ロイヤル・セブンティーン
Category : 映画・DVD・ビデオ(ジャンル別) > コメディ

2003年 劇場公開
アメリカ制作
上映時間 105分
監督 デニー・ゴードン
出演 アマンダ・バインズ/コリン・ファース
お勧め度

本当のパパに会いに行ってきます。ってあーた、まだ17歳の子供が突然アメリカからイギリスに行くってできないだろう。飛行機代はどーすんだよ、そんな突然思いついたって金はないだろう。
なーんてつっこんで始まったこの映画。だけど意外や意外、思いきり楽しめた。『プリティ・プリンセス』みたいなストーリー。アメリカの普通の17歳の女の子が、本当のパパはイギリスの貴族の一員ということで、パパに会いにロンドンまで行く。ぶっちょう面のコリン・ファースが堅物の父親役で、逆にアマンダ・バインズがいかにもアメリカンヤンキーみたいな雰囲気で、そのギャップがおもしろい。
ダフネは自由にのびのびと育ったアメリカンガール、服装もTシャツにジーンズ。でもそれがものすごく似合っている、逆に貴族のパーティに行くために、お嬢様スーツを着たダフネは恐ろしくババ臭い。自分らしくあるにはっていうテーマもあり、格式ばって冒険のできないヘンリーだったけど、ダフネと接するうちに、本来の自分を出すようになっていくんだ。
そんな自由奔放のダフネに意地悪するヘンリーの婚約者の娘。でもダフネに「シンデレラの意地悪姉さんみたいね」って反撃されてやんの。こういうのって、お約束のように意地悪な子が出てくるんだよね。でもダフネは負けない。
それにしてもダフネ役のアマンダ・バインズ。若いながらものすごくスタイル抜群。あんなにジーンズの似合う子もいないのではと思うくらい似合っていた。それにダフネの恋人のイアン(オリバー・ジェイムズ)はミュージシャンという設定だけど、ホント歌がうまいよ。顔もかわいいし、結構ころっときちゃうかも。←結局これかい
【Story】
17歳のダフネは、母リビーと2人暮らし。彼女はダフネが生まれる前に母と別れてしまった実の父親に会いたいと思っていた。そこで父のいるロンドンへ旅立った。そして政治家として活躍する父ヘンリーと念願の対面を果たすダフネだったが。