ダーリンは外国人

Category : 映画・DVD・ビデオ(ジャンル別) > 日本映画

ダーリンは外国人 [DVD]原題 ダーリンは外国人
2010年劇場公開
日本制作
上映時間 100分
監督 宇恵和昭
出演 井上真央/ジョナサン・シェア

お勧め度 ★1つ半

この映画は元は同題名の『ダーリンは外国人』というマンガの映画化である。これ本当の話で、原作者の夫が外国人。その国際的な違いから巻き起こる、文化の違いの笑いなどを取り混ぜた、とても面白いマンガです。

それの映画化なのでちょっとだけ期待してみました。ですがつまんない。というか、ものすごく悪いわけではないんですが、マンガが面白かっただけに、それと比べてしまっていう感じでしょうか。

かといってマンガ家志望の日本女性とアメリカ人の男性とのラブコメディにしちゃぁ、かなり物足りないです。
どうせなら、徹底的に日本とアメリカの文化の違いをコメディ超にして、これでもかという位笑わせてほしかったなぁと思ったりもします。

ストーリー的には2人が愛をはぐくみ、結婚という一つの目標に向かっていくのですが、そこに家族の反対などがあり…というありきたりな展開の、のんびりしたゆるい話です。ハイ。それだけ。平凡すぎて面白くない。


【Story】
漫画家志望ののさおりは、アメリカ人のトニーと出会い、交際がスタートする。同棲し結婚に向かい両親への紹介という段階で、父の反対にあってしまう…。
Date : Thursday 9th June 2011 09:05
author : なん :: comments (0) :: trackbacks (0)

最後に恋に勝つルール

Category : 映画・DVD・ビデオ(ジャンル別) > ラブコメディ・ロマコメ

最後に恋に勝つルール [DVD]原題 A LOT LIKE LOVE
2005年劇場未公開
アメリカ制作
上映時間 107分
監督 ナイジェル・コール
出演 アシュトン・カッチャー/アマンダ・ピート

お勧め度 ★2つ半

ここのところの映画は、何故かみんな早くしろよ。と突っ込みを入れたくなるような映画ばかりです。これは ロスからNYへ向う飛行機の中で出会ったオリバーとエミリーが、意気投合したにもかかわらず、そのままそれぞれの生活に戻る。しかし運命のいたずらか、何故かまた出会う、でもそれでおしまいでまた普通の生活に戻る。でもってまた出会う…。おいおい、いい加減いつになったらこれ終わるんだよというエンドレスループ。

そのうちそれぞれに恋人ができたり、結婚の話もちらほら。なのにである、なんとなく2人の心の中にはお互いの存在がある。友達?恋人?
それも年月としては7年とかの長ーい日々が経過するんですよね。それに2人が会うのも、一ヵ月後とかという短いスパンではなく、半年とか年単位で間が空くんだよね。それでも自然消滅するわけでもないので、ある意味運命的な2人なのかもしれないですが。

ただいい大人が、いい加減好きと言えよ。(怒)みたいな。イライラしちゃうんで、これがかなりのマイナスポイントです。

まぁお互いに分かり合える大切な存在ではあるのでしょうが、ここで告白したらその友情までもが壊れてしまう。だったらいっそのこと何も言わない方がいい。←この気持ちもわかります

しかーし、その思いを昇華して一生友人としてつきあっていくならばいいのですが、結局のところ男として女として好きなんですよ。相手が結婚するかもと思ったらうろたえちゃうんですよ。

いい意味で解釈するならば、2人の関係を身近なものにするためには、7年という歳月が必要だったと思う事にしましょう。

この映画、異性の友達とは見に行かないほうがいいかもね。微妙になりそうよ。(笑)

【Story】
ロスからニューヨークへ向かう飛行機で出会い、意気投合したオリバーとエミリー。しかし2人はニューヨークに着くと、次に会う約束もせず、そのまま別れてしまう。それでも2人は運命的に幾度となく再会することに。
Date : Wednesday 8th June 2011 09:31
author : なん :: comments (0) :: trackbacks (0)

サヨナライツカ

Category : 映画・DVD・ビデオ(ジャンル別) > 日本映画

サヨナライツカ [DVD]原題 サヨナライツカ
2009年劇場公開
韓国制作
上映時間 134分
映倫 R-15+
監督 イ・ジェハン
出演 中山美穂/西島秀俊/石田ゆり子

お勧め度 ★3つ

ミポリンの復帰作ということである。映画そのものはつっこみどころ満載で、こりゃあちょっと勘弁してくれという部分も多々あるのだけど、でもこの話は原作を読みたくなるかもと思います。

これあとから知ったけど、日本映画じゃなくて韓国作品なのね。出演者が全員日本人というだけで。監督が韓国人とは思いませんでした。

婚約者がいながら魔性の女ちっくな沓子に引かれ、お互いに逢瀬を重ねるわけです。このときからお互いにひかれて愛していたわけですが、まぁ豊は婚約者を捨ててまで沓子に走る事はしなかったわけですね。ある意味利口で計算した生き方ではあります。

そして時は経ち25年後…。
25年ずーっとお互いに忘れられない存在で、たまたま2人の出会ったバンコクで偶然にも再会してしまうのですよ。あのときにどうしても愛してるという言葉を言えなかった2人ですが。さすがに年とってますので静かな愛が流れ渡るのですけど。

私には25年も忘れられない人はいないけど、そんなに好きなら、25年前に愛してるって言えばいいのに。←それ言っちゃ身も蓋もない言い方だし、話が成り立たないけどさ。

これは幸いというか25年後に再会できて、お互いの気持ちをわかりあえる時間があったわけだけど、へたすりゃ25年の間に死んじゃうかもしれないわけです。それすごく嫌じゃないですか?だって設定的には、30歳前後くらいで出会って25年だよ。50代までずーっと好きなんだよ。それくらい好きで、25年後に我慢できなくなるなら、25年前にどうにかしようよ。

私にはあまり納得いかなかったです。だって25年間、豊の妻は別の女を心で愛した人と寄り添ってきたわけですよ。でもって夫は昔の女の元に行っちゃった…って。家族としては納得いかんですよ。ついで沓子もあれ以来ずーっと豊以外の人を愛することもなく、ひたすら自分の元を去っていった豊を愛し続けるのですよ。

でも豊の妻は肝のすわった人で、豊に沓子という愛する人がいることもわかっていて結婚、そして25年後沓子の元に行く豊をも送り出せる、ある意味すげーオンナではあります。

沓子も光子(妻)も、形は違えど豊を愛しているわけですが、それ見ていると、逆に豊よしっかりしろよお前!と言いたくなってくるんですよね。お前の優柔不断さが原因か?みたいな。

と文句たれてるけど、最後は不覚にも泣いちゃったけど。(笑)
まっ、なんだかんだとこき下ろしているのですが、25年も忘れられない人である存在になれたら、それはそれで幸せなのかもしれないですねぇ。

【Story】
バンコクの高級ホテルのスイートルームに暮らし、奔放に生きる沓子。ある日バンコクに赴任してきた若きエリートビジネスマンの豊と出会う。結婚を目前に控えていたが、謎めいた沓子の魅力に抗えず、2人は逢瀬をかわすようになる。
Date : Tuesday 7th June 2011 09:54
author : なん :: comments (2) :: trackbacks (0)

今度は愛妻家

Category : 映画・DVD・ビデオ(ジャンル別) > 日本映画

今度は愛妻家【通常版】[DVD]原題 今度は愛妻家
2010年劇場公開
日本制作
上映時間131分
監督 行定勲
出演 豊川悦司/薬師丸ひろ子/水川あさみ

お勧め度 ★3つ

いやいやどうしたんでしょう。この私が邦画続き。次も邦画の予定です。最近は洋画に1本位邦画を紛れ込ませて借りてます。

私は常々、自分の愛するものには口に出して愛していると言えと言っている。こっぱずかしいとか、言わなくてもわかるだろうというのが日本人だ。そういう私だって照れ屋なので、口に出すのは勇気がいるというのもよくわかる。しかしである。愛する人に伝える手段がなくなったら、どんなに言いたくても言えないのだ。絶対に後悔するだろう。

いや例えばだ。自分の好きな人間が、他の人間を好きだとしよう。自分がそこで好きだという事で、相手を苦しめてしまうというのなら、あえて口に出さない優しさ、それは理解できる。墓場までその気持ちを言わずにもって行けばいいのだ。

しかしである。お互いに愛しているのに言わない。夫婦だからいまさらだから言わない。それよくないと思うのだ。
と映画の話から大きくズレだ。すまない。(笑)

ろくでなしの亭主である、カメラマンの俊介は、妻のさくらは空気みたいなもん。あってもありがたみを感じていない。妻が旅行に行くというのをいい事に、女優志望の蘭子を家につれこんだり、そこを妻のさくらにみつかったり。カメラマンの仕事はたいしてしていない。そうぐうたらなやつなのだ。

結婚10年ともなるとそうなってしまうのか?こんな日常は永遠に繰り返される退屈な日々なのか。結婚って何なんだ?

これ号泣映画だと聞いていたんだけど、そうでもない。でも私の結論は、空気みたいなパートナーかもしれないけど、失ったら嫌でしょう?そう思うなら、今すぐ言おうよ「愛してる」

そういう映画だと思う。

【Story】
かつては売れっ子カメラマンだった北見俊介だが、今は写真も撮らない日々。一方の妻さくらは、旅行前にそんな夫に対し、子どもを作る気がないなら、別れて欲しいと告げる。その後旅行に行ったさくらはなかなか戻らず。
Date : Sunday 5th June 2011 14:12
author : なん :: comments (0) :: trackbacks (0)

告白

Category : 映画・DVD・ビデオ(ジャンル別) > 日本映画

告白 【DVD特別価格版】 [DVD]原題 告白
2010年劇場公開
日本制作
上映時間 106分
映倫 R-15+
監督 中島哲也
出演 松たか子/木村佳乃/岡田将生

お勧め度 ★4つ半

誰もがこの映画は衝撃的だと言ってました。ラストがそうきたかと思うと。邦画が好きな友達もそういいました。なのでさぞかし凄い映画なんだと期待満々。なんたってアカデミー賞の最優秀作品賞をとったくらいの作品ですからね。

えっ?想定範囲内のラストなんですけど。

と思ったのは私くらいなんでしょうか?あれありだよね?全然意外でもないし、刺激的でもないです。期待がでかすぎて、ちょっとがっくりきました。

とは言え、この作品は非常にうまいです。
自分の愛する子供を殺された母の気持ち。少年法という壁。それならば殺人者である少年を、自分と同じところにまで引き上げてやろうという復讐劇。とはいっても単に報復してやるというだけではなく、それは単なる建前的な部分だ。したくてしているわけでもなく、松たかこ演じる悠子は、子供を失うという引き裂かれるような気持ちを、少年に対して同じように味わわせるところまでせざるを得ないというのだろうか。決して彼女もまた心の開放はないのである。だからして、あの絞りだすような嗚咽シーン。どこまでいっても終わりのない思いをかかえ、そして生きていかねばならないのだ。

私は神のような人間ではないので、残酷なことをされたなら同じことをしてやってもいいのではと思う非情な部分ももちあわせている。はっきり言って今の日本では死刑廃止賛成ではない。死刑にかわる法がないから。しかし犯人が死刑になったらそれでおしまいなのだろうか?

きっとどこまでいっても楽になんかなれないだろう。それは犯人の死をもってしてもだ。悠子の復讐は的確だ。相手の少年らの急所をみごとに突いている。その展開に、きっと誰もが驚くのかもしれないと思った。

ラストのセリフ、あれに全てが凝縮されているといっていい。ゲームオーバーだ。
これは現代だからこそできた映画なのかもしれない。一昔前だったら、命の尊さを問う、熱血教師的な展開しか容認されなかったと思う。救いのなさを淡々と描写しているこれは、今だからこそなのであろう。
非常によくまとまっている、できた邦画であると思う。

【Story】
1年B組の担任の森口悠子は、告白を始める。一人娘の愛美がプールで死亡した事件は事故ではなく、このクラスの生徒であるAとBによる殺人だったと。そして少年法に守られた2人を自分自らの手で罰すると宣言する。
Date : Saturday 4th June 2011 20:07
author : なん :: comments (0) :: trackbacks (0)

アマルフィ 女神の報酬

Category : 映画・DVD・ビデオ(ジャンル別) > 日本映画

アマルフィ 女神の報酬 スタンダード・エディション [DVD]原題 アマルフィ 女神の報酬
2009年劇場公開
日本制作
上映時間125分
監督 西谷弘
出演 織田裕二/天海祐希/戸田恵梨香/佐藤浩市

お勧め度 ★3つ

悪くはない展開ではじまりました。そこそこ観れる話ではあります。織田裕二もこの主人公の外交官黒田という役を一応はこなしていると思われます。でも少々違和感を感じるのは私だけ?
クールで切れ者のキャラなんだけど、織田さんが演じるとむすっとしているだけというか、「何か気に触りました?怒ってる?」って聞きたくなるというのでしょうか。

イタリアのローマで、外務大臣の会合が行われるため、外交官の黒田康作が日本大使館に着任する。そこへ観光に来ていた矢上紗江子の娘のまどか迷子になる。実はそれは誘拐事件だった。邦人の誘拐事件という事で、黒田もかかわることになるのだけど、このあたりは比較的引き込まれつつ観れたんですよね。それが何のために一般の観光客の子供を誘拐しなくちゃいかんの?みたいな疑問からつながる動機がねぇ。大風呂敷広げて、そんなもんなんだ。それにしちゃあ、あんな程度の犯行じゃあねぇって感じなんですよ。ラストなんて、それでおしまいかよと思ってしまいました。

ネタバレ→(テロの被害者が犠牲になった妻の無念を晴らすため。外務大臣は知っていて事件をもみ消した。許せん。でもって外務大臣に真実を告白させてから殺そうと大計画を練るんだけど、結局殺せないまま諦める。)

黒田という外交官は切れ者なんだというのはわかりますが、あのような人がいたらさぞかしたいへんでしょうなぁ。イタリアの警察がぼんくらに見えてきちゃいますし。
ついでに自分の会社に、黒田さんがいたらやりにくいよねぇ。あの人人間関係築くの大変そうだもん。←えっ?

ひとえに映画でなくてもよくない?みたいな感じを受けたのは私だけでしょうか?
イタリアは綺麗な町で、一度行って見たいなぁとは思うのだけど、だからといってイタリアの観光地の映画っていう雰囲気でもなく、さらにあのとってつけたようなサラ・ブライトマン登場は何なんでしょうか?
イタリアの景色に流れる、あの美しい歌声はすばらしいとは思うのですけど、この映画と何の関係が?むりやりこじつけた感があるような。

ボロクソに書いているようですけど、ひどすぎるとは思いません。まあまあです。←とうていそう思えない感想文

【Story】
イタリアで外交官の黒田康作が大使館に派遣された。だが一人の観光客、矢上紗江子の娘まどかが失踪する。邦人の誘拐事件ということで、外交官の黒田は通訳担当となる。犯人からの電話に出る黒田。とっさに誘拐された子供の父親と名乗ってしまう。そこから事件に巻き込まれていくことになる。
Date : Monday 16th May 2011 21:58
author : なん :: comments (0) :: trackbacks (0)

悪人

Category : 映画・DVD・ビデオ(ジャンル別) > 日本映画

悪人 スタンダード・エディション [DVD]原題 悪人
2010年劇場公開
日本制作
上映時間139分
映倫 PG-12
監督 李相日
出演 妻夫木聡/深津絵里/岡田将生

お勧め度 ★5つ

私は邦画って苦手だったりします。ですがこれは文句なしの5つ★です。これほど心の奥深くに切り込んでくる作品はないです。私の中では最高傑作です。

地方の閉塞感という鬱々とした中で生活する裕一と光代。そんな田舎から飛び出した佳乃。でも3人の心の中は満たされない思いでいっぱいだ。母に捨てられ祖父母に育てられた裕一は、肉体労働と祖父の介護に明け暮れる毎日。光代は紳士服の店で、働くだけの毎日。恋人がいて毎日楽しそうな妹とは裏腹に。佳乃は都会に出て保険外交員をしているが、ナンパされた大学生の増田を恋人だと友達に嘘を言いつくろう毎日。見栄を張るしか自分の存在をアピールすべを知らない。ぼんぼんである増尾は、何でも手に入れたような錯覚で、人を傷つけ乱暴に扱うことしか知らない。

このような心の渇望感を満たすために、出会い系サイトで知り合う主人公ら。「誰かに出会いたかった」その一言につきる。今のこの息の詰まるような日常から抜け出せるためには、そこから出してくれる誰かに出会いたかった。

何も裕一や光代ばかりではない。佳乃も都会に出てはいるものの、いつも心に満たされない思いを抱えている。それは都会という享楽の場に存在していてもだ。そんな中出合った裕一と光代。2人はその心の隙間を埋めるように求め合う。そして裕一の告白。ここから2人の逃避行がはじまる。

これは誰もが感じる孤独感だ。私だって一人暮らしをする前は、親元での生活にうんざりしていた。早く都心で一人暮らしをするんだって思っていた。光代が「国道沿いから一度も離れたことがない」と言う。その求めても求めても、そこから離れることのない生活への絶望感。でも佳乃のように、都会に出てもなんら変わりはないのだ。今までの欲求不満を解消するために、派手に遊んだとしてもそれも満たされない。

主人公らの孤独感や疎外感、このまま一生こうなのかという絶望感と息苦しさ。そこから出たいともがくのに出れない、息のつまるような毎日。それらが共鳴した2人。そして悪とされるものの、真の悪とは?みたいなひりひりとした感覚が、私にとっては非常に揺さぶられるものがありました。

不器用な生き方しかできない裕一の愛。殺人を犯した裕一の悪と、法的にはとがめられない増尾の悪。そして老人らを騙す悪徳商法の悪。加害者の家族をつるし上げるマスコミの悪。

沢山の悪と善との狭間に、胸を締め付けられる思いがする。非常に考えさせられる作品でした。裕一の最後の決断に号泣したのはこの私です。被害者の父の搾り出すような言葉「あんた、大切な人はおるとね」の言葉に、胸をズドンと打ち抜かれたのも私です。そして原作を買い、一気に読みふけり。そしてまた泣いたのも私です。

多くの人に見てもらいたい映画です。この中の主人公に心合わせる部分を少しでも持っている 人は、共鳴できる作品だと思います。
邦画も悪くないじゃん。

【Story】
長崎の漁村で母に捨てられ、祖父母に育てられた清水祐一。土木作業員をし、祖父母を面倒見るだけの毎日。そんなある日、出会い系サイトで知り合った石橋佳乃を殺害してしまった。ところが捜査線上にには裕福な家庭の大学生、増尾圭吾が浮上してきた。そんなある日、祐一のもとに、一通のメールが届く。かつて出会い系サイトを通じてメールのやり取りをしたことのある馬込光代からのものだった。やがて2人は直接会うことになる。
Date : Sunday 15th May 2011 09:44
author : なん :: comments (0) :: trackbacks (0)

ザ・クリーナー 消された殺人

Category : 映画・DVD・ビデオ(ジャンル別) > サスペンス・ミステリー・スリラー

ザ・クリーナー 消された殺人 [DVD]原題 CLEANER
2007年劇場公開
アメリカ制作
上映時間90分
映倫 PG-12
監督 レニー・ハーリン
出演 サミュエル・L・ジャクソン/エド・ハリス

お勧め度 ★2つ

掃除っていってもいろんなお掃除がありますね。部屋の掃除とはわけが違う。殺人現場の掃除をする仕事。結構きついでしょうね。でもそういう仕事がないと世の中成り立たない。

これ導入部分は実に期待させる展開なんですよ。殺人事件の現場の掃除に行き、次の日に持って帰ってしまったその家の鍵を返しに行くと、その家の住人はそんな依頼をしてないというようなそぶり。いったいどういう事?さらにその家の旦那は失踪という、もしかして俺、容疑者?みたいな、巻き込まれた殺人事件?という展開です。
いやー、この時点でわくわくしちゃいましたよ。

さらに警察官の汚職収賄事件などもからめた、実に濃厚な話かと思いきや、最後に肩透かしを食らうのがこの映画のおちです。えっ?そんだけ?動機ってそんなことなんだ?みたいな。

ネタバレ→(単純に動機は痴情のもつれ?不倫かよみたいな)

別の意味での大どんでん返しです。(笑)

ということで、サミュエル・L・ジャクソンも出ているし、さぞかし面白いだろうと期待するとあてが外れます。

【Story】
元警官のトムは、犯罪や事故が起きた現場での清掃業務に従事していた。ある日、殺人現場の清掃を請負ったトムは、依頼先である無人の大邸宅で清掃を行う。ところが翌日、返し忘れた鍵を持って再び邸宅を訪れたトムは、出迎えた女性アンが、清掃のことはおろか殺人のことすらも知らずにいることを知る。
Date : Friday 8th April 2011 21:44
author : なん :: comments (0) :: trackbacks (0)

PS.アイラブユー

Category : 映画・DVD・ビデオ(ジャンル別) > ラブストーリー・ロマンス

P.S.アイラヴユー プレミアム・エディション [DVD]原題 P.S. I LOVE YOU
2007年劇場公開
アメリカ制作
上映時間 126分
監督 リチャード・ラグラヴェネーズ
出演 ヒラリー・スワンク/ジェラルド・バトラー

お勧め度 ★4つ

これも原作はベストセラーだった本のようです。
私はこの手のお涙頂戴ドラマが好きだったりします。わかっちゃいるけど泣かされる。そしてありがちだと思いつつも絶賛するみたいな。

最愛の人との別れ。それも死をもってというのは、はかりしれない位辛いものだと思います。私も人並みに年齢を重ねているので、親の死や友人の死に直面した事もあり、この世の中から愛するものがいなくなる痛みというのはよくわかります。

この映画は最初から激重なのかと思ったらところがどうして、コメディなのかというような前半です。夫が脳腫瘍で亡くなるという話はほとんどさらりとしか描いてません。何で死んじゃったんだろう?と思ったら、葬式の場面で脳腫瘍でって言っているのを耳にして、そうなんだとわかるといった程度です。葬式のシーンもお笑いを取り混ぜています。なのでこれはコメディなのか?と思っても不思議ではない導入なんですね。

夫が亡くなり失意の日々を送っているホリーですが、あるとき家族がホリーの家に来て、亡き夫から預かったというテープを渡します。それを聞くと、明日から手紙が届くから、それに従うようにという夫からのメッセージでした。

ここからがホリーの再生へのスタートがはじまります。愛する妻を置いて旅立たなくてはいけない夫。そして残された妻。その2人の交流が手紙なんですね。夫がなくなった今、彼からの唯一の愛情表現を感じられるのがこの手紙です。

いつまでこの手紙が続くのか、その手紙を心の支えに日々生きていく。でも手紙が届くと幸せだけど、届くたびに夫はもういないという現実に打ちひしがれる。人はいつかは受け入れなければいけない現実があるのだけど、その一歩がなかなか踏み出せなかったりするものです。

この映画を見ていると、愛する人との今という時間を大切にして生きていかなくてはという気持ちにさせられます。いつなんどきその愛する人との別れが来るかもしれないのですから。

ジェラルド・バトラーは反則ですね。あの人の優しい目にみつめられたら、ノックアウトです。優しいそしてコミカルな夫を実に上手く演じています。それだけで満足してしまいました。

アイルランドの美しい風景も圧巻です。タイトルだけでもどんな話か想像ついちゃいますけど、それでも見終わっていい意味での余韻が感じられる映画でした。見てよかったです。

【Story】
ホリーは夫ジェリーと幸せに暮らしていた。だがある日突然、ジェリーは脳腫瘍でこの世を去ってしまう。それから3週間、ホリーは悲しみのあまり引きこもり状態になってしまう。そんなホリーの30歳の誕生日に、家族や親友たちから、ケーキとテープレコーダーが入った贈り物が届く。何とその差出人は、今は亡きジェリーだった。
Date : Sunday 27th March 2011 17:49
author : なん :: comments (0) :: trackbacks (0)

食べて、祈って、恋をして

Category : 映画・DVD・ビデオ(ジャンル別) > ヒューマン・ファミリー・ドラマ

食べて、祈って、恋をして ダブル・フィーチャーズ・エディション [DVD]原題 EAT PRAY LOVE
2010年劇場公開
アメリカ制作
上映時間140分
監督 ライアン・マーフィー
出演 ジュリア・ロバーツ/ハビエル・バルデム

お勧め度 ★1つ

ジュリア・ロバーツの作品が結構好きなので、これを手にとってみたのだけど、長いし眠いしで、これ見ながら何度も爆睡しちゃって、またリピートして見て、でもまた寝ちゃってっていうのを3回くらい繰り返した作品でした。はっきり言って苦痛でした。

これって本当に女性にうけた作品なんでしょうか?私は一応性別は女ですけど、これいただけない作品なんですけど。私が女ではなく男性に近い頭の持ち主なんでしょうか?

隣の芝生は青い。それにつきます。確かに人間はどんなに恵まれた環境でも、これでいいのか?この満たされない思いは何なのか?ってなことで、自分とは何?ということに直面したりするわけですよ。貧乏人であろうと金持ちであろうと。

ですがこの主人公のリズには全くもって感情移入できませんでしたね。ふざけんなよお前という感情はわきましたが。なのでたいくつでたいくつで。

自分探しのために、簡単に夫と離婚。それもありかもしれませんが、そのあとイタリアとインドとバリに行っちゃうわけです。まずそんな金があるなら自分探しなんて偉そうな理屈をこねずに、旅行行ってきまーすだけでいいだろうがと思っちゃいました。でもって彼女はあの旅行で何かみつけたのでしょうか?自分と向き合い、そして何を得たのでしょうか?旅行中もとりたてて大変な思いをするわけでもなく、過酷な道中でもなく、美味い物沢山食べて、いい男みつけて。それNYにいてもできるんじゃあねぇ?って、かなりのやっかみです。←これ自分でも自覚してます

なので全くもって面白くない作品でした。でもこれ多くの人が言ってますけど、旅行映画としてみれば花まるです。イタリアの美しい風景に、美味しそうなパスタの数々、スピリチュアルな雰囲気満載のインドに原色の艶やかなバリ島を自転車で走るシーン。どれも旅行に行きたくなります。そういう意味では観光映画としては大成功しています。

ああいう甘ったれた女の自分探しの映画としてみると、腹立つので精神衛生上よくありません。原作は知りませんけど、ベストセラーなんですって?映画とはまた違うのでしょうか?

私はこういう贅沢な悩みを振りかざす映画は好きではありせん。だってどう考えてもリズはあんなんで自立できたんでしょうか?結局また一緒でしょうあなたはと思います。←きっぱり。

【Story】
ニューヨークでジャーナリストとして成功を収めるリズ。結婚生活も仕事も安泰。しかし心のどこかに満たされない思いが溢れていた。そんなある日離婚を決意し、仕事も男も全てリセットするために、イタリアとインドそしてバリに行くことを決意する。
Date : Tuesday 22nd March 2011 08:08
author : なん :: comments (0) :: trackbacks (0)
INFORMATION
  • 映画・DVD・ビデオなどの感想を書いているブログです。
    好き嫌い書き放題で、ネタバレありです。未見の方はお気をつけ下さい。
  • Profile
  • E-mail←コメントなど書き込めない方はこちらから
  • ブログランキング参加中です。投票いただけると励みになります♪
  • FC2 Blog Ranking
  • にほんブログ村 映画ブログ 映画DVD・ビデオ鑑賞へ
  • 携帯サイトはこちら(携帯からコメント書き込めますが、何故か携帯で改行しながら文章を入力して送信すると、文章が吹っ飛ぶという不具合がありますので、携帯からコメントを書く場合、ずらずらと改行せずに書いて送信してください。最近のスマートフォンやフルブラウザだと問題ないかもしれません。)
  • 携帯サイト
SELECTED ENTRIES
CATEGORIES
RECENT COMMENTS
RECENT TRACKBACKS
ARCHIVES
RECOMMEND
OTHERS