輪廻 リ・インカーネーション

Category : 映画・DVD・ビデオ(ジャンル別) > 韓国映画

輪廻 リ・インカーネーション原題 CIRCLE
2004年 劇場未公開
韓国制作
上映時間 110分
監督 パク・スンベ
出演 カン・スヨン/チョン・ウンイン

お勧め度 ★2つ

韓国ホラーは嫌いではない。どちらかというと好きな方なんだけど、これはあまり好みでなかったなぁ。

未練を残して死んだカップルが、この世で生まれ変わった時には、もう少し幸せなめぐり合いだったらいいのにと思ったけれど、これはホラーだから幸せなお膳立てはないのだった。というか、ホラーとしても微妙で、では悲恋の話としてみると、妙にグロイので、なんか中途半端なんだよね。

だって生まれ変わった男は、なんと女性を殺して体に絵を描いて、性器を切り取るという異常者に生まれ変わるのだ。なんでこんなことをするのかというと、これは前世の因縁というか、生まれ変わりだからこんな行動をするのだとか、裁判で真面目に争うのがよくわからない。

現代ではそのサイコなミョングの裁判の過程と、前世ではどんな二人であったのかというのが平行して描かれる。だけど前世の二人が惹かれあいながらも、運命に翻弄されてしまうというものだけど、なんとなく感情移入はしにくい。だって時代背景もあるとは思うが、男を誘う魔性の女とクソ真面目な画家の恋じゃあねぇ。

それに死んだときの姿がなんとも、なんでそんなことして死ぬのだ。失楽園もどきって、韓国でもあるんだねぇ。私には心中するなら、普通に死にたいよ。ああやって死ぬ人の気持ちが理解できないので、ますますひいてしまった。

またサイコ男を演じたチョン・ウンインがあまり好きでないのも、この映画に嵌れなかった理由かもしれない。

【Story】
女性連続猟奇殺人犯ミョングに対して、女性検事ヒョンジュは死刑を求刑するが、その後の精神鑑定で彼の過去が明らかになっていく。
Date : Sunday 4th March 2007 12:07
author : なん :: comments (0) :: trackbacks (0)

フォーエバー・フィーバー

Category : 映画・DVD・ビデオ(ジャンル別) > コメディ

フォーエバー・フィーバー原題 FOREVER FEVER
1998年 劇場公開
シンガポール制作
上映時間 95分
監督 グレン・ゴーイ
出演 エイドリアン・パン/マデリン・タン

お勧め度 ★4つ半

シンガポール映画史上最大のヒットを記録した映画らしい。これが面白いっていうから、ずーっと見たかったんだけど、ようやく見る事ができた。

なんていうか、70年代の雰囲気というか、今見るととってもダサい雰囲気が、なんともいえず笑いを誘うんだよね。『サタデーナイト・フィーバー』を模倣した作りなんだけど、トラボルタもどきが出てきたり、映画『フィーバー』(これも明らかにサタデーナイト・フィーバーという映画をもじっている)に嵌り、ダンス教室に通う主人公。これがまたダサダサなのだ。でも妙に魅力的。決してハンサムでなく、出てくる役者さんら、みーんなぶさいく。←失礼発言ごめんなさい。でもそれが妙に魅力的。

映画の中でも「スティンアライブ」の曲が流れてきて、異様に懐かしかった。あの曲好きだよ。という感じで、私のようなおばちゃんは懐かしさに浸る一方で、あのベタベタな作りに大笑い。くだらなさとおかしさが満載で、あれって狙って作っているのかな?

それにダンスとカンフーまで出てきて、こりゃあいったいどんな映画じゃっていうくらい盛りたくさんよ。

たぶんこれはみんな楽しめるかもしれないが、70年から80年代の時代を知っている人は懐かしさを覚えることもできる。これ見たあと、トラボルタの『サタデーナイト・フィーバー』を借りようかとか思ってしまった。あなたもぜひ、なんちゃってサタデーナイト・フィーバーをどうぞ。

この映画借りてきて見たあとに、テレビ東京で深夜にやっていたよ。

【Story】
ホックの楽しみはバイクに乗ること。ある夜ホックは映画「フィーバー」を観てすっかり取りつかれてしまった。ディスコ・ダンスに夢中になり、ダンスコンテストに出場することを決意する。そこで幼なじみのメイとダンス教室に通い始める。
Date : Saturday 3rd March 2007 00:54
author : なん :: comments (2) :: trackbacks (0)

マイアミバイス

Category : 映画・DVD・ビデオ(ジャンル別) > アクション・犯罪・バイオレンス

マイアミ・バイス原題 MIAMI VICE
2006年 劇場公開
アメリカ制作
上映時間 132分
監督 マイケル・マン
出演 コリン・ファレル/ジェイミー・フォックス

お勧め度 ★3つ

このマイアミバイスって、テレビシリーズものだったらしいのだけど、私は見たことがない。ただ潜入捜査の話と聞くと、わくわくしてしまうのだ。それにコリン・ファレルとジェイミー・フオックスなんて、豪華な俳優たちだし、かなーり期待して見てみた。

期待しすぎて失敗したといったらいいだろうか。マイアミの青い空、吹き抜ける風、なーんてものはあまりない。だってなぜか南米が舞台になっている。それにこれって男臭い話なのかと思っていたら、なぜかいたるところでベッドシーン。別にそんなに何度もしなくてもいいのでは?と首をかしげることしかり。

潜入捜査って潜入した先の敵にばれないようにうまくやるのが、ハラハラドキドキするんだけど、あんまりそういうのがなかったんだよね。それに二人のキャラがいまいちつかめずに、なにがなんだかといった感じで話は進む。それにだいたい相手に信用してもらえないって、明らかに潜入捜査は失敗だよな。

それに潜入なんて危ない仕事をしている割には、簡単に相手の女と恋をする。それも本気モードで。人間らしさをというのだろうが、そんなんじゃ仕事にならんだろうと文句をたれたい。

それにしてもコン・リーさんの細さといったら、折れそうなくらいスリムよ。羨ましい。←えっ、それだけ?

【Story】
マイアミ警察で働くソニー・クロケットとリカルド・タブス。ある日、FBIの極秘情報が麻薬密売グループに漏れてしまう。早速ふたりに情報の漏洩を突き止めるという任務が出される。そこで2人は麻薬のディーラーになりすまし、犯罪組織への接触を開始する。
Date : Friday 2nd March 2007 00:00
author : なん :: comments (0) :: trackbacks (0)

Re:DIAL リダイアル

Category : 映画・DVD・ビデオ(ジャンル別) > サスペンス・ミステリー・スリラー

Re:DIAL リダイアル原題 LONG DISTANCE
2005年 劇場公開
アメリカ制作
上映時間 93分
監督 マーカス・スターン
出演 モニカ・キーナ/アイバン・マーチン

お勧め度 ★2つ

この映画二つ前の記事の『NeXT』の二番煎じか。と思うくらいストーリーがよく似ている。ニコールは彼氏と別れて、イライラしていたところにもってきて、間違い電話をかけてしまう。ところが間違ってかけてしまった電話の相手からリダイヤルで電話がかかってくる。その相手が殺人鬼だった。なぜか執拗に電話をかけてくる殺人鬼。ストーカーか?

よく似ているでしょう?『NeXT』に。アルゼンチンとアメリカの違いじゃないか、主人公が男か女という違いじゃないかとつっこみたくなる。あの映画を見ていなかったら、そうは思わないけど、これももしかしてあのオチじゃなかろうな?と疑いの視線丸出しで見ている私。なんか最近この手の映画は、オチがすぐに読めるのでさらに失望感が大きくなるんだよね。

主演のモニカ・キーナは、はっきり言ってデブ。いや私もデブだから人の体型のことを非難はできないけど、なんていうのかむちむちした体型で、胸もでかくて、恐怖におののくか弱い女というイメージがわかないんだよね。だから恐怖感もあまりないというのだろうか。

それに密室劇というか、アパートにかかってくる電話というので、おしゃれな格好をするわけでもなく、ジャージのようなズボンに、なぜかいつもノーブラでTシャツみたいなのを着ている。

と人様の外見のことはそれくらいにして、『NeXT』よりかは、少しだけ見せ場はある。だけどやっぱりパクリ映画だよなーっていうのが感想。

【Story】
恋人と別れたばかりのニコールは、うっかり電話を間違えてかけてしまう。ところがつながったその電話の相手は連続殺人鬼だった。
Date : Thursday 1st March 2007 00:06
author : なん :: comments (0) :: trackbacks (0)

エイプリルの七面鳥

Category : 映画・DVD・ビデオ(ジャンル別) > ヒューマン・ファミリー・ドラマ

エイプリルの七面鳥原題 PIECES OF APRIL
2003年 劇場公開
アメリカ制作
上映時間 80分
監督 ピーター・ヘッジズ
出演 ケイティ・ホームズ/パトリシア・クラークソン

お勧め度 ★5つ

なかなかどうして、この映画よかったのよ。ちょっと地味に隅の方においてあったし、ケイティ・ホームズの映画かよっていうちょっと偏見に満ちた思いもあった。なんだけどこころ暖まるヒューマンドラマで、いい味出していた。なんたってケイティって、こんなに愛らしかったんだっていうほど、外見も全然違う。地味でもいい映画って結構あるんだねぇ。

話は単純、親子断絶に近い関係のエイプリルが、癌で余命いくばくもない母と和解しようと、家族を感謝祭の日に食事会に呼ぶ。七面鳥作りに四苦八苦するエイプリルと、エイプリルを取り巻くアパートの住人ら。そして家族たちのエイプリルに対する思い。そこいらが実にうまくかみあって、ラストは誰もが優しい気持ちになれる。

私はアメリカの感謝祭ってどんな意味があるのか知らなかったんだよね。それがこの映画で知ることができた。だからアメリカにとっては感謝祭って重要なお祭りなんだよね。ここいらアメリカとの文化の違いを勉強するにはもってこいだった。

そんな感謝祭の意味と、アパートの住人らのエピソードがうまくかみ合っているんだ。人種差別しまくりの黒人とか、英語は全くしゃべれないチャイニーズとか、そりゃあもういろんな人たちが出てくるんだ。かなり個性的。でもそんな人たちもエイプリルとかかわりながら、互いにうちとけ合っていく。エイプリルは今時の実にアウトローな女の子。それでも親に対する愛情とかそういうものはやっぱり共通のものがあるんだよね。

母親も自分の子供であるエイプリルを持て余していたりするんだけど、互いが互いの存在を認め合ったとき、七面鳥はこんがりと焼き上がり、幸せで優しい時間が流れはじめる。それにしても七面鳥を作るのにオーブンが壊れたり、なかなかうまくいかないのにはドキドキしたりしたよ。

小品ながら実にほろりとさせてくれる、お勧めの一本。

【Story】
感謝祭のニューヨークで、恋人ボビーと暮らすエイプリルは、癌で余命わずかな母のジョーイら家族と若いするために、感謝祭のディナーに招待する。さっそく七面鳥のローストを作ろうと奮闘するが。
Date : Wednesday 28th February 2007 06:01
author : なん :: comments (2) :: trackbacks (0)

NeXT

Category : 映画・DVD・ビデオ(ジャンル別) > オカルト・ホラー

NeXT原題 Interferencia
2005年 劇場未公開
アルゼンチン制作
上映時間 90分
監督 セルジオ・エスケナジ
出演 アンドレアス・バグ/ヴァージニア・ラスティグ

お勧め度 ★1つ半

たいして面白くはなかった。オチが読めちゃうし。まさかそういうオチじゃあないよなって心配しながら見ていたら、やっぱりそうだったかという展開。

アルゼンチンという国は言ったこともないし、どんな感じなのか知らないけど、この映画暗い。そりゃあオカルト・ホラーというジャンルだから、カラッと明るいというわけにはいかないだろうが、出ている役者さんも暗い。

妻に逃げられたマーティン。ある日電話が混戦?したのかどうなのか、女と男の会話が聞こえてくる。それによるとどうも女は売春婦。その電話を聞いていると、女の叫び声が聞こえてくる。そして次の日、ニュースでは売春婦が殺されたという事件をやっていた。マーティンは殺人犯は自分のアパートにいると恐怖を感じる。

この映画随分前に見たから、もう忘れている部分が多いのだけど、何で自分のアパートって思ったんだろうか?だって混戦していたとしても、どこの誰かはわかんないわけだよなぁ、その会話の中でアパートの名前とか言ったっけ?

一度見てもすぐに忘れる。それにしてもそんなに恐怖なら警察に言って、それなりの調査を依頼すればいいのに、一人でひたすら恐怖におののき、友人に話してはみても相手にされず。そりゃそうだよな。それにこの友人ら、女も男もいまいちの風貌。さらにこのストーリーとはほとんど関係ないんじゃないかと思われる告白まで。

ネタバレ→(この友人ゲイらしく、マーティンが好きだったと告白、それとこの話とたいして関係ないだろうが、というかゲイであろうがなかろうが、全く関係ないだろ!というつっこみが入る、結局この話妄想なのよ、マーティンの。というかそんな電話はマーティンの頭の中の話。ようは妻に逃げられ、精神を病んじゃったんじゃないかなぁ。ありがちもありがちよ。)

暇つぶしに見るには…。うーん、興味ある人はどうぞ見てちょうだい。ちなみにタイトルのeが小文字なのは何故なんだろうなぁ。どんな意味があるのか?知ってる人います?

【Story】
妻に逃げられ、アパートにひきこもっているマーティンは、ある日電話の混戦により売春婦の叫び声を傍受する。翌日それは殺人事件に発展した。
Date : Tuesday 27th February 2007 08:38
author : なん :: comments (0) :: trackbacks (0)

ファイナル・デッドコースター

Category : 映画・DVD・ビデオ(ジャンル別) > オカルト・ホラー

ファイナル・デッドコースター 通常版原題 FINAL DESTINATION 3
2006年 劇場公開
アメリカ制作
上映時間 93分
映倫 R-15
監督 ジェームズ・ウォン
出演 メアリー・エリザベス・ウィンステッド/ライアン・メリマン

お勧め度 ★3つ半

これって、第3弾の映画だったんだね。そうとは知らずこれを第1に見た私。結構楽しめた。そのあとでこのシリーズの第1弾と第2弾を見た。つまり『ファイナル・デスティネーション』と『デッドコースター』なんだけど、この2本をあとから見ても、やっぱりこのシリーズ面白い。

これは、『13日の金曜日』みたいに、ずーっとシリーズ化しそうな映画。だっていくらでも作れそうだもん。単純なホラー映画なので、私こういうの大好き。

ウェンディは友達とジェットコースターに乗ると、予知夢みたいなものを見る。このジェットコースターが故障してみんな転落して死んでしまうというもの。それでこのジェットコースターは事故を起こすと叫んでみても、みんなそんなこと信じない。多分私でも信じない。だけどウェンディを含む何人かはジェットコースターを降り、そして予言通りの大惨事事故がおきてしまう。

とここで、私はこのウェンディが次々に予言をしていくのかと勘違いした。ところがこの映画、いくら助かったとしても、死ぬ運命のものはやはり死ぬということだった。運良く事故を回避できた数人だったけど、そこで運がよかったねーで終わらないのがこの映画。

なんと事故を回避できたものは、順番に別の死に方により死んでしまうのだ。そこでウェンディらはどうしたら死を回避できるのか、予兆なども含めて四苦八苦。

それになんとか死を回避できそうになっても、油断は禁物といった状態で、そうきたかっていう死に方をしたりする。そう考えると、人間だから一度は絶対に死ぬわけで、死ぬ運命は遅かれ早かれなわけだけど、せっかく運良く助かったとしても、たいした期間生きられず、それも悲惨な事故死というのはあんまりだよねぇ。

そういわれると、予知能力があっても、いつかは死ぬのが人間様たる所以。

ネタバレ→(いろんな死に方があるけれど、今回のバージョンは日焼けマシーンで丸焦げに焼けどしてしまうシーンが印象に残った。さぞかし熱いよね。他の死に方は結構一瞬で即死だけど、あれはかわいそうだよ。暑さに苦しみながら丸こげって。)

【Story】
友達らと一緒にジェットコースターに乗るウェンディ。その瞬間、このジェットコースターの壮絶な事故の予知夢を見てしまう。パニックに陥ったウェンディと友達らは係員によって降ろされてしまう。ところがその直後、ジェットコースターは本当に事故を起こしてしまう。
Date : Monday 26th February 2007 07:49
author : なん :: comments (0) :: trackbacks (0)

ラッキーガール

Category : 映画・DVD・ビデオ(ジャンル別) > ラブコメディ・ロマコメ

ラッキー・ガール<特別編>原題 JUST MY LUCK
2006年 劇場未公開
アメリカ制作
上映時間 103分
監督 ドナルド・ペトリ
出演 リンジー・ローハン/クリス・パイン

お勧め度 ★3つ半

リンジーのラブコメディ。リンジーというと、フォーチュン・クッキーが大好きだったんだけど、あれから随分大人になったよねぇ。って当たり前か。昔はボーイッシュなイメージがあったのに、今やくねくね女になったよ。←なんじゃそれ。

アシュレー(リンジー・ローハン)は、ラッキーガールなんだ。何をやってもついてる人間っているけれど、反対に何をやっても裏目に出る人間もいる。そのついてない不運な人間はジェイク(クリス・パイン)。

冒頭のシーンで、どんなに雨が降っていても、アシュレーが出かけると、いい天気になってしまうシーン。私の場合雨女だから、アシュレーとは全く逆で、どんなに晴れていても、私が出かけると雨が降る。とすると私はジェイク同様不運な人間なのか。

ところが運命って紙一重っていうところがあって、ひょんなことから二人は仮装パーティでキスをすることになる。するとどうだろう、幸運が入れ替わってしまったのだ。つまりアシュレーは不運続きになってしまい、ジェイクはやることなすことすべてうまくいく。

幸運と不運が入れ替わると、不運の連続の面白さというか、アメリカの天中殺か大殺界かというほど、次々に不運に見舞われるので、だんだん気の毒になってくる。私も大殺界の時は、この映画のように不運の嵐に見舞われたものだ。

アシュレーはあまりの不運に、もう一度ジェイクとキスをすれば自分に幸運が戻ってくると思いジェイクを探すんだよね。なんたって出会ったのが仮装パーティだから仮面をつけていて、ジェイクの素顔がわからない。こいつだと思ってキスをしてみても全然別人で、なかなか本物のジェイクとはキスできない。それにしてもアメリカだから成り立つよね。だって人前でキスというのが普通ではない日本だったら、あんなにいとも簡単にキスしたら淫乱と思われること間違いない。

リンジーはキュートだし、彼女のファンなら万々歳な映画かと思う。もちろん予定調和な終わり方だし、プリティピンクシリーズだから、ハッピーエンドはお約束。ドタバタな騒動があり、結局ラブラブなラブコメディが大好きな人も楽しめるかと。カウチポテト(←かなり古い言葉)に最適な話かと。

【Story】アシュレーは、なにをやってもついている幸運の持ち主。一方ジェイクはやることなすことすべてが不運の連続。そんなアシュレーとジェイクが、仮装パーティーで出会い、お互い知らないもの同士キスをしてしまう。すると二人の運命は入れ替わり、アシュレーは不運の連続に。
Date : Sunday 25th February 2007 21:05
author : なん :: comments (0) :: trackbacks (0)

サイレントヒル

Category : 映画・DVD・ビデオ(ジャンル別) > オカルト・ホラー

サイレントヒル原題 SILENT HILL
2006年 劇場公開
アメリカ制作
上映時間 126分
映倫 PG-12
監督 クリストフ・ガンズ
出演 ラダ・ミッチェル/ショーン・ビーン

お勧め度 ★3つ

何でもこの映画は人気のゲームを映画化したものらしい。『バイオハザード』みたいなものなんだね。でも私はこのサイレントヒルのゲームをしたことがないので、そこのあたりは比べてどうのという感想はわからない。他の方の感想を読んでみると、やはりゲームを知っている人は、さらに楽しめるらしい。そのあたり残念だなぁ。

ローズの娘シャロンがおかしなことを口にするので調べてみると、娘の言う"サイレントヒル"という街が存在することをつきとめて、娘とそのゴーストタウンに行ってみることにした。そうしたら娘がその街で忽然といなくなり、ローズは娘を探すべく、サイレントヒルの街をあちこち歩きまわる。

そこでゲーム的な展開というか、妨害が入ったりしてなかなか娘のところにはたどりつけない。果たしてローズは娘に会えるのか否か。というのが簡単な内容。

映像美はすごいなぁと思う。最初は雪の降る街がサイレントヒルなのかと思ったら、あれは雪ではなく灰とのこと。それでも無彩色の色合いの中に、ハラハラと舞う灰の雪の美しいことといったら。色も音もほとんどなく、本当にこんな死んだような街が存在していたら恐怖。

ストーリーは簡単なようなんだけど、それでも見ている最中はわかりにくい部分もあって、いまいち話にのめりこめなかった。このあたりがゲームのよさを生かした話を映画化する難しさなのだろうか。それにローズがいろんなヒントをもとに、娘のローズの居場所を推理していくのだけど、そこがまたわかりにくい。私が頭悪いだけなのだろうか?

この映画って、たぶん娘を探すローズの恐怖があると思うんだよね。なんだかわからない建物に入ったら、何が出てくるかわからない。殺されるかも知れない。それと戦ってさらにその先に娘がいるかわかない。仮に娘がいたとして、この恐るべしサイレントヒルという街から抜け出せるのか否か?

だけどそれが後半、なんでこの町はこんなになってしまったのかというのがわかったあたりから拍子抜けしてくる。えっ?そんな理由だったの?って矛先がそっちに向いちゃう。

だからラストは不満。
ネタバレ→(仲間である女警官が火あぶりにされてしまったり、いい人で正義感強いキャラなのに、なんか可愛そう。ローズもやっといろんな戦いに打ち勝ち、夫のいる現実の世界に子供と戻れるかと思いきや、結局閉ざされたサイレントヒルの世界から、暖かい現実の世界には戻れない。

なんとも寂しい気持ちになってしまって、ラストくらいはハッピーエンドでもいいのにと思ったのは私だけだろうか。容赦ないし救いのないエンディングは、ある意味こういう映画では存在するけれど、あまりに寂しさが残り、私は好きでなかったなぁ。でもあの終わり方だから、パート2とかも作る予定があるのかな?そのあたりわかんないけど。
)

ホラーやオカルトというジャンルとしてみたら、火あぶりのシーンとかはかなり残酷だなぁとは思う。そういう意味でPG-12なんだろうけど。でも明快なオカルト映画とかにありがちの、首がポーンと飛んだり、やたら斧振り回したりというような、単純なグロさとはまた違うんだよね。陰湿でそして静かなグロさといったらいいのかな。このあたりは個人の好みが大きく分かれると思う。

たぶんゲーム経験者は満足できる一本で、ゲームを知らない人は、説明不足に対して不完全燃焼といった感じになりそうよ。私としては、怖いとか思うよりやるせない映画だった。

【Story】
ローズとクリストファーの夫婦には、9歳になる娘シャロンがいる。シャロンは時々サイレントヒルとつぶやく。ローズはやがてサイレントヒルという街が実在することを突き止める。ローズはシャロンとともにサイレントヒルに向かうが、そこで事故にあってしまう。気がつくとシャロンが忽然と消えていた。
Date : Saturday 24th February 2007 10:49
author : なん :: comments (0) :: trackbacks (0)

M:i-3 ミッション・インポッシブル3

Category : 映画・DVD・ビデオ(ジャンル別) > アクション・犯罪・バイオレンス

M:i-3 ミッション:インポッシブル3 スペシャル・コレクターズ・エディション原題 MISSION: IMPOSSIBLE III
2006年 劇場公開
アメリカ制作
上映時間 126分
監督 J・J・エイブラムス
出演 トム・クルーズ/フィリップ・シーモア・ホフマン

お勧め度 ★4つ

このシリーズは大好きで、パート1から見ているのだけど、やっぱり一番目が一番面白かったかなぁ。前作から恋人のような女性は花を添える意味でも出てきたけれど、今回はフィアンセが登場しちゃう。仕事と恋人の間で揺れるイーサン・ハント。うむー、やけに人間臭くなってしまった。

1が面白かったのは、潜入する緊迫感なんかがあったんだけど、今回はそういうのがいまいちなんだよね。なんか先読みできてしまうというのか。なんたって恋人がさらわれちゃうわけで、仕事か恋人の命かって、話は予想ついちゃうじゃない?スパイものってやっぱりハラハラ感が命よね。でもね、このシリーズは娯楽作品だから、たいていは楽しめることは間違いない。すごいアクションのてんこ盛りだし、迫力満点だし。

なんたってスピード命よ、あれま気がついたら上海かよ?っていうくらいすばやい移動。テレポーションかい?フィアンセも一般ピーブルとは思えないくらいのアクションだし、次々展開して息つく暇はない。

とくに映画の内容に意味をみいださなければとても楽しい作品かと思う。それになんだかんだといってトムはかっこいいわけだし、私としてはそんなに文句はないかな。たぶん次もみると思うよ。

でも妻役の人、あまりパッとしないと思ったのは私だけだろうか?

【Story】
スパイである、イーサン・ハントだったが、今は引退しして教官として後輩の育成に務めていた。ある日のこと、イーサンのもとにIMFよりミッションが届く。教え子であるリンジーが、ある組織に拘束されてしまった。そこでリンジーの救出に向かうイーサンだった。
Date : Monday 12th February 2007 18:58
author : なん :: comments (0) :: trackbacks (0)
INFORMATION
  • 映画・DVD・ビデオなどの感想を書いているブログです。
    好き嫌い書き放題で、ネタバレありです。未見の方はお気をつけ下さい。
  • Profile
  • E-mail←コメントなど書き込めない方はこちらから
  • ブログランキング参加中です。投票いただけると励みになります♪
  • FC2 Blog Ranking
  • にほんブログ村 映画ブログ 映画DVD・ビデオ鑑賞へ
  • 携帯サイトはこちら(携帯からコメント書き込めますが、何故か携帯で改行しながら文章を入力して送信すると、文章が吹っ飛ぶという不具合がありますので、携帯からコメントを書く場合、ずらずらと改行せずに書いて送信してください。最近のスマートフォンやフルブラウザだと問題ないかもしれません。)
  • 携帯サイト
SELECTED ENTRIES
CATEGORIES
RECENT COMMENTS
RECENT TRACKBACKS
ARCHIVES
RECOMMEND
OTHERS