカ制作
上映時間 103分
映倫 R-15
監督 デヴィッド・スレイド
出演 パトリック・ウィルソン/エレン・ペイジ

お勧め度 ★3つ半

なんというのかどちらともかかわりあいたくない人間の出ている映画だった。これってロリコンの人からみたら、すげー怖い話だと思うし、もしもこういった犯罪に巻き込まれた少女やその家族であったら、このくらい当然と思うのかもしれない。

出てくるのはほとんど二人だけど、それも密室劇。出会い系サイトで知り合った14歳の少女と待ち合わせた30歳のジェフ。たぶんいつもこうやって少女と会い時には性的関係を強要するようなことをしてきたのだろう。ところがこの少女のヘイリーはとんでもない女の子だったのだ。

なんとスクリュードライバーに薬を混ぜ、気がついたジェフは自分が椅子に縛られていることに気がつく。そしてヘイリーはジェフが小児性愛者であるという証拠を突き止めようとする。

なんとジェフに対して、身動き取れないようにして手術をするというのだ。つまり去勢をしてやるということだ。ジェフは半狂乱よ。だって突然14歳の少女に局部を切り取られようとするんだもん。とはいってもヘイリーの言うように、ロリコンでこうやって出会い系とかで少女を誘い関係を迫るというとんでもない面を持ったやつではある。

ヘイリーの目的は復讐なのか?関係はわからないが、ドナという少女が失踪した。それにかかわっているのがジェフであるのではという疑い。そしてジェフから自白を強要というプロセスに至る。それがあの拷問。それにしてもヘイリーは何者?ついで逃げ出せるチャンスを棒にふるジェフ。アホか?!

この映画観ていて楽しい事はない。どちらの方にも感情移入できないもどかしさがある上、後味がよろしくないもんだから、精神的にきついときはかなりのダメージがきそう。題材は悪くないと思うのだけど、この後味の悪さがマイナスポイントになっている。

ちなみにジェフ役のパトリック・ウィルソンは結構男前。まっ、人は見かけによらないということで、一見紳士風のイケメンが実はロリコンだったということか。

【Story】
14歳のヘイリーは少女が出会い系サイトで、32歳のジェフというカメラマンと知り合う。意気投合した二人は実際に会う約束をとりつける。自宅へ誘うジェフだったが…。
Date : Friday 13th April 2007 00:46
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